2017年04月07日

爆弾テロの現場を通過したことがありました。 サンクトペテルブルグ地下鉄

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

2017年4月3日の14時40分(現地時間)にロシアのサンクトペテルブルグの地下鉄で爆弾テロがあり14人の方が亡くなりました。けが人の方も64人だそうです。実は数年前にロシアのペテルブルグに行ったことがありに、地下鉄2号線に乗ったことがあったので、そのニュースを聞いて驚きました。ただしニュースでは地下鉄の駅名までは報道されていなかったので、気になって調べてみたところ地下鉄2号線のTekhnologicheskiy Institut駅とSennaya Ploshchad駅の間で釘爆弾が爆発したそうです。実は私も2号線のTekhnologicheskiy Institut駅の近くのホテル(Original Sokos Hotel Olympia Garden)に泊まったことからTekhnologicheskiy Institut駅で乗り降りしたのでした。上の写真はTekhnologicheskiy Institut駅のホームに降りるためのエスカレーターです。地下鉄は核シェルターを兼ねていたことから深さが約100mあるのです。

私はネフスキー大通りに行くためにTekhnologicheskiy Institut駅から地下鉄2号線(M2 ━━)に乗ってNevskiy Prospekt駅で降りました。帰りは逆にNevskiy Prospekt駅から乗ってTekhnologicheskiy Institut駅で降りました。
爆弾はTekhnologicheskiy Institut駅Sennaya Ploshchad駅の間で爆発いたしました。
路線図の中のマークが爆弾テロのあった場所です。
地下鉄2号線の駅
英語駅名
ロシア語駅名
日本語駅名
ParnasПарнасパルナス駅
Prospekt ProsvsscheniyaПроспект Просвещения啓蒙大通駅
OzerkiОзеркиオジョルキ駅
UdelnayaУдельнаяウジェリナヤ駅
PionerskayaПионерскаяピオネール駅
Chornaya RechkaЧёрная речка黒川駅
PetrogradskayaПетроградскаяペトログラード駅
GorkovskayaГорьковскаяゴーリキー駅
Nevskiy ProspektНевский проспектネフスキー大通り駅
Sennaya PloshchadСенная площадь干草広場駅
Tekhnologicheskiy InstitutТехнологический институт工科大学駅
FrunzenskayaФрунзенскаяフルンゼ駅
Moskovskiye VorotaМосковские воротаモスクワ門駅
ElektrosilaЭлектросилаエレクトロシラ駅
Park PobedyПарк Победы勝利公園駅
MoskovskayaМосковскаяモスクワ駅
ZvyozdnayaЗвёздная星駅
KupchinoКупчиноクプチノ駅
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ロシア語のWikipedia(Википедия)の地図も私と同じ位置にマークが入っていました。ロシア語のWikipedia→ポチッ
 ロシア語タイトル Теракт в Петербургском метрополитене (2017)
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テロ事件のネットの写真も掲載させていただきます。
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Tekhnologicheskiy Institut駅のホームに下りてエスカレーターを撮った写真です。地下100mから沢山のケガ人の方を救出するのは大変な作業だったと想像されます。
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こちらはTekhnologicheskiy Institut駅のホームです。釘爆弾が使われたとのことなので、まさに地獄のようだったと思います。亡くられた方のご冥福と、ケガをされた方の早い回復を祈っております。
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Google地図に地下鉄2号線と駅と爆弾テロの位置をプロットいたしました。ただし爆弾テロの位置はTekhnologicheskiy Institut駅とSennaya Ploshchad駅の間と報道されているだけなので正確ではありません。緑色のベッドのマークが泊まったホテル(Original Sokos Hotel Olympia Garden)です。
 ━━━ 地下鉄2号線(M2)全区間  ━━━ 私が乗った区間


左上が泊まったホテルの前の景色で右上が泊まった部屋の写真です。夕食も紹介します。翌日、エストニアとの国境近くの小さな村に車で行きました。その時の車窓はこちらです。→ ポチッ
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2014年11月13日掲載 タイトル:サンクトペテルブルグの地下鉄
 オリジナル記事 → ポチッ

ベルリン(ドイツ)からサンクトペテルブルグ(ロシア)のホテルに6月29日の17時50分に着きました。この時期は白夜の季節のため遅くまで明るいので有名なネフスキー大通りに行ってみることにしました。地下鉄が便利なのでホテルの人に地図で説明してもらい、さっそく地下鉄に乗りました。ホテルの場所に近いTekhnologicheskiy Institut駅からNevskiy Prospekt駅まで2駅乗りました。驚かされたことがいくつかありました。もっとも驚かされたのがエスカレーターの長さです。東京で数十mの深さのエスカレーターは何度も乗り少々の深さのエスカレーターには驚かない自信ががありましたが、乗った瞬間、尋常ではない長さを感じました。東京のエスカレーターより遥かに深いことを直感しました。日本に帰ってインターネットで調べるとやはりサンクトペテルブルグの地下鉄は世界一深いと書かれていました。100mの深さの駅もあるそうです。この駅の深さは判りませんが地上から一気にホームまでエスカレーターで降りるのです。上の写真はTekhnologicheskiy Institut駅のエスカレーターです。

Tekhnologicheskiy Institut駅の入口です。次に驚かされたのが地下鉄の駅は建物の中にあることでした。それも地下鉄専用の建物なのです。


地下鉄の入口で、さらに驚かされたのが、扉がついていることなのです。沢山の人が出入するのにすべて扉がついていました。このような入口が建物に沢山ありました。


Tekhnologicheskiy Institut駅のホームです。両側の柱の奥に上り線と下り線がありました。どちらに乗ったらいいか迷っていると親切に女性の人が声をかけてくれて地図を見せて行きたいところを言うと乗る側のホームを教えてくれました。サンクトペテルブルグの市民の人の親切さに驚かされました。感謝です。反対に乗ってしまうと大変です。


Nevskiy Prospekt駅のホームです。大きさに驚きです。こちらの駅でも両側に柱があり、それぞれの柱の奥に上り線と下り線がありました。


地上に出ました。これがNevskiy Prospekt駅です。地下鉄専用の建物の大きさにまたまた驚かされました。沢山の人が条項するためドアの数も半端ではありませんでした。この写真はクリックすると拡大します。


切符の買い方を紹介いたします。距離は関係なく均一料金なので迷うことはありません。人数だけ手で示せば、何とか買えます。ここでも驚かされました。それは渡された切符でした。


これが、驚かされた切符です。切符は紙だと思い込んでいたので、お釣のコインと思ってしまいました。切符を受け取っていないと言うと、このコインを指差されて切符であることが判りました。クリックすると拡大した切符が見れます。


改札機にコインを入れると入れます。ただしほとんどの人がICカードで入っていました。旧式の改札機のように見えましたが最新のノータッチのIC式であることに、またまた驚かされました。


最後にもう一度世界一長くて深いサンクトペテルブルグの地下鉄のエスカレーターのすごさを実感してください。このエスカレーターはNevskiy Prospekt駅のエスカレーターです。地質の関係で深くなったとそうですが、核戦争を想定したシェルターの役割があったからこそ経済性を度外視して深い地下鉄を50年以上前に作ったと直感的に感じました。だから入口はすべて、頑丈な建物の中にある上に一人が通れる幅のドアがすべてついているのだとも感じました。サンクトペテルブルグの地下鉄が開通したのは1955年で、今回乗った2号線は1961年に開通したそうです。沢山驚かされた上に趣のあるすばらしい地下鉄でした。是非ともサンクトペテルブルクに来る機会があれば、乗って深さを体験してほしいと思いました。
posted by SORI at 15:33| Comment(16) | TrackBack(0) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月30日

モスクワの露店のお土産屋さん

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ホテルから赤の広場に向かうマネージ広場には沢山のお土産屋さんと思われる露店が並んでいました。時間は7時52分です。

この時間帯は、上の写真のように、ほとんどのお店が閉まっていましたが、すでに準備を始めている、お店もありました。やはりお土産屋さんでした。売られているのはロシアのお土産として有名なマトリョーシカ人形が大半を占めていました。
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赤の広場から帰ってきた一時間後にはほとんどのお店が準備を始めていました。店構えが同じデザインなのも興味深いことでした。
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驚いたことに全てのお店でマトリョーシカ人形が売られていました。ちなみに赤の広場では売店は一才ありませんでした。当然科もしれませんが赤の広場では露店は禁止されているのでしょうね。


下の写真が売られていたマトリョーシカ人形です。マトリョーシカ人形(Матрёшка)は、ロシアの木製の人形で、単にマトリョーシカとも呼ばれるそうです。
特徴はネットから拝借した右の写真のように胴体の部分で上下に分割できて、中には少し小さい人形が入っていることです。これが何回か繰り返される入れ子構造になっています。入れ子にするため手は無く、胴体とやや細い頭部からなる筒状の構造です。6重以上の入れ子である場合が多いそうです。
1900年のパリ万国博覧会で銅メダルをとったのを機会にロシア各地でいろいろなマトリョーシカが作られるようになり、ロシアの民芸品、みやげ物として知られるようになったそうです。


このようなマトリョーシカ人形も売られていました。
それぞれの人形には女性像が描かれているのが本来のものだそうですが、大統領など有名人が描かれたもの、動物や絵柄など人間以外のものが描かれたものなどもお土産として出ているとネットに書かれていました。


露店のお土産屋さんが沢山並んでいたのがこのあたりです。広場に並んでいる白いものが露店のテントです。地図内のアイコンを数回クリックすると、この位置が判ってくると思います。

posted by SORI at 17:28| Comment(20) | TrackBack(1) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月29日

恋人たちの「赤の広場」

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マネージ広場から赤の広場への道で撮った一枚です。二人の前に広がっているのが朝の「赤の広場」です。雰囲気が伝わってくる、お気に入りの写真です。

広い広場を散策していると、少し時間が経っていましたが、同じカップルが記念写真を撮っているのに出会いました。
ロシアの国旗見ているだけで、ほほえましい気持ちになってしまいます。国立歴史博物館を背景に写真を撮っているのだと思います。
バックの観客席は5月1日から使われるのだと思います。観客席は左のロシアの国旗と同じデザインでした。


同じ場所で別のカップルも記念写真を撮っていました。こちらは聖ワシリイ大聖堂とスパスカヤ塔の背景の記念写真ではないかと思います。


朝の赤の広場はなぜかカップルの多い場所でした。こちらの写真はクリックすると拡大します。
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人が増えてきました。バックに見えるのは聖ワシリイ大聖堂です。どうやら赤の広場はデートスポットだったようです。


若いカップルも多かったです。


素敵なカップルです。旅行でしょうか。左の遠くの老夫婦の後姿も印象的です。右のロシアっぽい男3人も気になる雰囲気です。バックの建物は国立歴史博物館です。クリックすると広範囲を表示するので国立歴史博物館が判ると思います。4月28日の朝の赤の広場の報告でした。
クリックすると広範囲を表示

赤の広場の航空写真です。
posted by SORI at 10:40| Comment(20) | TrackBack(1) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月14日

道路沿いのお土産屋さん

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この日はモスクワから往復500kmほど車で走りました。途中の売店と言えばガソリンスタンドと併設されたドライブインぐらいですが、一箇所だけお土産屋さんらしいお店が集まったところがありました。それが今回、紹介する写真です。

上の写真からお土産らしい部分を切り取りました。この中で左端の大きなビニール袋に入った軽そうな食べ物に関しては反対車線の露店でも沢山売っていました。


こちらも冒頭の写真から切り取ったものですが、同じようなお土産を別のお店でも売っていました。ロシア語がわかる人が、おられたら是非とも、このお土産が何であるのかを教えて欲しいです。
追伸
ロシアにお住まいのHiyoko-Onigiriさんから、お土産のこと教えてもらいました。Hiyoko-Onigiri さんはモスクワに在住されている方で、ブログ「モスクワの街角から」でロシアのことを沢山紹介されています。
その記事の中でクレムリや赤の広場に隣接するマネージ広場の記事を書かれていたので、そちらのコメント欄に質問を書かせていただいて、お返事をいただいたわけです。
コメントをそのまま掲載させてもらいました。ありがとうございました。
はじめまして。ブログへの訪問&コメントありがとうございました^^

さて、質問の件なのですが、左側に写っているビニール袋のようなもの、これはちょっと遠すぎるし、特に何も書いていないので分かりかねます。

ロシアの菓子(Тульские Пряники)「Тульские Пряники」(トゥーリスキエ プリャーニキ)、これはロシアの伝統菓子である「プリャーニキ」の事です。

柔らかいパンとケーキの間みたいな食感のお菓子で、スーパーなんかにもよく売られています。Тульскиеという事なので、まっくろクロスケさんは、トゥーラの町をちょうど通られていたのではないですか?
Тульскиеは「トゥーラの」という意味です。

それから、「Сигареты по своим ценам」と書かれている所に置かれているものは、タバコの事です。日本語に翻訳すると「タバコ-ご自分で価格を決めてください-」くらいの意味になります。

by Hiyoko-Onigiri (2011-06-04 20:36)
お菓子の写真はネットから拝借いたしました。


冒頭の写真より少し手前の写真です。ほんとうに沢山のお店が並んでいました。
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ラベル:ロシア
posted by SORI at 07:50| Comment(32) | TrackBack(0) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月12日

赤の広場の子供たち

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モスクワの赤の広場の別の光景を紹介いたします。
早朝の赤の広場はいくつか紹介していますが、いろんな光景に出会えます。野外授業でしょうか。先生と子供たちと思われる人達が来ていました。赤の広場のモスクワ川からの入口に近いところで説明を受けているところでした。このときの時間は8時9分でした。

正面の建物の国立歴史博物館に向かってみんなで歩いています。左側にレーニン廟が見えます。
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集団行動のようですが、意外と自由に写真を撮っていました。ジャージの人は上の写真にも写っているので先生だと思います。
この写真の中にはすでに紹介したカップルも写っています。わかるでしょうか。朝、早いと人が少ないために何度も同じ人に出会いました。
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posted by SORI at 13:41| Comment(8) | TrackBack(1) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モスクワ川を散策

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川沿いのホテルからの景色を紹介いたしましたが、その川はモスクワ川です。成田からの直行便でモスクワについて夕刻にホテルにチェックインしましたが夕食まで時間があったのでモスクワ川の川沿いの道を散歩しました。上の建物はホテルの部屋から写真で紹介した川向のホテルRadisson Royalです。
モスクワ川(ロシア語: Москва-река、英語:Moskva River)は、ロシア西部を流れる川で、スモレンスク州とモスクワ州を流れ、蛇行しながらロシアの首都モスクワを貫流しています。ヴォルガ川水系に属するオカ川の支流で、水はカスピ海へと流れています。川の延長は503km、流域面積は17,600平方kmです。

モスクワはモスクワ川の河畔に位置し、街の名はモスクワ川に由来する。モスクワ川はほかにも修道院で有名なモスクワ郊外のズヴェニゴロド(Звенигород)、ヴォスクレセンスク(Воскресенск)、ジュコーフスキー(Жуковский)、ブロンニツィ(Бронницы)、モジャイスク(Можайск)などの街を流れ、コロムナ(Коломна)でオカ川に合流します。毎年11月から12月にかけて凍り、3月終わりごろから溶けはじめるそうです。主な支流にルザ川(Руза)、イストラ川(Истра)、ヤウザ川(Яуза)、パクラ川(Пахра)、セヴェルカ川(Северка)などがあるそうです。
向かいのホテルRadisson Royalは沢山の観光船を持っているようでした。


川沿いには趣のある工場らしき建物群もありました。煙突が沢山立っていました。
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こちらは昔の観光船ですが今は別の形で使われているようでした。エンジンがかかっていたので今でも使われているようでした。


川沿いにはロシアらしい建物が沢山ありました。


水鳥も沢山泳いでいました。
追伸

白矢さんに水鳥の名前を教えてもらいました。ツクシガモと言うそうです。→ポチッ

ツクシガモ(筑紫鴨)は、ユーラシア大陸の温帯部に広く分布する大型のカモで、日本へは少数が冬鳥として渡来するそうです。


こちらも大きな建物でした。官庁関係でしょうか。?


川沿いには沢山の車が走っていましたが、横断歩道が少ないのに驚きました。簡単には道路を渡ることが出来ないのがモスクワでした。ホテルからピロシキを食べたレストランに行くために道路を渡るのも大変でした。
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posted by SORI at 05:06| Comment(20) | TrackBack(1) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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