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コンビニと言えばセブイレブン、ローソン、ファミリーマートですが、今回の北海道旅行で初めて知った状況は違っていました。2日間で420kmほど車で走りましたが、ほとんど、この3大コンビニを見ることがありませんでした。その代りに沢山見かけたのが、上の写真の Seicomart (セイコーマート)でした。
今回の写真は積丹で一日15食限定の赤バフンウニ丼を食べて積丹岬周辺を散策した後、余市からニセコを通って千歳に戻ってくるまでの道沿で撮りました。
今回は札幌などの大きな町の中を通らなかったために3大コンビニが少なかったのではないかとネット調べてみましたが、実際の印象の通りでした。下の図のように北海道でのコンビニの店舗数が一番多かったのがセイコーマートでした。つまり北海道でコンビニと言えばセイコーマートだったのです。地図で分かるように3大コンビニ以外が、トップになっているのは北海道以外はありませんでした。ファミリーマートにはサークルKとサンクスを含めています。
これは北海道が日本の総面積の22%の面積がありながら、人口は4.2%しかいないことが関係しているのだと感じました。北海道は人口10万人あたりのコンビニの数は54.69店舗と、全国トップなのも面積が広いことと人口密度が低いことが関係しているようです。ちなみに全国平均は44.81店舗です。
北海道 5,348,102人(4.208%) 83,423.82km²(22.071%)
日本全体 127,094,745人 377,972.28km²
日本の48都道府県の1位から3位の内訳は次のリスト通りです。3位が47都道府県しかないのは沖縄はファミリーマートとローソンだけで3位のコンビニがないからです。1位を地図に色分けしたのが下の画像です。
コンビニ | 1位 | 2位 | 3位 | |
セブンイレブン | 24 | 9 | 14 | |
ファミリーマート | 15 | 27 | 5 | |
ローソン | 8 | 11 | 28 | |
セイコーマート | 1 | 0 | 0 | |
セーブオン | 0 | 1 | 0 | |
合計 | 48 | 48 | 47 |

別の場所で撮ったセイコーマートの写真も紹介します。
セイコーマート(Seicomart)は北海道で店舗数でトップで、全国的には6位のコンビニエンスストアーです。北海道以外には茨木県と埼玉県にテンポを展開しています。つまり1道2県のみで全国6位であることから北海道がいかに強いかが分かってもらえると思います。1号店が開店したのは1971年8月10日です。これはセブン-イレブンの1974年5月15日やローソンの1975年6月14日よりも早かったのです。運営会社である(株)セイコーマート Seicomart は2016年4月1日に(株)セコマ Secoma に商号変更されました。店舗数は2017年7月末


茨城県 86店

合計 1183店

広い範囲の写真で雰囲気を紹介します。店名と住所を調べてみました。
店名 セイコーマート余市浜中店
住所 北海道余市郡余市町浜中町106-3

下記のグラフは全国上位9社の北海道での店舗数の比率です。今回走った範囲で見た印象よりはセブンイレブンの比率が多かったのは、札幌などの大きな町では状況が違うのかもしれません。上位9社の内5社は北海道に店舗を展開していないことも判りました。店舗数は2017年5月末ですが、セイコーマートのみ2017年7月末です。ファミリーマートには旧サークルK とサンクスが含まれています。全国的には新規出店を続けている大手3社ですが、最近の北海道への出店は非常に少なくなっているようです。

1 セブンイレブン 19044店 963店
2 ファミリーマート 18240店 245店
3 ローソン 12557店 637店
4 ミニストップ 2227店 0店
5 デイリーヤマザキ 1464店 0店
6 セイコーマート 1183店 1084店
7 ポプラ 473店 0店
8 スリーエフ 438店 0店
9 セーブオン 413店 0店
- 上位9社の合計 56039店 2929店

セイコーマートの北海道内の店舗数の推移も紹介します。1971年に1号店が開店して以来、伸び続けています。人口密度が小さく、さらに人口当たりの店舗数はすでに日本で一番多くなっている北海道で、店舗を伸ばしてきたのは資本力ではなく、地域に合わせた心と知恵(頭脳)なのかもしれません。


総菜など品数が豊富なのが特徴のようです。どうやら値段も安いようなので、広い北海道だからスーパー代りにもなるのではないかと感じました。記事を書いていた人は、右の写真のさえりさんです。






羊蹄山の近くを走っている時に、ハマナスクラブと言う名のコンビニもありました。元は全国で3000店舗ほど展開していたスパー(SPAR)ですが、北海道以外では姿を消してしまい、唯一SPARの看板が残されていた北海道スパーも2016年8月末に営業を終了したのを機会に、セイコーフレッシュフーズが引き継いでハマナスクラブとして残ったそうです。約50店舗のお店があるそうです。その50店舗の一つの写真を撮ったことになります。
店名 ハマナスクラブ真狩店
住所 北海道虻田郡真狩村真狩121-7

今回の写真を撮ったルートです。今回のツアーで通った道沿いの町にあるセイコーマートの位置にオレンジマーク(

冒頭のセイコーマートは一番左上のマークで、店名と住所は次の通りです。
店名 セイコーマート美国店
住所 北海道積丹郡積丹町美国町船澗72
北海道全体にプロットされている方もおられました。→ポチッ



セブンイレブン ファミリーマート ローソン



ミニストップ デイリーヤマザキ セイコーマート



ポプラ スリーエフ セーブオン




偏差値の計算式 :
計算例(店舗数)
セイコーマート Ti
北海道 118.3
茨城県 54.0
埼玉県 49.2
N=48 X1=1084 X2=86 X3=13 X4=0 .....X48=0
μ=24.64583333 σ=155.0178067
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- 飲食店も沢山ありました。
見え隠れしてきましたね。
セイコ-マ-ト初めて知りました
沖縄にあったSPARはすっかり姿を消してしまいましたね。以前、離島(石垣島)にはSPARしかなかったのに、今ではファミリーマートに変わっているようです。
コンビニの世界も独自の商品の開発力が大切な時代になってきた気がします。
沖縄は日本で日本で2番目に人口当たりのコンビニが少ない県だそうです。一番少ないのは奈良県だそうです。沖縄県は一位がファミリーマートで、セブンイレブンが未出店の県でもありますね。
46位 沖縄県 528店 36.69店/10万人
47位 奈良県 449店 33.11店/10万人
日本ではもう無くてはならいにような存在になっているコンビニですが、ドイツにはありません。
でもガソリンスタンドの多くは24時間営業していて、そこに付随するお店がいわゆるドイツのコンビニみたいなものかもしれません。
国が違うと生活スタイルが随分違うなーと実感しています(''◇'')ゞ
ヨーロッパの人たちは価値観が違うように感じます。昔のものを大切にする気持ちがあるので歯ないでしょうか。パリでもコンビニは見なかったです。
セーコーマート 関東には見ませんね
昔札幌にいた時は 確かに ありました
コンビニの商品も 地元ならではの物がありますね
ネットで見ていると品数も多くて評判もいいみたいです。
種類も独特で評判のようなので、一度は中に入って見てみたいものです。
他のコンビニを寄せ付けませんね。。
やはり、北という土地柄なのかなぁ~!!
北海道だけで1000店以上。そして全国6位!!
すごい~ww
新潟は、ちょっと前まではけっこうセーブオンが多かったんですが最近あまり見かけなくなりましたね~
学生の頃はよくお世話になりました。
最大手のセブンイレブン、沖縄にはまだ未出店。
愛知県への出店は結構遅れて2002年にやっと出店したくらい。
他県では大手3社が席巻していく中で、地域のコンビニが頑張っているのはうれしい気がします。離れた場所ではありますが、応援したくなる気持ちになります。
見つけたら利用してるなあ。
セブンやファミマ、ローソン続いちゃうとついね。
(コンビニ利用しすぎ!)
学生時代に利用したお店は思い出があるでしょうね。
確かにセーブオンは沢山の県で展開したようですが長野県、山形県、福島県、茨城県はローソンに譲渡したようです。現状は下記の4県だそうです。でも譲渡した中で413店は立派です。
群馬県 179店 9.10店/10万人 本社のある県
新潟県 110店 4.81店/10万人
栃木県 54店 2.75店/10万人
千葉県 70店 1.12店/10万人
ほんとセイコーマートは見事です。
セブンイレブンは少し前まで未出店の県が多かったようです。確か四国4県も遅かった気がします。
いまだにコンビニは増え続けていますね。私の近くでも新しい店舗が次から次へと出来ています。新しいお店が出来ると撤退するところも多かったです。厳しい競争の世界を感じます。
セイコーマートの名前だけはテレビで聞いた事があったんですが
北海道以外の店舗数は少ないのに全国6位には驚きですね。
コンビニ勢力図、色分けされてよくわかって面白いですね。
今回の記事を書くにあたってコンビニに関して調べたおかげでいろんなことが分かりました。ほんと北海道の店舗数だけで6位に入ってしまうほど北海道では圧倒的なのだと思います。
なんと言ってもセイコーマートです^^
去年、セコマに社名変更されたんじゃなかったかな。違ったかな。
店舗の名前はセイコーマートのままですが♪♪
よくご存じですね。
セイコーマートの運営及びフランチャイザーは昔から株式会社セイコーマート(Seicomart)が行っていましたが、その本体の運営会社名が2016年4月1日に株式会社セコマ(Secoma)に商号変更されたそうです。ただし店の屋号・看板などのブランド名は「セイコーマート」のままとなるっていると、Wikipediaの沿革に書かれていました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88#.E6.B2.BF.E9.9D.A9
レンタカーで走っていて、何度セイコーマートの名前を聞いた事か....
しかし、道内を寂しく走っていると、セイコーマートがありがたかったです。
セイコーマートオンリーなんですね。
旅行でポイントカードを作られたとはすごいです。
北海道に行かないとセイカーマートのポイントカードは使えないけれども旅行の思い出になりますね。
セイコーマートを御存じなのですね。まさに北海道のためのコンビニなのですね。
道内以外の人は知らない方が多いと思います。今回は初めてセイコーマートを知る機会となりました。