2015年03月28日

ルフトハンザの機内誌に載った人たち

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トルコのイスタンブールからの帰りはフランクフルト経由で帰りました。フランクフルトから成田へのフライトはすでにご紹介の通り日本便でしたが、イスタンブールからフラントフルトへはレフトハンザ(Lufthansa)を利用しました。上の写真は、そのルフトハンザの機内誌の表紙ですが東京の風景が使われていました。

機内でふと機内誌のページをめくっていると日本人の人たちの写真が沢山掲載されていました。東京で出会った、いろんな人たちのようで名前や年齢まで紹介されていました。普通の生活の東京を紹介されているようでした。これが最初のページで全部で8ページが、使われており10名の方が紹介されていました。ドイツ語と英語が併記されているので興味のある方はクリックしてみてください。
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歌舞伎町 1-1-8 の新宿ゴールデン街(Golden Gai district)のお店の女将さんと紹介されていました。名前はShinoさんです。ネットで調べたところではお店の名前は「三坪」で女将さんは「しの」さんでした。ネットの記載は「名前のとおり、3坪の小さなお店。ゴールデン街のシンボル『しの』のママの愛息ダイキと、カズのふたりが切り盛りする。」と書かれていました。


こちらの方はDANCE COMPANY BABY-QのHigashino Yokoさん(東野祥子さん)と紹介されていました。


こちらはIizukz Takujiさんで増上寺の僧侶の方のようです。


こちらは新宿末広亭で紙切りを披露していると紹介されていた林家今丸さんです。

IT会社に勤めるArai Akinariさんと紹介されていました。場所は地下鉄新宿線です。


東京都墨田区の豆腐屋さんのYokoi Yasuyukiさんと紹介されていました。


ファツション誌小悪魔agehaの編集長のNakajo Hisakoさん(中條寿子さん)と紹介されていました。 


Mister Cacaoさんです。プロレスラーで覆面屋工房もやっている方と説明されていました。


芸術家のUchibayashi Takeshiさん(内林武史さん)です。ネットで見ると真鍮、木、石膏、電気部品など様々な素材を使い光るオブジェや動くオブジェなどの立体作品を制作、発表している造形作家だそうです。


外人さんも掲載されていました。Max Hodgesさんでした。Editor of an audio travel guideと書かれていました。10名全て紹介いたしました。
ラベル:飛行機
posted by SORI at 09:47| Comment(10) | TrackBack(0) | 機内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月09日

2014年9月1日から離着陸の写真が撮れるようになりました。

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

嬉しいことに2014年9月1日から電波の出ない電子機器はカメラのように小型のものであれば離着陸でも使用できるようになりました。今回の旅行は8月25日に出発し帰国は9月5日だったので帰りの便は離着陸の動画や写真が撮影出来ることから、窓側の席を予約いたしました。いつもは通路側の席をとっていたのです。
先ずは成田空港の着陸を見てください。搭乗口に着くまでを撮りました。機内アナウンスも収録されているので是非とも最後まで見て、海外旅行から帰ってきた雰囲気を感じてください。

これが新しくなった電子機器に対する説明です。電波を発しない機器はいつでも使えるようになりました。ただしパソコンなどは大きな荷物と判断されるので、物理的なケガの防止のために離着陸時は上の棚か前の座席の下に入れる必要があります。
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飛行機の出発時刻である11時50分を過ぎても動く気配がありませんでした。機長からの放送によると浦東空港が混雑しているために出発を待たされて搭乗口に待機するように指示されているとのことでした。結局、動き出したのが46分遅れの12時36分でした。飛行機はバック出来ないので写真の車に引かれて搭乗口を離れました。
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空港職員の人に見送られてやっと飛行機が前に進み始めました。
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空港内を移動する景色も紹介できるようにもなりました。


搭乗口を46分遅れで出発しましたが、さらに移動途中で飛行機が停まって待たされることになりました。どれほど待つことになったか実感していただくために離陸までに滑走路を通ったすべての飛行機を順番に紹介します。連続して似た飛行機がありますがすべて別のフライトの飛行機です。



この時点で我々の飛行機の前に6~7機の離陸を待っている飛行機があり、着陸機も間に入ってくるとの説明が機長からありました。フラップの位置から判断して全日空機から7機が着陸機と思われることから、下の写真の14機の内訳は、離陸機(5機)→着陸機(7機)→離陸機(2機)と思われます。上の写真と合わせると離陸機が13機で着陸機が7機となりました。着陸機の写真には黒色の枠を付けました。








山東航空(SDA)の後は、いよいよ我々の離陸です。この時、13時18分でした。搭乗口を離れて42分後に離陸できました。離陸の動画を紹介いたします。


上海からの帰りは偏西風の関係で映画を最後まで見れないことがよくありますが、今回見た話題の「マレフィセント」は98分のため最後まで見ることが出来ました。もう一つの話題作の「テルマエ・ロマエⅡ」130分も上映していましたが、こちらだと最後まで見れなかったと思います。


ホームページ掲載の「マレフィセント」の予告篇を紹介いたします。子供のころのマレフィセントは可愛かったし、アンジェリーナ・ジョリーさん演じる大人になったマレフィセントも魅力的でした。


近距離便はシャンパンがお薦めです。今回も飲み物はシャンパンを頼みました。最後までシャンパンにいたしました。


和食と洋食がありますが、近距離便は洋食がお薦めです。シャンパンがよく合います。
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串に刺されているのはブラックペッパーとパプリカのクリームチーズです。後ろにあるのはバリクサーモンのグリルです。
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こちらはコッパハムと帆立のフレンチドレッシング掛けです。
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ハニーブラックペッパーソースが付いた牛フィレ肉のステーキです。 ステーキの左側がジャガイモの料理で右側が野菜です。
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機内でもミディアムの焼き具合で提供されているのには驚かされます。
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デザートはアイスクリームで、飲み物はいつも通りに紅茶といたしました。


空からの景色です。巡航飛行中なので、従来も撮れた映像ですが、窓側に座れなければ撮れなかったです。


こちらが2014年9月5日の帰国便の搭乗券です。窓側の席(K)であることが判ってもらえると思います。。



行きの2014年8月25日の成田→上海の機内食も紹介いたします。行きでは、電子機器の使用基準の変更前なので、離着陸時でカメラが使えないため、今まで通り通路側の席(H)を予約いたしました。


通路の席にすると、うれしいことにレストランのようにテーブルに置いたグラスにシャンパンを注いでもらえます。窓側の席の場合はテーブルのグラスにシャンパンは注ぎにくいので、手で持って入れることになります。やっぱりテーブルのグラスに直接に注がれる方が雰囲気がいいです。


行きも洋食にいたしました。
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オニオン味のクリームスープがついていました。やっぱりスープがあるといいですね。上で紹介の通り、帰りの便にはスープがありませんでした。
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クリームスープには沢山のアサリが入っていました。


鴨肉のローストとスモークサーモンです。後ろにあるのは野菜のマリネです。
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こちらは「ずわい蟹のバロティーヌのイクラ添え」です。
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今回、一番気に入ったのが、トマトを丸々使った料理でした。フルーツトマトと書かれているだけのことはありました。
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今回のメインディッシュは林檎と大根のスースで食べるハンバーグステーキでした。
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ハンバーグステーキの切り口の拡大写真を掲載いたします。シャンパンがよく合いました。
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シャンパンを飲んでいましたが、当分、日本のビールが飲めなくなると思いビールもいただきました。


映画はいろいろあるので悩みましたが、「魔女の宅急便」が懐かしくて実写版を見てみました。


「魔女の宅急便」の実写版をご存じない方のために予告編を掲載いたしました。


デザートはマンゴーソルベ・アイスクリームでした。
posted by SORI at 08:50| Comment(26) | TrackBack(1) | 機内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月02日

スペインは風力発電大国



パリからモロッコのカサブランカへのフライトはスペイン上空を通ります。山の尾根に白いフェンスのようなものが見えます。よく見ると風力発電での風車がはっきりと見えます。後で紹介いたしますがスペインは風力発電大国なのです。

高い高度からの景色ですがはっきりと見えました。その風力発電の多さを実感してもらうために沢山掲載させてもらいます。


尾根に並んでいるのが判ってもらえると思います。


工事も大変だったと思います。飛行機は巡航状態なので高度は約10000mです。10000mの高さからでも写真のように風車は、はっきりと見えました。


遠くからの景色です。でも風車は確認できます。この写真が肉眼で見た時のイメージに近いです。このような位置からズームしたのか゜上の4枚の写真です。


冒頭の写真の一部分を拡大しました。10000mの高さから風車が、ここまで鮮明に見えたのには驚きでした。


パリからモロッコのカサブランカのコースはスペインを縦断するコースなのです。

より大きな地図で パリ→カサブランカ を表示
日本でも見つけました。成田空港に近づいた時に海岸で見つけました。着陸前なので高度が低いため風車がクリヤーに見えました。でも数では圧倒的にスペインが多かったです。


下記は世界の風力発電設備のランキングです。単位はMW(=1000KW)です。左から2009年末の設備容量、2010年末の設備容量、2011年に増設された設備容量、2011年末の設備容量、一人当たりの設備容量でその単位はW/人です。この表を見ていただいて判るようにスペインは世界で4位です。現在の順位は中国1位、アメリカ2位、ドイツ3位、スペイン4位、インド5位です。日本の設備は13位です。順と書いたいるところは順位ですが人口当たりの順位は記載されている国の中での順位とお考えください。人口が極端に少ない国ではもっと大きな数値がある場合があると思います。このリストは2011年末時点の設備の上位40位までの国のリストなので今まで設置していなくて突然に2011年に設置した国があるかもしれないので2011年の増分の順位も30位以降は参考にしてください。
出典 Global Wind Statistics 2011 2010

数値だけではわかりにくいので2011年末の設備容量を国別の円グラフにいたしました。世界の合計設備容量は238,351MW(2億3835万KW)です。オーストリアドイツでも風力発電を見ました。


こちらの円グラフは2011年に増設された設備容量です。
2011年だけで41,236MW(4124万KW)の設備が建設されました。日本は騒音問題があるのでなかなか設置が進んでいないのが現状だそうです。


スペインは日本の8.67倍の風力発電設備があるのですが、特に特出すべきは一人あたりの風力発電です。日本が人口あたりでは20W/人に対してスペインは470W/人と日本の23.8倍なのです。一人当たりの設備容量ではデンマークが1位でスペインが2位となりますますがデンマークの人口は555万人なので4608万人のスペインの数値は実質的に国レベルの人口の国として一位に相当すると言えます。
そして日本の20W/人は世界平均の一人当たりの発電容量35W/人より低いのにも驚きました。参考に人口密度を比較するとスペインの85人/km2に対して日本の339人/km2です。デンマークが129人/km2でドイツが229人/km2なので人口密度との相関は、さほどの関係はないようです。


1994年からの世界の風力発電設備の推移をグラフにしました。


各年に建設された風力発電設備もグラフにして紹介いたします。


風力発電と太陽光発電とでは、どちらが多いでしょうか?
現時点での答えは風力発電でした。このグラフは世界の太陽光発電の2000年からの推移です。2011年は推定値ですが太陽光発電が5500万KWに対して風力発電は2億3835万KWなので設備に関しては太陽光発電の4.3倍になります。実際の太陽光発電の稼働率は調べきれていませんが太陽光発電も夜の発電は0だし、雨や曇りや朝夕の発電量が低いので風力発電の稼働率20%をそんなには大きく引き離す数値ではなさそうです。クリックするとパネルの地域別生産量のグラフを表示します。


設備容量を上で紹介しましたが、これは強い風が吹いたときに達成でき発電量です。風が吹かないときや弱い風しか吹かないので平均的にどの程度発電するのが気になるので探してみました。年間平均にすると2007年のEUでの事例ですが下記の表のように約20%程度になります。
つまり1000万KWの設備を設置すると実際の発電の平均は200万KWということです。それでも2011年の世界合計の設備は238,351MWですから平均で238,351MW×0.2=47670MW(4767万KW)の風力発電が行なわれていることになります。一年間だと47670MW×24×365=417,589,200MWh(4175億KWh)ですが、こんなに桁の大きい数値を聞かされてもピントこないですね。電気代が10円/KWhとすると4.18兆円となります。お金に換算すると感覚的にわかりやすいかもしれません。ヨーロッパでは風力発電や太陽光発電は特別に高額で買い取られる制度のところが多いので個人や民間投資家が結構建設するそうです。個人では大きな畑を持っている農場主などだそうです。

特別にスペイン全土で強風が吹いた事例ですが2008年3月22に一時的とは言えスペイン全電力消費量の40.8%に達したそうです。その時の発電量は約1000万KW(9862MW)で消費量が少なかったことから記録したそうですがすごい数値です。2007年のスペインの設備容量は15145MWであったことから、今だったら風力発電だけで1412万KW(14118MW)ほど発電したことになります。ネットのスペインの記事を紹介しておきます。この瞬間に国全体で65%の稼働率だったことになります。ほんと驚異的な数値です。
【2008年3月26日 AFP】スペインで国内の全電力需要に占める風力発電量の割合が一時、過去最高の40.8%を記録した。スペイン風力発電協会(AEE)が25日、明らかにした。
同国では22日夕、強風のため風力発電量は9862メガワットに達した。イースター休暇の週末で電力消費量が少なかったため、全電力需要に占める割合は40.8%に達した。
AEEによると、21日から23日の全電力需要に占める風力発電量の割合は平均28%だった。
同国でこれまでの最大風力発電量は1万32メガワット。この記録が出た3月4日は電力需要の多い平日だったため、全電力需要に占める割合は今回ほど高くはなかった。
同国の風力発電量は、2007年に初めて水力発電量と並んだ。
政府は前年7月、再生可能資源によるエネルギー供給を高めるために、沖合に風力発電施設を建設することを認める法律を承認した。陸上施設よりコストはかさむものの、強く安定した風が期待できる利点がある。
欧州連合(EU)の中でドイツ、デンマークと並ぶ3大風力発電国のスペインは、2020年までに再生可能資源によるエネルギー供給を3倍に拡大することを目指している。(c)AFP
実際スペインは風に恵まれた国です。スペインとドイツの2010年の実際の運転発電量は下記の通りで設備容量が小さいのに実際の発電はスペインの方が多いのです。
          設備容量     実際発電  (年間合計)       稼働率
 スペイン   2062万KW 平均471万KW(4297600万KWh)  22.8%
 ドイツ     2719万KW 平均400万KW(3650000万KWh)  14.7%

やっぱり日本の風力発電の設置状況が気になると思い累積の推移のグラフを掲載いたします。


こちらが各年に建設された日本の風力発電です。2006年をピークに下がってきているのが気になります。
2011年の建設は中国の100分の1以下(0.93%)なのがさびしいです。
posted by SORI at 01:35| Comment(60) | TrackBack(3) | 機内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月09日

ラッキーの中のラッキーの中のラッキー ・・・


写真は武漢空港から南京空港に向かっている飛行機の中からの写真です。空の色はきれいだけれど地上は霞んでいます。霞んでいるのは雲ではないのです。
中国は経済発展がすごい勢いです。それが中国の空にもあらわれています。ただし、最近は部分的に空気のきれいな場所が出来つつありますが全体的には写真のように雲がなくても地上がきれいに見えないところが多いのです。
今、中国は偏狭の地以外はこのような状態になってしまいました。原因は大気汚染が関係しています。飛行機の上からだけではなくて地上もです。最近は特別な場所以外では澄んだ大気は見たことがありません。都市の近くと言う規模ではなくて、どこに行っても景色は霞んでいます。内モンゴルの大草原のように都市から相当に離れてその先には町がないような場所で初めて空気が澄んできます。
南京は昔から霧が出やすい場所なのでなおさらです。

前置きが長くなりましたが、ここからラッキーの話が始まります。

先日、霧による大渋滞の話をしたばかりですが、今回も霧がらみの話です。
南京空港から60kmの場所を朝の7時に車で出発して南京空港から北京空港を経由して成田空港に帰ってきました。
冬は南京空港の周りは不思議と霧がよく出てフライトがよく遅れます。
前日も湖北省の町からのフライトが3時間半遅れてしまいました。(上の写真の飛行機)
この日は前日よりも、さらに霧が濃かったのです。フライトの出発は10時です。十分に早く出たつもりでしたが濃い霧のため高速道路を徐行運転していましたが突然道路工事現場が目の前に出てくるので何度も急ハンドル!
最初のラッキーはタクシーを使わなかったことです。タクシーだとスピードを出すし、その町の道には詳しいけれど長距離には慣れていないため事故に巻き込まれる可能性がかなり高くなったかも知れません。

そんな中で霧の中から突然高速道路を逆走して車が! それも何台も! それもかわして前に進むと大渋滞! この道に慣れた運転手さんでラッキーでした。誰か事故でも起こしたのかな。?
運転手さん曰く霧のため料金所が閉鎖されたためだろう!と!

実は昨日、同じ運転手さんが南京空港まで迎えに来てくれたのです。その時も高速道路が閉鎖されていて一般道を来たとのこと。前日の経験がラッキーにも生かされました。
高速道路に入る前に閉鎖されれば良かったのですがタイミングが悪い!前にも後ろにもいけない! なるほど危険を承知で逆走する車が何台もいた訳です。我々はそんなことは出来ません。あきらめて待つしかありません。
ただしまずいことに北京から成田までの航空券は中国で買ったチケットで変更が出来ないのです。買ったチケットがパーになってしまう危機が徐々に近づいてきました。
40分ほど待つと少しだけ霧が晴れてきて料金所だけは開きました。ラッキー! ですが少し行ったところで一般道に下ろされてしまいました。高速道路は依然として閉鎖だったのです。

さすがプロの長距離専門の運転手さんで大渋滞の中を抜け道を幾つも通って出発時刻の30分前に到着しました。タクシーだとおそらく1~2時間は遅れた感じです。抜け道マップはありません。相当の経験がある人でないと出来ない芸当です。今までも知らない土地でプロの運転手さんが何度も道を間違える経験があります。ほんとうにラッキーでした。

しかし最大の危機が待っていました。 予想通り北京行きのフライトが遅れているのです。対象の飛行機はまだ南京に到着していないどころか北京をまだ飛び立っていないのです。3時間以上遅れることは確かでした。完全に間に合いません。14時までに北京空港に着かないと日本行きの飛行機にチェックイン出来ないのです。

朝一番に南京空港に待機していた飛行機は少しの遅れで済むけれど遠くから来る飛行機はどうしようもありません。別の飛行機会社の飛行機も同じでした。と思ったら10時55分発の上海航空だけは何故か北京を飛び立ち南京空港に向かっているとの情報!残りの飛行機は取り消しか長時間の遅れなのに! ここでもラッキーでした。

早速に航空券を切り替えよとオリジナルの航空会社に行ったけれど、チケット発券員の人は逃げ出していない! お客さんを取られてしまうので確かに賢い! 

思い切って新しく上海航空の航空券を購入しました。南京→北京のオリジナル航空券は1年間有効だし払い戻しも可能なノーマルチケットなのです。これもラッキーでした。

7つ目のラッキーはオリジナルの航空会社のチケット発券員が逃げ出していたことです。発券員がいればみんなが簡単に航空券をエンドース(変更)出来て席は空いていなかったでしょう。おかげでこんな状況下でも席が空いていたことです。

上海航空はやはり一番後ろの席でした。一番後ろ2列は欧米人ばかり、みんな、なんとか航空券を購入したのでしょう。
普通の国内線は簡単なスナックと飲み物!もちろんビールはありません。ところが上海航空は食事はもちろんのことビールも置いていました。ごはんに日本から持ってきた菜めしを振りかけて早速ビールをグビッ! ラッキー
ただし冷えていないのでちょっとだけアンラッキー!

9っ目のラッキーは中国語の堪能な人が一緒にいたことでした。

この日に帰国出来ないと日本へのチケット(北京→成田→中国)がパーになると一時は諦めていましたがラッキーの中のラッキーのおかげで日本に帰国することができました。

追伸
今回のタイトルのラッキーの中のラッキーの中のラッキーは、あるアニメの中のある人物が話した言葉を使わせてもらいました。
その言葉は
よ…よし!!  "空島"を諦めよう!!  ははは!!  あ~~…!!  残念だなルフィ  こりゃ無理だぜ  なにせおめエ  ラッキーの中のラッキーの中のラッキーの中のラッキーくらいのラッキー野郎じゃなきゃ行けねェって話だ
でした。
posted by SORI at 14:10| Comment(22) | TrackBack(2) | 機内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブロッケン現象が録画されていました。



4月9日の上海から成田へのフライトです。
雲が海のように見える景色を撮るために成田に着く寸前17時9分から4分17秒間ほど動画を撮りました。撮り終わった後に外の景色を見ると丸い虹のブロッケン現象が見えたために動画にもブロッケン現象が写っているのではないか帰宅後に見ると予想通り動画の中にブロッケン現象が録画されていました。それでさっそく紹介したわけです。
  写真では2度紹介したことがあります。→ポチッ ポチッ
クリックすると拡大わかりにくいけれどもじっくりと見るとわかると思います。雲が手前にあるときは大きく見えます。最初のころは右の写真の赤丸ところ(中央より少し右)に小さく写っています。それでも見つけられない時は、雲に映った飛行機の影を探してみてください。その影の周りにあります。
着陸15分前の英語の「すべての電子機器のスイッチをお切りください。」の機内放送があったところで録画終了です。

ブロッケン現象は最初から最後まで見えています。その中でももっとも大きく鮮明になるのが39秒後です。その時の動画のハードコピーを掲載いたします。


飛行中に前年の9月24日に行った阿蘇山中岳噴火口がきれいに見ることが出来ました。写真全体に外輪山が広がっているのが判ります。本写真はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大
posted by SORI at 05:46| Comment(22) | TrackBack(0) | 機内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中国の空でもプロッケン現象



桂林から広州までの飛行機の中からリング状の虹に出会えました。その現象はブロッケン現象で写真を撮ることが出来たのは2回目になります。1回目はヨーロッパからアメリカへのフライトで、その時の記事はこちらです。→ポチッ
1回目と違い降下しながら長時間見ることが出来ました。エンジンと一緒に写真が撮れたので見える大きさも判ってもらえると思い掲載いたしました。

降下に伴い雲に映った飛行機の影が大きくなっていきます。虹の大きさは変わらないことがわかってもらえると思います。薄っすらと2重3重の虹があるのも今回のブロッケン現象の特徴でした。


さらに降下した写真です。やはりリングの虹の大きさは同じ程度でした。ただし2重3重の虹のリングは見えなくなりました。薄い霧状の雲に写った飛行機の影の大きさから雲までの距離が近いことが判ってもらえると思います。この後すぐに雲の下に降りたためにリングの虹も見えなくなりました。飛行機の影の中で私が座っている場所はブロッケン現象のリングの中心の位置です。


3枚の写真を横に並べてみました。並べてみてみると、丸い虹の大きさは変わらないのに対して徐々に飛行機の影は大きくなって来ているのが判ってもらえると思います。数値は撮影した中国時間(時:分:秒)を表しています。
     12:58:48           12:59:04           12:59:10
posted by SORI at 05:45| Comment(22) | TrackBack(2) | 機内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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