
最近、揚げ物料理が少なくなっている中で写真の山芋の磯辺揚げを作ってもらえました。これは私の好物なのです。久しぶりに油を使うことから、さらに油で揚げる料理が2品出てきました。
その一つが初めて作った牛蒡の唐揚げです。NHKのきょうの料理で放送されていたのを偶然見て、機会があれば作ってほしいと言ったのを覚えてくれていました。当日に太い牛蒡(ごぼう)を買いに行きました。こちらの写真が牛蒡の唐揚げです。

もう一品が揚げびたしです。この料理は家内の得意料理なので何度も出てきています。材料は特に用意したのではなく家にあったタマネギ、ニンジニと牛蒡と一緒に買ってきたピーマンを使っていました。

やっぱりビールが欲しくなります。

これが山芋の磯辺揚げのアップの写真です。冒頭の写真の斜めから撮った写真です。山芋(ヤマイモ)の分類を記載します。ヤマイモはヤマノイモ科ヤマノイモ属の日本原産のつる性の植物でジネンジョウ(自然生)、ジネンジョ(自然薯)、ヤマノイモ(山の芋)とも呼ばれています。粘りの少ない中国原産の長芋(ナガイモ)もヤマノイモ属(Dioscorea)で学名はDioscorea polystachyaです。
参考になると思いましたのでとりのさとZさんのムカゴから育てた山芋(自然薯)の収穫の記事を紹介します。→ポチッ
界 植物界 Plantae
被子植物 Angiosperms
単子葉植物 Monocots
目 ヤマノイモ目 Dioscoreales
科 ヤマノイモ科 Dioscoreaceae
属 ヤマノイモ属 Dioscorea
種 ヤマノイモ Dioscorea japonica
英名 Japanese yam

上の写真をクリックすると拡大しますが、クリックの面倒な方のために拡大写真を掲載いたします。

牛蒡150gに対する材料を紹介します。ただし我々の牛蒡は150gよりはるかに多かったけれども味付け(醤油、生姜、砂糖、塩)の量は150gの時の量で作りました。洗った牛蒡は皮のついたまま乱切りにして味付けの調味料を絡ませておきます。揚げる準備が出来たら、かたくり粉を加えて絡めます。
油を180℃に熱して牛蒡を入れて、衣が固まってきたら、温度を160℃に設定して約5分間じっくり揚げました。最後に油の温度を180℃に設定してカリッとさせました。これはNHKのレシピ(本田明子さん)通りです。
醤油 小さじ1
すりおろし生姜 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
塩 小さじ1/4
かたくり粉 大さじ3~4

ビール2人で350ccが1本飲んだところで相性を知りたく出ワインでもいただきました。

さらに純米吟醸の相性も試してみました。どちらでも美味しくいただけました。

ここからは山芋の磯辺揚げの作り方を紹介します。粘りの強い山芋を写真のようにすり下ろします。長芋のようなさらっとした山芋は海苔に巻くのが難しいので今回の作り方は出来ません。ヤマイモと別種でも粘りの強い大和芋(ヤマトイモ)などでも作れます。

すり下した山芋を巻き寿司用すだれで焼き海苔に巻きます。本当は1/2の細長い海苔で巻くのですが、この時は1/4に切った海苔しかなかったので、1/4の海苔で作りました。

海苔にはこだわっています。今まで食べた中で一番気に入っているこちらの有明の海苔をいつも使っています。

海苔で巻いた山芋です。本当はこの2倍の長さのものになります。

この時は紫蘇(大葉)を入れた磯辺焼きも作りました。本当はこの2倍の長さですが、これを揚げるのに大切な揚げ方があります。

それがこちらの写真です。料理ハサミで切りながら180℃の油に落としていくのです。これが最大のポイントです。

入れた瞬間は泡が沢山出ます。

少しずつ泡が少なくなってきます。

泡が出なくなったら揚った合図です。

これが出来上がった磯辺揚げです。

美味しさを感じてもらうために拡大いたしました。

この時も油があるので、いただいたサツモイモを使った揚げびたをしてもらいました。サツマイモとナスとピーマンの揚げびたしです。甘いサツマイモの揚げびたしは美味しかったです。上で紹介した揚げびたしと材料が共通しているのはピーマンだけですがナスも使うことが多いです。

紫蘇(大葉)が沢山乗った冷奴も出てきました。実はこの時はシソ(大葉)が多量に家にあったので、すべての料理にシソを使ったわけです。

この時もビールでいただきました。

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山芋をあげた料理は、外食でも食べられないので家庭料理なのかな。
揚げ物料理は我が家でも久しぶりでした。そのために3品まとめて作りました。外でもメニューの中に「山芋の磯辺上げ」と名前の付いたものがありますが、注文してみると別物が多いです。この「山芋の磯辺上げ」に関しては家のものが一番です。
ところで、山芋はどのように栽培するかというと、1)ムカゴを拾ってきて、そこから芽が出て、1年目は30センチくらいしか成長しませんが、それを次年度に植えます。2)2年もかけるほど気が長くないので笑、山芋の頭10センチくらいを食べずに残して、それを春に植えると芽が出ます。ツルが上がるようにキュウリ網ネットを伸ばしています。ツルが枯れるころに(ちょうど今頃)掘り出します。これ、自家用でなくて、販売用です。100本くらい植えています。掘るのも楽しみです。
東風氏はまだ山芋、なまけれて掘ってません。
ムカゴを拾ってきて育てるのですね。昔、山を歩いている時に山芋のムカゴを沢山見かけました。育ててみようかとも思ったことがありましたが、とりのさとZさんのような今期はありませんでした。育てた山芋は美味しいでしょうね。
それにしても100本も作られるとはすごいです。
山芋まで手掛けられているのですね。自分で掘る山芋は愛着があることでしょう。
ビールのつまみに最高ですね!
山芋の磯辺揚げなんて、とっても手間がかかりますよね。
作り方をみてなるほど!
こういうふうにしたら効率がいいですね。
ゴボウのから揚げもピーマンの煮びたしも美味しそう^^
野菜がたっぷりで優秀な献立ですね。
ビールは絶対ですが 日本酒にも合いそうです。
やっぱりビールは外せないです。美味しくいただきました。
確かに野菜ばかりですが、気が付かないほどでした。いつも揚げる油が少なかったので、ごま油を沢山入れました。それる風味が増してよかったです。
翌日、揚げ物用の油とごま油を買ってきました。炒め物はいつもオリーブオイルを使っていたので、揚げ物用の油が少なくなっていることに気が付かなかったのです。
味が付いているので、鶏の唐揚げの代わりになると番組では説明をされていました。
大葉がアクセントになってより美味しそうです=(^.^)=
お酒に合いそうですね
作り方がよく理解出来ましたよ
ぷっくりとかわいい山芋の磯部揚げ、牛蒡のから揚げ、お写真だけでもビールが飲めそうです^^
この時は大葉100枚が150円で手に入れたのでいろんな料理に使いました。しっかりとした山芋の磯辺上げは我家ならではです。
私もハサミで切りながら油に落とすところを見て、なるほどと感心いたしました。なかなか、やるな、と言う感じでした。
食事前に料理の写真を見ると、よりお腹がすいてしまうことがありますね。見てもらえてうれしいです。
ビールにぴったりです。前から我が家の山芋の磯辺揚げを紹介したいと思っていましたが、実現いたしました。ほんと、迷わずビールを開けました。
山芋の磯辺揚げは、ビールのおつまみに最高ですね。
自分も毎年友人の畑で自然薯を作っているので、冬になったら掘掘り上げて磯辺揚げを作ります。
毎年、自然薯を作くられているとは素晴らしいです。思う存分にいろんな料理にして食べれますね。山芋の磯辺揚げはビールに最高です。
次に食べれるのはいつになるでしょう。揚げ物用の油を買ってきたので、そのうちに作ってもらえると信じています。
SORIさんから教えていただいた毎日のめかぶと納豆を続けていますが、実に快腸で先日の大腸内視鏡もクリアで、一役かってくれたと思い感謝しています。
ハサミを使うのはすごくいい考えです。ハサミを使うと、きっと膨らんだのが出来ると思います。
朝食の記事がお役にたてたようでうれしいです。
照会されていた山芋収穫の記事も見ました。今後の参考にしたいです。そして自宅に生えている芋が食べられるものか、調べたいです。
山芋が自宅に生えているとはすばらしいです。食べられる山芋だといいですね。とりのさとZさんの記事にもアクセスされてコメントまでされたのですね。