

2018年12月24日追記
タイトル : 気になっていた「山女魚の茶そば」をいただきました。

2018年12月24日は実家の宝塚から山口県に日帰りで墓参りに行っていました。昼食は以前に紹介した「山賊」です。その時は山女魚の活き作り紹介しました。今回は山女魚の塩焼きが蕎麦に乗せられた「山女魚の茶そば」をいただいたので追加掲載の形で紹介したいと思います。
熱々が出てきて湯気のために鮮明な写真にならなかったと反省しております。
山女魚以外に肉などの具が乗っていました。

ビールも飲みたくなります。生の大ジョッキを頼みまし。

山女魚(やまめ)の部分を拡大いたしました。湯気がおさまってから撮ればよかったです。結構、おいしかったので、また食べる機会があると思うので、その時にいい写真が撮れれば追加したいと思います。山女魚の右側に沢山あるのは牛肉です。

つゆは関西風で美味しかったので、飲み干してしまいました。

タイトルでは「山女魚の茶そば」と書きましたが、メニューの正式名は「山女茶そば」です。実はメニューを見て前々から「山女茶そば」が気になって食べたいと思っていたのです。今回、ついに実現いたしました。

お店を紹介いたします。地図の中央付近の臙脂色マーク(

店舗 桃李庵(とうりあん) 09:30~24:00 木曜日(休)
竈(かまど) 10:00~24:00 水曜日(休)
いろり山賊 09:30~翌3:00 火曜日(休)
定休 上に書いているのは一例
住所 山口県岩国市玖珂町1380-1
電話 0827-82-3115
2016年1月19日掲載 タイトル : 山女魚の活き造り
短い動画なので先ずはプレーボタン( ► )をクリックして魚の頭の部分に注目してください。渓流の魚と言えばヤマメ、イワナ、アマゴですが、ヤマメ(山女魚 / 山女)の活き造りを初めていただきました。淡水の魚の生は敬遠していることもあり、刺身としていただくのも初めてでした。
以前から、お袋は3月、8月、9月、12月の年に4回ほど兵庫県の宝塚から山口県熊毛郡にあるお墓に日帰りで墓参りをしています。2013年からは私も一緒に行くようにいたしました。お袋の弟にあたる私の叔父さんが新岩国駅に車で迎えに来てもらい墓参りに行くのですが、今回紹介するお店で毎回、昼食をとっているのです。ヤマメ料理としては山女塩焼、山女せごし、山女さしみ、山女茶そば、山女唐揚、山女フライと、山女料理だけで6種類もあります。山女さしみは以前から何度も注文してみましたが、いつも無くて山女塩焼を食べていました。塩焼きが出来るのに刺身がなぜできないのか不思議に思っていたのですが、新鮮な活きた山女魚が入荷していなかったので、刺身が出来なかったことが初めてわかりました。この山女魚の活き造りを初めて食べたのが昨年2015年12月26日でした。
参考のために山賊のホームページに掲載されているヤマメ料理の写真を転用させてもらいました。
左上から順番に山女塩焼(519円)、山女せごし(670円)、山女さしみ(670円)、山女茶そば(1188円)、山女唐揚(778円)、山女フライ(778円)です。






場所は以前紹介した山口県岩国市にある「いろり山賊」です。こちらは3店舗で構成されておりいつも竈(かまど)で食事をしています。3店舗は別々の定休日を設定しています。以前に食事した時の記事です。→ポチッ
店舗 いろり山賊 桃李庵 竈(かまど)
営業 9:30~翌3:00 竈 / 桃李庵 : 10:00~24:00
住所 山口県岩国市玖珂町1380-1
電話 0827-82-3115


先ずは山賊焼きとビールです。ただし叔父さんは車を運転するので私だけがビールをいただきました。

山賊焼きだけをアップしました。いい写真を撮っていなかったので以前に撮った写真を使いました。若鶏のもも肉を串に刺して炭火で焼いています。こんがりと焼けたパリパリの皮が香ばしくお店の一番人気の料理です。

叔父さん夫婦とお袋は三番人気の山賊手打うどんと、山賊巻寿司をいつも頼んでいます。

こちらが山賊巻寿司です。私はいつも巻寿司を分けてもらって食べています。穴子が入った太巻きです。

こちらがメニューにあった山女さしみです。刺身と書かれていますが、活きた状態で出されてくるので活き造りだったのです。まさかヤマメの活き造り(活き作り)が食べれるとは思いませんでした。皮つきの刺身ですが、触感的にまったく気にならず、かえって皮付きの方がいい気がしました。ヤマメは繊細な魚のため、活きたまま目の前に運ばれてくるのは貴重なのだと知りました。したがって山女さしみを注文しても、必ず動く状態の活き造りの刺身で出てくるかはわかりません。

刺身の裏側の写真を撮っていれば透き通った山女魚の身を紹介できたのでが、撮り忘れたので断面が見えるようにアップの写真を掲載いたしました。昔は渓流と言えども川の魚は寄生虫がいる可能性がゼロではないので塩焼きでたべられていましたが、最近はきれいな流水での養殖が主流となったことから刺身でも普通に食べられるようになったようです。天然でも海から遡上する魚がいない標高の高い冷水域で捕獲したならば刺身は可能だそうです。

ヤマメは渓流の純粋な淡水魚だと思っていましたが、実はヤマメはサケ目サケ科に属するサクラマスのうち降海せずに一生を河川で過ごす河川残留型(陸封型)の個体のことだそうです。ヤマメは渓流のイメージがあるように北海道から九州までの川の上流などの冷水域に生息する魚です。ヤマメは美しい姿態と味の良さから「渓流の女王」とも呼ばれています。全長は40cmに成長しますが、2年魚でも20cmにしかならないためもあり、高級魚としても名高い魚です。
似た魚であるアマゴもサケ目サケ科に属するサツキマスが一生を河川で過ごす河川残留型(陸封型)の個体のことだそうです。サツキマスは日本の固有種でサクラマスの亜種だそうです。ヤマメとアマゴは写真で見ての通り似ていますが、見分けなたとしては朱点(赤い斑点)の有無で区別がつきます。アマゴは朱点があるのに対してヤマメにはありません。一方、日本のイワナは純粋な淡水魚です。山女魚あるいは山女の名前は女性のように美しい姿から「山の女」という意味に由来しているそうです。ヤマメの分類を紹介します。
綱 : 条鰭綱(硬骨魚類) Actinopterygii
目 : サケ目 Salmoniformes
科 : サケ科 Salmonidae
亜科 : サケ亜科 Salmoninae
属 : タイヘイヨウサケ属 Oncorhynchus
種 : サクラマス O. masou
亜種 : ヤマメ(サクラマス)Oncorhynchus masou masou






これが二番人気の「山賊むすび」です。美味しいことは確かですが、あまりにも大きいので食べた回数は1回にとどまっています。コンビニおにぎりの3倍以上のボリュームです。3倍の大きさだけあって中に梅干と鮭と昆布が入っています。なんと、目の前に座っていた若い女性の方は、一番人気の山賊焼きと二番人気の山賊むすびと三番人気の山賊手打うどんを一人で食べておられました。初めて来た人にとっては、あこがれの料理なのかもしれません。

ヤマメの刺身が食べられなかったときに食べたヤマメの塩焼きです。


串揚げもいただきました。

山賊二八そばもいただいたことがあります。手打蕎麦です。

餃子を頼んだこともありました。

さしみコンニャク、名前は「こん刺し」で一杯という時もありました。田舎のおばあちゃんがつくった手造りのこんにゃくだそうです。


新岩国駅(



→ 錦帯橋(

