2013年09月21日

独立記念塔 モナス


2010年の1月の記事に追記いたしました。
ジャカルタの象徴である独立記念塔・モナスにも訪れました。前回と違っていたのは駐車場から無料の連絡バスが出ていたことです。左の3連結の乗り物が連絡バスです。

我々は、よく事情が分からなかったので歩きました。かなりの距離がありました。
モナス (Tugu Monas トゥグ・モナス)はインドネシアの首都ジャカルタの中央ジャカルタ地区にある公園「ムルデカ広場」の中心部にある国家独立記念塔です。モナスとは「Monumen Nasional (英語でNationnal Monument)」を略した造語だそうです。


前回と違うことがもう一つありました。前回はモナスの周りが工事中でしたが、今回はその工事中の部分に広い庭園が出来ていたことです。


ここがモナスへの入口です。モナスが写っていませんが、実はモナスは私の背中側にあるのです。この入口から入って地下道を通ってモナスに行くのです。この日も沢山の小学生たちが来ていました。


入場料(CAWAN DEWASA / UMUM)は2500ルピア(22円)でした、ただし塔の上まで行くには中に入ってから、さらに7500ルピア(66円)の入場券(PUNCAK DEWASA / UMUM)を買う必要がありました。DEWASAは大人でUMUMは一般の意味です。CAWANはカップでPUNCAKはトップです。 


塔の上に登るつもりで来たのですがエレベーターには長蛇の列が出来ていたので塔に登ることは断念いたしました。この日は日本に帰る日のため、あまり時間がなかったのです。料金が2種類に分かれていたために無駄な入場料を払わなくてすみました。


モナスの地下の歴史展示場です。前回も書いたのですがこの歴史博物館の中には48個のジオラマパネルがあり、古代から現代までのインドネシア史の主な出来事が描かれています。ここは22円の入場券で入れるエリアです。


48個のジオラマパネルの2つを紹介します。
こんな感じのジオラマが部屋の周囲にありました。


このモナスにはスカルノ元大統領の直筆サインの独立宣言文が左の扉の中に展示されいるのですが、右の時間にしか開ないのです。ていました。タイミングが悪く40分待つ必要があったために独立宣言文も見ることを断念しました。興味のある方は下の前回の報告で掲載させてもらっていますので見てください。ここも22円の入場券で入れるエリアです。前回と扉のデザインが違います。時間によって違うのでしょうか。
クリックすると前回の扉を表示します。


入口と同じところに地下道を通って出て来ました。そこでは下の大きな写真のようにインドネシアらしいイスラムの服装の女性たちが記念撮影をしていました。髪をスカーフで覆うだけと思われがちですが他にも普通の女性の服装と違うことがあります。赤道直下にも関わらず長袖の服を着ていることと、厚手の黒いレギンスあるいはスパッツをはいていることです。肌を出さないための服装だと思います。しぐさは普通の人たちと変わることはありませんでした。右のような写真の女性はジャカルタでは一度だけしか見ることはありませんでした。その一度というは実は、このモナスだったのです。つまりジャカルタの一般的なイスラムの女性のほとんどが下のような服装なのです。
これがイスラムの若い女性のファッションなのでしょうね。


駐車場に戻るのは無料の連絡バスを使いました。


バスの中からの景色です。遊園地のバスのようで昔を思い出しました。


駐車場に戻ってくると、こちらでも小学生たちがこれからモナスに向かうところに出会いました。



2010年1月24日掲載 タイトル:ジャカルタの景色
が表示された写真はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大
ジャカルタの中心街です。高層ビルが立ち並ぶ人口は1100万人の巨大都市です。写真は南の方向です。
車の保有台数は400万台とのことで渋滞は慢性化していました。

北の方に海が見えます。


上の2枚の写真は独立記念塔モナスからの景色です。
Monas(Monument National) 中央ジャカルタ、ムルデカ広場中央にあります。1945年にスカルノ初代大統領が独立宣言したのを記念して1975年に建てた高さ137mの塔だそうです。


エレベーターで展望台に上がれます。頂上部には高さ14メートル、直径6メートル、重さ14.5トンの青銅製のレリーフがあり、レリーフは77のパーツから構成された炎の形で、重さ35キロ分の純金めっきがされています。


クリックすると拡大塔の台座部分の地下に大きな部屋がありました。その部屋の中に右の写真の金ピカの扉がありました。最初はエレベーターの入口かと思いました。すごく豪華な入口だなと思いましたが、なにか雰囲気が違うためエレベーターの入口ではないことは、すぐにわかりました。
実はその中に下の写真のようにガラスケースがあり、その中にスカルノ元大統領の直筆サインの独立宣言文が展示されていました。金ピカの扉が開いて、下の独立宣言文が出てきます。
モナスの地下の大きな部屋は歴史博物館(Museum Sejarah Nasional)だったのです。部屋の壁と床は大理石で出来ており、広さは80メートルx80メートル、天井の高さは8メートル。歴史博物館の中には48個のジオラマパネルがあり、古代から現代までのインドネシア史の主な出来事が描かれています。その中の一番のエポックが独立だったのでしょうね。


独立宣言文です。クリックすると拡大するので読めると思います。
ただしインドネシア語が解ればですが!
クリックすると拡大

独立記念塔モナスから西の方向の写真です。


南北西とくれば東方向ですね。こちらにはガンビル駅(Gambir Station)が見れます。


東西南北だけでなく、ここからはゆ8方向に放射状に道が伸びています。これは南西方向です。


塔のてっぺんは子供たちであふれていました。遠足か課外授業なんでしょう。


小学生も沢山来ていました。遠くに見える凧揚げは結構人気だそうです。遠くに有名な東南アジアで最大のイスラム寺院であるイスティクラル大寺院の塔(ミナレット)が見れます。
クリックすると拡大

入場券は7500ルピア(約75円)です。


これはホテルからの景色ですが建設中のビルも沢山見れます。夜は建設中のビルも照明されておりきれいです。この2枚は同じ場所です。
クリックすると拡大

衛星写真を拝借しました。中央が独立記念塔です。
posted by SORI at 08:01| Comment(26) | TrackBack(0) | インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月18日

ジャカルタのモスク



これがインドネシアを代表するモスクです。 名前はイスティクラル またはイスティクラル・モスクでインドネシア国立モスク(インドネシア語:Masjid Istiqlal)です。
クリックすると拡大全景がわかりにくいと思うので空から写真(右)をネットから拝借して掲載いたしました。右側の塔がモスクのミナレット(尖塔)です。

インドネシアはイスラムの国です。インドネシアの首都・ジャカルタの最重要部・モナス(独立記念塔)のある広場に面した国立のインドネシアの国教であるイスラム教の寺院であるモスクです。


インドネシアは世界最大のムスリム人口を抱えています。
白亜の直径45mのドーム型の建物は、1984年建設当初は世界最大のモスクだったようです。今は東南アジア最大級との言い方がされていました。世界で大きなモスクがあるのはメッカ、マシュハド、メディナ、ジャカルタ、カサブランカです。


その直径45mのドームを内側から見ました。


これが正面です。イスラム経でない外国人のために案内してくれる人がいます。建物に入ったときに靴を脱ぎますが、案内された部屋に靴箱が置かれていました。女性の人はそこで肌を見せないための服を貸してくれます。日本の着物をラフにしたような服でした。階段を登って撮って場所まで案内してもらいました。その時、日本人の女性の観光客の人も一人おられました。建前は無料ですがチップの箱が置いてあり女性の方についているガイドの方が気持ちだけ入れてほしいと言われたので1ドル相当の現地通貨を入れさせていただきました。
つい、警戒しがちですが日本人の女性の方についておられたガイドさんのおかげで心配が要らないことが判りました。


こちらが向かって右側です。確かに12万人以上が収容できことが納得できる広さでした。国会議事堂とも至近距離であるからして、このモスク、ひいてはイスラム教がインドネシアにとってどれほど重要かがわかる建物です。


こちらが左側です。精一杯の広角で撮りましたが正面、右側、左側と3枚の写真でやっと内部全体が紹介出来る広さでした。
建物の名称になっている「イスティクラル」とは、アラビア語で「イスティクラール」 استقلال istiqlāl といい、「独立」を意味するそうです。


女性の人達はこのあたりに集まっていました。


正面を拡大いたしました。


動画も紹介いたします。


Google地図の航空写真です。青いラインは車で移動したルートです。

より大きな地図で モスク周辺 を表示
posted by SORI at 15:28| Comment(18) | TrackBack(2) | インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジャカルタの大型クルーザー

IMG_1614-50.jpg
が表示された写真はクリックすると拡大します。

ジャカルタの海に行ったときすごい数の大型のクルーザーが沢山係留されているのを見かけました。ここは、お金持ちが多い場所なんだなと感じました。

写真をクリックするとクルーザーが係留されている雰囲気が判ってもらえると思います。
IMG_1620-1094.jpg続きを読む
ラベル:ジャカルタ
posted by SORI at 15:25| Comment(8) | TrackBack(0) | インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

画期的な扇風機 ??

IMG_1649-50.jpg

大型の扇風機ですが! 気がつかれましたか? 水が噴霧されているんです。これによって少し冷たい風が来ます。場所は赤道直下のジャカルタでした。
ノズルが6っ付いていますが1っだけしか機能していないみたいです。それでも効果絶大でした。この扇風機はちゃんと首も振るんです。こちらに向くのが待ち遠しかったです。

とあるテーマパークの屋外で空中ゴンドラを待っている人のための扇風機でした。
ラベル:ジャカルタ
posted by SORI at 15:23| Comment(18) | TrackBack(2) | インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジャカルタの高層ビル群



帰国する日の早朝に泊まっていたホテルの前にあるロータリーを散歩を兼ねて廻ってみることにしました。ロータリーと言っても大きなロータリーです。さらに太い道は陸橋があるところまで歩かねばならないためロータリーを廻るだけで2km歩くことになりました。すでにこのあたりを走っていた自転車は紹介いたしましたが、その自転車がこの高層ビル群の中を走っていたと想像願います。自転車の記事→ポチッ
上の写真の高層ビルは2007年に完成した高さ230mのMenara BCAです。56階でエレベーターの数は22本だそうです。建築家はRKTLで DeveloperはPT Grand Indonesiaだそうです。
左端のビルはMandarin OrientalでMenara BCAの手前の大きなビルが私の泊まったケンピンスキー(元:ホテル・インドネシア)です。Mandarin OrientalとMenara BCAの間で遠くに見えるビル氏The City Towerです。

ロータリから大通り沿い南側に500mの場所にあった斬新な高層ビルです。空港に着いて高速道路を町に向かうといくつもの高層ビル群がありました。その中の一つが私が泊まった地域でした。


ロータリーの中心のモニュメントがよく判ってもらえると思います。ホテル側から撮りました。


南の方からロータリーの方向を撮っています。沢山の高層ビルがあることがわかってもらえると思います。


すでに紹介したケンピンスキー・ビル群です。


動画も紹介します。ロータリーをはさんで泊まったホテルの反対側から撮りました。白い建物はGrand Hyattです。カメラが左に廻ってくるとケンピンスキーが出てきます。


すべて、この航空写真の中のビルです。赤いラインが写真を撮りながら散歩したルートです。
posted by SORI at 14:52| Comment(10) | TrackBack(0) | インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月17日

ジャカルタの教会で素敵な時間に出会えました。



上の写真はジャカルタで最も有名な教会、カテドラル(インドネシア語:Gereja Katedral Jakarta)です。KatedralはCathedralとも書かれます。
この写真はインドネシア最大のモスク(イスラム教の寺院)であるイスティクラル・モスクの敷地の中から撮ったものです。つまりモスクと教会が隣り合わせであることがインドネシアのイスラム教を象徴しているのです。
ブリタニカ国際年鑑2007年版によるとインドネシアの宗教人口の割合はイスラム教が76.5%、キリスト教が13.1%、ヒンドゥー教が3.4%、伝統信仰が2.5%、無宗教が1.9%、その他が2.6%となっています。つまりインドネシアはイスラム教徒が1億7000万人を超える世界最大のイスラム教徒(ムスリム)の国なのです。
そのような国でもキリスト教も対等に存在できるのは憲法29条で信教の自由を保障しているためです。ちなみにキリスト教13.1%の内訳はプロテスタント5.7%、独立教会4.0%、カトリック2.7%、他0.7%です。

イスティクラル・モスクに行った後に、さっそくこちらの教会に来て見ました。すると正面入口に、この車が停まっていました。結婚式をやっているのだとすぐにわかりました。

余談ですが、直近のタイトルで検索すると自分の記事が沢山出て来ます。→ポチッ

期待して教会に入ると、やはり結婚式が行われていました。グッドタイミングで幸せな光景に出会えることが出来ました。この時、2011年10月15日(土) 12時29分でした。


室内は暗いのでシャッタースピードがかなり長くなったために鮮明な写真は撮れませんでしたが雰囲気はわかってもらえると思います。


前の方まで行き、あつかましく撮らせていただきました。


少し拡大いたしました。さらに幸せの雰囲気が伝わってくると思います。


歌が歌われ始めたので動画も撮りました。是非とも見てください。


結婚式のために素敵な飾りも置かれていました。


正面の入口の上の部分の飾りです。カテドラルは教会の名前のように使われていますが司教座聖堂・主教座聖堂のことです。大聖堂と訳されることが多いです。イタリアのミラノのドゥオーモに近い使い方かもしれません。ドゥオーモはイタリア語では大聖堂のことですが単にドゥオーモと呼べば町を代表する大聖堂のことになります。
こちらでの呼び方は単に「Cathedral」あるいは「Gereja Katedral Jakarta」や「Jakarta Cathedral」となります。KatedralとCathedralは同じ意味です。


正面から塔の部分を見上げたところです。このジャカルタ大聖堂(Jakarta Cathedral)は1901年に完成しました。


こちらの教会の特徴は白い塔の部分です。透かしの塔を持った教会は初めて見ました。


塔の部分を拡大しました。写真をクリックするとさらに拡大するので是非とも見てください。
クリックすると拡大
posted by SORI at 15:24| Comment(30) | TrackBack(0) | インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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