2025年03月18日

フランス最古のローマ遺跡 フルヴィエール・古代ローマ劇場

2025年2月1日にSSブログからSeesaaブログに全記事を移行させました。
Seesaaブログに慣れるために、昔の記事に手を加えてブラシュアップして再掲載させことから始めさせていただきます。今回はフランスのリヨンの記事を紹介します。
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

リョンにはフランス最古の古代ローマ帝国時代の遺跡があります。ホテルから歩いて行ける場所にあったので行ってみることにしました。紀元前43年に古代ローマ人によってルグドゥヌム(現リヨン)の町がローマの植民都市として建設されました。町の建設にあたり最初に作られた一つが、この劇場だったそうです。紀元前43年(BC43年)は古代ローマ(BC753年~AD1453年)の時代でした。
そして、この遺跡が作られた16年後のBC27年にローマ帝国が誕生します。この遺跡はフルヴィエール・古代ローマ劇場 (Théâtres Romains de Fourvière)と呼ばれており、フルヴィエール大聖堂から南西へやや下った位置にある遺跡です。掲載されている全ての写真はクリックすると拡大するので興味のある写真はクリックして、今から2068年前の古代ローマにタイムスリップしてください。

Wikipediaから拝借した下の地図は古代ローマの支配地域の推移で、左側がBC40年の時点で、右側がBC510年~AD530年までの1040年間を表示しますが、このローマ遺跡が作られた時代で一旦停止しするように設定しています。左下の数値は年代で「-40」は「BC40年」を表しています。
   茶色  が共和政ローマの時代(BC509年~BC27年)
   紫色  以降がローマ帝国の時代(BC27年~1453年)
 薄青色  が西ローマ帝国(395年~476年)
 黄緑色  が東ローマ帝国(395年~1453年)
    BC40年時点 ローマ劇場が造られた頃             BC510年~AD530年
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ヨーロッパの遺跡はそのまま保存するのではなく現代に活用するところがよくあります。こちらの遺跡も夏季に行われるイベント「フルヴィエールの夜」で、コンサートや演劇の上演などに利用されることから下の写真のように、大きな照明装置が恒久的に設置されていました。
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劇場となる部分には建設機械が入って工事中でした。このフランス最古のローマ遺跡はフルヴィエールの丘を散策していて偶然に見つけました。
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観客席の部分は照明装置以外は古代のままです。
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もうすぐ行われるイベントフルヴィエールの夜での、コンサートや演劇の上演に利用するために仮設の櫓も建てられていました。手前が大きな劇場で向こう側に小さな劇場が見えます。クリックして拡大するとわかると思います。
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小さな方の劇場には床板が張られていました。古代の遺跡が現代にも活用されていることが伝わってきました。大きな劇場にも床板が張られるのかもしれません。
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航空写真で2つのローマ劇場を紹介いたします。

より大きな地図で ローマ劇場 を表示
今回の遺跡古代ローマ劇場()はノートルダム大聖堂()の近くにありました。祭りが行われていたリヨン・サンジャン大聖堂()の前のサンジャン広場からも歩いて行けました。右端のリヨン駅()からは川を2つ渡りますが、歩いて行くことも出来ました。着色している範囲が世界遺産のリヨン歴史地区です。
  フルヴィエール・古代ローマ劇場 (Théâtres Romains de Fourvière)
  ノートルダム大聖堂
  リヨン・サンジャン大聖堂
  リヨン駅
 ━━ ケーブルカー
 ━━ TGV パリ~リヨン  ━━ TGV リヨン~マルセイユ
posted by SORI at 22:02| Comment(74) | TrackBack(2) | リヨン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月17日

坂道のある景色

2025年2月1日にSSブログからSeesaaブログに全記事を移行させました。
Seesaaブログに慣れるために、昔の記事に手を加えてブラシュアップして再掲載させことから始めさせていただきます。引き続きフランスのリヨンの記事を紹介します。
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
IMGP7871-800.jpg
丘の上の建物、お城かなと思えるけれど寺院なのです。ノートルダム・フールヴィエール大聖堂といいます。リヨンを観光で訪れた人は必ず行くところ! 歩いて登ることにしました。

前記事異国のお祭りで紹介した祭りが行われていたサンジャン広場から丘の上のノートル・ダム・フールヴィエール大聖堂まで歩いて登るルート図です。右の小さな写真はお祭りが行われている時のサンジャン広場の写真です。
Googleマップによると169mから292mまで123mほど登るルートでした。


この丘に登る坂道は魅力的です。絵になります。下の方は商店街です。SV


上に行くと住宅街になってきます。SV


登るよりも下りが怖いです。


坂道からの景色を紹介します。坂が急なので汗をかいてしまいました。し野心の中の教会の名前はサン ジョルジュ教会です。SV


でも景色がいいので疲れも忘れてしまいます。見えている教会がリヨン・サンジャン大聖堂です。この教会の前のサンジャン広場でお祭りが行われていました。


ノートルダム・フールヴィエール大聖堂の近くまで来ました。
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丘の上まで登りました。丘の上では西日が当たって白く輝いていました。これが精一杯でした。中に入るとやはりステンドグラスがきれいです。
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ただし大聖堂の全景の写真を撮り忘れてしまったのでGooglマップのストリートビュー(SV)を掲載させていただきます。


教会はいくつかの建物で構成されています。教会の敷地に面した建物も異国を感じさせてくれました。
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教会の敷地内の石畳の上に面白いものが描かれてしました。人の足跡です。

横の塔も魅力的で、すばらしくきれいでした。
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坂を登りきってリヨンの西の丘、フルヴィエールの丘のノートルダム・フールヴィエール大聖堂から撮ったものです。リヨンのきれいな場所が見下ろせる最高の場所です。ここには地下鉄のキップでケーブルカーでも登れます。
リヨンには西にソーヌ川(写真の手前側の川)、東にローヌ川(写真の中央より少し上の緑の帯)が流れています。ソーヌ川の西側(写真では手前)が世界遺産にもなっているリヨンの歴史地区(旧市街地) ソーヌ側とローヌ側に挟まれた地区が新市街地! 新市街といっても歴史地区に比べて新しいというだけで我々にとっては古い建物で出来た街です。そしてローヌ川の東側(写真では奥側)が本当の新しい町です。ここも新しいといっても我々にとっては歴史のある街だなと思ってしまう景観です。写真をクリックしてもらえれば拡大するのでわかりやすいと思います。


上の写真にも写っているサンジャン大聖堂です。上の写真で一番手前に写って位いる教会ですが地上では全景が写せませんがここからなら撮れます。翌日、この前の広場でお祭りをしていました。


歴史地区(旧市街地)で食事をしたあたりです。


北の丘の方の景色です。


緑色マークがリヨンの場所です。前記事で紹介したお祭りが行われていた広場の前に建っていたリヨン・サンジャン大聖堂と、丘の上のノートルダム大聖堂の位置関係の位置関係が判る航空写真も掲載します。
 リヨン(Lyon)
 パリ(Paris)
 アヌシー(Annecy)
 マルセイユ(Marseille)
 ━━ 153km リヨン~アヌシーのルート
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  モンサンミッシェル
  ロワール(古城めぐり)
  オンフルール


ラベル:リヨン
posted by SORI at 11:53| Comment(48) | TrackBack(0) | リヨン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月16日

異国のお祭り

2025年2月1日にSSブログからSeesaaブログに全記事を移行させました。
Seesaaブログに慣れるために、昔の記事に手を加えてブラシュアップして再掲載させことから始めさせていただきます。今回はフランスのリヨンの記事を紹介します。
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
IMGP7930-1120.JPG
フランスのリヨン(LYON)に行ったときに偶然ですが、お祭りに出会いました。ここはリヨンのサン・ジャン大司教教会前の広場です。このはフールヴィエールの丘の麓にあり、ここの古い町並みは世界遺産なのです。そこでお祭りをしていました。昔の雰囲気で物を売るバザーのような感じです。丘の上の白い建物はノートル・ダム・フールヴィエール寺院! この日は朝日にあたりきれいに見えました。

別の角度からです。右端にチラリと写っている建物がリヨン・サンジャン大聖堂(Cathédrale Saint-Jean de Lyon)です。Googleのビューで下の写真と、ほぼ同じ角度の画像を探してみました。
見つかりました。→ポチッ
ちょっとビックリの機能です。画面は360度まわせるので試してください。右上の全画面ボタンをクリックしてから、からまわすと迫力があります。お祭りは、やっていないけれども街の雰囲気は感じられるかもしれません。


休憩所 兼 売店で沢山の人が休憩していました。


試食をどうぞ! 


これは!? 占いかな??? お祭りに参加している人たちの服装が印象的でした。


白いのはパンにクリームチーズを塗った物です。茶色の方はジャムかな? この白い方は買って食べてみました。写真をクリックすると右側の方も表示します。


白い方が3っになっているのは私が1個、買ったからです。1.5ユーロ


チーズを売っているのかな?


何かを書いているのです。


羽ペンを使って手紙を書いているのかな。子供たちに教えています。


ひまそうにしている人も


いろんな楽器を売っています。


見たこともないような巨大なパン つい撮ってしまいました。


同じお店でハムも売っていたので同じくパチリ


変ったお人形を売っていました。手作りですね。


こんなものも売っていました。買う人いるのかな。
IMGP7870-1120.jpg

広場の写真をもう一枚


ここの街並みを紹介します。代表的な景観です。こちらではリヨンと呼ばしていますがリオンとも呼ばれることがありますね。パリからTGVで結ばれたフランスの南東部に位置する都市で、ローヌ=アルプ地域圏の首府、ローヌ県の県庁所在地でもあります。リヨンの近郊にはリヨン市の人口を含め、165万人が住み、都市圏としてはフランス第二の規模を持ちます。
IMGP7879-1120.JPG

このあたりは世界遺産の街並みです。この場所での食事は雰囲気を盛り上げます。早朝の景色なので人通りは少ないけれど夕方は大変な人通りになります。


中央の広場でお祭りが行われていました。広場の名前はサンジャン広場(Place Saint-Jean)です。広場の真中にはサンジャンの泉があります。広場や泉の名前の由来は、広場の東側に建っているリヨン・サンジャン大聖堂(Cathédrale Saint-Jean de Lyon)だと思います。マイナスのボタンをクリックし続けるとリヨンの場所が判ると思います。

お祭りが行われていたサンジャン広場のストリートビューも紹介します。右側の正面の建物がリヨン・サンジャン大聖堂です。


リヨンの場所を紹介します。緑色マークがリヨンです。この時はパリから右の写真のTGVで2回目のリヨンに来たときのことでした。
 リヨン(Lyon)
 パリ(Paris)
 アヌシー(Annecy)
 マルセイユ(Marseille)
  モンサンミッシェル
  ロワール(古城めぐり)
  オンフルール
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posted by SORI at 23:19| Comment(76) | TrackBack(4) | リヨン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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