
学生時代のサイクリング部時代の友人から写真の長野県の蓼科の名物などが2020年11月13日に届きました。その友人は長くアメリカに住んでいて今は長野県の蓼科に住んでいるのです。柚子は庭で出来たものだと思います。ジャムはブルベリーとホオズキ(鬼灯、鬼燈、酸漿)ですが、両方共に庭で出来たものだそうです。ただし今年は食用ホオズキの出来たのが少なかったので買い足したそうです。赤カブの漬物も自家製だそうです。果物は名月という銘柄のリンゴとル・レクチエという洋ナシが入っていました。


右上の小さな写真に写っている友人の2人と私が写った学生時代の2回生の夏合宿の写真(下)


下の写真は2016年のOB会でパワーポイントで紹介した時の写真です。


食べごろの色を紹介した袋の絵をスキャンしたのが右です。

⇩8日後
辛抱強く待っていると8日後の11月21日の朝に写真のように黄色に変わりました。上の写真の色と比べてみてください。香りも強くなってきました。香りはバナナの香りに似ていました。3個の中の一番右を朝食のデザートとして食べてみることにいたしました。
4つに切った洋梨ル・レクチェ(ル・レクチエ)です。芯の部分だけは和ナシに似ています。幸水系の和ナシはブツブツの部分に渋みがあるので大きく切り取るとより美味しく食べるそうです。和ナシでも二十世紀系は必要がないので、洋ナシはどうでしょう。

皮をむいたル・レクチエです。ル・レクチエ(Le Lectier)の名前はフランスの次のフランス語の記述からフランスの園芸家であるPierre Le Lectierの名前から付けられたようです。クリックすると翻訳文を表示します。
Une variété de poire, baptisée « Le Lectier », lui fut dédiée.

これが私の分です。追熟した洋梨ル・レクチェは甘くて香りが強かったです。

今回送っていただいたル・レクチェは近くの農園で買ったと言われていました。

洋梨以外の写真も紹介します。こちらか自家製の赤カブの漬物です。これで頂いた半分の量です。

こちらが自家製のブルーベリージャムとホオズキジャムです。ホオズキのジャムは珍しいと思うので分類を紹介します。甘酸っぱくて我家で一番気に入っているジャムですが、今のところ友人から頂くしか入手の手立てはありません。
使っているのは食用になるショクヨウホオズキ(Physalis pruinosa)で、同じホオズキ属のホオズキ(Physalis alkekengi var. franchetii)とは別種です。食用ホオズキはインカベリーやキャンディーランタンやストロベリートマトとも呼ばれています。

門 被子植物門 Magnoliophyta
綱 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目 ナス目 Solanales
科 ナス科 Solanaceae
属 ホオズキ属 Physalis
種 ショクヨウホオズキ Physalis pruinosa
漢字 食用酸漿 食用鬼灯

形を残して作ったジャムのアップです。上のフランスパンも下の食パン(絹蜜)も京成バラ園にある石窯ベーカリー・サンブレッタで買いました。
初めてホオズキジャムを食べたのは蓼科の友人宅に訪問した時でした。その時に朝食で出していただいたのです。

1つ目を食べた11月21日の翌日(11月22日)の朝食のデザートでは、写真の右側のル・レクチエをいただきました。ル・レクチエなどの洋ナシ(Pyrus communis)は幸水などの和ナシ(Pyrus pyrifolia var. culta)と味も香りも食感も全く違いますが、属までは全く同じナシ属(Pyrus)です。洋ナシは高い糖度と滑らかな果肉と芳醇な香りが特徴ですが、ル・レクチエはその3つの特徴共に優れた品種です。右の写真はフリー百科事典のWikipediaから転用させていただきました。西洋梨の英名のPearまたはEuropean Pearに対して和梨はNashi PearまたはSand PearまたはRusset apple pearだそうです。

:被子植物 Angiosperms
:真正双子葉類 Eudicots
:コア真正双子葉類 core eudicots
:バラ類 Rosids
目:バラ目 Rosales
科:バラ科 Rosaceae
属:ナシ属 Pyrus
種:セイヨウナシ Pyrus communis
品種:ル レクチエ Le Lectier

切り分けたル・レクチエです。上で書いた洋梨の3つの特徴の内、滑らかな果肉と芳醇な香りが和ナシとは特に違うように感じます。



他の洋梨が気になったので最後のル・レクチエを食べてしまう前に2種類の洋梨を買ってきました。真ん中がラ・フランスで、右がゼネラル・レクラークです。ゼネラル・レクラークは日本で栽培面積が5位の洋梨です。ル・レクチエが2位で、ラ・フランスが1位です。

ル・レクチエとラ・フランスの追熟の確認方法はすでに紹介したのでゼネラル・レクラークの食べごろの確認方法を紹介します。

左のル・レクチエは離れていても香りが確認出来るほどに追熟が進んでいてすでに完全な食べごろになっているようですが、他の2つに関しては追熟には少なくとも数日はかかりそうです。もしかしたら2週間ほど必要かもしれません。

最後の1個のル・レクチエを2020年11月25日に頂きました。記事を書くためにいろいろ調べた上で食べたル・レクチエは格別でした。実の場所によって味が違うことも確認出来ました。軸に近いほど柔らかく甘さも強いかったです。

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洋ナシは香りはもちろん 滑稽な形が大好きなんです。
先週と比べて冷え込みが大きくなりますね。おからが冷されず
温かくお過ごしくださいね。
そろそろ本埜(印西)の白鳥飛来が気になるころになりました。^^
ありがとうございます。植木鉢を出し入れしているので朝の気温は前日にチェックしております。念のために植木鉢を室内に取り込みました。今日、洋梨を食べられるのですね。偶然ですね。我家では今日が2個目でした。
もう、本埜の白鳥が飛来する時期なのですね。
友人って良いですね^^
ル・レクチェ・・・私も新潟の友人が毎年送ってくれるのですが、
とても美味しくいただいています、食べる時期を間違えると
美味しくないですね。
美味しい食べ方参考にさせて頂きます~
ヒメンコは初めて知りました。気になって調べてみると漢字では日面紅で、19世紀初めにベルギーの森で発見され、明治初期に日本に渡来した歴史のある洋梨なのですね。そのような洋梨を覚えておられたとはさすがです。ヒメンコの別名がフレミッシュ・ビューティだそうです。記事の中で紹介している洋梨の栽培面積の円グラフの中にフレミッシュ・ビューティ(23ha)を見つけました。
ル・レクチェを毎年送ってもらえるご友人がおられるとはいいですね。ほんと洋梨は食べるタイミングが大切ですね。知らないで食べてガッカリする人もおられるかもしれないですね。黄色になってから食べるように念押しされました。
赤カブの酢の物、おいしそう。
赤カブの漬物の味付けは絶妙で美味しくいただけました。なかなか真似の出来ない美味しさでした。洋梨のジャムとは贅沢ですね。ケーキではよく食べました。
以前は追熟も難しくハズレも多かったのですけれど…。
洋ナシ、ラ・フランスを毎日食べていた時期ありますが、追熟した記憶なし。多分追熟されたモノを購入・食べていたみたいす。キウイに似てますね。また、国産の「ル レクチエ」高価そうですね。「赤カブの漬物」は、ご飯のお供に良さそうです。噛み心地良さそうで美味しそう。「ホオズキのジャム」は食べた経験なしなので、興味津々です。ググったら、楽天にあり。信州産で健康食みたいです!?(=^・ェ・^=)
これまでいただいたらすぐに青い状態で食べていたのであまり美味しいと思ったことがありませんでした(キャー)
勉強になりました!!
追熟後だったんですねぇ(°_°)
今度自分で追熟してから食べてみます^^
ホオズキのジャムってあるんですねぇ(°_°)
初めて見ましたが、甘酸っぱい味がとても気になります=(^.^)=
お恥ずかしながら蓼科で洋ナシが獲れるとは存じませんでした。おいしそうです!
知ったような風で信州のネタでブログを書いていても底の浅さを露呈しております・・・苦笑
先般の帰省では松本から、三城→よもぎこば林道→扉峠→和田峠→立科町(佐久よりのふもとの方です)→佐久南ICから上信越道経由でクルマで帰宅しました。
蓼科から中央道でもよかったんですが・・
ビーナスラインの気温は当時ですでに5度。サイクリストも一人すれ違いましたが、完全に冬支度でした。自転車も持って行ったんですが、乗る日に雨が降ってしまい、乗らずじまいでした。
(代わりにあす、近場の埼玉の山をはしってこようと思います)
蓼科は茅野よりの高原でしょうか。山やサイクリングで何度か訪れておりますが、素晴らしいところですよね。サイクリング部のお写真、素晴らしいです。
前にも書いたのですが、学生時代はひとりで走り回っておりましたので・・
ではおやすみなさい。
香りが高くて美味しいですね
香りが届いて来そうです
確かに昔は追熟が上手く行かなかった記憶があります。追熟に関する知識も少なくいつが食べごろか分かりませんでした。
毎日食べていたころがあったのですね。香りと食感に、はまったのですね。ラ・フランスは近くのスーパーでも沢山売られているので手軽になった気がします。ホオズキのジャムは気に入ったので、食用ホオズキをネットで買うつもりなのですが、いつもタイミングを逃していました。いつも来年こそは思っているのですが!
かき氷にラ・フランスとは興味津々です。確かに香りもあるしお洒落なかき氷になるのでしょうね。いろんな料理に活用されているとは、さすがです、
美味しいものばかりをいただきましたが、何と言ってもル・レクチエがメインだと思います。最後の1個は今日食べるかさらに数日追熟してみるか悩んでいます。
追熟すると色が変わりますが、何と言ってもいい香りが強くなってくるので分かると思います。今回は8日目でしたが、前回の時は2週間かかったので、辛抱が大切です。今年は短かったのは、気温の高い日が続いたためかもしれません。
黄色の状態でいただけると、すぐに食べれていいですね。追熟は辛抱が肝心です。温かい部屋に置いておくと早いと思いますが、それでもかなり時間がかかります。
ホオズキジャムはハマってしまう味です。ほんと美味しいです。機会があれば是非とも味わってみてください。
美味しい物を戴いて嬉しいのにご自宅でもジャムなど
作られてるんですね。洋梨は美味しいけど買ってきても
すぐ食べられないのが難点ですね。
仲良し家族バンザイ(^_^;)
ホオズキのジャムが珍しいですね♪
洋ナシのパッケージに食べごろの色が記載されているなんて、良いアイディア!!
信州は美味しい果物が増えてきました。昔はリンゴと言えは青森でしたが、リンゴの銘柄にシナノゴールドやシナノスイートとあるように、リンゴも長野産が増えてきたように思います。きっと気温の変化が美味しい果物を作ってくれるのだと思います。
和田峠やビーナスラインなど懐かしい名前が登場して感激です。会社に入社してからも蓼科は自転車で走りましたが、その時は八千穂駅→麦草峠→蓼科→白樺湖→諏訪湖→島々→徳本峠→上高地→大正池→釜トンネル→安房峠→平湯峠→高山のルートを走りました。下記のURLがGoogle地図に登録したその時のルートです。
https://www.google.com/maps/d/edit?mid=1rKxmhlXA18xVIahNLUegOfCeVnc&usp=sharing
あの香りを御存じなのです。強い香りと滑らかな食感は和ナシとは全く別の果物ですね。
確かに待つのが難点ですね。信州はいいものがありますが、こちらから気兼ねなく送れるのは落花生ぐらいです。家内が最近凝っている手作りの根付は送りました。
嬉しいものばかりでした。手作りジャムなど手作りのものは特に嬉しいです。まだ鴨せいろ蕎麦が残っているので、近いうちに合鴨肉を買ってくる予定にしています。
洋ナシを初めて食べた時は、これがナシ・・・ビックリでしたが
最近は、良く食べるようになりました。
和ナシの特徴のシャキシャキ感がないので別の果物ですね。分類的には同じナシ属なのに不思議です。ナシ属を大別すると和ナシ(P. pyrifolia)、洋ナシ(P. communis)、中国ナシ(P. bretschneideri)だそうです。
ラ フランスは日本で一番よく栽培されていてル レクチエは2番目に多いそうです。2010年のデーターですが栽培面積ではラ フランスはル レクチエの8.2倍で、日本全体の約64.7%なのでダントツと言えますね。
ラ フランスの食べごろをネットで検索してみるとラ フランスは黄色に変化しないので見分けにくいのですが、軸の周りにシワが出来ると食べごろだそうです。軸もしおれるそうです。
https://www.ajfarm.com/3537/
ラ・フランス大好きで、先日買って冷蔵庫に入れて5日目ぐらいにいただきましたが、ちょっと堅かったです。いつもは室温で置いておくのに、冷蔵庫に入れっぱなしにしていて、ちょっと食べごろがわからなかったみたいです。
ル・レクチエも美味しそうなので、食べたいですね。探してみます。
洋梨は食べごろが難しいけれども、慣れると判ってくるのだと思います。ラ・フランスのことを調べてみたので、食べ頃のラ・フランスを味わってみることに挑戦してみたいと思います。
鬼灯のジャムは珍しいですね。鑑賞用のイメージしかなかったです。
ホオズキのジャムは意外性もありますね。食べるときっととりこになると思います。洋梨は特に家内が好きで時々買いました。追熟のことを知ってからはいつも美味しく食べれるようになりました。ル・レクチエは高級品なので貰い物でしか食べれません。
(返信不要)
返信不要と言われてもつい返したくなるコメントでした。ついにでましたね。「用なし」
もちろんリス太郎さんのコメントは用なしではありません。ありがとうございます。
手紙を出しても返事のないことを「梨の礫(つぶて)」と言われるように「梨」に「無し」を掛けている場合があるそうです。つまり「無しの礫」は意味の上では合っていますが間違いだそうです。
こちらこそ、ヒメンコの名前を教えていただきありがとうございます。珍しい名前なので覚えておられていたのだと推察いたします。明治の初期に日本に入ってきた洋ナシであることに加えて、沢山の品種が入ってきている中で、今も作り続けられているところがすばらしいです。
甘酸っぱくて美味しそうです。
来年こそはホオズキのジャムを作ると決意を新たにいたしました。問題は食用ホオズキをネットで注文するタイミングです。インカベリーやキャンディーランタンやストロベリートマトとも呼ばれているようです。
全国的には山形や長野で栽培の多いラフランスが主流だと思いますが、こちらで洋ナシといえばルレクチェです^^
柔らかく滑らかな果肉とジューシーな果汁、なんとも言えない香りと味、、美味しいですよねー(≧∇≦)
早く追熟させるにはりんごと一緒に保存しておくといいですよね。
エチレンガス効果!
ホオズキのジャムは珍しいです。食べてみたい^^
いちど、フレンチレストラン(和食だったかな?)で食用のホオズキをいただいたことがあります。ほのかな甘みと酸味があり美味しかったです(*^^*)
ほんと香りがすばらしいです。色もきれいで高級ブランドであることに納得いたします。今回はリンゴと一緒に置いていたので前回が2週間に対して8日で追熟出来たのかもしれません。今日、別の洋梨を買ってきたので香りや味の違いを1~2週間後には確認出来ると思います。現時点のル・レクチエの香りはかなりのものなので、この香りに到達できるのかが第一関門です。ジャム以外で食用ホオズキを食べられたのは貴重だと思います。ジャムはほんと美味しいです。
美味しかったです。
リンゴ畑の隣に洋ナシ畑があったりして、広く栽培されていました。
ル・レクチェっていう名前だったのは知らなかったです。
ほおずきのジャムとは初めて聞きました。
長野でル・レクチェを先月買われたばかりとは、偶然に驚きました。洋梨畑を見た上で食べると美味しさも倍増だったことでしょう。
完璧に追熟した美味しい洋ナシを食べるとハマる人も多いと思います。洋ナシの中でもル・レクチエは美しいので特別のように感じます。
ホオズキジャムは美味しいので一度は食べてみてほしいジャムです。
我が家も食べ頃になりました^^
熟成するまで時間が掛かりますものね
赤カブ漬けも美味しそう!
蓼科方面に行った時には必ず寄ります。
新鮮なお野菜果物がお手頃価格で買うことができます。
きれいな紅葉の写真を撮られた旅行の時に買われたのですね。本場で買われたラフランスは格別でしょうね。追熟に時間がかかった分だけ美味しさは格別に感じることでしょう。赤カブの味付は教えてもらいたいくらい美味しかったです。
たてしな自由農園、ご存じよく行かれているのですね。我々は蓼科の友人宅に行った帰りに2度行きました。いろんなものを買いました。2度ともドライフラワーを買い、ルバーブやアンズも買ってジャムを作りました。
https://makkurokurosk.blog.ss-blog.jp/2014-07-11
食べごろの見極めが難しいですが部屋にいい匂いが漂い始めたら食べるようにしています。
和梨とは食感が全然違いますが最近は美味しさが分かるようになってきました。
最近、比較ために買ったゼネラルレクラークは青森で沢山作られているのですね。パッケージを見ると青森の八戸産でした。
私も昔は洋梨が美味しいと感じることはありませんでしたが、その頃は追熟のことも知りませんでした。
ナシは食べ方が分からず、柿は自宅の庭で今年も豊作でした。
洋風の果実とは縁遠い私です。
Liebe Gruesse,
柿を沢山食べられたようですね。
私も、今年はいつになく、いただいた柿を沢山食べました。
ホオズキのジャムを初めて食べた時のことは今でも覚えています。珍しいのもあるのですが、何と言ってもその美味しさに驚きました。