2017年01月28日

ベルリン郊外の風車のある景色

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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ドイツの首都ベルリンの郊外の景色です。沢山の風力発電用の風車が立っています。写真を撮っている高さは110mで、南側を除いてほぼ360度がこのような景色なのです。驚くのは風車の大きさです。手前に立っている風車の塔の高さは115m程度とあまり高くありませんが、遠くに立っている風車の塔はすべて160mを超えています。
なぜ高さがわかるかと説明すると写真を撮っている高さが110mなので塔と地平線がクロスするところが110mなのです。手前の塔は地平線より少し高いので約115mと推察しました。遠くの風車は、地平線より上の部分の長さと110mと比較して上の部分が40m~60m程度と想定出来るわけです。したがって塔の高さは150m~170mと想像できたわけです。塔の高さが160mとなると発電量も最大級の風車と言うことになります。
ヨーロッパで風力発電に力を入れているのが、スペインとドイツです。ドイツに隣接した国、オーストリアでも風力発電を沢山見かけました。冒頭の写真はクリックすると拡大します。
1,161 77 14 3

このレッドラインより上の記事は2010年7月29日に掲載させてもらった部分ですが、2017年1月22日に まつひらさんから、風車の場所を詳しく知りたいとのコメントを頂いのをきっかけに、風車の位置を入れた航空写真などを添付してブラシュアップいたしました。
つまりレッドライン(━━━━) より下が今回新しく追加掲載した部分です。
追加した写真、動画、Google航空写真は下記の通りです。
  写真   4枚  北方向 西方向 南方向 撮影場所
  動画   1つ  西方向
  航空写真 2枚  Google航空写真にプロット

上の写真は撮影位置から東方向を撮ったものですが、北方向の写真も紹介します。左側に沢山の風車が確認できますが、右側の遠くの方にも霞んでいますが沢山の風車があります。
写真をクリックするとなんとか確認できると思います。
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西方向の写真も紹介します。
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上の場所と同じ場所(西の方向)の動画も紹介します。


こちらが写真を撮った高さ110mの建物の屋上です。ドイツは安全に関しては徹底しています。工場内を歩く場合は目立つカラーベストが支給されます。オレンジが社員の人で黄色が社外の人です。カラーベスト以外にメガネ、ヘルメット、安全靴が義務付けられています。
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南には森林が広がっていました。この写真は是非ともクリックしてもらいたいです。
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冒頭の写真の風車群の中の一つの風車をGoogle航空写真で表示します。
航空写真上のアイコンマイナスを数回クリックすると位置が判ると思います。
 住所:Unnamed Road, 15345 Rehfelde


風車の位置をGoogle地図にプロットしました。このエリアの中に少なくとも187基の風力発電用の風車があります。航空写真上のアイコンマイナスを1回クリックするとベルリン(Berlin)中心部との位置関係が判ると思います。
 写真撮影位置
 風力発電用風車  現在187基プロット
posted by SORI at 19:02| Comment(28) | TrackBack(3) | ベルリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月29日

こんな車でツアーはいかがですか?

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ドイツ・ベルリンのブランデンブルク門から大通りウンター・デン・リンデンを歩いていると、こんな車を見つけました。ベルリンにもアメリカ的なリムジンがありました。車体の横にCITY TOURと書かれているので、どうやら観光ツアー用の車のようでした。観光客の人が見学に行っている間、待っている様子でした。クリックすると拡大するので見るとWebのアドレスが書かれていました。下のアドレスがツアー会社のホームページのリムジンのページです。なんとHummer H1のリムジンでした。
  http://www.berlin-limoservice.de/spekakularste_stadtrundfahrt_berlins.html

私だったら、こちらの方で観光ツアーをしてみたいです。皆さんはどちら派ですか? どちらがいいかと聞かれると、意外と迷う人が多いのではないでしょうか。


最も多かったのが二階建てバスです。二階はオープカーのように天井はありません。全員、二階に座られていました。
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次に多かったのが自転車でした。観光バスとセットになっているツアーもあるのかもしれません。
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posted by SORI at 19:00| Comment(36) | TrackBack(1) | ベルリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月27日

観光案内に載っていない立派な建物

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ドイツの首都ベルリンのシャルロッテンブルク宮殿のあたりから地下鉄のR.WAGNER-PL.駅の方を撮った写真です。大きな大聖堂のような建物が見えます。R.WAGNER-PL.駅の前に建っています。

地下鉄の駅の近くから大聖堂のような建物を撮りました。旅行ガイドブックを見ても記載が、ありませんでした。
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ネットから航空写真を拝借しましたが、大きな建物であることがわかりました。
名前を知りたい場合はネットの地図が便利です。→大きな地図で見る(クリック)
「Berliner Kabarett Klimperkasten」クリックすると拡大と言う名前が読み取れましたが、これは建物ではなさそうです。「Bzirksamt Charlottenburg」で検索すると、この建物の写真が出てきました。どうやら大聖堂ではなくシャルロッテンブルク・ヴィルマースドルフ区区庁舎のようです。
右の正面からの写真はネットから拝借しました。
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シャルロッテンブルク・ヴィルマースドルフ区 (Bezirk Charlottenburg-Wilmersdorf) は、ドイツの首都・ベルリン特別市にある行政区 (Bezirk) です。
旧西ベルリンの中心地区で、2001年1月1日にシャルロッテンブルク区とヴィルマースドルフ区が合併し、現在の区となったそうです。
posted by SORI at 09:25| Comment(8) | TrackBack(0) | ベルリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

立派な建物は「連邦議会議事堂」でした。

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ドイツ・ベルリンのフランデンブルック門の近くで、一際目を引く建物がありました。とりあえず写真を撮って調べてみると連邦議会議事堂(国会議事堂)でした。実は左奥の向こう側に広い庭があり、クリックすると拡大そちら側から見ると観光ガイドによく載っているガラスドームのある威厳のあるネットから拝借した右のような建物の姿なのですが、写真を撮った時点では、そのことは判らなかったため、今回の構図になりました。私が撮ったのは右裏側からの写真だったのです。
この建物は1824年に建造されドイツ統一後は1999年にボンから本建物に連邦議会が移転してきて現在に至っているそうです。

こちらにも沢山の観光客の人が訪れていました。
ドイツは連邦制なので日本語では連邦議会・議事堂と呼ばれるのが一般的ですが、ドイツ語ではReichstagsgebäude(国会議事堂)となっているのは歴史が絡んでいるようです。
東西ドイツ統一の後、旧ドイツ国会議事堂は全面的に修復され、1999年にライン河畔のボンにあった連邦議会がこの建物に移転した。この際、建物の名称を Reichstagsgebäude (国会議事堂)から Bundestagsgebäude (連邦議会議事堂)と変更する動きがあった。しかし、歴史と伝統を重んじるドイツ国民は Reichstagsgebäude am Sitz des Deutschen Bundestags (訳語として無理があるが 「ドイツ連邦議会の置かれた国会議事堂」)という表現を考え出し、Reichstagsgebäudeという歴史的名称を残したそうです。
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ツアーバスも沢山駐車していました。この連邦議会議事堂の写真には有名なガラスドームが写っています。
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もう一枚、ガラスドームが写った写真を紹介します。沢山の観光客や観光バスが行きかうわりに人が少ないと思っていましたが建物の裏側だったのです。でも観光客の人があまり写真を撮らない角度だと思います。それにしても、現役の連邦議会議事堂(国会議事堂)ですが、柵もなく開放的なのには驚かされました。ドイツのお国柄なのでしょうね。
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ネットでのwikipediaの本議事堂の説明は下記の通りです。
修復の設計を担当したのは1992年の建築設計競技で勝利したイギリス人建築家ノーマン・フォスターである。

クリックすると拡大修復工事では、外壁以外のすべてが一旦取り払われるほどの大改造を受けた。中央の巨大なガラス張りのドームは19世紀末の議事堂建設時のガラスドームの存在を意識しているが、シンボル的かつ斬新なデザインで、国会議事堂の見学に訪れる観光客も非常に多い。

ドーム中は見学者のための通路がめぐらされており、屋上からはベルリン市街が望め、かつ眼下に議場がのぞけるようになっている。また、ガラス張りの議場にも上のクリックすると拡大ドームから天然光が降り注ぎ、石造建築の屋内にもかかわらず開放感があり、ドーム内の見学者にもいつでも会議を見せて開かれた議会政治をアピールしている。ドームのガラスは太陽の動きにあわせて常に角度を変え、直射日光を議場に入れず、かつ議場を常に明るい光で満たすようプログラミングされている。ドームはベルリン観光の目玉である。セキュリティーチェックは厳重であるが、観光シーズンには入場待ちの長蛇の列ができる。午後10時までも開館しているということからドイツが如何に開かれた政治を目指しているかが理解出来る。

クリックすると拡大また、国会議事堂内部は明快で簡素な現代風オフィスとなっており、重厚さや重苦しさ、閉鎖的な印象はない。大きな壁面を利用したりして現代美術家たちの作品が各所に展示され、さながら現代美術館のようになっている。これらすべてを含め、環境に配慮し文化的で、軽快で、市民に開放された今日のドイツ政治を議事堂の建物自体が象徴しているといえる。
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ラベル:ベルリン ドイツ
posted by SORI at 04:58| Comment(16) | TrackBack(1) | ベルリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月26日

戒めのモニュメント

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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クリックすると拡大ドイツのベルリンで朝に散歩をしていると(鷲)のモニュメントが乗った石の塔を見つけました。ドイツの国章は鷲なので国章にちなんだものであることは感じ取れました。

下の写真をクリックすると判ると思いますが、石の塔の部分に2つの年号が刻まれていました。一つが1914年で、もう一つが1918年でした。この年号から、1914年から1918年にかけて戦われた人類史上最初の世界大戦である第一次世界大戦に関係したものであることは判りました。おそらく第一次世界大戦戦没者の慰霊碑のようなものであると思います。
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その第一次世界大戦慰霊碑の下に、もう一つのモニュメントがありました。中央に剣が配置されその周りに四角い石が7つ置かれていました。影は最初に紹介した鷲の塔です。
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最初の石には1939年と刻まれていました。次の石には1940年と刻まれ、最後の石には1945年と刻まれていました。この年は第二次世界大戦の期間と一致しています。こちらは第二次世界大戦の慰霊碑だったようです。写真をクリックすると1939年~1942年と刻まれた石が確認できます。
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第二次世界大戦は1939年から1945年にかけ、ドイツ、イタリア、日本の三国同盟を中心とする枢軸国陣営とイギリス、フランス、アメリカ、ソ連、中華民国などの連合国陣営との間で戦われた全世界的規模の戦争です。1939年9月1日のドイツ軍によるポーランド侵攻とともにヨーロッパ戦争として始まりました。戦火は文字通り全世界に拡大した悲惨な戦争でした。
剣(つるぎ)の部分を正面から撮りました。
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斜めからの剣も紹介いたします。ドイツのモニュメントは他の国とは違う気がします。戦争慰霊碑と言えども勇ましさが伝わってきます。クリックすると1943年、1944年、1945年と刻まれた石碑が確認できると思います。
7つの石碑の意味は何でしょう。7年間も続いた悲惨な戦争を表しているのか。それともそれぞれの年に亡くなった人たち慰霊しているのでしょうか。いずれにしても戒めや警告を表しているのだと思います。
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この航空写真の中央に剣のモニュメントがあり、その左下に鷲のモニュメントがあります。航空写真の中のプラスのアイコンを2回クリックすると、かろうじて剣を確認出来ると思います。左上の茶色の屋根は以前紹介したSIEMENS社の建物Siemens-Forumです。建物の住所はRohrdamm 85 Berlinです。 のマークは地下鉄UバーンのSIEMENSDAMM駅(ジーメンスダム駅)です。


モニュメントのそばに欧州旗ドイツ国旗ベルリン市旗が立っているのが確認できます。一番右の旗は旗の順番と色合いからSIEMENS Flagのように感じました。

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posted by SORI at 17:23| Comment(10) | TrackBack(0) | ベルリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月25日

シュプレー川

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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クリックすると拡大前記事で紹介したシャルロッテンブルク宮殿の横を流れている川の畔の景色が、あまりにも美しいので紹介いたします。
川の名前はシュプレー川でベルリンの町の中央を蛇行しながら流れています。私の立っているあたりには大型のリスも走り回っていました。リスの写真をクリックすると公園の広い範囲を表示します。

シュプレー川(Spree)は、ドイツ連邦共和国を流れる川で、ハーフェル川の支流です。ザクセン州、ブランデンブルク州、ベルリンを流れる全長は約400キロの川です。ベルリンの中ではいくつかに分かれて流れるため、写真のように川幅が狭いところもあります。
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上の写真で遠くに見えた橋がシュロッス橋です。
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写真を拡大すると遊覧船らしい船が見えます。
シュプレー川沿いには世界遺産に登録されているベルリン国立博物館など魅力的な建物が沢山あることから遊覧船もあるそうです。有名な建物ではなくても我々にとっては、すべてが魅力的な景観なのです。
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これが空中から見た写真を撮ったあたりのシュプレー川です。
チェコとの国境に近いラウジッツ山地に源を発し北へ向かいます。バウツェン、コトブスといった都市を流れ、西へ転じベルリンに入り、ベルリン郊外のベルリン・シュパンダウでハーフェル川に合流します。ヒュルステンヴァルデの付近ではオーデル・シュプレー運河によってポーランド側の水系であるオーデル川と結ばれています。数値だけ見ても規模が判りにくいと思い、ライン川と比較してみました。括弧内( )の数値は水系全体のエルベ川を示しています。
         シュプレー川               ライン川
  水系     エルベ川                 ライン川
  延長     約400 km (1,091km)      1,233 km
  平均流量  36 m³/s (711 m³/s河口)    2,300 m³/s河口 
  流域面積  10,105 km² (148,268 km²) 185,000 km²
  水源     ラウジッツ山地          アルプス山脈 トーマ湖(スイス)
  河口     ハーフェル川           北海(オランダ)
  流域     チェコ、ドイツ            スイス、ドイツなど6ケ国


シュプレー川K流れているポーランドとチェコの国旗用近くの地図を紹介します。ハーフェル川につながっていることが判っていただけると思います。ハーフェル川は下流でエルベ川につながります。
ベルリンの上流にはコトブス(Cottbus)があります。クリックすると拡大
コトブスは10世紀にシュプレー川の中州にソルブ人が居住地を築いたのが起源とさています。
ラベル:ベルリン 宮殿
posted by SORI at 12:37| Comment(8) | TrackBack(0) | ベルリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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