

前記事(その1)では宿泊したコナのホテルから2回目の休憩場所であるマウナケアの山麓にあるマウナケア州立公園までを紹介しました。

本記事(その2)はマウナケア州立公園(❹)からマウナケアの中腹にあるオニヅカ・ビジター・ステーション(❺)までを紹介したいと思います。オニヅカ・ビジター・ステーションも紹介します。
右の図はGoogle地図で表示されるプロフィールマップです。

❹ 2回目の休憩場所 マウナケア州立公園(1989m)
❺ 夕食および高度順応場所 オニヅカ・ビジター・ステーション(2801m)
❻ 沈む夕日を見る場所 マウナケア山頂(約4200m)
車と同じルートですが徒歩でのルート表示も紹介します。
画面内のPllus d'optionをクリックするとプロフィールマップを含んだルート図を別画面で標高差う辞します。
右側から着て休憩のために公園に入って休憩が終わって幹線道路に出たところです。左に曲がっていきます。

幹線道路の景色です。

マウナケアには沢山の小さな噴火口や小山(溶岩ドームや溶岩円頂丘がありました。左方向の遠くに見えるなだらかな山肌はマウアケアです。

マウナケアを登り始めました。

沢山の草木が生えていました。マウナケエは長く噴火していないことの証でもあります。最後に噴火は約4,500年前で現在は休火山だそうです。

傾斜は急になってきました。遠くに見える2つ小山は2枚上の写真に写っている小山と同じものです。

晴れていたのに急に霧に覆われることもありました。標高的に霧というよりは雲なのだと思います。

雲に覆われて暗いために見えにくい状態が続いていましたが、沢山の牛が放牧されているところを通ったので写真を撮りました。

車の正面を見てもらうと運息が分かると思います。ほんとうに山頂から夕陽や夜の星座を見ることが出来るのか、心配になってきました。

こちらの黒い岩のようなものも牛です。

溶岩ドームのような小山の間を進みます。傾斜があるのが分かってもらえると思います。

やっと晴れました。雲を抜けたのだと思います。遠くに見える雲のようなところを通ってきたのだと思います。晴れると一気にきれいな景色になりました。

オニズカ・ビジター・ステーションのエリアに到着いたしました。

オニズカ・ビジター・ステーションに到着して写真を撮りました。我々の車は右の白い車です。左の一番手前の白い車は我々と同じ旅行会社の車です。ここの施設はオニズカ情報ステーション(Onizuka Information Station)あるいオニズカ・ビジター・センターとも言われています。


建物の正面です。ここから先はトイレがない上に帰りも深夜になることからホテルに着くまではトイレがないので休憩時間の間にトイレを済ますことも大切です。建物の反対側にトイレがあります。
正面に沢山のインホメーションが貼られていました。

そのインホメーションを拡大いたしました。HAZARDSの文字が書かれていることから、どうやらマウナケアにおける注意書きのようでした。クリックすると拡大するので雰囲気は分かってもらえると思います。内容までは読めませんがタイトルは判ると思います。

道路の入口から撮ったオニズカ・ビジター・ステーションです。

モノクロで撮ったオニズカ・ビジター・ステーションです。

近くにオニヅカ氏と思われる石碑がありました。



奥の方から撮ったビジター・ステーションです。

オニズカ・ビジター・ステーションあたりの航空写真です。写真内の❺が上の写真の建物の位置です。
ここまで登ってきた道です。ここを左に入るとビジター・ステーションです。遠くの左の方には雲海が広がっています。

一般車は我々より少し低いエリアに誘導されていました。

一般の車は登れないのです。ハワイの先住民にとってマウナケアは神聖な場所なのです。そのことから外部の人間がマウナケアに登ることを嫌っているので、天文台を建設することも大きな反対運動が起こりました。現在も合計13基までと制限されています。旅行者に関しても強硬意見も多いのですが、折り合いをつけて旅行社の企画するツアーに関しては許可制で許されているのです。山頂に留まる時間も制限されています。

上の写真はこちらの写真から切り取りました。

すぐに夕食用の弁当が配られました。実はここ2800mの標高の場所で夕食を食べることも高山病予防になるとガイドの方が説明されていました。確かに他のツアーの人もみんな夕食を食べていました。

まさに日本のお弁当でした。ホテルを出てくすぐに立ち寄ったWolmartエリアで飲み物などと一緒に積み込んだのだと思います。

温かな味噌汁とお茶もついていました。おかずはいろいろ入っていました。右下が切り干し大根で、その上がお新香2種と昆布の佃煮です。日本のお弁当と遜色ありませんでした。味もハワイとは思えないほどの美味しさでした。

おかずは左から鶏のから揚げ、シュウマイ、玉子焼き、アジのフライ、分厚いハムでした。割りばしの袋にSUSHI寿司と書かれているので、お寿司も出す和食店のお弁当のようです。少し崩した文字はShionoのように読めます。


テーブルが並べられたこちらのエリアで食べました。


天体望遠鏡が沢山置かれていました。ボランティアによる天体観測ができると書かれていました。ツアーで使われる天体望遠鏡も置かれていたのかもしれませんが、我々のツアーでは天体望遠鏡は車に乗せられていました。

実際に使われている天体望遠鏡もありました。太陽に向けられていました。覗くために行列がだ来た時もありました。黒点などが見れたので歯ないでしょうか。

月も出ていました。まだ雲がすこし邪魔をしていました。夜になると半月ではありますが、月は明るいので星座を見るのには邪魔な存在でもありました。

周辺の景色を紹介したいと思います。マウナケアの上の方です。頂上方向はもう少し左にあります。ただし、ここは近すぎて頂上自体を見ることは出来ませんでした。

重心から少し左辺りがマウナケアの山頂方向だと思われます。写っている建物はオニズカ国際天文学センター(Onizuka Center for International Astronomy)です。このオニズカ国際天文学センターの一部の設備としてオニヅカ情報ステーション(オニズカ・ビジター・センター)があります。この宿泊施設は頂上にあるすばる望遠鏡などのマウナケア天文台群の建設、保守、観測者などの宿泊用だそうです。

オニズカ国際天文学センターあたりの航空写真です。
山頂方向を拡大いたしました。
マウナケアは楯状火山(Shield volcano)に分類されています。楯状火山(たてじょうかざん)は右下の写真のように緩やかに傾斜する斜面を持つ底面積の広い火山です。


山頂方向をさらに拡大しましたが何もありません。

別の方向の写真です。

モノクロ(白黒)の写真も紹介します。山頂方向の写真です。

少し南に降りて食事をしたテーブルがあった辺りを含めて山の方向を撮りました。左の端方向が産地用方向だと思われます。

ズームで撮ると溶岩だらけであることが実感できました。

マウナロア方向の景色です。

下方向にも建物がありました。一般の車が誘導されていたあたりです。

この時はキラウエ火山も噴火していたので、もしかしたら火山の噴煙かもしれないと思って撮った写真です。ガイドさんは噴煙が見えると言っていましたが、これかどうかは分かりません。

小山もありました。溶岩円頂丘か溶岩ドームなのだと思います。いずれにしても噴火で出来たものだと思います。

上の写真はモノクロなのでカラーの写真も紹介します。

小山の頂上付近が気になったので拡大して見ました。

雲海も広がっていました。標高が高いからこそ天体観測にもむいた山なのだと実感いたしました。

それでは登っていく方向を紹介します。この道を登っていきます。ここは舗装されていますが先に進むと地道になりました。

STOP HAZARDOUS CONDITIONS AHEADと書かれた標識が道路からビジター・ステーションに入るところに立てられていました。

少し位置を変えてマウナケアに登っていく道の写真も撮りました。

登る道を拡大いたしました。よく見ると写真の一番上の辺りに土ぼこりが写っています。

拡大すると降りてくる車が見えます。この土ぼこりだったのです。ジグザクの道が見えます。

上の写真の左側を撮った写真です。やはりジグザクの道がわかります。

こちらはレンズを右側の方に向けて撮った写真です。これからこの道を登っていくのだと実感が湧いてきました。

いよいよ出発の時間が迫ってきました。山頂に滞在できる時間は取り決めで決まっており、ツアーの目的は夕日が沈む景色おみることなので、


前記事(その1)でも掲載していましたが、分かりやすいように本記事でもハワイ島全体の航空写真にマウナケア・ツアー全工程を書き込みました。ホテルを13時50分に出発してホテルに戻ったのが23時頃だったので9時間を超えるツアーでした。さらに言えばオアフ島のホテルを朝の6時20分にチェックアウトしてからの旅だと考えるとこの日は16時間40分の旅だったと言えるかもしれません。翌日にはハワイ島一周ツアーに行きました。
❶ 宿泊ホテル ロイヤル・コナ・リゾート
❷ 夕食用弁当などの積込み Wolmart
❸ 最初の休憩場所 アイランド・グルメ・マーケット
❹ 2回目の休憩場所 マウナケア州立公園(1989m)
❺ 夕食および高度順応場所 オニヅカ・ビジター・ステーション(2801m)
❻ 沈む夕日を見る場所 マウナケア山頂(約4200m)
追伸
2019年10月10日朝から10月21日まで関西に行ってきます。その間は皆様の所に訪問出来ないことをお許しください。
台風19号が近づいています。それも台風15号と同じように千葉の家の近くを通るルートです。台風15号の時は中心が家の真上を通りましたが、今回は風が強く吹く北西側を通るルートが予想されています。家を離れているので心配です。電話で確認すると、我が家では被害はなかったそうです。ルート図を追加しました。
ルート図:http://www.imocwx.com/typ/tyani_19.htm

伊豆に上陸した10月12日19時の画像です。

太平洋に抜けた10月13日02時の画像も紹介します。

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奥様とお弁当を戴いて多くの景色が楽しめましたね。
全員日本食のお弁当とは。
びっくりこん。
ハワイに滞在した8日間で和食を食べたのは、唯一マウナケア村で食べたお弁当だったので値打ちがありました。このツアーに行かれた方は多いと思います。
思い出深いツアーとなりました。行ってみて初めて知ることが多かったです。
ほんとサプライズです。驚かされました。
確かにオープンカーで走るときもちがいいと思います。空気もも澄んでいてきれいでした。なんといっても太平洋のど真ん中ですから!
4000mを越える場所に行ったのが今回のマウナケアが2回目でした。1回目は九寨溝・黄龍ツアーに行った時の雪山梁峠でした。同じように車の移動でしたが3割くらいの人が息苦しくなっていました。それに比べて今回は誰一人としてそのようなことを話す人はいませんでした。私も地上との差はほとんど感じなかったのが不思議でした。標高は今回より200m低い4007mなので不思議でした。
マウナケアは標高は高いけれどもなだらかな山なのでゆっくりと登る上に1時間以上休憩を取ったのは良かったのだと思います。夕食も効いたのかもしれません。
ただし、九寨溝・黄龍ツアーでも雪山梁峠を越える前に標高3000mの所で昼食をとったので、その点は謎でした。
1つ違っていたのは九寨溝・黄龍ツアーでは昼食後、出発前に各自に酸素ボンベが1本と高山病予防薬が渡されたのですが、それが逆に不安に思わせて息苦しくさせたのかもしれません。今回の経験で精神的なことが重要ではないかと気が付きました。少なくともリラックスのために日本食のお弁当は役に立ったと思います。
もう一つ違いがあるとすれば、九寨溝・黄龍ツアーの場合は飛行機なので標高500mの成都から40分で3448mの標高の空港に降り立ったのは大きく関係していると感じています。
雪山梁峠
https://makkurokurosk.blog.ss-blog.jp/2012-06-08
酸素ボンベ
https://makkurokurosk.blog.ss-blog.jp/2012-06-06-1
飛行機 500m→3448m
https://makkurokurosk.blog.ss-blog.jp/2012-06-03
旅行会社さんの配慮が光っていました。お弁当は美味しかったです。マウナケアで和食のお弁当を食べたのは思い出にも残ります。
鎌倉駅までテクテク(前編)に、コメントを有難うございました。
マウナケア・ツアーで、和食弁当とは元気が付きますね(^_^)v
とはビックリしますね~
欧米人のツアーではサンドイッチなどが出ていましたが、やっぱり和食弁当はいいですね。お米の良さを最近感じています。
ほんと日本で食べるお弁当と変わらなかったです。よく考えられています。
お弁当のお写真だけ見たら、絶対にハワイだと分かりませんね~。日本のお弁当そのままです!(≧▽≦)
流石、日系の島、ハワイです。お弁当の出来の良さに感心させられました。
今日から関西です。次の記事掲載は少し時間がかかるかもしれませんが是非とも見てほしいです。
大きな大地にたくさんの牛たち。
何だか神聖なものを感じます。
お弁当にはびっくりでした。ハワイでも美味しい日本のお弁当が食べられるなんて、幸せですね。
日本のお弁当屋さんにあるお弁当ですよね。
お弁当だけ見ると、これがハワイの標高2800mでの写真だって思いませんね。
雲の中を抜けたら青空と雲海が見えるなんて素敵ですね。
世界の国が天文台を建設したくなる場所だけのことはありました。和食のお弁当をハワイの標高2800mで食べれたのはいい経験でした。
標高が高くて涼しいので牛たちも住みやすいのかもしけません。お弁当には驚かされました。
社内からの景色は刻々と変わっていきました。それも楽しめました。