
実家の宝塚に着いた2021年2月7日の夕食を買うために実家の近くのスーパーに行くと、新しそうなキンメダイ(金目鯛)が売られていたので迷わず買いました。この日は金目鯛の刺身にすることにいたしました。キンメダイ(金目鯛)は世界各地の深海に生息しているキンメダイ目キンメダイ科 キンメダイ属の深海魚です。色が赤いことからタイ(鯛)の名が名前に入っているようですが、スズキ目タイ科マダイ属のマダイ(真鯛)とは、かなり離れた種です。金目鯛はいろんなサイズが売られていますが、ある研究によれば1歳魚で17.7cm、2歳魚で23.4cm、3歳魚で28.3cm、5歳魚で35.8cm、10歳魚で46.5cm、15歳魚で51.1cmだそうです。金目鯛の寿命は15~20年程度だそうです。生息場所は未成魚が水深100~250メートルで、成魚になるとともに300~800メートルの深部へ移動するそうです。だだし夜間は150~300メートル付近まで浮上するとのことです。

門 脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 条鰭綱 Actinopterygii
上目 棘鰭上目 Acanthopterygii
目 キンメダイ目 Beryciformes
亜目 キンメダイ亜目 Berycoidei
科 キンメダイ科 Berycidae
属 キンメダイ属 Beryx
種 キンメダイ Beryx splendens
英名 Splendid alfonsino
お皿にそのまま盛り付けました。3種相掛カレーなどで紹介した砥部焼のお皿です。目の色もきれいだし、刺身もプリプリ感が伝わってきました。私の住んでいる近くではとても手に入らないような新鮮な金目鯛のように感じました。
試しにキンメダイで検索してみると今までにキンメダイを食べた記事は4度掲載していました。着色文字をクリックするとその記事を表示します。→我家での食事 九十九里の旅館 三宮の人気魚料理店 大手町でイタリアン

刺身のプリプリ感を感じてもらいたくて刺身の部分を拡大いたしました。もちろん我が家の近くのスーパーにも金目鯛の刺身が゛並ぶことがありますが、プリプリ感がある刺身に出会うことはまずないまで、迷わず買ってみたわけです。ただし食べるまでは判りません。

刺身以外に長茄子の焼き茄子も用意いたしました。長い長茄子だったので、そのまま乗せられる皿が無かったことから半分に切りました。以前に紹介したように熱々のまま乗せています。

冷やっこも用意いたしました。醤油の色が赤いと思いませんか?
キッコーマンの特選醤油です。昔から実家ではキッコーマンの醤油を使っていたので赤色の醤油が美味しく感じられてしまいます。

さっそく刺身を食べてみるとキンメダイとは思えない硬さがありプリプリの刺身でした。味も鯛とは違う甘さのある身で、関東だと料亭でしかお目にかかれないような味とプリプリ感のある食感でした。

金目鯛らしい薄皮のついた刺身の写真も紹介します。

この時は冷蔵庫に正月のために買った日本酒が入っていることに気が付かなかったので、ビールにいたしました。

頭も目もきれいでしたので拡大いたしました。この時、母が「頭は焼かないの ?」と言われて、は!と気が付いて食事をしながら、コンロのグリルで焼き始めました。-ほんとうはキンメダイは煮付が美味しいのですが、手軽に出来るので焼くことにしたわけです。

焼きあがったキンメダイの頭です。カマの部分は母に渡して、頭は私が食べました。塩もかけないでそのまま焼きました。

焼いた身も美味しかったです。

こちらは目の周りのゼリー状のものです。目の周りのゼリー状の身は美味しいと聞いていましたが、何となく食べる気にはなりませんでしたが、見ていて新鮮そうに感じられたので少し味見をした見たところ、薄っすらと塩味があり美味しかったので、結局、すべて食べてしまいました。初めて目の周りのゼリー状の部分を食べました。

価格は1580円でした。値段の相場の知見はありませんが、この鮮度で、この美味しさならば安いのではないかと思いました。新鮮で美味しい刺身が食べれただけでなく新鮮な甲焼きも食べれてキンメダイを買ったのは大正解でした。高知県産のキンメダイでした。関西は新鮮な魚が多いので、離れた場所からでも少しでも新鮮な状態で口に入るように流通に気を使っているのだと思います。このスーパーは年末にトラフグを買うお店でもあります。右の小さな写真は以前の記事で紹介した同じお店で買った大きな活き車海老の写真です。

住所 兵庫県宝塚市逆瀬川1-2-1 アピア1 B1F
電話 0797-71-5400
営業 9:00~21:00
定休 無休
創業 1973年01月(資本金250万円) 現在42店舗(大阪 兵庫 京都 奈良)
沿革 2000年11月逆瀬川店開店 2007年12月14日イオン傘下

2020年2月7日から関西に来ていて、ネット環境の関係で皆様のところには訪問できていないことお詫びいたします。2月14日に帰宅する予定です。家に帰るとやりたいことが溜まっているので2月17日以降に皆様のところに本格的に訪問したいと思っております。
今回のキンメダイが分類されているキンメダイ属にはキンメダイと.ナンヨウキンメとフウセンキンメの3種があります。切り身として販売される場合はナンヨウキンメやフウセンキンメをキンメダイとして流通することもあることから、区別するために本キンメと表示される場合があるそうです。もちろん今回のキンメダイは本キンメだと思います。写真で見る限り細身で大きいのがキンメダイです。
名 前 | 学 名 | 成魚体長 | 漢 字 | ||
・ | キンメダイ | Beryx splendens | 50cm越え | 金目鯛 | |
・ | ナンヨウキンメ | Beryx decadactylus | 40cm前後 | 南洋金目 | |
・ | フウセンキンメ | Beryx mollis | 30cm前後 | 風船金目 |



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流通システムがよくなったので、私もお店ではたべるようになりました。なかなかおいしいお魚ですね。でも家で食べたことはありませんが。
目が、ほんとうに金色ですね。これは加工ではないですね?
もちろん、撮ったままの写真です。ただし、撮る角度によっていろんな色になります。
お店で食べるキンメダイは美味しいです。新鮮なものが手に入るのでしょうね。
美味しそうなキンメダイに、なかなか出会えなかったので久しぶりでした。美味しかったです。
最高ですね、ヨダレが....
今回、キンメダイの刺身のおいしさが、少し判った気がしました。次に実家に来た時の夕食の候補に加えます。
刺身も煮付けも美味しくて絶品でした。。
もう釣りに行く元気は無いですが。。
頭も焼いて、捨てるところ無しですね
一人暮らしをするようになって
食事にあまりお金を掛けたくないから
お刺身は必然と食べなくなりました
だから羨ましいです
金目鯛は美味しい魚であることが判りました。次に関西に来た時も売られていれば食べたいと思います。旬があるのでしょうね。
超高級魚と聞いて、うれしくなりました。
確かに、こちらのスーパーでもいつも並んでいる記憶はないので、時々売られるのでしょうね。
頭を焼いたのは正解でした。グリルに入れてタイマーをセットするだけで食べれました。我家で捌いた場合のアラは煮付にしていましたが、グリルで焼くのは簡単でいいかもしれません。
目の周りも食べられるんですね。
アップの写真、グラタンみたいです。
春の陽気でした。
金目鯛のおいしさを楽しむことが出来ました。鱧の季節も楽しみましたが、金目鯛もいいですね。
金目鯛の鯛茶漬けも美味しそうですね。確かに今日は暖かかったです。
先週、僕もスーパーの魚屋さんで金目鯛を買いました。
サイズ的に通常2000円はするモノが980円だったので
飛びつきました。丸ごと煮付けにしたんですが、
身がパサパサでした。「安物買いの銭失い」でした。
珍しいですね。カマまで余さず食されてお見事です。
確かに赤いし似ていますね。調べてみるとキンキはカサゴ目フサカサゴ科キチジ属でした。種は離れていますが、美味しい魚です。
金目鯛一匹が980円で手に入るとは驚きました。期待外れだったのは残念だったことでしょう。でも、安くて美味しい時の喜びを考えると試しに買ってしまいます。
現在、新幹線で移動超です。早朝だったこともあり、名古屋を出発時点で、私を含めて車両に3人だけです。
塩を振りかけなくても美味しいのに驚きました。
今日、お帰りですね。
気を付けてお帰り下さいね。
予定通りに帰ってきました。落ち着いたら訪問させていただきます。
金目鯛は新しい発見でした。新鮮で美味しそうな金目鯛がお店に並んだ時は買いたいと思います。
プリプリのキンメタイの刺身、とても美味しそうですね。
キンメダイ、美味しい季節ですね。
お刺身か、煮つけで食べることが多いですが、
カブト焼きも美味しそう、日本酒が合いそうですね。
この後にもキンメダイが売られていましたが、、これ歩買った時が一番大きかったと思います。大きいと美味しいのではないかと想像しています。
確かに焼いた身は美味しかったです。これからも頭が着いたお造りを買いたいと思います。
日本酒が買ってあったことを後で気がつきました。知っていたら日本酒にしたと思います。
私は鍋か煮つけが好きです。
近くの魚屋さんにはないので、関東だと旬じゃないのかな。
我家の近くでも金目鯛の刺身を見つけたら買ってみたいと思います。今回の刺身との差を知ることが出来るかもしれません。その時は追加する形で掲載したいと思います。いつになるでしょう。
すごいな~ 頭がついているところに新鮮さを感じます!
こちらではキンメダイはほとんどお目にかかれません。。
過去の記事を見ると、お刺身に煮付け、グリルとどれも美味しそうですね^^
焼いたかしらも美味しそうです。わたしこういう部分大好き(*^^*)
今回も、器がどれも素敵でした☆
金目鯛がはいった過去記事にも訪問いただきniceまでしていただいたのに感激いたしました。ありがとうございます。今までに4つも書いていたのに自分で驚いてしまいました。自分でも読み直してしまいました。新しいキンメダイは、ほんと美味しいです。
今回もとてもお買い得ですねぇ^^
金目鯛の刺身に兜焼き、美味しい金目鯛を満喫ですね♪( ´▽`)
関西に行った初日に出会えたのはラッキーでした。日曜日だからこそ売られていたのかもしれません。お休みにはいいものが並ぶ傾向があるように感じます。やはり金目鯛の美味しい季節は冬のようです。
少なくとも私が行く様なお店では見たことがアリません。
関西、恐るべし(笑)!!
2000年に逆瀬川に開店した当初は新鮮な魚介類が特徴のスーパーでした。活き車海老が安く売られていたので、実家に行った時には他の刺身と共に活き車海老を必ずと言っていいほど買いました。その後にイオングループの傘下に入り、その強烈な特徴は薄れましたが、それでも新鮮な魚介類を特徴とするDNAは残っているようです。下記のURLは活き車海老を買った時の記事です。
https://makkurokurosk.blog.ss-blog.jp/2011-04-13
どちらかといえば煮つけのイメージです。
確かに煮付けに美味しい魚だと思います。
新しい金目はサツキで食べたくなる魚でもあります。
仕立屋にコメントを有難うございました。
私が生まれた家は、昭和初期に建てられた
こんな家で、小学校3年ごろまで井戸水で
生活していました。
生れたころの家は思い出深いと思います。私は親の転勤で小さい時から引っ越しをしていたので、3歳の時の広島で住んだ家が一番思い出深い家となっています。外壁は板なので雰囲気的には近い気がします。下記のURLはその時の写真と記事です。
写真
http://blog-imgs-114.fc2.com/m/a/k/makurokurosk/IMG_20170829_0007-1-1230.jpg
記事
https://makkurokurosk.blog.ss-blog.jp/2012-11-18
このキンメダイは美味しかったです。次に実家(関西)に行った時も探してみます。
実家の近くでは美味しい魚が手に入るので刺身を食べることが多いです。次は山口県の墓参りを兼ねて3月の後半に実家に行く予定にしています。
青森は関西よりさらに新鮮な魚が手に入るところなので、金目鯛も新鮮なものが食べれるでしょうね。 羨ましいです。
私も金目鯛の煮付けは大好きです。ほんと美味しいですね。
今回初めて目玉の周囲が美味しいと感じました。