2014年03月01日

北京の胡同(フートン)



北京の観光といえば万里の長城や故宮に代表されるような長大な建造物が有名ですね。最近では胡同(Hutong フートン)が注目されてきています。
「胡同(フートン)」は中国語ですが日本語では「路地」のことを指します。北京市内には昔ながらの沢山の胡同(路地)が残っています。それらの昔のままの姿が魅力で観光客が増えてきています。その近くには洒落たお店やお土産物屋さんが立ち並んでいますが違和感なく溶け込んでいます。あえて言えば車や標識や電柱が気になりました。それも今は生活の一部なので仕方がないと思います。それらもなく昔のままの胡同が保存されている場所もあるそうです。ここの風景をみていると平遥古城の風景を思い浮かべました。

胡同(路地)は家を建てている間に家と家の隙間が自然と道になったのがはじまりと北京の中国の人が話してくれました。その人の案内で少しだけ立ち寄ってくれました。この次はじっくり案内してくれると話してくれました。

どの家も、門の両側に石が置かれています。立派な家にも庶民の家にも!
気になったのでネットで調べてみました。名前は門暾と言うそうです。ただし、正しくは”暾”は中国語では石片に敦だそうです。
ネット引用
門暾は、四合院と呼ばれる北京の伝統的な住宅の正門の前に置かれた石材で、観音開きの門の扉を留め支えるものです。現在北京に残るのは、ほとんどが明や清の時代のものですが、古くははるか漢(紀元前206年~西暦220年)にまで遡るといわれてます。刻まれた図案には人々の願いが託されており、例えばコウモリと銭をあしらった図案は”福在眼前”と呼ばれ、同じ諧音とかけた吉祥のデザインとして中国人に親しまれています。また、「文化大革命」中に傷つけられた門暾も少なくなく、現在に激動の時代の痕跡を残しています。


これは有名な人が住んでいた家です。


北京だけではなく山西省の平遥古城の四合院の入口にも原型のようなものがありました。そして山西省の豪邸(大院)にも門暾が沢山ありました。おそらく何百とあります。興味のある方は王家大院に是非行ってみてください。
クリックすると拡大クリックすると拡大

さすがお金持ちの家の門暾です。


いろんな形がありました。


標識にも胡同の文字がありました。このあたりは非常に広い範囲に胡同(路地)がある場所です。


このあたりはトロリーバスも走っていました。
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2013年09月26日

6年前はサクランボが2kgで160円でした。

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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2007年に北京の町の中を歩くと道端でサクランボを売っている人を沢山見かけました。驚くほどの数でした。値段を聞くと2kgが10元(160円)とのことでした。
産地は山東省だそうです。食事の帰り道で撮ったものです。北京一のビジネス街の近くの歩道です。中国で一番物価の高い場所です。売り子の人にとっては、ここが一番高く売れる場所なのかもしれません。
6年前も北京は物価は高かったので、驚きの価格でしたが地方の物価とは大きく格差があり安いところから売りに来ていたのだと思います。今は地方の方も物価が上がってきており、今では考えられない値段です。6年で地方の物価も大きく変わってしまいました。

暗くて良く判らなかったので最初はブドウを売っているのかなと思いました。良くみるとサクランボでした。10元につられて買ってしまいました。傷がついたものや形が悪い物も混ざっていますが味は甘ずっぱいサクランボの味でした。大粒のしっかりしたサクランボでした。日本に売るために良い品種を栽培し始めて、それが出回り始めたのかもしれません。
posted by SORI at 06:33| Comment(22) | TrackBack(0) | 北京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月23日

密雲水庫の魚料理



紹介すると約束していた「看板赤ちゃん」のいるレストランの夕食の魚料理です。貴重な魚のようです。川魚は普通は臭みがあるけれどこの魚はないと言われていました。
実はカメラの露出の設定が、知らない間にずれてしまっていて、全ての写真が露出過多になってしまいました。今回紹介の写真は、すべてパソコンで露出調整して掲載しましたが、残念ながら本当の色合いが表現出来ていません。でも是非とも紹介したかったので掲載いたしました。

確かに美味しい魚でした。尻尾の方の身は煮付けで出てきました。大きさを判ってもらうために湯のみを横に置きました。


ご馳走は頭なのです。スープも絶品でした。


これも珍しいものです。湖の畔に生えている野草です。味噌につけて食べましたが少し苦味があってすごく美味しかったです。


ここの料理の種類は農民料理だそうです。ただしこんなに豪華なのはお祝いの時だそうです。中華料理と言えば油を使った料理が多いのにここは汁物が多いので聞くと昔は油が貴重品で農村では汁物料理が多かったとのことでした。初めて知りました。


ワカサギのような魚です。これも汁物でした。頼めばから揚げもしてくれます。今回の写真はすべて露質オーバーになってしまいました。天気が悪いので外では感度を高くしてとっていたのですが、そのままでフラッシュを使ったためにちょっと残念な写真になってしまいました。


この鳥料理も汁物でした。


どれほど露出過多になっていたのかを知ってもらうためにオリジナルの写真を紹介します。左がオリジナルで右が露出調整した写真です。露出を間違えていなければもっと美味しさを伝えられたと思います。


湯葉料理です。日本だと高級食材ですが多量に出てきました。


肉料理です。


玉子料理です。


最後はトウモロコシの饅頭(パン)でした。


お店です。


お店の名前は紫玉鑫园・民俗饭庄です。この看板は右から読みますが、左上に写っている看板は左から読みます。右からと左からが混在しているのが面白いです。


密雲水庫は北京の中心から北東方向に100kmの位置にあります。緑色マークがレストランの場所です。空色マークが密雲水庫で黄色マークがこの日の目的地である万里の長城の一つの司馬台です。赤色マークが万里の長城で最も有名な八達嶺です。

より大きな地図で 密雲水庫 を表示
posted by SORI at 09:24| Comment(12) | TrackBack(1) | 北京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レストランの看板赤ちゃん


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レストランの若い女将さんと、その赤ちゃんです。あまりにも可愛いので掲載させていただきました。
お母さんの仕事の間、このレストランのおじいちゃん、おばあちゃん、さらにはお客さんに次から次へと抱っこしてもらっていました。レストランは家族みんなでやっているようで赤ちゃんはみんなで面倒見ているようでした。
クリックすると拡大右の写真のようにお客さんも次から次へと抱っこしていました。ここは北京の北東100kmの位置にある密雲水庫のすぐそばです。「密雲水庫」は日本流に言えば「密雲貯水湖」となります。北京の水がめです。朝から雨が降っており事故で大渋滞でした。偶々渋滞していた横に食堂(レストラン)がありました。朝食も食べずに出発した人のために、事故処理の時間を利用してこの食堂で朝食を食べることにしました。事故渋滞がなければ通りすぎて、この赤ちゃんにも若女将にも会えませんでした。すごい偶然ですね。

渋滞は事故渋滞です。この写真の車が事故を起こしたのではなくともっと先の方でした。この車は事故渋滞の車に当たりそうになり急ハンドルを切ったのだと思います。これは一台のトレーラー車で運転席がくの字に曲がっているのです。もちろんかなりのダメージを受けていました。


こちらの事故が最初だと思われます。事故車が移動するまでレストランでゆっくりと休みました。


朝食はジャージャー麺です。女将さんからの情報によると、昨日、密雲水庫で貴重な魚が捕れたとのことでした。さっそくその魚を万里の長城からの帰りの昼食に予約しました。その魚料理も掲載予定です。
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密雲水庫は北京の中心から北東方向に100kmの位置にあります。お店の名前は紫玉鑫园です。クリックするとGoogle地図を表示します。
クリックすると地図を表示
posted by SORI at 07:59| Comment(16) | TrackBack(1) | 北京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月31日

芸術的 ( ? ) な送電線

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高速道路を走っていると沢山の送電線が続いていました。日本では見かけないタイプの鉄塔もあります。ここは中国の北京と天津を結ぶ高速道路です。

ほんとうに沢山の送電線の鉄塔が建っていました。これだけの景観は滅多に見れないと思ったので掲載いたしました。
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解像度はありませんが動画にすると雰囲気が、伝えられると思い撮りました。
ラベル:動画 北京 送電線
posted by SORI at 22:18| Comment(19) | TrackBack(0) | 北京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月08日

中国もETCが普及し始めました。

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2010年8月3日から中国に行き8月6日に帰国しました。その時に北京から片道300kmの距離を高速道路で往復する機会がありましたが乗った車にはETCが付けられており実際にETCのゲートを通過する体験が出来ました。
上の写真は北京から出発したときのものです。

北京に帰ってくるときにETCゲートを通る動画を撮ったので紹介します。画面のプレーボタンをクリックして中国のETCを体験してみてください。遮断機が上がる音も聞こえます。


まだ北京から離れると使えないところがが多かったけれどもETCの看板はどんどん設置されていました。急速に利用できるようになりそうな雰囲気でした。
ただし全国的には、まだ普及していないし共通化されていないと聞きました。


これがETCの機械です。専用のカードが差し込まれています。ETCだと料金が5%引きになるようです。ETCゲートは新設されているようですが、まだ北京から離れてくるとETCは使用されていませんでした。そのときは有人ゲートでこのカードを渡せば支払いが出来ました。
posted by SORI at 03:18| Comment(12) | TrackBack(0) | 北京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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