

鳥居の右側の柱の近くの木の幹にピンクのしめ縄が巻かれているのが印象的でした。

鳥居から真っ直ぐに伸びる参道です。この参道を進むと左に曲がります。そこに2つ目の鳥居があります。周辺は住宅ですが、神社の境内だけは緑豊かな環境になっています。

これが2つ目の鳥居です。真っ直ぐに進むと本殿正面に出ます。突き当りまで行くと左に本殿が見えます。

上の写真の参道を真っ直ぐに来ると左正面に本殿が見えます。驚いたことに本殿正面に「茅の輪(ちのわ)くぐり」が設置されていました。訪れた日は夏越大祓(なごし・おおはらえ)だったのです。Wikipediaによれば主祭神の須佐之男命は摂津国武庫郡伊孑志村(いそしむら)の産土神で、もとは伊蘇志臣の祖神が祀られていたと考えられているそうです。
所在地 兵庫県宝塚市伊孑志1-4-3
主祭神 須佐之男命
社格等 式内社(大)論社 旧村社
創建 9世紀以前
創建者 不明であるが伊蘇志臣の可能性あり
本殿様式 一間社春日造、?葺 江戸時代中期の建築
別名 伊和志豆神社

実は平林寺と宝塚神社の後は宝塚南口駅の近くにある宝塚市立文化芸術センターに行き、その後に伊和志津神社に来ました。つまり冒頭の逆瀬川駅近くの鳥居は最後に撮った写真で、最初に撮ったのはこちらです。背中側が宝塚南口駅方向で、左の道を真っ直ぐ進むと仁川駅の近くを通ります。

真っ直ぐに進むと車道も歩道もトンネルになっていました。我々が宝塚に住み始めた時には、この車道も歩道も無かったことから、道路をつくるにあたり、盛り土をして境内の下に道路を通したのだと思います。トンネルの入口まで来ましたが、境内に入る入口が見つからなかったことから、道路の向かいある駐車場の入口から入ることにいたしました。後でわかったことですが、歩道のトンネルの中に境内への入口がありました。

こちらが道路の向かいにあった駐車場の入口です。ここから入ってトンネルの上を行けば本殿まで行けるはずです。伊和志津神社の境内の広さを実感いたしました。

駐車場側の境内にも鳥居から始まる参道がありました。本殿から見ると東側になります。駐車場は写真の右奥の方にあります。つまり一旦、外に出て本写真を撮りました。

鳥居をくぐって撮った参道の写真です。本記事の最後に掲載した航空写真の説明で書いているように伊和志津神社の表参道です。つまり上の写真の鳥居が表参道の入口の鳥居なのです。

後から作られた道路のトンネルの部分です。階段を上がると道路の上の境内を進むと本殿側に同じような階段がありました。

上の写真の階段の左側に歩道のトンネルからも境内に入れることが出来る入口があることを知りました。

歩道のトンネル内の写真です。車道のトンネルの両側にある歩道のトンネルはどちらからも境内に入れました。

道路を越える高い部分に上がると本殿が見えました。右側の一番手前にあるのが手水舎(てみずや or ちょうずや)です。真新しい夏詣の幟が目を引きました。

こちらが正面から撮った手水舎です。水盤舎(すいばんしゃ)とも言われています。よく見ると水盤の部分に花が浮かべられていました。花手水(はなちょうず)と呼ばれています。

花手水(はなちょうず)の写真を紹介いたします。

花の部分を拡大いたしました。

斜めから花手水を撮った写真です。

こちらも拡大いたしました。

後ろ側からも撮りました。写真を撮られている方が多かったです。

屋根の部分も飾られていました。ガラスの風鈴と小さな笠です。

折り紙で作られた風車も飾られていました。これにはLEDと思われる照明がつけられていました。

上のLEDからは太陽光蓄電池と思われるものに配線されていたので暗くなるときれいに光るのだと思います。

女性の方が沢山来られていました。男性は私以外に1人見ただけでした。

本殿と「茅の輪くぐり」です。極力、人が写らない角度でタイミングで撮りました。写真の印象よりは沢山の女性の方が訪れていたのです。

「茅の輪くぐり」を正面から撮りました。

横の「茅の輪くぐり」の説明板です。写真をクリックすると説明分が読める大きさに拡大いたします。
クリックが面倒な方のために内容を枠内に記載いたします。
夏越大祓(6月30日)
茅の輪くぐり
①正面から茅の輪を左回りにくぐり正面に戻ります。
②右回りにくぐり、正面に戻りもう一度くぐって、神前に進み御参拝下さい。
大祓とは古来らり人々が、日々生活の中で知らず知らずのうちに、犯した過ちや罪・穢れを祓い清める日本古来よりの伝統的な神事です。茅の輪くぐり、清らかな心身に返り、この夏を健康で無事に過ごせるよう願いましょう。

さっそく茅の輪くぐりを潜って本殿を正面から撮りました。伊和志津神社の祭事は次の通りです。この中の大祓の日に偶然にも訪れることが出来たのです。右の小さな写真はネットから転用させていただいた春祭と秋季大祭と大祓です。


大祓 6月30日
夏祭 7月27日28日

秋季大祭 10月23日24日
御火焚祭 12月15日

本殿の扁額です。

車椅子でもお参りできるようにもなっていました。江戸時代の中期の建物ですが、きれいに手入れされていました。

少し離れて撮った本殿です。ここにも花で飾られた手水が写っています。

上の写真の中の手水です。

5つの石碑が納められた遥拝所がありました。

上の写真の右側のお堂の中にも沢山の石碑が納められていました。

その石碑です。

境内の遠い場所から本殿方向を撮った写真です。右側の東屋で休んでいる人が、私以外の唯一の男性だった人です。灯篭が並んだ参道を左方向に行くと冒頭の写真の逆瀬川駅に近い鳥居のある入口に行けます。加藤清正が文禄・慶長の役で朝鮮から持ち帰った虎を境内で飼育したと伝えられているそうです。



伊和志津神社の境内の範囲を表示します。道路が境内の下を走っていることが判ると思います。このトンネルによって県道16号線と県道337号線が短い距離でつながりました。紫色ライン(━━)が冒頭の逆瀬川駅近くの西側の鳥居からの参道で、赤色ライン(━━)が東側の鳥居からの参道です。東側の鳥居からの参道が表参道となっています。阪急電車が通って逆瀬川駅が出来たことで人の流れが変わったのかもしれません。
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伊和志津神社の境内は広そうですね、
花手水はダリアの花ですか?
鎌倉では、アジサイの花が浮かせて
有るところが有ります。
アジサイの花の花手水もきれいでしょうね。私は初めてテレビで花手水を見ました。全国的に広まっているようですね。
茅の輪くぐりで穢れが払われますね
初めて見ました。
石碑、中世のもののようですね。
偶然に茅の輪くぐりと花手水に出会いました。1日違っていたら見れなかったかもしれません。
逆瀬川に歴史のある伊和志津神社があるのに驚きました。平林寺も聖徳太子のジ台のものであることを、最近知ったばかりでした。
伊和志津神社、大変いい神社ですね。いい気が流れているところだと感じました。「茅の輪くぐり」に一度行きたいと思うのですが、私は京都が近いのでネットで調べてみようと思います。
花手水は、見ただけで気持ちが明るく嬉しくなります。初めて見ました。いいご配慮ですね。
参拝者を心を込めてもてなしてくださっている思いが伝わってきます。
素晴らしい神社ですね。
関東に引っ越す前に何度か来たことがありますが、長い年月が経ちましたが、建物がきれいに整備されていているのに感動いたしました。花手水や茅の輪が作られている上に沢山の女性の方が来られているのにも驚かされました。
もてなしの気持ちが伝わってくる神社に変身したように感じました。女性の心をとらえたのかもしれません。
新しい県道を直線的に通すために考えられた構造ですが、このような神社は珍しいと思います。神社でなければきっと陸橋にしたのだと思います。
花手水がとっても華やかで美しいですね~(^。^)
私が初めて茅の輪くぐりを知ったのは2008年で場所は日光の二荒山神社でした。その時の呼び名は笹の輪でした。確かに最近はよく目にするようになりました。
https://makkurokurosk.blog.ss-blog.jp/2009-08-11-1
花手水、キレイです!!
私の部屋のカーテンがこげ茶色なのですが
そのカーテンを毎朝ピンク色の和風の紐で結びます。
うちのカーテンかと思いました(*^^*)笑
茅の輪くぐり、よい風習ですね。
私もくぐって心を清めたいです…。
花手水はダリアでしょうか。
この暑い中、これほど綺麗にお花を維持するのは大変だと思います。
神社の方が一生懸命お世話しているのでしょうね。
初めて見ました。
ピンクの注連縄は初めて見ました。女性の心をとらえたのかもしれません。
今日、関西から千葉の家に帰ります。スマホのテザリングでのネット環境のために皆様のところに訪問できませんでしたが、やっと訪問が再開できます。新規の記事の掲載がやっとでした。
こげ茶色のカーテンに和風のピンク色の紐を結ぶと確かに斜視の注連縄にそっくりでしょうね。毎朝、結ばれているのですね。茅の輪くぐりは新鮮な気持ちになります。いい雰囲気でした。
テレビでは花手水を何度か見ましたが、実際に見たのは初めてでした。ほんときれいですね。花はダリアだと思います。神社の方のセンスが素晴らしいです。
私も実物を見るのは初めてでした。TVで知ったので実際に見てみたいと思っていましたが、その願いが突然に実現いたしました。
ずいぶん前です。
かわいらしい提灯をいただいたと思います。
偶然通りかかったのでラッキーでした。
地元で サンダーソニアさんも夏越の茅の輪くぐりをされたことがあるのですね。かわいらしい提灯が見れたのはラッキーだと思います。私のの場合は花手水でした。