


すでに紹介の通りに今年の正月は家族全員が宝塚の実家に集まって大晦日と正月を過ごしました。そんな中で大晦日の夕食(しゃぶしゃぶ)と元旦の御節料理を紹介いたしましたので、遅くなりましたが、元旦の夕食を紹介いたします。9月10日に生まれた0歳児も含めた9名の夕食でし

右の写真が元旦の夕食の記念写真です。選んだ料理は恒例の「ふぐ」です。恒例と言っても、大晦日の場合が多いので、大晦日or元旦の恒例が正確な表現です。
1年前は大晦日がふぐで元旦がステーキでした。今年は大晦日がしゃぶしゃぶで元旦がふぐなのです。
昔は魚屋で生簀に泳いでいる一番大きな1匹4万円以上の天然のふぐを頼んでいましたが、今は魚屋さんが無くなったのでスーパーで買います。スーパーと言っても関西の年末のスーパーにはさばく前のふぐが沢山並ぶのです。大型のふぐ2匹と中型のふぐ1匹を買いました。中型のフグの身の部分は「てっさ」にしてもらい、大型のふぐ2匹と中型の残りの部分は「てっちり」にしてもらいました。関西のスーパーのほとんどで調理前のふぐが並ぶということはどのお店にも、ふぐ調理師免許を持ったひとが必ずいるということなのです。
てっちり:ふぐ鍋
てっさ :ふぐの刺身薄造り

準備が整いつつあるテーブルです。人数が多いので今回も鍋を2つ用意いたしました。

3匹のふぐをさばいてもらうと沢山のふぐの皮が入っています。これを鍋に入れてしまうと溶けてなくなってしまうので、湯引きにして食べることにいたしました。フグをお店に食べに行くと前菜でよく出されるものです。写真は沸騰したお湯で茹でた後に、冷たい水にさらしたフグの皮です。これを包丁で細く切って、小鉢に盛っておろしモミジを飾ってポン酢しょうゆをかけると完成です。ところが沢山のフグの皮を細く切るのは大変でした。なかなか切れないのです。

抜かったことに苦労して作ったフグの皮の湯引きの単独の写真を撮り忘れてしまったのです。この写真は偶々写っていた写真から切り取った写真です。

この写真の右下の部分から切り取りました。


上の写真とは器が違います。この器は5個しかなかったのです。

大晦日のしゃぶしゃぶ用と今回のちっちり用とてっさ用に馬路村のぽん酢しょうゆを年末に買っていました。ところが元旦の夕食を用意している時に確認すると馬路村のぽん酢しょうゆは4分の1しか残っていなかったので、実家の近くのスーパーは全て1月2日から営業なので、1月1日は買いに行けなかったのです。常備の味ぽんも少ししかなく、とても足りません。幸いにもお雑煮などに入れる柚子皮のために柚子が1個とレモンが1個があったので、以前に紹介した生柚子果汁のポン酢しょうゆを作ることにいたしました。柚子が1個とレモンが1個しかないので以前に紹介した時の半分の量で作りました。やはり美味しかったです。使っていく順番は①生柚子果汁のポン酢しょうゆ→②馬路村のぽん酢しょうゆ→③味ぽんでした。材料は次のとおりです。
だし 100ml
うす口醤油 100ml
砂糖 大さじ1/2
米酢 大さじ1/2
柚子のしぼり生果汁 50ml (柚子1個+レモン半個)
柚子の皮 適宜

こちらが中型のふぐ1匹から作ってもらったテッサです。フグの刺身の薄造りです。もう少し多くしようとも思いましたが、大晦日に作ってもらって翌日になるので、この量にしてもらいました。
テッサの語源はフグのことを、鉄砲と呼んだことから来ています。ふぐを鉄砲と呼んだのは、食べるとあたり,あたれば死ぬことが多いというしゃれから来ているそうです。つまり鉄砲のことを略して鉄(テツ)と呼んだことから、「鉄の刺身」と「鉄のちり鍋」が、「テツサシ」と「テツチリ」となり、現在の「テッサ」や「テッチリ」の呼び方になったようです。

フグは身の硬い魚なので、翌日でも十分に美味しかったです。次からはもう少し増やすことも考えます。子供たちはテッサが特に好きなのです。

てっちり用に野菜として用意したのは舞茸と白しめじの2種類のキノコと春菊でした。



いよいよ「てっちり」です。話が盛り上がったためか、これ以降の写真はほとんど撮っていなかったのです。





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身がプリプリしていて、お写真を拝見して味を想像してしまいました。
デザートの大きなイチゴ、お孫さんが持つとより大きく見えますね^m^
皆よろこんでいました。やはりフグは大好きですね。このイチゴは写真どおり大きいのです。しかも形もいいのです。
てっさも美味しかったけど、てっちりが最高(^_^)v
うちは3人だったのでもっとささやかでしたがw
皆で美味しいてっちりをワイワイ食べるって良いですねぇ(^-^)
どれも美味しそう。。。
*ピカチュウ* なんぞは家内と二人寂しいものです(笑)♪
ご家族皆さんの笑顔が見えるようです
てっさにてっちり!豪華版!!
美味しそうです(*´ω`)
もちろんテッチリの定番のオジヤも作りましたが、写真は撮り忘れてしまいました。皆も美味しさを分かっていました。
関西から関東に引越してきて年末のスーパーでトラフグが手に入らないのに驚きました。見つけてもさばいてパックされたものでした。
ニッキーさんちもてっちりにてっさでしたか。ほんと美味しいですね。年末に実家の近くでフグを買ってクーラーボックスで千葉の家まで持ち帰ったこともあります。
2人で水入らずの正月もおつなものだと思います。
やはり、みんなが集まると賑やかでよかったです。母も喜んでくれたと思います。食費は全て母もちでした。
ふぐ、おいしいですね。ご家族9名ともなるとすごい量ですね。以前はよく家族でてっちりを囲みましたが、最近は親があまり食べられなくなったので家ではしなくなりました。
でも、年末に大学のクラブの仲間と、三宮でおいしいフグのフルコースを食べたので、まんぞくです。姉は毎年お仲間と、新年会でふぐを楽しんでいます。
さすが関西ですね。外での飲み会でもフグが多いですね。私も何度か三宮でフグを食べました。その中で記事に書いたのは鶴翔というお店でした。
https://makkurokurosk.blog.so-net.ne.jp/2016-10-03
私、食べたことがないんですよねぇ
唐揚げが美味しいとか!
朝昼晩とおせちだと飽きますからね。
フグの皮の湯引き・・・コレ、好きです。。(^^)
ふぐは毒がありそうで怖いですが。美味しそうですね。
にぎやかで、楽しい。
あまおう、娘も使ってます。
関西ではてっちりにてっさですが
関東はフグ鍋にフグ刺ですね(笑)
フグは関西が本場ですね
美味しそう~
ほんと、フグに関して関西と関東で、これほどの違いがあるとは知りませんでした。それだけに関西で正月を迎えるときはフグは外せないです。こんかい、オジヤの写真を撮り忘れたのは不覚でした。テッチリの締めで作るオジヤの味は格別ですね。
フグが未体験なのですね。機会があれば是非とも食べてみてください。他の魚とは一味違った美味しさを感じてもらえるかもしれません。
沢山の量のフグの皮の湯引きが作れるので、一匹ものをさばいてもらう値打ちがありました。ただし沢山の量を細く切るのは根気がいりました。
毒で天敵から自分の身を守っているのですね。 体を膨らすことが出来るし、考えてみたら不思議な魚です。
子供たちが小さいときは夏に姉の家族も実家に集まったので、その時は12人でした。正月は姉の家族は離れていて来ないので、今回の9人が一番多くなりました。
お店で食べる場合は関東でも関西でもさはないように感じますが、家庭で食べようとすると大きな違いが出てきます。やっはりフグは美味しかったです。
大船から北鎌倉へにコメントを有難うございました。
好好洞は学生の頃から気になっていましたが、
そろそろ行って見ようと思った時には、歴史ある
料亭は無くなくなって、今は、近道の隧道が
残るだけです。
お鍋は大勢で食べるのが美味しいですね(^^♪
フグの皮で一杯、良いお正月でしたね。
大船には会社の社宅があるので、関西から関東に引越したときに一度下見に行ったことがあります。結局は千葉県の船橋の社宅に入りました。そんな思い出が大船にはあります。
元旦の夕食ではお酒も進みました。