


ケンタッキーと言えば競馬とバーボンです。こちらではバーボンを紹介いたします。上の写真は見学の出来るバーボン工場の直売所に並んでいたバーボンです。この3本を後で調べると希少価値の高いスモール・バッチのバーボンでした。
特に真ん中のバーボン「ブッカーズ」はバーボン造りに生涯をかけた男ブッカー・ノオによって作られたものでした。このバーボン「ブッカーズ」は2020年9月3日にネットで検索する11000円以上てした。左のバーボン「ベーカーズ」は5000円以上、右のバーボン「ベーシル・へイデン」は4400以上でした。
バーボン工場に行ってみました。工場と言うよりは樽の貯蔵庫群 森の中にところどころにバーボン工場が現れます。その中のひつとに行ってみました。この写真はバーボンの貯蔵庫群です。

バーボン工場は沢山ありました。これは別の工場です。

バーボン工場は広い土地と貯蔵庫群ですが、その中に工場らしいものがポツンと立っています。Google地図のストリートビュー(SV)でこの景観を見つけました。→ポチッ

この写真はバーボン工場の貯蔵庫の樽 です。
1つの貯蔵庫に2万樽貯蔵されているそうです。Google地図のストリートビューで現在の倉庫内のSVを見つけました。→ポチッ
樽の中は下のように焼かれています。
この写真は昔の樽の製作作業場の中

これは消防車の車庫 昔の消防車が入っていました。Google地図のストリートビュー(SV)でこの建物を見つけました。→ポチッ

趣きのある建物もありました。

上の2つの建物はこの写真のように接近して建てられていました。Google地図のストリートビューで確認する限りでは、左の建物は2005年12月に建っていた場所には現在はないようです。

左の白い建物の辺りにはT. Jeremiah Beam HouseまたはJeremiah Beam Homeと呼ばれる建物があります。住んでいた家が移設されたのかもしれません。Google地図の景観(SV)はこちらです。→ポチッ




その展示場所では試食ではなく試飲もできます。ちなみに右の黒いコートの方が某会社のCEO(Chief Executive Officer / 最高経営責任者)で、休日に奥さんと一緒に車で、ここまで案内をしてくれました。

なにも知らないで飲んだのですが、不思議と今までに飲んだ事のあるバーボンより美味しかったのです。単なる勘違いかもしれないと思っていましたが、実はそれには理由があったことは帰国後ネットで調べてわかりました。

冒頭の写真のバーボンをネットで調べた内容を掲載いたします。冒頭の写真の写真はジム・ビーム社(Jim Beam)のスモールバッチ(Small Batch 少量生産)のバーボン(Bourbon)でした。
左から説明します。この時に手に入れたのが、下の写真の4本のバーボンのミニボトルです。上の枠内に紹介している4種類のスモールバッチ(Small Batch 少量生産)のバーボンです。2014年にジム・ビーム社の全株式をサントリーが買収したことでサントリー傘下になり社名もBeam Suntoryになったことから元の名前のボトルは値打ちが出るかもしれないと期待してしまいます。右のレギュラーサイズの3本のボトルのミニボトルが下の写真の左側3本です。
BAKER'S (左)
バーボンにとって、酵母は重要な存在です。 ベーカーズは、最上の酵母は変わらぬ製法で加え、7年熟成させている。香り高いミディアムボディの円熟した味わいで、スムーズな飲み口。ほのかに漂うフルーティーな香りとヴァニラのような香りがたのしめます。アルコールは53.5度(53.5%)、4代目当主ジム・ビームの甥の息子にあたるベーカー・ビームがえらんだレシピで作られています。BOOKER'S (中)
マスターディスティラー(蒸留所最高責任者)でビーム家直系6代目のブッカー・ノオの手作りで生まれる同社の最高級品。6~8年の熟成を経た秘蔵の樽から、最高の状態のものだけを吟味し、テイスティングを重ね完成させた自信作!
香り高くバランスが絶妙で、味わいの余韻も深い品に出来上がってます。アルコールは62度(62%)と高く掛け値なしに酔いが回ります。
BASIL HAYDENN'S (右)
ベーシル・へイデン・シニアによって、1976年にレシピが作られました。ベーシル・へイデンは口当たりのよいバーボンを蒸留した先駆者としてしられています。 かたくななまでにグレーン(ここでは大麦とライ麦)の特性を求める製法が、より甘くライトな飲み口を実現。40度(40%)でビン詰めされているため、バーボン本来の口当たりのよさもあります。 熟成期間は8年です!
KNOB KCREEK (試飲の写真の右)
ノブ・クリークは、ケンタッキー・ヒルにある小さな川の名にちなんで名づけられたバーボン。特殊な手法で焦がした樽で9年間熟成させて手作業によって50度(50%)でボトリングされています。
樽のなかでの9年間の眠りの間に、グレーン(ここでも大麦とライ麦)の力強いフレーバーが樽の香りが至妙に溶け合い、リッチな香りと贅沢な味わいを醸し出すフルボディに仕上がってます。アルコール度数は体積分率(Vol%)

思い出の品なので未だに飲むことが出来ません。
28年前の1992年5月27日~6月6日に初めてケンタッキーに行きました。1992年にはさらに7月11日~14日と8月5日~8日に行ったので1992年だけで計3回行ったことになりました。その後も含めてケンタッキーのルイビル(Louisville)には9回行きました。このバーボンは2005年12月9日~13日に行った時に手に入れたものです。当時の写真の撮影日を確認すると2005年12月11日6時ごろ(日本時間)なのでこの場所を訪れたのは米国ルイビル時間で12月10日16時ごろであることが分かりました。バーボンはトウモロコシを主原料としたウイスキーで、ケンタッキー州を中心に生産されています。右の小さなバーボンのスモールバッチのミニボトルの写真は記事の最後に大きなサイズで掲載しています。
アメリカ合衆国の法律で定義されているバーボンは次の通りです。
1. アメリカ合衆国で製造されていること。
2. 原材料のトウモロコシの含有量は51%以上であること。
3. 新品の炭化皮膜処理されたオーク樽を製造に用いること
4. 80%以下の度数で蒸留されていること。
5. 熟成のために樽に入れる前のアルコール度数は62.5%以下であること。
6. 製品として瓶詰めする場合のアルコール度数は40%以上であること。


右の写真の中から切り取ったので写真は鮮明ではありません。

ルイビル(Louisville)の町とジム・ビーム社(Jim Beam)のバーボン蒸留所(工場)の位置関係をGoogle地図で紹介します。バーボン蒸留所は3ケ所(












我々が訪れたと思われるバーボン工場の航空写真を紹介します。緑の中に点在している大きな建物はバーボンの熟成樽の貯蔵庫です。売店のあった辺りは我々が行った2005年12月10日よりもかなり整備されているように感じられます。
この時の旅の移動のフライトを紹介します。北半球だけですが、この時は2度目の世界一周の旅で、初めてお得な世界一周チケットを活用いたしました。12月5日のAF1912のみ世界一周チケットでカバー出来ないので別途手配いたしました。飛行機には10回乗りましたが9回までが世界一周チケットでした。12月09日のデュッセルドルフ→シカゴのフライトは48席だけのビジネスクラス(Cクラス)専用機でした。シカゴ→ルイビルのUA7834の機内から右の写真のブロッケン現象も見ることが出来ました。ちなみに最初の世界一周の旅はケンタッキーに2回目に行った1992年7月で、ケンタッキーの後はドイツとインドを廻って日本に帰りました。
11月27日 LH711 成田 → フランクフルト
11月27日 LH3732 フランクフルト → チューリッヒ
11月27日 車 チューリッヒ → レンツブルグ
11月29日 車 レンツブルグ → チューリッヒ
11月29日 LH3723 チューリッヒ → フランクフルト
11月29日 車 フランクフルト → ハイデルベルグ
11月30日 車 ハイデルベルグ → フランクフルト

11月30日 LH4232 フランクフルト → パリ
12月02日 列車(TGV) パリ → リヨン
12月03日 列車(TGV) リヨン → パリ ロワール
12月05日 AF1912 パリ → ミラノ ベルガモ カサレ・モンフェラート
12月08日 LH3919 ミラノ → デュッセルドルフ
12月09日 UA436 デュッセルドルフ → シカゴ
12月09日 UA7834 シカゴ → ルイビル
12月13日 UA6884 ルイビル → シカゴ
12月14日 UA883 シカゴ → 成田(12月15日着)
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