昨日はパリ旅行のCクラスのフライトを紹介させていただきました。今回は今までに国際線に乘った737フライトの内で15フライトしか経験していない国際線のFクラスの8記事(14フライト)を連続紹介させていただきます。 14回目と15回目 8/8 クリック→ 1 2 3 4 5 6 7 8
今までに乘ったFクラスのフライトと利用した空港です。丸数値は何回目かを示しています。

フライト数:国際線737/国内線290以上 国際線には外国の国内線を含む
━━ ムンバイ→ソウル ① 1995年11月16日
━━ 成田~パリ ②③⑥⑧⑪
━━ 成田~シカゴ ④⑤
━━ 成田→バンコク ⑦
━━ 成田~フランクフルト ⑨⑩⑫⑬
━━ 成田~ジャカルタ ⑭⑮



インドネシアのジャカルタに行った時に行きのフライトはうれしいことにFクラスにアップグレードしてもらえました。長距離便ではFクラスはありますが中距離便は昔はいろんなところでFクラスがありましたが、今はJALで調べた範囲ではジャカルタ便だけとなってしまいました。中距離便のFクラス(ファーストクラス)を紹介するのは初めてです。赤色文字がFクラスです。

2011/10/13 木 成田→ジャカルタ JL725 洋食
2011/10/15 土 ジャカルタ→成田 JL726 寿司
旅のルート:成田→ジャカルタ→成田
ラッキーなことにFクラスでもジャカルタ便は新型のシートが搭載されていました。右のようにボーイング777の機体でのシート数は8つです。


下の写真は座った場所から前のテーブルとテレビを撮ったものです。テーブルの下にシートベルト付きのベンチがあるのが判ってもらえると思いますが、テーブルを手前にスライドさせると、2人向かい合って、お酒を飲みながら会話が出来る構造になっているのです。右の写真は航空会社のHPの写真です。クリックすると拡大します。

テーブルを手前に引いたころです。テレビ画面も結構、大きかったです。

シートのコントロール部分も紹介しておきます。


そして最初の飲み物はサロン(シャンパーニュ・サロン1999)がいいですね。

サロン(Champagne Salon 1999)は免税店でも1本、数万円することもあり、昔はパリ線などの一部の路線にしかありませんでしたが、今は全ての路線でおかれています。この日は行き用に2本、帰り用に1本と計3本ほど、のせれていました。2021年3月23日の時点でChampagne Salon 1999をネットで検索するとAmazonの価格で11万円/1本でした。写真をクリックすると拡大いたします。

いつもサロンは1~2杯ですが、この日は3杯いただきました。この日の飲んだ順番はサロン3杯→白ワイン1杯→赤ワイン1杯→ビール1缶→梅酒2杯でした。映画は3本見てしまいました。

食事は和食と洋食が選択出来ますが、Fクラスはワインが充実しているので洋食にいたしました。
アルコールと一緒に楽しむおつまみは「湯葉と蒸し雲丹のゼリー寄せ オマール海老の香りをのせて」と「真鯛昆布〆のタルタル風柚子の香り 全粒小麦パンのトースト添え」と「フランス産鴨胸肉のロースト市松仕立て 山葵風味のマヨネーズと共に」の3品でした。

アペタイザー は次の3品の中から選びます。
①タラバ蟹と帆立貝のグリルを添えた低農薬特別栽培野菜のサラダアペタイザー
舞茸の香り焼き、エシャロットのクリスピーフライと共に
②鴨フォアグラの味噌風味、帆立貝、紅芯大根のミルフイユ仕立て
味噌の香りを忍ばせたバルサミコソースと共に

私はキャビアを選びました。
驚いたことにキャビアは瓶のまま出てきました。薄いパンに載せた食べると適度の塩味で美味しくいただけました。

瓶の表と裏の写真を掲載いたします。この2枚の写真はクリックすると拡大するので文字が読みやすいと思います。加工業者はフランスのようです。内容量は18gでした。
ネットで少し調べてみました。ARCANEは高級食材の輸入会社で、このキャビアはフランス産の養殖キャビアであることが判りました。
18gビンのネットでの販売値段は7980円でした。7980円のキャビアをビンごとドーンと出してくるところがすばらしいです。


キャビアとなると白ワインが飲みたくなるので4種類の白ワインの中からCAの方の、お薦めをいただきました。銘柄はブルゴーニュの ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・シャルモー 2009を選んでもらえました。

機内でワイングラスで飲めるのはうれしいですね。

メイン料理も3種類から選べますが①の牛肉にしました。焼加減はどうしますかと聞かれたので、機内で焼くのですかと聞くと、その場で焼くとのことだったのでミディアムではなくレアにしてもらいました。
切ったものをグリルしているようで切口は少し火が通っています。
①鹿児島県産黒毛和牛フィレ肉のグリル
生姜風味のフォンドヴォーソースを添えて
百合根のフラン、小茄子のグリル、ガーリック風味のブロッコリー、人参のグラッセ
②名古屋コーチンの香味野菜マリネロースト
くちなしの彩り栗のソースと共に
長葱のブレゼ、人参のグラッセ、ブロッコリー、舞茸の香り揚げ
銀杏、牛蒡のクリスピーフライ
③天然キジハタの白板昆布包み蒸し
四種の茸コンソメソースを添えて
小蕪と人参のコンソメ煮、白髪葱、赤黄ピーマン

その場で切った写真だと焼き加減がわかるので、切ったところの写真を掲載いたしました。これが焼き加減です。

肉は生姜風味のフォンドヴォーソースと塩でいただきました。両方、楽しめるのがよかったです。


肉となると赤ワインが欲しくなりますね。[CAの人に選んでもらったのはボルドーの シャトー・レオヴィル・ポワフェレ2007です。赤ワインも4種類の中から選ぶことが出来ます。

やっぱり、注いでもらうと雰囲気が出ますね。

デザート盛合せの盛り合わせです。メニューには収穫祭のトリオデザートと命名されていました。
薩摩芋のスープ シナモンのジュレを忍ばせて
紫芋のモンブラン ラム酒の香り
海老芋と黒胡麻のアイスクリーム 薩摩芋のテュイルを添えて
と書かれていました。

こちらがデザートと一緒に頼んだコーヒーです。なかなかの人気でした。砂時計の砂が落ちきった時が飲み頃だそうです。

ビールも飲みたくなったので頼みました。

昼間のフライトなので外の景色も楽しめました。

好きな時に食べる料理が用意されていました。お酒のつまみ系が6種類に食事系としてカレーや麺類があったので「佐野ラーメン」を頼んでみました。このときに梅酒のソーダ割りも頼みました。

和食の場合はネットの写真で紹介いたします。
こちらが中距離線用の和食です。ジャカルタ線のみが対象になります。

そして、こちらが長距離線です。ロンドン線、パリ線、フランクフルト線、ニューヨーク線、シカゴ線、ロサンゼルス線の5路線が対象です。

帰国のジャカルタから成田へのフライトもアップグレードしてもらえました。帰国便は夜行便となるため食事は到着寸前の朝食のみです。したがって食事を楽しむと言うよりはぐっすり眠れるのがFクラスのいいところだと思います。ヨーロッパ便となると食事も楽しんで睡眠も出来るのでが、中距離便の夜行は飛んでいる時間が違うのでしかたがないと思います。

最初の飲み物で選んだのがこれです。ワインでもシャンパンでもありません。実はお茶(ティー)なのです。

名前は「ROYAL BLUE TEA "Queen of Blue"です。説明書きを紹介します。
「ロイヤルブルーティー"クィーン オブ ブルー"は、手摘みの高級茶葉のみを使用して湘南茶工房のティーソムリエたちが、手間隙を惜しまず丁寧に1本1本造りあげた究極のストレートティーです。」
成田からの出発便の時は食事の後に頼むと全て売れきれであったために飲めなかった経験があることから、帰国便では最初に頼みました。おかげで2~3杯いただくことが出来ました。

食事は朝食しかないのですがアラカルトに御寿司があったのでいただきました。

夜行便なので食事もとらないで、すぐに寝る方が多いのですが、私は映画を1本見てから寝ることにいたしました。行きの便では3本見ていたので、まだ見ていないものから日本映画の「ANDALUCIA(アンダルシア) 女神の報復」を選びました。

映画を1本見た後にすぐに布団をひいてもらいました。この写真のように完全に幅の広いベットの状態になるのがこの新型のシートの特徴でもあります。JALでは下記の2種類のシートが使われています。 右の写真はクリックすると拡大します。

JAL SKYSLEEPER SOLO
ロンドン線 JL401/402便
パリ線 JL405/406便
フランクフルト線 JL407/408便

ニューヨーク線 JL006/005便
シカゴ線 JL010/009便
ロサンゼルス線 JL062/061便
ジャカルタ線 JL725/726便

目が覚めたら福岡のあたりでした。

目覚めの飲み物はトマトジュースをいただきました。帰りの便ではアルコールは一切飲みませんでした。これは初めてかもしれません。

そこで着陸までの時間を考えて49分のアニメ映画を見ました。映画の名前は「青のエクソシスト(祓魔師)」でした。

こちらが和食の朝食です。紹介するために頼んだ面もありますが、炊き立てのご飯が美味しかったです。ベトナム線などは、ご飯ではなくお粥のことがありますが、作りたてではないお粥は美味しくないので、やっぱり炊き立てのご飯にして欲しいのは私だけではないと思います。

今までに乘ったFクラスを紹介します。丸数値は何回目かを示しています。

━━ ムンバイ→ソウル ① 1995年11月16日
━━ 成田~パリ ②③⑥⑧⑪
━━ 成田~シカゴ ④⑤
━━ 成田→バンコク ⑦
━━ 成田~フランクフルト ⑨⑩⑫⑬
━━ 成田~ジャカルタ ⑭⑮