2024年12月26日

自分のホテルが火事

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もうすぐSSブログサービスが終了するということなので、私の一生の中で最も身の危険を感じた経験の記事を再掲載させていただきました。夜中にパキスタンの首都イスラマバードで泊っているホテルで私の部屋と同じ階で火事が発生したのです。
 2009年10月09日 掲載
 2024年12月26日 再掲載 閲覧数:4,000 nice!:201 CMT :117
 2024年12月27日 再掲載    :4,145 nice!:234 CMT :124
パキスタンのイスラマバードに来て最大の事件がこれです。私にとって海外経験で最大の危機だったかも知れません。
ホテルの部屋で寝ている時に、煙たいのに気がつきました。目を開けると天井が霞んでいました。もしかしたら火事と直感! 時間は午後11時(日本時間 午前3時)ごろで、すぐに廊下を確認すると、ものすごい煙なので火事と判りました。有毒ガスのような煙がすごすぎる上に、熱すぎて廊下からは逃げられる状態ではありませんでした。いざとなったら窓から逃げる覚悟で部屋に戻りました。 しかし一番危険な煙が相当に部屋に入ってきたので、身の危険を感じて部屋にもいられないために、ついに窓の外の小さなスペース(人が行く場所ではないけれど以降はベランダと呼びます。)への窓をこじ開けて窓を乗り越えて避難しました。開けるときに煙で見えないので窓の取っ手を無理やり壊して開けました。火事がおさまってから冷静に見ると壊さなくても開けられる構造でした。
私は4階のRoom No.411 でベランダから見ると火事は同じ4階でした。上の写真はベランダから撮った写真です。良く見ると飛び降りなくてもコンクリートの格子をつたって降りれる構造でした。この状態になって、とりあえず火事が大きくなっても逃げられると感じて、初めて冷静になれました。それで息を止めて部屋に入ってカメラを取ってきてベランダに再度避難しました。

火もかなり出ていました。このときは消防自動車はまだ来ていませんでしたが15分位してから放水が開始されなんとか沈火することが出来ました。それから30分くらい経ってからすごい数の消防自動車が来ましたが、おそらく出火から一時間以上経っていました。火が消えてから初めて非難誘導で一階に降りたわけです。


避難した時に状況をお客さんの一人が以下のように話してくれました。
火事はRoom No. 404だったそうです。 隣の部屋Room No.402に日本人の新婚さんが泊まっており窓から飛び降り(つたって降りる時に落ちたのか動転して飛び降りてしまったのか)て女性が怪我をしたと話してくれました。
これが事実であれば日本人が怪我をしたことから日本でもニュースになるかもしれません。ネットで調べたけれどまったくありませんでした。 
2時間経ってから部屋に戻してもらいましたがススだらけでした。紙を置いていた部分は真っ白なのですごい煤だこと判ってもらえると思います。
とても寝れる状況でないので別の部屋へ変更してもらいました。


ホテル名はPearl Continental Hotel Rawalpindi Pakistanです。防火設備(スプリンクラーや火災報知機)を強化することを期待します。→ポチッ

火事のときの地上です。こちらを見ている人も沢山いました。


4階の人はやっと鎮火してから避難誘導されて1階に下りました。1階は避難した人たちや外から帰ってきた人たちでいっぱいでした。やっと別の部屋は入れたのは3時過ぎでした。一旦自分の部屋に戻って荷物をまとめて別の階の部屋に移動しました。


火事になる前に撮ってあった部屋の写真を紹介いたします。火事のあとは白い部分は全て真黒になったことを想像してください。
posted by SORI at 23:59| Comment(133) | TrackBack(1) | パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月25日

トラックもド派手 トラクターも!!



もうすぐSSブログサービスが終了するということなので、15年前のちょっと珍しい場所(パキスタン)の記事を再掲載させていただきました。
 2009年10月08日 掲載
 2024年12月25日 再掲載 閲覧数:3,920 nice!:151 CMT :38
 2024年12月25日 再掲載    :4,086 nice!: 176 CMT :48
パキスタンでのバス乗り合いタクシーが派手なことを紹介しましたが一番派手なのがトラックです。どの車も超派手なんです。この大きさ以上の車で装飾していない車は見ませんでした。日本のトラック野郎を思だしてしまいます。
この写真のトラックが特別ではなくてほとんどのトラックが写真のような感じです。ただし描かれている絵はさまざまなんです・

後ろ姿も趣向を凝るらしています。この写真は拡大します。
クリックすると拡大

タンプカーも飾られています。これだけ少ない飾りは珍しいです。トレーラーにも必ず飾りが描かれていました。


一番上の写真が最もオーソドックスな飾りつけなんです。町の中でも良く見かけます。


トラクターも飾り付けられています。さすがにこれには驚きました。とっさにカメラで撮ったので画像は不鮮明になってしまいました。
posted by SORI at 07:33| Comment(48) | TrackBack(1) | パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月24日

バスもド派手

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大
もうすぐSSブログサービスが終了するということなので、15年前のちょっと珍しい場所(パキスタン)の記事を再掲載させていただきました。
 2009年10月07日 掲載
 2024年12月24日 再掲載 閲覧数:1,890 nice!:119 CMT :28
 2024年12月24日     閲覧数:2,081 nice!:161 CMT :44
クリックすると拡大パキスタンは乗り合いタクシーもなかなかの装飾でしたがバスもたいしたものです。中の装飾もすごいです。クリックすると特別に大きく拡大するので判っていただけると思います。
右は運転席の部分を切り取って露出調整をした写真です。こちらもクリックすると大きく拡大するので、運転手が信号待ちの間に煙草を吸おうとしているのもわかると思います。
ハンドルの装飾もすごいです。

クリックすると拡大バスも人がつかまって走るのは当たり前のようです。写真をクリックするとつかまるためのパイプがよく判ると思います。屋根の上まで人でいっぱいであることがわかってもらえると思います。下の2枚の写真はオリジナルの右の写真の一部を切り取ったものです。小さな写真で振動する車の中から撮ったもの解像度がよくないことはご容赦ください。
クリックすると拡大

上の写真はクリックすると拡大するのですが、クリックするのが面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。これでよくわかると思います。


乗り合いタクシーとバスの紹介記事を見るとパキスタンの車はすべて極彩色なのかと思われたかもしれません。実は一番多いのは普通の乗用車なんです。誤解なきように!


高速道路も整備されています。この写真はクリックすると拡大します。片側3車線で往復6車線の高速道路でした。
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田舎の道はこんな感じです。


上の道沿いではお祭りがあり屋台が出ていました。
posted by SORI at 09:53| Comment(44) | TrackBack(2) | パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月23日

ド派手な乗り合いタクシー

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もうすぐSSブログサービスが終了するということなので、15年前のちょっと珍しい場所(パキスタン)の記事を再掲載させていただきました。
 2009年10月07日 掲載
 2024年12月23日 再掲載 閲覧数:4,606 nice!:112 CMT :31
 2024年12月24日     閲覧数:4,744 nice!:145 CMT :40
初めて、パキスタン(اسلامی جمہوریت پاکستان)のイスラマバード(Islamabad)に行きました。ここに来て興味深い車が走っていました。乗り合いタクシー(ミニバス)です。良く見てもらうと判るように軽トラックの荷台を改造しています。でもなっと言っても目を引くのが極彩色のペインティングです。パキスタン名物らしいです。

現在、パキスタンは渡航自粛国に指定されています。したがって外出は自粛していたので車の中からの風景が中心で御報告とさせていただきます。
イスラマバードは緑の豊かなきれい道が多いかったです。


非常に良く見る風景を4枚連続で掲載いたします。


乗車中です。驚くことに大きなバスもド派手でした。


小さな傘の飾りがおもしろいです。この傘で一番したの写真の車と同じ車であることがわかりました。


乗っている人はカーブに合わせて体を傾けているようです。車の転倒防止にもなっているのかもしれません。ところで乗用車のシェアを聞くと大雑把に言えばスズキ50% トヨタ30% ホンダ20%と言われました。日本車がこんなに活躍している国とは知りませんでした。乗り合いタクシーのベースとなった軽トラも日本製だと思われます。
posted by SORI at 07:57| Comment(45) | TrackBack(2) | パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月18日

白い黄身の卵



パキスタンで朝食にマッシュルーム入りのオムレツを頼みました。出てきたのがこれです。真っ白のオムレツでした。人からパキスタンの卵は白いと聞いていましたが実際に見て驚きでした。白身だけのようでオムレツらしくないです。アラブの内陸地域も卵の黄身が白いそうです。
日本で黄身抜きのオムレツを作ってもらったことがあります。
  そっくりだと思いませんか。 → ポチッ

<パキスタンの卵>
さっそくゆで卵を持ってきてナイフで切って見ました。黄身の色がすごくうすいことが判ってもらえると思います。
クリックすると拡大

<日本の卵>
比較のために日本のゆで卵の写真を掲載しました。 下の写真が日本の卵です。普通の値段の玉子で、写真の色調整もしておりません。比べてみてあらためて驚きました。
パキスタンの白い黄身の原因は餌の問題のようです。こちらで生卵を食べたい日本人はニワトリを飼うそうですが、やはり白い黄身になってしまうそうです。いろいろ調べて貝殻などを入れたり日本から餌持ってくる工夫をした結果、同じニワトリで日本で食べる卵のように黄色い黄身の卵を産むようになったそうです。これからするとニワトリの品種のせいではないようです。
クリックすると拡大
posted by SORI at 04:55| Comment(86) | TrackBack(2) | パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月25日

ホテル火災の教訓と反動


教訓
すでに「自分のホテルが火事」でご報告の通りパキスタンで深夜に泊まっていたホテルで火事に遭遇しました。そこでの経験で最大の教訓は煙やガスが予想以上にすごいことでした。このような状況では煙やガスを避けることに最大の努力を払うことが大切だと感じました。さらに強盗やテロに対する安全だけではなく防火設備の整ったホテルを選択することも大切だと実感させられました。
記事の下の方に火事のオリジナルの報告は添付いたしました。

私は火事のあった4階に泊まっていましたが、知り合いは最上階の6階に泊まっていました。私は煙で火事を知ったけれど廊下は煙と熱気で逃げられない状況でした。逃げ道確保と煙から逃れるために私が、窓の外の小さなスペース(以降はベランダと呼びます。)への窓をこじ開けようとしている時に部屋の電話が鳴りました。やっとホテルの人からの電話かなと思い、急いで取ると6階の知り合いからの電話でした。彼はこの街の人から携帯電話に「お前の泊まっているホテルが火事だぞ」と伝えられて知ったそうです。その彼から「状況判っているか。俺は屋上へ逃げる。おまえは?」と伝えられました。私は「とても廊下からは逃げられないのでベランダに出て状況に応じてそこから下に降りる。」と答えました。下の写真のようにベランダの外側にはコンクリートの格子があるので、つたって下に降りれるのです。煙が多量に進入してきていたのでベランダや格子がなかったら難しい選択を迫られたと思います。


今回はパキスタンなのでテロに一番気を使って、このホテルを選択しました。なんといっても地元系のホテルなのでターゲットにされる可能性は少ないためです。その上に入口では車の検問があります。


空港のような安全検査もやっていました。安全には気を使ったつもりでしたが火事に関しては無防備のホテルでした。

反動
翌日、イスラマバードからラホールに移動しました。ラホールのホテルで気になったのが火災に対する防災です。ここは部屋にはちゃんとした火災検知器が付いていました。


スプリンクラーもついていました。


さらに、いざと言うときに逃げられるように2階にしてもらった結果、高級な部屋になってしまいました。大理石のバルコニーがあるのですぐに逃げれます。


バルコニーからの写真です。


ベッドまで高級仕様でした。


浴室まで立派でした。ちょっと反動で気にしすぎたかもしれません。



オリジナル記事 タイトル:自分のホテルが火事

パキスタンのイスラマバードに来て最大の事件がこれです。私にとって海外経験で最大の危機だったかも知れません。
ホテルの部屋で寝ている時に、煙たいのに気がつきました。目を開けると天井が霞んでいました。もしかしたら火事と直感! 時間は午後11時(日本時間 午前3時)ごろで、すぐに廊下を確認すると、ものすごい煙なので火事と判りました。有毒ガスのような煙がすごすぎる上に、熱すぎて廊下からは逃げられる状態ではありませんでした。いざとなったら窓から逃げる覚悟で部屋に戻りました。 しかし一番危険な煙が相当に部屋に入ってきたので、身の危険を感じて部屋にもいられないために、ついに窓の外の小さなスペース(人が行く場所ではないけれど以降はベランダと呼びます。)への窓をこじ開けて窓を乗り越えて避難しました。開けるときに煙で見えないので窓の取っ手を無理やり壊して開けました。火事がおさまってから冷静に見ると壊さなくても開けられる構造でした。
私は4階のRoom No.411 でベランダから見ると火事は同じ4階でした。上の写真はベランダから撮った写真です。良く見ると飛び降りなくてもコンクリートの格子をつたって降りれる構造でした。この状態になって、とりあえず火事が大きくなっても逃げられると感じて、初めて冷静になれました。それで息を止めて部屋に入ってカメラを取ってきてベランダに再度避難しました。

火もかなり出ていました。このときは消防自動車はまだ来ていませんでしたが15分位してから放水が開始されなんとか沈火することが出来ました。それから30分くらい経ってからすごい数の消防自動車が来ましたが、おそらく出火から一時間以上経っていました。火が消えてから初めて非難誘導で一階に降りたわけです。


避難した時に状況をお客さんの一人が以下のように話してくれました。
火事はRoom No. 404だったそうです。 隣の部屋Room No.402に日本人の新婚さんが泊まっており窓から飛び降り(つたって降りる時に落ちたのか動転して飛び降りてしまったのか)て女性が怪我をしたと話してくれました。
これが事実であれば日本人が怪我をしたことから日本でもニュースになるかもしれません。ネットで調べたけれどまったくありませんでした。 
2時間経ってから部屋に戻してもらいましたがススだらけでした。紙を置いていた部分は真っ白なのですごい煤だこと判ってもらえると思います。
とても寝れる状況でないので別の部屋へ変更してもらいました。


ホテル名はPearl Continental Hotel Rawalpindi Pakistanです。防火設備(スプリンクラーや火災報知機)を強化することを期待します。→ポチッ

火事のときの地上です。こちらを見ている人も沢山いました。


4階の人はやっと鎮火してから避難誘導されて1階に下りました。1階は避難した人たちや外から帰ってきた人たちでいっぱいでした。やっと別の部屋は入れたのは3時過ぎでした。一旦自分の部屋に戻って荷物をまとめて別の階の部屋に移動しました。


火事になる前に撮ってあった部屋の写真を紹介いたします。火事のあとは白い部分は全て真黒になったことを想像してください。
posted by SORI at 05:44| Comment(82) | TrackBack(2) | パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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