2014年10月04日

土の家


クリックすると拡大
クリックすると拡大中国・寧夏の中衛市には右の写真の巨大な土で出来た温室が沢山あることを以前に紹介いたしました。簡単には確率出来ない技術だと感じており、土で御浮名構造物をつくる技術が古来からあると思っていました。田舎の道を車で走っているときに土とレンガが出来た家の集落の中を通る機会がありました。
その時に、この土の家を作る技術が巨大な土の温室の建設に行かされたのだと直感いたしました。
土で出来た巨大温室群の記事はこちらです。→ 温室 レストラン

砂漠地帯なので、建材としての木が少ないことから土とレンガが発達したものと想像されました。
クリックすると拡大

こちらはレンガで出来た家です。
クリックすると拡大

レンガと土の組み合わせの家です。
クリックすると拡大

中衛の市街地から黄河沿いの道路への抜け道を走った時に、この集落を通りました。
クリックすると拡大

クリックすると拡大中衛市の市街地周辺には右の写真のように沢山の中層マンションが建っていました。さらに沢山のマンションが建設されていました。このことは土の家が減っていくことを暗示させられました。都会では、ほとんど見れなくなった集落の貴重な写真になるかもしれません。
クリックすると拡大

衛星写真で見ると中衛市が土漠や砂漠の中にあることが判ってもらえると思います。まさに砂と土の文化圏なのです。香山郷はスイカ「中衛硒砂瓜」と羊肉の名産地です。
スイカと羊肉と市街地の記事はこちらです。→ 西瓜 羊肉 市街地
 寧夏回族自治区 中衛市 市街地        標高1300m
 寧夏回族自治区 中衛市 沙坡頭区 香山郷 標高1780m
 寧夏回族自治区 中衛市 法王殿        標高2300m以上
 寧夏回族自治区 中衛市 南華山        標高2955m

より大きな地図で 形式-1 形式-2 を表示
posted by SORI at 16:11| Comment(4) | TrackBack(0) | 寧夏回族自治区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月03日

遅い昼食は簡単に! と思ったら


クリックすると拡大
クリックすると拡大寧夏回族自治区の銀川で2014年8月30日の昼食で食べたラーメンです。トッピングは玉子とネギだけのラーメンでした。あっさりとした美味しいスープで、麺は平打ちのちぢれ麺でした。写真をクリックすると拡大した平打ち麺を表示します。
クリックすると拡大麺も味わいも沖縄そばに似ていました。
右の写真が沖縄そば(沖縄すば)です。→ポチッ
見た目も似ていると思いませんか。
那覇にある「てんtoてん」というお店の沖縄そばです。    

実は8月28日~8月31日の間に銀川と中衛の間は2往復しているのです。特に2014年8月30日は銀川市の近くの石嘴山市と中衛市の両方に幼児があったことから中衛⇔石嘴山()を日帰り往復したのでした。中衛からだと石嘴山は銀川より遠くになるために銀川を通りました。
  8月28日 200km タクシー  銀川→中衛
  8月30日 250km ホテルの車 中衛→銀川→石嘴山 
  8月30日 250km ホテルの車 石嘴山→銀川→中衛 
  8月31日 200km 高速バス  中衛→銀川     
中衛市内で用事を済まして中衛を10時半に出発して銀川のレストラン中海隆飯に着いたのが14時でした。遅い昼食で石嘴山までは、まだ遠いのでラーメンを食べてすぐに出発と思っていました。

より大きな地図で 中衛⇔銀川⇔石嘴山 を表示
ラーメンを食べ終わると料理が出されました。もちろんビールも注文いたしました。ピーマンの料理です。これほどピーマンが主張している料理も珍しいです。
クリックすると拡大

少し発芽させた豆料理です。
クリックすると拡大

麺が少し入った野菜炒めです。
クリックすると拡大

日本人の大好きな麻婆豆腐です。私がいたから注文してくれたのだと思います。
クリックすると拡大

もやし炒めです。
クリックすると拡大

大きな器にスープが出てきました。
クリックすると拡大

この日のメインデッシュは大きな魚でした。魚の種類を聞くと鯉(コイ)でした。上のスープの器が小さく見えるほど大きなコイでした。中国に92回ほど来ていますがコイは初めてかもしれないほど珍しいです。
クリックすると拡大

かなり濃いめの味付けでネギがたっぷりとかかっていました。


これが鯉の身です。泥臭いのかと思いきや、まったく臭みがなく美味しいかったのです。やっぱり料理人は美味しくする工夫を知っているのだと感心いたしました。濃い味わいにするところは日本の鯉料理と似ていました。このあとに石嘴山に行き銀川ですでに紹介した夕食で回族料理を食べて中衛に戻ったのは23時半でした。往復500kmの高速道路を使わない車の旅となりました。
クリックすると拡大
posted by SORI at 21:49| Comment(22) | TrackBack(0) | 寧夏回族自治区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月01日

過積載?



中国・寧夏回族自治区の中衛市でよく見かけた光景を紹介します。トラクターに積んでいるのは収穫後のトウモロコシの葉付の茎だと思われます。車線幅よりはるかに広い迫力の積載光景でした。

三輪トラックでも運んでいました。積むのも運転も技術が入りそうです。


この地域は羊などの家畜が多いので、トウモロコシの葉付の茎は家畜の飼料になるのかもしれません。あるいは堆肥に使うのかもしれません。


ゆっくり走るトラクターの後ろを走っているのは、対向車線の車が多いので、なかなか追い抜けない大型トラックです。珍しくて沢山、写真を撮りました。全て2014年8月29日の光景でした。


トウモロコシ畑です。ここは実はまだついているので刈り取られるのはもう少し先のようでした。ほんとトウモロコシ畑が多かったです。
クリックすると拡大

羊たちが草を食べていました。これならばトウモロコシの葉や茎も食べてくれるかもしれません。遠くに見えるのもトウモロコシ畑です。
posted by SORI at 20:20| Comment(28) | TrackBack(0) | 寧夏回族自治区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月30日

タクシーは天然ガスとガソリンの併用

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

より大きな地図で 銀川河東空港野→中衛 を表示
2014年9月28日は寧夏回族自治区の首都の銀川河東空港から同じ寧夏回族自治区の町である中衛市のホテルまでタクシーを使いました。それが赤色ラインです。緑色ラインは8月31日に中衛市から銀川に移動したコースです。8月28日の銀川市→中衛市のコースでは中宁县(中寧県)で高速道路から降りて一般道を走りました。それはタクシーが燃料を補給するために高速道路を降りたためでした。

下の写真は我々が乗ったタクシーが燃料を補給しているところです。一見したところではガソリンスタンドのようですが。写真をクリックしてもらうと判りますがホースが細いのです。つまり燃料はガソリンではないのです。
クリックすると拡大

クリックが面倒な方のために拡大写真を掲載いたします。ホースが細いのが判ってもらえると思います。つまり補給している燃料は高圧のガスなのです。日本のタクシーもLPG(液化石油ガス)を使っており、それと同じだと思われるかもしれませんが、実は中国のタクシーはLPG車ではないのです。NG(天然ガス)なのです。
さらに驚いたことに、ガソリンでも走ることが出来るのです。実際に高速道路では一度、ガソリンスタンドに入りガソリンを給油いたしました。右側にガソリンを入れるところが口があるのが判ってもらえると思います。


クリックすると拡大右の写真は日本のLPG車の燃料を入れる場所です。ガソリンを入れる場所と同じなのです。
ところが中国ではエンジンの横に天然ガスを入れる場所がありました。つまりボンネットを開けて入れるのです。でも天然ガスのタンクは後ろのトランクの中にあります。日本のLPGはブタン+プロパンのために高圧では液体状態であるのに対して天然ガスは高圧にしても常温では気体のままなので満タンにしても走れる距離が短いのです。そのためにガソリンでも走れるようにしているのかもしれません。
クリックすると拡大

燃料を入れる部分を拡大いたしました。我々が乗ったタクシーはガソリンでも走れる圧縮天然ガス車(NGV・CNG車)でした。CO2が少ない自然にやさしい車なのですが、困ったことがありました。後ろのトランクのスペースの半分以上をタンクが占めているので荷物を入れるスペースが小さいのです。もし大きなスーツケースを持ってきていると入れることが出来ませんでした。幸いみんな小さなカバンだったので無事に入れられました。上海のホテルの前に待っているタクシーは大きなスーツケースが乗せられたのでシステムが違うのかもしれません。


車の前側に移動して前大使野心を撮りました。客は車から離れた場所に行くようにステーションの人に言われたのです。燃料ステーションの屋根の部分に天然ガスを象徴する文字であるNGが入ったL-CNGとLNGが書かれていました。燃料を入れ終わったタクシーは我々が待っているところまで来て、そこで乗って中衛市を目指しました。
クリックすると拡大

銀川で乗ったタクシーも圧縮天然ガスを入れるために天然ガスステーションに寄りました。どの車も前のボンネットから入れていました。
クリックすると拡大

圧縮天然ガスを運ぶタンク車です。トレーラーの荷台部分が切り離されて置かれていました。細いタンクであることから高圧であることが想像されます。タンクには圧縮天然気と書かれていました。圧縮天然気が圧縮天然ガスの意味だと思われます。の文字が印象的でした。
クリックすると拡大

こちらは高速道路のガソリンスタンドです。ここでガソリンを入れました。この時は天然ガスも使っているとは知らなかったので、車に乗ったままのためにガソリンを入れているところは撮りませんでした。運転手さんはここで天然ガスのステーションの場所を聞いて中寧県で高速道路を降りたのではないかと思います。
別の日には天然ガスとガソリンの両方を扱っているところもありました。上で紹介した燃料ステーションは天然ガス専用のステーションでした。


高速道路の写真です。運転席の後ろの席だったので隙間から前を撮りました。左側が中央分離帯です。


一般道路では後部座席ですが写真が撮りやすいように右側の席にしてもらいました。途中の町の景色です。


一般道路の町と町の間の景色です。
posted by SORI at 07:32| Comment(14) | TrackBack(1) | 寧夏回族自治区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月29日

硒砂瓜 すいか/西瓜

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大
寧夏回族自治区の中衛は西瓜(スイカ)が美味しいことで有名です。中衛市の標高は1300m~3000mの砂漠と山岳地帯で経度は日本の福島県と同じくらいです。この環境が西瓜を美味しくさせるのかもしれません。美味しいスイカが作られている香山地区(香山郷)の標高は1780mです。すでに紹介した写真も織り交ぜて、この西瓜を紹介いたします。

道沿いでは沢山の西瓜が売られていました。ほんとにこれだけうけるのかな? と思えるくらいの数です。この写真をクリックしてもらうと、その実感が伝わってくると思います。こちらの西瓜の特徴はラグビーボールのように楕円形で、中国語では「中卫硒砂瓜」とよばれ、中国で一番おいしいとの評判でした。
クリックすると拡大

中国のネットで探した「中卫硒砂瓜」の説明と写真を紹介します。2006年から主生産地である中衛市香山地区で「寧夏硒砂瓜祭り」が7月に行われたおり、写真は遠くに飾りつけが見えることから「寧夏硒砂瓜祭り」の時に撮られた思われます。2008年から中衛市では「中国クコ祭り」も行なわれています。
クリックするとオリジナル記事を表示
中卫压砂西瓜,因产品中富含健康元素“硒”又称“中卫硒砂瓜”。被誉为“戈壁西瓜”,“石头缝里的西瓜”,系宁夏回族自治区中卫市特产。因原产于中卫城区香山地区,并采用压砂栽培技术而得名。加上当地特殊的降水、光照、温差、土壤条件,所产西瓜不但个大、甘甜,而且皮厚、质硬,耐贮运,自然保鲜期50天以上。胡锦涛总书记、国务院总理温家宝,全国人大副委员长盛华仁、司马义·艾买提等国家领导人,先后视察了中卫硒砂瓜产业,并给予了充分的肯定和勉励。中卫硒砂瓜以独特的生产方式和卓越品质成功打入日本、新加坡、香港、台湾等市场,并获得首届中国农产品区域公用品牌50强,成为宁夏产品走向全国一张靓丽的“绿色”名片。

香山压砂西瓜基地约占中卫市1/3面积的环香山地区,地处蒙古高原和黄土高原的过渡地带,年降水量不足180毫米,蒸发量却为2400毫米,属于中国最干旱的地方之一。但降水、光照、温差、土壤条件却是西瓜生长的绝佳环境,也是中国最适宜种植高品质压砂瓜的唯一区域。

硒砂瓜,是从石头缝里长出的大西瓜,把经过风化、被山洪冲刷到山沟里淤积的以石炭系为主的岩石碎片,拉运铺压在灰钙土土壤上,厚度为10—15cm,达到提高地温、蓄水、保墒的作用,同时砂石中含有人体必需的锌、硒等微量元素,为积聚大量天然葡萄糖、维生素、氨基酸和多种微量元素提供了独特的自然条件。

町の中には西瓜を乗せたトラックが沢山走っていました。遠くの地域に運ぶのは大型トラックですが町の中ではこのような小さなトラックが多かったです。


クリックすると拡大レストランの店先には沢山の西瓜が積み上げられていました。西瓜にはシールが張られておりそれには沙豫露(SHA YUAN LU) 中卫硒砂瓜と書かれていました。中衛市(中卫市)の沙豫露というブランドの西瓜のようです。
中卫硒砂瓜で検索してみると寧夏回族自治区中衛市の香山地区の砂漠地帯で作られているようです。
今回は料理の最後に西瓜が出されましたが、前記事で紹介したように西瓜が最初に出されるレストランも沢山ありました。


硒砂瓜の生産地は寧夏回族自治区中衛市香山地区で、「香山硒砂瓜」とも呼ばれています。こちらのように「香山硒砂瓜 砂里王」というブランドのシールが張られた西瓜もありました。この西瓜は中衛で泊まったホテルに置かれていました。
クリックすると拡大

中衛で泊まったホテル・新華国際飯店の朝食でも必ずスイカ(香山硒砂瓜 砂里王)を食べました。バイキングなので沢山の料理が並んでいますが、いつも軽めの朝食にしていました。
クリックすると拡大

町の中でよく見かける光景でした。やはり西瓜が置かれていました。
クリックすると拡大

写真は全て2014年8月31日と9月1日に撮ったものです。最後に美味しいスイカの写真を2枚紹介します。写真はクリックすると拡大します。寧夏回族自治区の中衛の西瓜の写真はいかがでしたでしょうか。硒砂瓜の中国での植物分類を紹介します。
クリックすると拡大  中文学名 硒砂瓜
  界     植物界
  门     被子植物门
  纲     双子叶植物纲
  目     堇菜目 スミレ目
  科     葫芦科 ウリ科
  属     西瓜属 スイカ属
  名     硒砂瓜
クリックすると拡大
posted by SORI at 09:24| Comment(20) | TrackBack(0) | 寧夏回族自治区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月28日

初日は羊料理専門店に行きました。 香山羊羔肉馆

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

寧夏回族自治区に行ったら、羊料理を食べたいものです。ということで、寧夏回族自治区に着いた火の最初の夕食は羊肉料理専門店に行きました。この日、2014年8月28日はフライトが少し遅れて南京を14時に出発して銀川に着いたのは16時半でそこから車で3時間の距離の中衛なので羊肉料理専門店に入ったのは20時を越えていました。

ホテルにチェックインして、すぐに、迷わずタクシーで、有名店の「香山羊羔肉馆」に行きました。同じ羊肉でも仔羊の肉を食べるのが目的だったのです。仔羊の肉は一般店では食べれないので専門店を選んだのでした。
  店名 香山羊羔肉馆
  住所 中卫市沙坡头区美利东街铭城家园七号楼
  電話 0955-702-3750
  店主 周帮海

より大きな地図で 香山羊羔肉 を表示
いきなり重湯が出されました。どうやら寧夏では、お茶代わりに重湯を飲むようでした。


寧夏では羊肉以外に有名なのが豆腐なので豆腐料理を頼みました。
クリックすると拡大

葛(くず)に似た食材も寧夏では有名なので、こちらの料理を頼みました。
クリックすると拡大

これが目的の仔羊の肉の料理です。でもお店に着いたのが20時ということで一人前しか肉が残っていませんでした。メンバーは4人でしたが、日本人ということで私だけが食べさせていただくことになりました。全員で仔羊を食べるのは翌日にすることにいたしました。仔羊の肉は鮮度が命なので、肉は翌日に持ち越さないように仕入れているのです。うわさ通り、柔らかな美味しい肉でした。
クリックすると拡大

こちらがメニューです。「羊」と「羊羔」が使い分けられていることから「羊羔」は仔羊と思われます。上の料理はおそらく「椀蒸羊羔肉 48元/椀」だと思われます。つまり蒸した仔羊肉だったのです。新鮮だから出来る料理だと思います。
クリックすると拡大

こちらも骨付きの羊肉です。仔羊ではありませんでしたが、これも十分に美味しくて、皆さん満足されていました。上のメニューの「炸羊排 70元」ではないかと思います。
クリックすると拡大

豚の角煮と厚揚げの料理も美味しかったです。
クリックすると拡大

こちらの野菜料理も寧夏らしい味で美味しかったです。
クリックすると拡大

インゲン豆の料理もなかなかのものでした。不思議とどの料理も受け入れやすい美味しい料理だったのでビールも沢山飲んでしまいました。
クリックすると拡大

香山羊羔肉の特色が描かれていました。中国語が判る方は拡大(クリック)して是非とも読んでください。帰りはホテルまで2.6kmを歩いて帰りました。
クリックすると拡大
posted by SORI at 23:29| Comment(20) | TrackBack(1) | 寧夏回族自治区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
Seesaaブログのコメント設定について・・・
1 コメント入力に関する設定 →ポチッ
2 コメントリスト         ポチッ
3
昨日の記事ランキング
    先週(月~日)の記事ランキング
      先月の記事ランキング