

ハワイ旅行の初日に行ったホノルル美術館の作品は今までに下記の3つの記事で紹介しました。上の作品は西洋美術エリアのTemporary exhlbitionsと書かれていた部屋に展示されていた作品です。本作品が常設展示なのか特別展示なのかは分かりませんが、

絵画編 西洋美術
Art of Hawaiʻi エリア編
特別展編 Erick Swenson
今回の展示室の場所は赤枠部分です。
今回紹介するエリアの作品は現代美術(Modernism)に含まれると思います。緑枠エリアの作品に関してはすでに絵画編で紹介しています。
青枠 西洋美術エリア
緑枠 Modernismエリア
赤枠 Temporary exhlbitions

こちらがすでに紹介した緑枠エリアのModernismの部屋です。ここでは絵画が主体でした。右の作品はキリコのThe Greal Machineです。



こちらが作品が展示されていたTemporary exhlbitionsです。右の作品が冒頭の作品です。

そのカラフルな作品を紹介します。壁にかかっていますが絵画ではなく立体的な作品でした。作家であるリキテンスタインは1923年にニューヨークに生まれて、1940年オハイオ州立大学美術学部に入学し、第二次世界大戦後の兵役を含んで1949年に修士号を取得しています。卒業後も大学にとどまり1949年から1951年までは講師で生計を立てながら、当時としては最新の抽象表現主義風の作品を制作していたそうです。

作家 ロイ・リキテンスタイン(Roy Lichtenstein)
作品 Woman Contemplating a Yellow Cup
制作 1995年 (71歳 or 72歳)

より雰囲気を感じていただきたくて拡大写真を掲載いたしました。


作家のルイーズ・ネヴェルソンはウクライナのキエフの材木を扱うユダヤ人商家に1900年に生まれ、5年後にアメリカ・メイン州に移住したそうです。木材に親しんだいたことから10歳から木を彫り始めたというアメリカ人女性彫刻家で、本名はレア・ベルリャフスキー(Leah Berliawsky)だそうです。家具のような日用品の廃物などを集め、それらを切り刻んで黒く塗り、黒い箱の中に入れて寄せ集めたアサンブラージュの作品が中心だそうで

作家 ルイーズネベルソン(Louise Neveison)
1900年~1988年(88歳没)
作品 Biack Zag X
制作 1969年 (68歳 or 69歳)

こちらも拡大いたしました。子供の頃の遊び心を忘れないで作ったような作品のように感じました。

別の角度からの部屋の景色を紹介します。壁に掛ける作品だけでなく床に置く作品も展示されていました。

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若い人の作品だと思ったら、1923年生まれの方の72歳のころの作品と、1900年生まれの69歳ころの作品でした。
こんな素敵な作品を創り出せる感性って
素晴らしいですねぇ(@_@)
ほんとすばらしいです。若いころから新しい感性の作品を作っておられたのにも驚きです。
まだ行ったことがないです。
ついつい他の観光地を優先しちゃってww
抽象的な作品は全くお手上げ、どうやって作品の優劣を決めるんだろう?
我々は半分以上はホノルル美術館に付属するスパルディング・ハウス・カフェでのランチを食べるのが目的で行きました。結局は時間の関係でランチは断念いたしましたが、想像以上に見ごたえがある美術館なので満足したしました。
見る人の評価で決まるのだと思います。ある人にとっては価値があり、ある人にとっては価値がないので歯ないのでしょうか。
美術館もいいけどハワイに行ってみたいです。
チャレンジなんだろうな。
初めてハワイに行っているのに最初が美術館に行ったのを不思議に思われる方もおられるかもしれません。時間は沢山あったので先ずはバス移動に慣れることから始めてみました。
今回紹介の2作品は、確かに楽しい作品だと思います。
先ずは楽しめるかどうかでしょうね。
寄木みたいなアサンブラージュ、面白そう~
リキテンスタインさんの作品、70代と思えない感性!
自由な発想で作品を。。素晴らしいです。
寄木細工のような作品も68歳か69歳の時の作品だそうです。ほんと驚かされます。
ああ、ロイ・リキテンスタイン(Roy Lichtenstein)て書いてあるわ。
キリコは知ってますが、リキテンスタインさんは知りません。覚えとこ。
私もキリコ以外の2人作家の名前は知りませんでした。でもWikipediaに登録されているほどなのでアメリカ社会では有名なのだと思います。日本語のWikipediaにも載っているので有名なのはアメリカ社会だけではないですね。試しに下記のURLをクリックして画面の右上のサイト内検索の部分に自分の名前を入力してクリックしてみてください。
http://spysee2.jp/xxxxxxx/a6da3caf5b4cd46d3755577e9572cfd4
東府や(大正館)にコメントを有難うございました。
大正時代は短かったですが、文化はいろいろ残っていますね。
リキテンスタインさん、名前は知りませんでしたが
この作風はどこかで見たことが有るような気がします。
確かに見覚えのある雰囲気の作品でした。
東京都現代美術館に「ヘアリボンの少女」があります。購入価格は6億8千万円(618万ドル)だそうです。現在の市場価格は70~80億円くらいだと言われています。
http://www.shinoby.net/2015/10/5918/
見てると楽しいですね。
ほんと個性がいっぱいでした。楽しめました。
楽しい美術館です。
どの作品もネット検索すると出てくるので有名なようです。
古い日付でも出てくるのでエリアの名前はTemporary exhlbitionsと書かれていますが常設展示のようです。
23年前に日本で話題になった絵画の作者の作品に出会えるとは思いませんでした。東京都現代美術館が改修のために2016年5月から長期休館していることも知りました。 調べてみると2018年度中には開館するそうです。
こちらは楽しいし、立体的な作品もあるので実際に見てみたいですね!
ここは不思議な特別の空間のようでした。
立体感ある作品、いずれにしても難解です。
作る方も楽しかったのではないでしょうか。生涯、作り続けたようです。
世の中にはいろんなソフトがあるのに驚かされます。
ナまで見られてうらやましいです。
これほど有名な作家とは知りませんでした。ほんと直接見ることが出来たのは幸せでした。