
上の写真はハワイ島一周ツアーでバスの中から撮った写真です。ハワイ旅行出発の寸前にキラウエア火山が噴火したことで閉鎖となったハワイ火山国立公園の入口です。電光掲示板にINCREASED VOLCANIC ACTIVITYと表示されていました。日本語で「火山活動の増加」となります。

1日目【マウナケア夕日と星空ツアー】には、全く影響がございませんので、通常通り催行しております。
2日目【ハワイ島一周ツアー】はハワイ火山国立公園の部分を他の観光スポットに変更して催行致しております。
なお、キラウエア火山を主体とした下記の5つのツアーはキャンセルを決定いたしました。
【キラウエア火山とマウナケア星空ツアー】
【エクスプレス・キラウエア火山・溶岩ハイキングツアー】
【ヒロの街と火山ツアー】
【オアフ島発 ハワイ島日帰りツアー】
【オアフ島発 日帰り火山・溶岩ハイキングツアー】
こちらの写真は上と同じ場所のハワイ火山国立公園の入口です。同じように電光掲示板が写っていますが表示文字は変わっています。バスが少し進んでいる間に表示はPARK CLOSED DUE TOになったのです。上の表示の文字とつなげるとPARK CLOSED DUE TO INCREASED VOLCANIC ACTIVITYとなり日本語では「火山活動の増加により公園が閉鎖されました。」と表示されていたことになります。ある意味で、貴重な写真だと思うので掲載させていただくことにいたしました。我々が走った州道11号線は溶岩湖(オーバールック火口)に最も近づくのは2.6kmと噴火活動中であるとこからスリリングことでした。ただし、本当に危険な場所は、ここから36km離れたレイラニ・エステーツ(溶岩が噴出した場所)だったことはネットで調べて知りました。

2種類の表示を並べてみました。もしかしたらこれ以外にも表示されていたのかもしれません。つなげるとすでに紹介の通りPARK CLOSED DUE TO INCREASED VOLCANIC ACTIVITY(火山活動の増加により公園が閉鎖されました。)となります。参考に旅行の予約とキラウエア火山噴火関係を時系列的に紹介します。
ハワイ往復の航空券手配 JAL 2017年06月30日 マイレージ
オアフ島のホテル予約 ホテルズドットコム 2018年03月14日
ハワイ島1泊ツアー予約 ジャックスツアーズ 2018年03月14日 $595x2
ESTA申請/即承認 公式ウエブサイト 2018年05月03日 $14x2
キラウエア火山噴火開始 2018年05月03日
火山国立公園が封鎖 2018年05月11日
キラウエア火山最大噴火 2018年05月17日
ハワイ旅行出発 記事 2018年05月19日
オアフ島→ハワイ島 記事 2018年05月22日
キラウエア火山の横を通過 本記事 2018年05月23日
ハワイ島→オアフ島 2018年05月23日
ハワイ旅行帰国 記事 2018年05月27日


前記時で紹介したアカツカ・オーキッド・ガーデン(Akatsuka Orchid Gardens 略して AOG)を出てからの写真を順番に紹介したいと思います。こちらはAOGの出口から進行方向を撮った写真です。ストリートビュー(SV)でも確認いたしました。この時の時間は14時46分42秒でした。

こちらも同じ場所(AOG出口)から撮った写真ですが、上と反対(ヒロの町から来た)方向です。こちらもSVで確認いたしました。この時の時間は14時46分45秒でした。

すぐに上り坂になりました。AOGの標高が858mで、冒頭のハワイ火山国立公園の入口の標高が1209mなので当然なのかもしれません。SVで確認するとAOGから写真の中で左に入る脇道までの距離は1.1kmでした。この時の時間は14時48分01秒でした。

電光掲示板が設置されていました。そこにはNEXT 12 MILESと書かれていることから、ここから12マイルの間は何らかの規制がされていることをしめしているのだと感じました。SVで確認すると


少し進むと電光掲示板の表示はDO NOT STOPに変わりました。上の表示とつなげるとDO NOT STOP NEXT 12 MILESとなります。ここから12マイル(19.3km)は車をノンストップで走らせなさいということになります。ガイドさんの説明によると徐行もダメだとのことでした。キラウエア火山に近い場所の滞在時間を短くする意味もありそうでした。ハワイ火山国立公園の入口まで1.4km手前の位置です。この時の時間は14時53分38秒でした。

さらに進むと三角コーンがセンターラインに並べられていて、いよいよキラウエア火山に近づいてきた雰囲気になった来ました。 SVで確認すると標高は1191mでAOGから8.7kmの距離で時間は14時54分14秒でした。

冒頭の写真を撮ったハワイ火山国立公園の入口の目の前です。写真の左端の部分か入口の道路です。SVで確認するとOGから9.5kmです。標高はすでに説明している通り1209mで、この時の時間は14時55分19秒でした。

冒頭で紹介したハワイ火山国立公園の入口の写真です。入口の写真として2枚紹介していますがINCREASED VOLCANIC ACTIVITYと書かれた電光掲示板が写った方の写真です。見えている建物は入口のゲートと思われます。SVでもケートと思われる建物が写っています。この時の時間は14時55分25秒でした。

もう一枚のPARK CLOSED DUE TOと表示された電光掲示板が写ったハワイ火山国立公園の入口の写真です。バスが進んだのゲートは写っていません。写真と似た角度のSVでもゲートは写っていません。この時の時間は14時55分26秒でした。AOGを出たのが14時46分25秒でここまでの距離が9.5kmなのでバスの平均スピードは1.056km/分(63.33km/時)です。同じスピードでこの先も走ったとしたらハレマウマウ火口に最も接近するところまでは4.79kmであることから4分32秒で着くことになります。通過時刻は14時59秒58秒ごろと思われます。この先の写真にも通過時間を書いているので最も接近した時の写真が判ってもらえると思います。

さらに登っていきます。最も標高の高い1229mは公園の入口から先に1.3kmであることから1分14秒後の14時56分40秒です。この時の時間は14時56分23秒なので、見えているところが最も標高が高いところだと思われます。最も標高の高いところはSVで見えているところとも一致します。

ガイドさんがハレマウマウ火口に接近していると言われると皆さんカメラで写真を撮られていました。この時の時間は14時59分25秒でした。計算上、あと33秒ほどでハレマウマウ火口への最接近のはずです。キラウエア火山に最も近い入口やキラウエア・カルデラの淵まで380mの位置は、この辺りにあると思われます。

15時00分13秒の写真です。通過予定時刻は14時59秒58秒なので最も火口に近い写真だと思われます。空が靄っているのは雲なのか噴煙なのか分かりませんでしたが、後で遠くの海岸からカラーで撮った写真から判断すると噴煙だと思われます。ただし、ハレマウマウ火口とは限らなくて、もっと東のプウ・オオ火口やレイラニ・エステーツからの噴煙の可能性もあります。

15時00分26秒の写真です。今まで車内から写真を撮っていたのは私だけでしたが、ここだけは、ほとんどのグループの人が写真を撮られていました。このツアーに申し込んだグループは皆さんハレマウマウ火口を見るのが最大の目的だったはずだからだと思いました。

15時05分01秒の写真です。こちらは間違いなく噴煙だと思いました。

キラウエア火山を通り過ぎで落ち着いたところで、メインのカメラがモノクロ(白黒)に設定されていたことに気が付きました。カラーに設定を戻して最初に撮った写真です。時刻は15時09分36秒だったので火口最接近から9分40秒程度過ぎたところです。

プナルウ黒砂海岸に来てキラウエア火山方向を撮った写真です。噴煙が出ているあたりは黒くなっていて、空も噴煙で全体が色づいていました。このことからも火口の近くを通過中の靄が雲煙だと確信したわけです。時刻は15時41分51秒でした。噴煙は貿易風で平均的に東北東からの風で常に流されているので、島内への噴煙被害は比較的少ないようです。

北東 45.0° 15回(31%)
東北東 67.5° 31回(65%)
東 90.0° 2回( 4%)

Wikipediaから噴火前と後のハレマウマウ火口(Halemaumau Crater)の写真を転用させていただきました。キラウエア火山は溶岩湖を持つ世界で7つしかない貴重な火山の一つでした。溶岩湖はハレマウマウ火口の中にあるオーバールック火口(Overlook Crater )でしたが、今回の噴火により下の写真のようにハレマウマウ火口が陥没して溶岩語が消滅してしまいました。原因はハレマウマウ火口から36km離れたレイラニ・エステーツで多量の溶岩が噴出したことから地下のマグマ溜まりが縮小してしまったのが原因だそうです。参考に世界の溶岩湖を紹介します。右の写真はニカラグアのマサヤ火山の溶岩湖です。

キラウエア火山 ハワイ 溶岩湖消失
エルタ・アレ火山 エチオピア
マルム火山 バヌアツ
ベンボウ火山 バヌアツ
マサヤ火山 ニカラグア
ニーラゴンゴ火山 コンゴ
エレバス火山 南極
(ストロンボリ火山 イタリア)
噴火前 噴火後

参考にWikipediaに掲載されていた


上の地図と同じ程度の範囲のGoogle Mapの航空写真を紹介します。
カポホ湾は確認できるので2022年3月31日時点の表示は、まだ溶岩の被害は反映されていないようです。将来、更新されることを考えて画面のハードコビーを残しておきます。→ポチッ ポチッ
今は消失してしまった溶岩湖(オーバールック火口)の動画を紹介します。キラウエア火山のキラウエアカルデラにあるハレマウマウ火口の中にあるオーバールック火口が溶岩湖だったのです。プレーボタン( ► )をクリックしていただくと夜の溶岩湖を表示します。動画が終わると先頭に戻って昼間の動画を表示します。
キラウエア火山のハレマウマウ火口やプウ・オオ火口や溶岩流が多量に出たレイラニ・エステーツを追加でプロットいたしました。州道で赤色ライン(━━)で着色した部分は停止禁止(徐行も禁止)です。
今回の記事を含めるとハワイ島一周ツアーに関しては下記の着色部分を6つの記事で紹介したことになります。小さな写真の最後はキラウエア火山が2018年に噴火した時の写真です。























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うっかりですね。
勘違いされないように、白黒になっている簡単な経緯を最初に追記させていただきました。
私はフィルムだった頃、撮り終えたフィルムをもう一度セッティングし大失敗したことがありました。
重ね撮りの写真が現像されたときは驚かれたことでしょう。さらに大切な写真がだめになってがっかりされたことでしょう。
無事に行って来られて良かったです^^
ほんとよかったです。
この時はハワイ旅行を中止した人が沢山おられてハワイのツアー関係者は嘆いていました。ハワイと言っても広い範囲に島が点在していて、ハワイ島も広いのでほとんどが安全な場所だったことが、行ってみてわかりました。私が心配したのは空気のエンジンが火山灰でトラブルことでした。それも貿易風の風向きで私が利用する範囲では問題ないことが判ったのでハワイ旅行をキャンセルしませんでした。
昔に、スペインに出発する前日にアイスランドの火山が噴火してヨーロッパ近郊への向く息の飛行機が運航中止になって、行けなくなった上にネットで予約したホテル代も半分しか戻ってこなかった苦い思い出があります。
雪かと思いました(笑)
モノト-ンでしたか
カラーだったらわかりやすかったと思います。もうすぐモノトーンから解放されました。
キラウエア火山の火口はツアーで見に行き
大きな火口に驚いた記憶が有ります(^^)v
火口を見られたとは羨ましいです。
今となっては噴火中に近くを通ったのは、いい思い出となりました。
火山噴火で溶岩湖が消失してしまったので、一生、溶岩湖は見ることはできないかもしれません。予約していたフライトを変更して、ハワイ旅行を早めていたら溶岩湖を見ることが出来ただけに残念です。
有難うございました。
山頂の展望台は、風が有ったので下を見ると、正直
怖かったですが、眺めは最高でスカイツリーもうっすら
見えていました。
風があったとは言え、怖く感じるほどの展望台とはすごいです。高い場所からの展望はいいですね。そう言えば最近、見ていないです。
観るところが沢山ですが良くきちんと記録したんですね? 驚きです。
火山が見られなかったのと写真が心残りでしたね。
写真が白黒になってしまったのは残念ですが、人生の教訓としたいと思います。最後まで白黒でなかっただけよかったと考えたいと思います。
時間は写真データーに登録されているものを使いました。
でもハワイも広いですもんね。
どこかドキュメンタリータッチ! これも思い出になりますね。
いつもきちんと記録されていますね~^^
カラー写真が撮れなかった分だけ記録チックにまとめてみました。ほんと思い出になりました。ドキュメンタリータッチと言っていただいてうれしいです。ありがとうございます。住宅地から溶岩が噴出したのは、2000年に洞爺湖温泉近くで起きた溶岩の噴出に似ています。 ハワイ島は多くの住宅が被害を受けました。