
山口県の周防久保の墓参りをした2020年12月23日の帰りに錦帯橋や岩国城や武家屋敷や吉香神社に行きました。岩徳線の川西駅から岩国城に行く時は、上の写真の奥側から手前側に錦帯橋を渡り、帰りは手前側から奥側に錦帯橋を渡って岩国国際観光ホテルまで行き、タクシーを呼んでいただいて新岩国まで行き実家の宝塚まで帰りました。奥側から手前に歩いた時は動画を撮ってすでに紹介いたしました。本記事では手前から奥側に歩いた時に撮った写真を紹介したいと思います。上の写真は山の上の岩国城から撮った錦帯橋です。写真をクリックすると文字なしの拡大写真を表示します。
上の岩国城から撮った写真の奥側(南東/左岸/岩国市岩国)側から手前側(北西/右岸/岩国市横山)側に第一橋、第二橋、第三橋、第四橋、第五橋です。地上から撮った下の写真にも第一橋~第五橋を書き込んでみました。錦帯橋に関しては2020年10月07日にも詳しい説明の記事を掲載いたしました。→ポチッ

川名 錦川
完成 1673年(初代落成) 348年前
形式 5径間木造アーチ橋
全長 193.3m
幅 5m

江戸期には中央の3つのアーチ橋(第二橋、第三橋、第四橋)は定期的に約20年ごと、両端の桁橋(第一橋、第五橋)は約40年ごとに架け替えらたそうです。その結果、9回~16回の架け替えが行われ、具体的な現在までの架け替え工事回数は次の通りです。錦帯橋は単に昔の橋が残されているのではなく伊勢神宮のように架け替えの技術が伝承されてきた橋なのです。右の小さな写真はネットから転用させていただいた架け換え工事等の写真です。

第一橋 約40年ごと 10回
第二橋 約20年ごと 14回
第三橋 約20年ごと 14回
第四橋 約20年ごと 16回
第五橋 約40年ごと 9回

Googleマップの航空写真でも錦帯橋(━)の第一橋~第五橋の位置を紹介します。さらに橋脚の部分は薄黄緑色に着色いたしました。

橋の上流側(右上方向)は川の水量が少ない時でも水を湛えていて、屋形船に乘ったり右の小さな写真の鵜飼を見ることが出来ます。

写真は撮った順に紹介します。つまり第五橋から第一橋に向かって紹介していくわけです。こちらの写真は第五橋に足を踏み出す前に撮った錦帯橋です。右側が錦川の下流側です。川は左側から右の方向に流れたいます。

同じ場所から橋の渡る方向の正面を撮った写真です。

同じ場所から上流側をとりました。写っている橋は錦城橋で、その橋の右側の大きな建物が岩国国際観光ホテルです。上の航空写真のところで説明させていただいたように、水が湛えていることが分かっていただけると思います。

第五橋から見た錦川の上流側の水面です。この日は水量が少なくて橋から離れると鏡のような水面でした。橋がある部分の川底は石垣のように石が組まれています。これによって大雨で激流になっても川底がえぐられることを防ぐとともに、上流側に水を貯めているのだと思います。

上の写真と同じ場所から第四橋を撮りました。第四橋には階段が付いていました。階段が付いているのが第二橋と第三橋と第四橋です。

第五橋と第四橋の間の橋脚の部分まで来ました。

橋脚の部分から第四橋の階段を撮った写真です。

第四橋のトップの部分まで上がると階段はありませんでした。次の第三橋が見えます。

第四橋のトップからズームで第三橋と第二橋を撮った写真です。

第四橋と第三橋の間の橋桁の上流側です。水嵩が増しても水が切れるように上流側は尖っています。

錦帯橋が作られた初期の頃に激流により橋脚が流された経験が今の橋脚に行かされているのだと思います。見るからに頑丈そうです。

石の楔で石どうしつないでいました。橋の上の雨水を流す樋上の溝も橋脚に掘られていました。

第三橋の上から見た下流側の景色です。

第三橋と第二橋の間の上流側の橋脚です。

第三橋と第二橋の間の下流側の橋脚です。橋脚の上流側と下流側は同じ形をしていることが分かりました。石をつなぐ楔や雨樋がありました。

第二橋を登り始めた位置からの下流側の景色です。一番高いところが城山の山頂だと思われます。

第三橋と第二橋の間の橋脚の位置から撮った第二橋の階段です。右側が下流側の欄干です。

第三橋と第二橋の間の橋脚の位置から撮った上流側の欄干と岩国国際観光ホテルです。

第二橋のトップから撮った下流側の左岸の方向の写真です。

第一橋を渡り切った位置から第一橋と第二橋を撮った写真です。右側の山の上に岩国城の天守閣が見えます。この写真は左岸から岩国城に行く時に撮った写真です。、

左岸の上流側から撮った写真です。この後、冒頭で説明したように岩国国際観光ホテルまで行き、タクシーを呼んでいただいて新岩国まで行ったわけですが、ホテルで大失敗をしてしまいました。

ホテルの入口の写真は撮っていなかったのでSVを掲載させていただきました。
タクシーが来るまで少し時間がかかるとのことで、ホテル内でタクシーを待っていて乗ったわけですが、カメラをホテル内に忘れてしまったのです。気がついたのは新岩国の改札を通った時でした。いつも手にカメラをぶら下げているので手ぶらなので気がつきました。携帯(スマホ)のバッテリーが切れかかっていたし、新幹線がすぐに到着するために電話して見つかっても取りに行けないので、実家に着いてからホテルに電話することにしました。
実家に着いて右の小さな写真の岩国国際観光ホテルに電話するとカメラはすぐに見つかりました。

錦帯橋 戻りは動画ではなく写真を撮りました。
岩国城の麓の城(御土居)跡に建立された吉香神社(きっこうじんじゃ)
武家屋敷 旧目加田家住宅
錦帯橋のソフトクリーム 初めて「むさし」で食べました。

岩徳線の動画 その2 錦川清流線との合流
岩徳線の動画 その1 柱野駅到着
岩徳線の川西駅から錦帯橋を経由して岩国城までの景色
新年あけましておめでとうございます。2021年 元旦

岩国国際観光ホテルの方には大感謝です。岩国国際観光ホテルを利用させていただいたのは4度記憶にあります。2003年と2007年は法事で利用させていただきました。2003年には両親と姉と私の4人が泊まりました。2003年の写真は法事の翌朝の朝食時の写真で、父と母と姉と叔父さんと叔母さんが写っています。2018年と2019年は墓参りの時の昼食で四川飯店を利用させていただきました。
2003年09月14日 2007年04月14日


2018年03月25日 2019年03月23日


2007年04月14日には桜に囲まれて岩国城も見ることが出来ました。

2003年09月14日から2020年12月23日までの間に少なくとも錦帯橋に13回来ていますが、錦帯橋を渡ったのは2020年12月23日のみです。ただし子供の頃は何度も渡っているはずです。桜が咲いていた2007年04月14日の錦帯橋の写真を拡大いたしました。クリックするとさらに面積で16倍の拡大写真を表示します。

往路の時に撮った錦帯橋の動画は一度掲載させていたたきましたが、あらためて紹介させていただきます。第一橋から第五橋に向かって歩いた動画です。
溺愛猫的女人さんから金鳥のCMに錦帯橋が出てきたのを聞いて探してみました。小柳ルミ子さんが歌う渦巻音頭です。
記事の最初の方で小さな写真で説明していた岩国旅なびと岩国市観光協会HPに掲載されていた錦帯橋の鵜飼の写真を紹介します。

2021年2月23日22時19分に累計アクセス数(累計閲覧数)を確認すると1500万アクセス数を越えて15,001,655アクセス数になっていました。


累計アクセス数 15,001,655 件
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コメント数 70,433 件
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今までに到達アクセス数を報告したのは次の6回で、今回が7回目となりました。

1,000,000アクセス 2010年11月17日12時ごろ
2,000,000アクセス 2011年10月09日22時ごろ
2,277,777アクセス 2012年01月31日07時34分

9,229,999アクセス 2016年12月01日03時40分
10,000,000アクセス 2017年07月04日06時26分
15,000,000アクセス 2021年02月23日22時ごろ

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すごーい!素晴らしい☆
おめでとうございます!(で良いですよね?)
高齢者には堪えそうです。。
カメラを忘れてのがホテル内で良かったですね。
外だったら・・・(;゚ロ゚)
この橋渡るの大変そう・・・
と思いました
カメラ、すぐ気がついて良かったですね
ありがとうございます。もちろん「おめでとう」でokです。
2009年5月5日が初掲載です。下記が初掲載記事です。
https://makkurokurosk.blog.ss-blog.jp/2009-05-05
やっぱりホテルだから出てきたのですね。感謝でした。
新岩国の新幹線が、ぎりぎり間に合うかどうかだったので急いでタクシーに乗ったのが良くなかったのだと思います。
見た目よりは歩きやすいです。大丈夫かもしれません。残念ながら車椅子は橋を傷つけてしまうので、通れないです。
金鳥のCMの動画を探してみました。見つかったので入れさせていただきました。ありがとうございます。
各1連の5連なんですね~
カメラ戻ってよかったですね
錦帯橋、歩いて渡る気分はなかなかのものでしょうね。カメラ、無事でよかったですね。おっしゃるように焦っているといろんなトラブルが起きますね。私も気を付けないとです。お恥ずかしながら、旅の忘れ物やら、乗り遅れやら多いです。沖縄でカメラのケーブルを忘れてきたことがありました。
川面に空気もいいですね。
こちら天気下り坂のようです。
端にカーブの緩やかな橋がそれぞれ掛かっているのですね~!よく考えられた構造だと思いました。
カメラ、良かったです(^。^)
ちゃんとカメラが戻ってきてよかったです。
一度自分の肉眼でみてみたいです。
ソフクリームも食べたいですしw
カメラ良かったですね!
1500万アクセスは凄いなぁ(*^ー゚)b
SORI さんの記事は深掘りされて読み応えがあります。
僕は錦帯橋に2度行きましたが、これほど詳細に
観察・考察はしませんでした。
錦帯橋が5連の橋であることを認識してもらえてうれしいです。カメラだけでなく撮った写真のデーターが失われるところだったので助かりました。
過去にも飲み会の時に忘れたことがありましたが、いずれも出てきました。そのために特に飲み会などの時はカメラを忘れないように気を付けていましたか、今回は意識していませんでした。いい教訓になりました。
やっぱり水のある景色はきれいです。写真を撮ると後でいろんなことが分かることが多いです。
ありがとうございます。ほんとよかったです。ホテルの方のおかげでした。
母方の祖父母が住んでいた場所なので子供のころから錦帯橋に行く機会があったことから、錦帯橋への理解が少しでも増えることは嬉しいです。ほんとすばらしい構造だと思います。
ご指摘のように浮世絵にも描かれています。浮世絵を乗せた記事のURLを紹介します。
https://makkurokurosk.blog.ss-blog.jp/2020-10-08
錦帯橋は一度は見ていただきたいです。その時は是非ともソフトクリームを食べてみてください。カメラはほんとラッキーでした。
正面から見ると急坂に見えますね。私も錦帯橋を渡ったのは子供の時以来です。
ほんといつまでも残ってほしいです。20年/40年ごとに行われる橋の架け替え技術が伝承されることにかかっていると思います。
よく読んでいただいてうれしいです。ありがとうございます。1500万アクセスの記念の記事にもなりました。
しかしよく渡ろうとしたなぁ
そうなんです。文化財保護法違反容疑で逮捕されました。
名前も公表されて、高い賠償を払うことになったと思い。
https://www.asahi.com/articles/ASN7P44DWN7PTZNB007.html
それにしてもアクセス数がすごいですね。
桁が違います。
アクセス数、すごいですね。とても及びませんが、自分なりに
のんびりやるつもりです。
キリ番到達は長年根気よく続けてきたことで達成できました。全てリンさんさんをはじめ皆様のおかげです。
木の橋はいいですね。長く使う工夫がされています。コンクリートで作った高速道路も数十年で老朽化の補修が問題になっていますが、錦帯橋は300年前から安全を考えて40年または20年後との架け替えを決めているのはすごいことだと思います。
記事を書いていると錦帯橋にはまた行った見たくなりました。
キリ番は通過点と分かっていても嬉しいものですね。私もマイペースで長くやりたいと思います。
ありがとうございます。アクセスしていただいた皆さまのおかげです。これからも続けていく励みになります。
渦巻音頭、私、テレビで見た記憶がないです。これ、見たかったので、ありがとうございます。
大雨で激流になった時の衝撃はすごいのだと思います。頑丈な石組みの橋脚が崩れ、その教訓から考え出されたのだと思います。
私も渦巻音頭のことは忘れていました。実際に動画を見ると、見た記憶があることを思い出しました。
看板建築の植村邸にコメントを有難うございました。
表だけでなく、植村邸は裏まで銅板に覆われ
変色した銅板が歴史を感じさせていました。
1500万アクセス越えおめでとうございます、
錦帯橋のアーチの連なりが綺麗です。
また、桜の咲くころに訪れて見たいです。
桜の季節はきれいだと思います。何度も錦帯橋に来ているのに桜の季節に来たのは残念ながら2007年04月の1回だけです。墓参りが3月と8月と9月と12月だからですが、それでも1度見れたのは良かったです。
激流にも耐えられるように橋脚は石造りに下のではないかと感じます。
350年前の日本では地震があるので橋脚間が35mもあるので軽い木製が良かったのでしょうね。
岩国城から眺める全景が本当にいいですね。
ほんと、錦帯橋は素晴らしい橋だと思います。348年前にこれほどの橋を作ったのは驚異的で、日本の大工の腕に驚かされます。
岩国城からこれほどの写真が撮れるとは上がるまでは想像していませんでした。