2014年05月17日

石造りの天文台



早朝の散歩をしているときに北京の天安門の前を通っている大通り(建国路)沿いに城壁のような建物を見つけました。近代的なビルが並ぶ中に古い建物がポツンと残されている感じでした。

その壁には古観象台と書かれていました。
さっそくネット で調べると、ここは「北京古観象台」(Beijing Guguan Xiangtai)で、現存する世界で最も古い天文台(1442年)と書かれていました。ただし現存する最も古い天文台と言うのは解釈によっては正確ではないかもしれません。たとえば韓国・慶州の瞻星台と言う天文台は7世紀だそうです。
明、清の時代の皇帝の天文台として使われたもので、現在のように古代の天文観測器具などを展示した博物館となったのは1956年のことです。屋上には古代の天文観測機械の展示があります。


朝早くて中に入れませんでしたが、確かに屋上に天文観測機械らしきものを視ることが出来ます。クリックすると拡大します。
クリックすると拡大

地図で場所を紹介いたします。緑色マークが北京古観象台です。
天安門が空色マークです。

より大きな地図で 北京古観象台 を表示
ネットで説明されている内容を枠内に転記いたします。
クリックすると拡大建国門立体交差の東南方向に位置する。元の大都の時代、至元16年(1279)以来の歴史を有する世界最古の観象台である。元の大都の時代にはここが都城の城壁の東南隅であり、観象台上にはイスラム暦学による観測儀器が備えられた。明代になり、朱元璋が南京に遷都すると儀器は南京へと移されたが、その後、明の正統帝の時代に復興されて「観星台」の名で呼ばれ、清代へと引き継がれ「観象台」の名に改められた。清初の順治年間には、イエズス会宣教師のアダム・シャールが欽天監(国立天文台のような機関)の長官となり、観象台も暦法を治めるアダム・シャールによって指揮されることとなった。康熙年間に入ると、欽天監内部のイエズス会宣教師等による西洋新暦派と、イスラム暦法派勢力との間で暦法の主導権を奪い合う「暦法対立」が生じ、一時イスラム暦法派が勢力を得たものも、結局、西洋新暦派が勝利し、以降清末の19世紀初頭まで欽天監の長官には代々暦学に精通する西洋人宣教師が就任した。観象台も欽天監の長官の指揮の下におかれ、日々欽天監の官生らによって測天作業が行われ、朝廷に観測結果の報告がなされた。

現在、観象台の台上には、8種の青銅製の観測儀器が備えられているが、そのうちの赤道経緯儀、黄道経緯儀、地平経儀、象限儀、紀限儀、天体儀は康熙年間初頭の欽天監の長官であったベルギー人のイエズス会士フェルビーストによって作製され設置されたものである。1900年に義和団の乱を鎮圧するため8か国連合が北京に進軍すると台上の儀器も持ち去られたが、第一次大戦後のベルサイユ条約の定めに従って中華民国の時代に順に返還された。

  FEE   :F 10元

  OPEN :9:00~16:00

  ADD  :東城区建国門東裱褙胡同2号

  TEL   :(010)6524-2202

昨日、掲載させてもらった猫ちゃんの話題です。 → ポチッ
posted by SORI at 19:12| Comment(18) | TrackBack(2) | 北京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月12日

ちょっと小洒落た北京の四川料理

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大
先日は四川省政府直営の北京の四川料理店を紹介いたしましたが、今回はちょっと洒落て北京の四川料理店を紹介いたします。
この時の移動は南京⇒済南⇒北京でした。
北京ではチョット辛い料理が食べたくなったので四川料理にいたしました。偶然ですがこの日が私の誕生日だったのです。写真の中の唐辛子は味付けのみ、この唐辛子の中に埋まった海老と野菜だけ食べます。ビールが合いますね。

次は定番の麻婆豆腐 さすが四川料理専門店の麻婆豆腐!
クリックすると拡大

チャーハンの上に麻婆豆腐と思って頼んだ福建チャーハン
麻婆豆腐を上に乗せる必要もなく美味しくて辛いあんが乗っていました。麻婆チャーハンを食べるもくろみは失敗 でも、この料理は結構いけてました。これが福建炒飯だったのです。
クリックすると拡大

きのこスープ さすが北京で繁盛しているお店のスープて感じ


今日のメインデッシュ 値段もこの日の勘定の半分を占めます。 もちろん活きた海の魚を料理 これもおいしい! 
頼むと右のように生きたハタ系の魚を持ってきて「これでいいですか?」と確認されます。刺身で食べたくなる魚でした。
クリックすると拡大

これはホイコーロ(豚肉と野菜の炒め物) 


この日は日本人ばかり4人の食事でした。北京の知り合いの人に薦められて、こちらにしました。
これがレストランのなかの風景 中華とは思えないでしょう!
皆さんワインを飲まれていました。もちろん我々もワインを注文 !
さすが北京! 都会です。  アベックも多い!
この後すぐに満席になりました。お店を紹介します。
ここは2000年に開店した一号店でその後、北京だけでなく全国各地に広がったようです。
 店名 俏江南 SOUTH BEAUTY
 場所 朝陽区建国門外大街1号 国際貿易中心大厦西楼2階
 電話 010-6505-0809
クリックすると拡大

レストランの場所を地図でも紹介します。
空色マークが今回紹介の四川料理のレストラン「俏江南」で、緑色マークが前回に紹介した四川省政府が直営している四川料理店「貢院蜀楼」です。

より大きな地図で 北京のレストラン を表示

帰りにお茶のお店によって試茶!!



追伸
四川料理の翌日の晩は広東料理で旧正月の忘年会(新年会)をいたしました。広東料理は日本人の口に最も合う中華料理のカテゴリーと言われています。
一つのテーブルで大人数で楽しみます。
この日はアルコール濃度が52%の白酒で始まりましたが、やっぱりきついので途中から38%の白酒に代えてもらいました。


中華料理のカテゴリー
山東料理 四川料理 揚州料理 広東料理 福建料理 浙江料理 湖南料理 安徽料理 北京料理 上海料理 江蘇料理 雲南料理 台湾料理 . . . . . . . . . . . . 

インターネット引用(中国国家観光局)
山東料理四川料理揚州料理広東料理四大料理であるが、それにさっばりした福建料理、味が純粋な浙江料理、辛い湖南料理と味が濃い安徽料理を加えれば八大料理になる。それにまた北京料理上海料理を加えると十大料理になる。
posted by SORI at 21:20| Comment(24) | TrackBack(4) | 北京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月10日

清の時代の宮廷料理店 白家大院

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大します。
クリックすると拡大します。一昨日に右の写真の花びらのサラダを紹介した清の時代の宮廷料理を再現したしたレストランですが、このお店は清の時代の皇帝の兄弟だった人が住んでいた家だそうです。本宅ではなくて別荘のような使われ方だったそうです。この中には築300年の建物もあるそうです。こちらの黄色い服の女性が最初から最後まで面倒を見てくれました。
クリックすると拡大します。「白家大院」の中も案内してくれたし、最後はこの道路の門まで見送ってくれました。木の靴(下駄)を履いているのが印象的でした。クリックすると木の下駄が判ってもらえると思います。
実は2000年(14年前)ごろにレンストランとして利用するようになり、その時に名前を「白家大院」にしたそうです。 それまでは「楽家花園」と呼ばれていました。建設当初は作った人の名前から「禮親王楽園」と呼ばれいました。約14年前までの使い方は?と案内してくれた女性に尋ねると中学校として使っていたそうです。清の時代の皇族の食卓を再現したものだそうです。中国文では「再現清朝宮廷飲食文化」と記載されていました。

レストランの入口です。ここが道路に面した最初の門です。白家大院の看板が判ってもらえると思います。
クリックすると拡大します。

ここから奥に進んでいきます。車が沢山停まっています。最初の門から二番目の門までの間の道です。


道を進むと「白家大院」にたどり着きました。ここの門の前には星条旗の付いた車が停まっていました。ナンバープレートに赤の「使」の文字があったので、たぶん2台ともアメリカ大使館の車です。時間は13時50分で皆さんが帰る時間帯でした。我々はこれから昼食にしたので「白家大院」全体を独占することになりました。


沢山の店員さんが迎えてくれました。いらっしゃいませ! と言う感じです。


この人が門から部屋まで案内してくれました。時々振り向きながら静かに案内をしてくれました。この緑の服の方も最後まで面倒を見てくれました。
食事をする場所は庭園の中に点在している昔の住居を利用しています。こちらの写真もクリックすると木の靴を履いていることが判ってもらえると思います。
クリックすると拡大します。

「白家大院」の中は池のある大きな庭と言う感じで建物がところどころにありました。我々は一組だけは入れる建物の中で食事をしました。ちょっと贅沢ですね。大きな部屋では踊りなども行われるそうです。
クリックすると拡大します。

食事をした個室の前から見た池の景色です。
クリックすると拡大します。

航空写真を紹介します。この緑の部分が白家大院で、この緑の中に個室やホールなどの建物が点在しているのです。広い敷地の中の贅沢な空間でした。緑の木々の中に沢山の建物があるのが判ってもらえると思いますが、その中の一軒(個室)で食事をさせてもらいました。


クリックすると拡大黄色を基調としたテーブルです。右の写真のように食器も黄色で統一されていました。ここでは料理も美味しいけれど食べる雰囲気が最高のご馳走かも知れません。
通常は、一際高いナプキンが飾られてある席がホスト席ですが、こちらではテーブルのセットはすべて同じでした。でも、ちゃんとホスト席の目印があります。
一つだけ椅子が違うのがわかりますか。ここがホスト席です。勘定を支払う人が、この席に座ります。左端の布がかかっていない大きな木の椅子です。
クリックすると拡大します。

クリックすると拡大上の写真ではホスト席の木の椅子が判りにくいかと思い、別の写真を掲載させていただきました。中央の席より少し左側に木の椅子があることが判ってもらえると思います。その他の椅子にはすべて布がかかった椅子で、龍の絵との文字が印象的でした。秘儀の写真のように料理の器にも龍が描かれる徹底ぶりなのには驚かされました。
クリックすると拡大します。

各自のセッテングはこのようになっています。


沢山の女性の人たちが料理やビールを持ってきてくれました。
他のお客さんが帰ったあとのためかもしれません。でも必ず責任者が一部屋に一人付いてくれるのが中国なので安心です。黄色い服の女性に緑の服の女性に加えて赤い服の女性の3人の女性の方が我々の個室(建物)に付いてくれました。右の写真で、木の椅子に私が座らされたことが判ってもらえると思います。
クリックすると拡大

庭を背景に撮らしてもらいました。女性の衣装は少数民族の一つ満族のものです。頭の飾りが独特です。満族はこのレストランの歴史の舞台である清朝の支配民族でした。こちらの女性の薄化粧が新鮮で印象的でした。
クリックすると拡大

料理を運ぶ人もすべて民族衣装を着ています。


屋外にもテーブルを設けていました。このときは5月で気候がよかったので夜は屋内も屋外も満席になるそうです。
クリックすると拡大します。

食事の後は黄色の服の女性にお願いして庭を少し散策させてもらいました。
クリックすると拡大します。

飾り付けも見事でした。緑の多い広い庭であることが判っていただけたと思います。
クリックすると拡大します。

昔に高貴な人たちが使った牛車も庭に展示されていました。
クリックすると拡大します。

クリックすると拡大します。我々が帰ったのは15時36分だったので我々が帰る時間には車は1台も残っていませんでした。来た時には右の写真のように沢山の車が停まっていました。結局13時50分から15時36分までの1時間46分の昼食を楽しんだことになります。


お店を紹介いたします。青色マークが今回紹介の白家大院で、黄色マークが先日に紹介した北京ダックのお店の羲和雅苑です。
クリックすると拡大します。マイナスのアイコンを数度クリックすると北京の中のおおよその場所がわかると思います。右の方を含めて3名の女性の方が我々の部屋の世話をしていただけました。
  店名 白家大院       クリックすると拡大
  住所 北京市海淀区蘇州街15号
  電話 010-6265-8851
  時間 10:30~22:30(L.O.22:00)
  営業 年中無休

より大きな地図で北京のレストランを表示
この冒頭の写真が、食事が終わって帰る時に黄色い服の女性が道路のところまで見送りに出てきてもらった写真だったのです。それが「こちらの黄色い服の女性が最初から最後まで面倒を見てくれました。」説明させていただいた意味だったのです。
料理の記事はこちらです。→ポチッ
クリックすると拡大します。
posted by SORI at 23:53| Comment(36) | TrackBack(1) | 北京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月08日

花びらのサラダ 白家大院

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

清の時代の宮廷料理を再現した白家大院の料理を紹介します。こちらのレストランは由緒あるある場所で、この時もアメリカ大使館の車が何台か停まっていました。
お店の紹介は後日に行いますので先ずは料理の写真を楽しんでください。
クリックすると拡大します。一番最初の料理として出てきて、度肝を抜かれたのが上の写真の花びらのサラダです。それが見かけが美しいだけでなくて、食べてみて美味しいのに驚きました。ドレッシンがよかったのだと思います。沢山食べてしまいました。レストランの名前である白家大院をネットで検索すると必ずこの花のサラダが掲載されていました。皆さん、このサラダに感激するみたいです。私は花に驚いたのではなく美味しいに驚きでした。花のサラダをネットで調べると、こちらのお店では妃子笑というそうです。

花弁のサラダを実感してもらうために拡大いたしました。


最初に料理の写真を紹介いたしましたが、席に座ると先ずは料理の前にお菓子とお茶が出てきました。


緑茶のようですが香りの高い凍頂烏龍茶です。緑茶も頼みました。ゆっくりと会話を楽しんでから先ずは花びらのサラダでした。すでにお気づきかもしれませんが茶菓子以外の料理の食器はすべて黄色主体の同じ模様に統一されていました。高貴な色なのかもしれません。


花のサラダに引き続き前菜が出てきます。この中で始めて食べたのが左の真中です。白菜の辛し和えです。食べた瞬間にその辛さに驚きましたがなれると癖になる味でした。ビールを飲みながら料理が出てくるのを待ちます。


鶏肉とナッツの料理です。
クリックすると拡大

パパイヤを器にしたスープです。器自体も食べれます。

               蓋を開けると
白い寒天状のものはコラーゲンタップリの高価で珍しいものだと聞きました。冗談なのか本当なのか、わかりませんが蛙コラーゲンだと言われました。恐る恐る食べましたが美味しかったです。
クリックすると拡大

海老チリです。大型の海老で食べ応えがありました。海老料理は王道ですね。


より美味しさをお伝えするために拡大写真を掲載しました。


野菜料理です。シャキシャキ感のある料理でした。


こちらの野菜料理も拡大写真を添付いたしまするニンニクのみじん切りが入っていることがわかってもらえると思います。


烏賊とチンゲン菜の料理です。
クリックすると拡大

豆とトウモロコシの料理です。
クリックすると拡大

アスパラです。
クリックすると拡大

セロリとユリ根とクコの実の料理です。
クリックすると拡大

マナガツオの料理です。
中国では魚は煮る、揚げる、蒸すが普通ですがフライパンで焼かれていました。中国で焼き魚に近い状態の料理は初めてでした。なかなか美味しかったです。


中華料理では珍しい焼き魚も拡大いたしました。


肉をパンで挟んだものです。


肉団子のスープです。 やっぱりスープ物は美味しいですね。
クリックすると拡大

デザートは2種類出ました。ことらが最初のデザートの饅頭です。
クリックすると拡大

こちらが最後にデザートの饅頭です。一人づつ選びます。選んだ饅頭で冒頭の小さい写真の中の黄色い服を着た女性が占いをしてくれます。私は真中の饅頭を選びました。名前は「宮廷面点」というそうです。
ちなみに白家大院とは「白さんの大邸宅」という意味だそうです。
クリックすると拡大

お店を紹介いたします。青色マークが今回紹介の白家大院で、黄色マークが先日に紹介した北京ダックのレストラン羲和雅苑です。
クリックすると拡大します。マイナスのアイコンを数度クリックすると北京の中のおおよその場所がわかると思います。右の方を含めて3名の女性の方が我々の部屋の世話をしていただけました。
  店名 白家大院    クリックすると拡大
  住所 北京市海淀区蘇州街15号
  電話 010-6265-8851
  時間 10:30~22:30(L.O.22:00)
  営業 年中無休

より大きな地図で北京のレストランを表示
posted by SORI at 21:37| Comment(46) | TrackBack(1) | 北京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月07日

本格四川料理は庶民の味方

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大                           
これが北京っ子の間で人気の四川料理店 の麻婆豆腐です。

北京はレストランの料理の値段が非常に高いところです。地方に比べて北京の料理の値段は3倍くらいだと思いますが、実感としては地方から北京に来ると同じような料理を食べると5倍くらいに感じてしまいます。
この日、夕飯はなにがいいかと聞かれたので四川料理を希望すると、いいお店があると言って四川省出身の人がアレンジをしてくれお店です。
行ってみて驚きました。店の外まで行列の出来るお店だったのです。


店内にも待合室が設けられており沢山の人が順番を待っていました。四川省出身の人が味は本格的な四川料理と太鼓判を押してくれたお店でもありました。おいしいお店は沢山の人が入ることの証明ですね。


行列の出来る理由は値段が安いこともあるそうです。確かに料理も一皿300円程度です。高級な活きた桂魚の料理でも1000円程度で食べられるのです。担々麺は80円程度でした。確かに物価の高い北京でこの値段は安いです。


お店のカードをもらってきたので掲載します。
左が表で右が裏です。表の4文字「貢院蜀楼 」がお店の名前だと思います。地図には「川京辧 」とも書かれていました。調べてみると川は四川、京は北京、辧は事務所を表していることから川京辧 は四川省北京事務所の意味のようです。こちらでの正式レストラン名は四川省駐京弁餐廳で別名が貢院蜀楼だそうです。近くには長安大戲院 国際飯店 中糧廣場などの文字も読み取れます。クリックすると地図の部分を拡大します。
クリックすると地図の部分を拡大

入口にも同じ文字「貢院蜀楼」が書かれていたので間違いないと思いますが「貢院」は住所でもあるのです。ネットで調べると「四川省駐京弁餐廳 」とも「四川省人民政府駐北京弁事処 」と言われており四川省が監督する四川料理店で北京で一番人気の四川料理店と書かれていました。クリックすると拡大略して「川京辧」ようです。
 店名 四川省駐京弁餐廳 貢院蜀楼 / 川办餐庁
 住所 北京市建国門内貢院頭條5号
 TEL 010-6512-2277
クリックすると拡大

我々が食べた大広間の風景です。個室も沢山ありますが一週間前に予約しないと取れないので、大広間のテーブル席を予約しました。時間は午後6時からですが、お店の人から「午後5時に来て席を確保してください」と頼まれたので1人だけ1時間早くここに来てもらいました。おそらく席が空いていると待たされているお客さんからクレームされるのだと思います。


会社帰りの人や恋人同士や家族と思われる人が、入れ替わり立ち代り入ってきました。中国でこんな雰囲気のお店は初めてでした。白酒(パイチュウ)を乾杯する姿は見当たりません。ビールなどを自由に飲んでいる感じです。見た印象は違いますが日本の居酒屋に相当する場所に感じました。都会は変わってきていることを感じてしまいました。


それでは注文した料理を紹介いたします。
先ずは蒸し鶏を粉唐辛子につけて食べます。なかなかおいしい食べ方でした。家でも出来そうですがおいしい皮付き鶏肉である必要がありそうです。
クリックすると拡大

野菜です。魚料理以外はお皿が小さいため少人数でも沢山の種類の料理が楽しめます。カップルの人も沢山入っていました。


山椒の実と一緒に煮た肉料理です。山椒の実は除いて食べますが身に山椒の味がしみ込んでいました。
クリックすると拡大

薄い豚肉の料理です。これらの料理はすべて四川省出身の人に選んでもらいました。


スライスした肉に辛いタレをかけた料理でタレにの付けかたで辛さが調整できるのがよかったです。
クリックすると拡大

冒頭の写真の麻婆豆腐です。麻婆豆腐だけはこちらからお願いしました。四川料理と言えば、これは外せないですね。今回はビールがものすごく進みました。
クリックすると拡大

麻婆豆腐の味を感じていただくために拡大写真も掲載いたしました。
クリックすると拡大

スープも頼みました。鶏肉をベースにしたスープでこれは辛くありませんでした。量は多かったので5人では飲みきれませんでした。


やはりメインは桂魚です。辛いタレがかけられいますが、身にはしみ込ませていないので、辛いタレと混ざり具合を調整しながら食べられので、おいしく食べれました。
クリックすると拡大

ワンタンと水餃子も頼みました。
クリックすると拡大

最後は坦々麺(担々麺)です。これはなかなかの辛さのものでした。
席の確保が難しいお店ですが安くておいしいお店でした。ほんと四川省出身の人にいいお店を紹介してもらい感謝です。
クリックすると拡大

Google地図でお店の位置を紹介いたします。緑色マークがお店の場所です。

より大きな地図で 北京のレストラン を表示
posted by SORI at 19:10| Comment(35) | TrackBack(3) | 北京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月29日

北京で北京ダックを食べました。

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大
先日、安徽省の北京ダック(北京烤鸭)を紹介したので、ここでは北京で食べた北京ダックを紹介いたします。今までに58回以上も北京に行きましたが、北京では有名な北京ダックを食べたことがありませんでした。「北京では」と書いたのは北京以外では何度も食べた経験があったからです。今回、秦皇島から新幹線で戻ってきて念願の北京で北京ダックを食べました。ちなみに58回というのは飛行機で北京に到着した回数です。列車や車で到着したこともあるので「以上」をつけさせていただきました。

北京には北京ダックの超有名店がありますが、今回は外国人には知られていないけれども、北京ダックを最も売りにしている地元の北京子が食べに来るお店に行きました。お店の名前は「羲和雅苑」といいます。昔の建物である四合院の雰囲気を出した高層ビルの中の煉瓦造りの平屋の広い敷地のお店でした。


羲和雅苑に利用された古い建物の模型のようです。レストランの中に入ったら、建物の全貌は判りませんでしたが、建物に囲まれた中庭には屋根を取り付けられてレストランとして利用されたようでした。


ここが昔の中庭の部分です。周囲を煉瓦の建物に囲まれており、中庭に屋根(天井)が付けてらているのが判ると思います。周囲の煉瓦の建物に個室がありました。この写真は入口を入ったときの景色です。クリックするとよくわかると思います。
クリックすると拡大

お店の名刺も掲載しておきます。住所は「北京市海淀区中関村大街15-3」です。


個室を頼みました。これが食事をする前のテーブルの雰囲気です。


先ずは皮の部分を薄く削り取るように切っていきます。お店では北京烤鸭ではなく和合烤鸭あるいは単に烤鸭と呼ばれていました。


最初に一番高級なところが出されてきました。皮だけです。頭は飾りです。
クリックすると拡大

さらに皮を切っていきます。


皮だけ出されると思ったら身も少し出されました。右の皿の上半分は身だけです。こちらも美味しいですよ。左の皿と右の皿の下半分は皮だけです。
クリックすると拡大

真中の蒸籠の中に包む皮が入っています。熱々で出てきます。入れる野菜は白髪ネギ、玉葱、キュウリ、人参とおろしニンニクでした。タレは甘辛いタレは皮に包む時に使いますが、それ以外に甘い味噌と砂糖がありました。これは包まずに食べるときに付けるとよいと説明されました。
クリックすると拡大

真中の薄く焼いたクレープのような皮に甘辛い味噌と野菜と一緒に包んで食べます。


今回は北京ダックの切り方は上で紹介した切り方を入れて3種類でした。これは皮付きの身です。身が出てくるといっても、皮に近い部分だけなので、身の大部分は本体に残ってしまうので持ち帰りように袋に入れてくれます。今回は中国の人がおられたので、持って帰っていただけました。
クリックすると拡大

北京ダック以外の料理も紹介しておきます。これは切干大根の料理ですが肉と間違えるような美味しい味に仕上がっていました。
クリックすると拡大

これは牛の腱の部分の料理で、ゼリー状の塊を細く切ったものです。
クリックすると拡大

見ての通りの海老料理です。今回の中では最も薄味の繊細な料理でした。
クリックすると拡大

このお店の名物料理です。ハルサメが入った珍しい食感の料理でした。
クリックすると拡大

これは豚肉の塊を柔らかく煮たものを甘辛く絡めた料理です。丸いのはウズラの卵です。いろんな食感の美味しい料理でした。
クリックすると拡大

これはアスパラカスの炒め物です。この日の唯一の野菜料理です。
クリックすると拡大

スープも一品頼みました。薄くスライスした貝柱が入った酸っぱい辛いスープでした。
クリックすると拡大

ヒラメの煮付けです。北京ダックはこの後に出てきました。
クリックすると拡大

一度、掲載した写真ですが、順番をわかりやすくするために入れます。上で紹介した北京ダックはここで出てきました。ほんとに最後に出てきました。
クリックすると拡大

これはご飯代わりの野菜のお餅です。これの味は想像と違い、すごく美味しいものでした。
クリックすると拡大

レストランは昔の雰囲気の平屋でしたが周りには高層ビルが建っている不思議な場所でした。食事行く前は、この高層ビルの中にいました。


地図を掲載いたします。黄色マークが羲和雅苑です。マイナスのアイコンを何度かクリックすると北京の中の位置がわかると思います。

より大きな地図で 羲和雅苑 を表示
60
posted by SORI at 21:05| Comment(60) | TrackBack(2) | 北京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
Seesaaブログのコメント設定について・・・
1 コメント入力に関する設定 →ポチッ
2 コメントリスト         ポチッ
3
昨日の記事ランキング
    先週(月~日)の記事ランキング
      先月の記事ランキング