
写真の上のカーソルが
の場合はクリックすると拡大します。
2023年4月9日に関西から帰ってきました。前記事「
実家の朝食のサラダ」の追伸で新大阪から品川への新幹線の中から撮った富士山の写真を2枚紹介したので、それ以外の写真も本記事で紹介したいと思います。今回掲載した富士山の写真をクリックすると2内を除いて面積で16倍に拡大します。
実家の最寄駅の阪急の
逆瀬川駅を
5時06分発の始発電車で出発しました。

大阪駅でJR在来線に乘って新大阪まで行きます。写真は
大阪駅5時55分発の長浜行の快速を待っている風景です。朝早いけれど本数が少ないので沢山の人が並んでいました。

快速が
淀川を渡っている時にきれいな朝日を見ることが出来ました。

新大阪を
出発してすぐ(4.04km)の新幹線からの前方方向の景色です。右上の黒い部分は窓枠です。広場は瑞光寺公園です。この日は天気がよさそうだったので富士山が見える側の2人席の方に座りました。

日曜日の早朝の自由席の2号車です。この時私を入れて2人だけでした。


すぐに車内販売が来たので、おむすび弁当セットを買いました。静岡茶がセットになってワンコイン(500円)です。お弁当の中身が気になる方は右の小さな写真をクリックしてみてください。面積で約300倍に拡大します。

静岡県で代表する新幹線からの景色と言えば富士山ですが、
浜名湖も静岡県を代表する景色の一つです。
浜名湖の形成は約40~50万年前の海侵期と天竜川による土砂の堆積により始まったそうです。ウナギ稚魚の減少で鰻の養殖が減ってしまったとは言え、浜名湖と言えば鰻を思い浮かべる方も多いと思います。今の浜名湖周辺では太陽光発電を多く見かけますが、その場所に昔は鰻の養殖池があったところが多いように感じます。7時44分28秒


茶畑も静岡県を代表する景色です。残念ながら新幹線からは茶畑と富士山のツーショットの写真は撮れませんでしたが、右のように茶畑の背景に富士山がある写真が
Wikipediaには掲載されていました。
沢山の防霜ファン(ぼうそうファン)が並んでいます。

防霜ファンは、水分を多く含み凍りやすい新芽を守るためのようです。新芽が出る3月~4月で気温が下がった時に活躍するようです。右の写真は
Wikipediaから転用させていただいた
チャノキ(茶の木)の写真です。調べていてチャノキは
ツツジ目・
ツバキ科・
ツバキ属と、
ツバキに近いとことを知りました。
SV 8時04分07秒



大井川も新幹線から見える静岡の代表的な景色だと思います。これが大井川であることは遠くに見える工場の青色の看板にNESCAFEと書かれていることで判りました。右の浮世絵風景画は、歌川広重の富士山を主題とした
冨二三十六景で1858年に版元
蔦屋吉蔵より出版された
駿遠大井川です。
SV 8時06分59秒

カメラマークが上の
浜名湖と
茶畑と
大井川の写真を撮った位置です。
ここから新幹線から撮った富士山の写真を紹介していきます。
先ずは新幹線から富士山が一番よく見える静岡県
富士市エリアでは12ケ所(
❶~
⓬)で撮った写真を紹介したいと思います。数字の丸印から出ている黄色の線は富士山の方向です。
① 8時23分57秒
最初に富士山をとらえた写真です。進行方向のかなり前方の角度です。山林地帯を抜けてすぐの場所で、富士川の中央まで1.5km<の距離です。大井川の写真を撮ってから16分58秒後です。
SV1 SV2 SV3
② 8時24分00秒
目の前の建物は
望月ホームセンターです。

③ 8時24分15秒
富士川を渡っているところです。見えている橋は
富士川水道管橋です。
以前の記事でも紹介したことがあります。

④ 8時24分33秒
建物は配送センターのような構造です。
SV
⑤ 8時25分46秒
ここは工場が沢山あるので送電線の鉄塔や煙突が沢山ありました。
SV
⑥ 8時25分48秒
ボーリング場があるのはラウンドワンです。
SVこの写真の藤さんは比較的クリアーに撮れていたので5枚の拡大写真を切り取りました。

こちらが上の写真から切り取った写真です。

こちらが2枚目の拡大写真です。

雪が積もっている部分を皿に拡大いたしました。

頂上に近い部分です。

火口部分がいっぱいになるように切り取りました。ここまでが⑥の写真から加工したものです。

⑦ 8時25分51秒
屋根の上の換気装置があるのは福山通運の建物です。
SV
上の写真から富士山の部分だけを切り取りました。

本写真はコントラスト調整をしてみました。クリックするの右の構図で特別に大きく拡大いたします。是非ともクリックしてみてください。

⑧ 8時26分28秒
富士山全体がきれいに見れる写真がです。高い煙突のあるあたりの工場は日本製紙の富士工場だと思われます。
SV
上の写真を切り取りました。

更に煙突が入らない範囲にしてみました。

⑨ 8時26分35秒
送電線が入らない写真は少ないのでこちらの写真も掲載いたしました。

⑩ 8時26分37秒
川のある写真が撮れたので紹介します。こちらの川の名前は
赤淵川です。さらに進むと
須津川があるのでそちらもいい構図が撮れるかもしれませんが、

今回は見逃してしまいました。赤淵川も須津川も沼川の支流です。富士山の右側にある斜面は越前岳(愛鷹山)の裾野で新幹線が進むと越前岳に富士山が隠れてしまいます。越前岳の標高は1504.2mと富士山(3776.12 m)よりかなり低いけれども手前にある上に山が新幹線側にも迫ってくることから富士山は見えなくなります。右の小さな写真が2022年12月11日に同じ位置から撮った富士山です。雪は少ないようです。

⑪ 8時27分13秒
越前岳の斜面で少しづつ富士山の見えている範囲が小さくなっていきます。

⑫ 8時27分17秒
こちらの写真が富士市エリアで最後に撮った写真です。いつもであれば富士山の撮影はここで終了してしまいますが、この日は天気が良かったので、この先でも富士山を見つけることが出来るかもしれないので、外の景色を見ていました。

外を見ていると静岡県の
沼津市と
三島市からも富士山が撮れたので紹介します。掲載したは
⓭~
⓲の6枚です。
⑬ 8時29分47秒
越前岳の右側(東側)に富士山が最初に顔を出した写真です。山の上に富士山の頂上部分の雪が見え始めました。富士市の最後の写真
⓬から2分30秒後です。
SV
⑭ 8時29分49秒
次に撮ったのがこちらです。近くが開けてきたので越前岳(愛鷹山)全体も見ることが出来ます。その上に富士山の白い頭が出ています。目の前の建物は(有)関方屋です。
SV
⑮ 8時30分04秒
新幹線が進むにしたがって富士山より手前にある越前岳は後方(左方向)に移動していくので、富士山の見える範囲も大きくなっていきます。
SV1 SV2
⑯ 8時30分07秒
写っている白い建物は静岡県立沼津城北高等学校です。上よりも富士山の見える範囲が大きくなりました。

⑰ 8時30分27秒
富士山のすそ野がかなり見えるようになりました。

⑱ 8時31分01秒
さらに富士山の広い範囲が見えるようになりました。ただしこの後、伊豆半島の付け根に近づきトンネルに入ることから富士山は見えなくなりました。

最後に神奈川県
小田原市と
平塚市から撮った富士山の写真
⓳~を紹介します。トンネルを出で熱海を過ぎてもまだ近くに山があるのでしばらくは富士山を見ることは出来ませんでしたが、離れていき視界が開けると富士山を見ることが出しました。ただし見える方向は黄色の線のように東京方向に走っている新幹線からは、かなり後方になるため、意識しないと見逃してしまうと思います。
⑲ 8時41分39秒
こちらが小田原市に入って最初に撮った富士山です。三島市で撮った
⓲の写真から10分38秒後です。
SV1 SV2
⑳ 8時42分01秒
富士山の右にある小山は
矢倉岳(870m)のように思われます。

㉑ 8時42分07秒
見えている高架道路は小田原厚木道路です。この後すぐにトンネルに入ったので富士山は視界から消えました。

㉒ 8時44分49秒
トンネルを出た後は視界が開けて再び富士山が見えました。

下の写真は後ろ方向を目いっぱいの角度で撮った写真からさらに左端の部分を切り取ったものです。

㉒ 8時44分49秒
上の写真はこちらの写真から切り取ったものです。

㉓ 8時44分55秒
富士山が撮れた最後の写真です。こちらの写真も後方を目いっぱいの角度で撮ったものです。この位置だと富士山はほぼ真西になります。右端に写っている建物は平塚市立金田小学校です。一番高くて大きく見えているのは大山(1252m)ですが、標高に関しては大山の右奥にある丹沢山(1567m)の方が高いです。遠くにあるので低く見えているだけです。

上の写真の各山の標高と撮影場所㉓からの距離は下記の通りです。
三峰山 935m 14.2km 大山 1252m 12.6km
丹沢山 1567m 16.6km 塔ノ岳 1491m 18.0km
雨山 1176m 20.0km 檜岳 1167m 20.2km
富士山 3776m 53.2km
紹介した富士山の写真を撮った全ての位置と富士山の位置(①~㉓)がわかる地図を掲載します。さらに
静岡県を代表する3枚の写真の浜名湖、茶畑、大井川を撮った位置も入る縮尺にしました。