

玄関わきの小さな土の部分の草取りをしていると土の中から蛙(カエル)が出てきました。久々に見るヒキガエルのようです。アマガエルは平均的に年に1回は家で見かけますが、ヒキガエルに関しては15年以上、家では見ることがなかったので驚きでした。それも庭ではなく玄関わきの小さな土のエリアでした。それですぐに写真を撮ったわけです。普段は水域から離れて生活している蛙ですが、繁殖時には水域が必要です。ここは住宅地で水がありそうな場所からは直線距離で360mは離れているので不思議でした。その点では家で見かけるアマガエルに関しても不思議に思っているのです。
全く、動こうとしませんでした。動かないのが危険を避ける行動なのだと思います。分類は下記の通りですが、ここは千葉県なので、東日本を中心に生息している亜種のBufo japonicus formosus(アズマヒキガエル)だと思われます。もう一つの亜種は鈴鹿山脈以西に住んでいるBufo japonicus japonicus(ニホンヒキガエル)です。東京近辺では2つの亜種同士の交雑が進んでいるそうです。耳線と背中のイボから毒液を出すので注意が必要だそうです。耳線からは毒液を飛ばすことが出来るので目を近づけないとともに、ふれた場合はよく手洗いをする必要があるそうです。
界 動物界 Animalia
門 索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 両生綱 Amphibia
目 無尾目(カエル目) Anura
亜目 ナミガエル亜目 Neobatrachia
科 ヒキガエル科 Bufonidae
属 ヒキガエル属 Bufo
種 ニホンヒキガエル Bufo japonicus
(亜種 アズマヒキガエル Bufo japonicus formosus )?
俗名 ガマガエル、イボガエル、ヒキ、ガマ、蟇蛙、蟇、蟆
漢名 蟾蜍(せんじょ)
英名 Japanese common toad 又は Japanese toad
体長 6~18cm (想定体重:20~640g)

まったく動かないので、気になって私が少し枝でつついたので、気が付いていることが分かったようで逃げる行動になり、この後、土に潜って隠れました。居座ってほしいのですが、その日以降は見かけていないので引っ越ししてしまったのかもしれません。寿命は最長で10年だそうです。いずれにしても元気にしていてほしいです。蛙(カエル)は両生綱・無尾目(カエル目)に分類される動物の総称で、日本には少なくとも6科43種(or 48種)が生息しているそうです。その6科はヒキガエル科(4)、アマガエル科(2)、ヒメアマガエル科(1)、アカガエル科(23)、ヌマガエル科 (3)、アオガエル科(9)です。世界全体ではカエルは約6500種が知られていて、ヒキガエル科は少なくとも50属・約590種がいます。日本には生息していませんが、ヒキガエル科の中で最も多い属がフキヤガマ属(Atelopus)の97種です。





ビッグですね。
暑いから避難してきたのかな??
ヒキガエルは大きいし堂々としているので驚かされます。
1kmくらいのところにある池ではウシガエルの鳴き声をよく聞きます。
神戸に住んでいたころはヒキガエルをよく見かけました。迫力のあるヒキガエルも多かったです。
目を見開い(めをみひらい)て、じっとしている姿は、鏡を見ている感じがいたします。
筑波山に行った時に見たガマガエル
に似てますね
家でヒキガエルは珍しいですね、
我が家の周りからは、田んぼがなくなり最近は、
鳴き声も聞くことがなくなりました。
確かに筑波山には沢山ヒキガエル(ガマガエル)が住んでいそうです。なんといってもガマの油は筑波山名物です。
ヒキガエル等の動物は減ってきているようです。田んぼの減少は無縁ではないように感じます。
これかしら?
ヒキガエルは日本全体(環境省RDB)では準絶滅危惧ではないようですが、都道府県ごとのRDBでは東京都、鹿児島県、三重県、長崎県、京都府、熊本県、山口県、大分県、宮崎県、和歌山県、香川県、和歌山県と12ケ所で準絶滅危惧に指定されているようです。
http://jpnrdb.com/search.php?mode=rank&q=4&subn=&k=03&pageID=2&s=sca
ヒキガエル、結構大きそうですけど・・・。
家の庭にいたら、私は逃げます(^^;
メイちゃんはどんな反応をするのでしょうね。大きいものだと体重は600gだそうです。
最近そういえばカエルさん自体にお目に掛かることが少なくなりました。少し寂しいです。
沖縄県の伊良部島と宮古島にはミヤコヒキガエルという固有種が生息しているそうです。害虫駆除のために沖縄島北部と北大東島と南大東島に移入され、北大東島と南大東島に定着したそうです。ミヤコヒキガエルはアジアヒキガエルの亜種だそうです。こちらは環境省RDBで準絶滅危惧に指定されています。つまり固有種なので、沖縄県で絶滅するということは日本だけでなく世界で絶滅することを意味しているのです。
少し離れたところには雑木林があるので、そこから移動してきたことも考えられます。久しぶりに見れて嬉しくなりました。
横浜市電保存館(吉村コレクション)にコメントを有難うございました。
鉄道模型は良いですね、横浜駅の近くにも、もっと大きな
原鉄道模型博物館が有ります。
◆前の記事(原鉄道模型博物館)
https://webtarou.blog.so-net.ne.jp/2015-05-22
https://webtarou.blog.so-net.ne.jp/2015-05-24
https://webtarou.blog.so-net.ne.jp/2015-05-26
現在も年に1度程度飲み会をする中学校時代の友人で鉄道模型を集めている人がいました。小さい時の趣味はいつまでも続くのかもしれません。
https://jpdragon.blog.so-net.ne.jp/2012-07-29-1
馬鹿らしいので読む必要ないですが、一応、こんなこともやってるということで。(笑)
今年は春先プランターや植木鉢をどかしたら慌ててもそもそ
デッキの下に潜り込んで行きました。夏になってからはまだ
会っていませんので気になっています。
ともかく元気にずっと家の庭にいて欲しいです!
確かに蛙は虫偏(むしへん)ですね。ご推察の通り虫偏は小動物に使われていますね。調べてみると驚いたことに、最古の漢字である甲骨文字の時代には虫は「へび」のことだったそうです。そして近年まで、裸蟲、毛蟲、羽蟲のように「むし」には蟲が使われていたようです。いろんな変遷を経て現在になったことを知りました。
http://hccweb6.bai.ne.jp/~hgd17901/hirorinhp/1%20kanji/2%20ohanashi/musi.html
楽しくテレビショッピングのガマの油、読ませていただきました。ガマの油売りの口上を題材にした有名な落語がいくつかあるそうですが、その中に並ぶのではないでしょうか。
毎年、庭でヒキガエルに出会えるとはすごいです。人家に居座るヒキガエルは多いと聞きました。毎年、同じヒキガエルなのかもしれません。愛着が湧くと思います。