


フランス旅行の目的の一つがパリで牡蠣を食べることでした。とりあえずはモンサンミッシェルのディナーで牡蠣をいただきましたが、やはり本場のパリで牡蠣を食べたかったのです。すでに冬の牡蠣の季節を過ぎていたので、パリで食べれるかどうか気になっていました。4日目にワインバーで夕食を食べたパリに住んでいる知り合いの方に聞くと高級店ならば食べられると教えてもらったので、以前に牡蠣を食べたお店にホテルの人から予約を入れてもらいました。
パリで牡蠣を食べたのはフランス旅行6日目ですが、その日はMyBas社のパリからの日帰りツアーでロワールの城めぐりに行っていて19時頃には帰ってこれる予定なので余裕を見て予約は20時30分にしてもらいました。
1日目 セーヌ川散策 ノートルダム寺院 ルーブル美術館周辺
2日目 モンサンミッシェル
3日目 モンサンミッシェル
4日目 ルーブル美術館 ノートルダム寺院 凱旋門 シャンゼリゼ通り
5日目 ヴェルサイユ宮殿 チョコレート店2ケ所
6日目 ロワールの城めぐり ディナー:パリで牡蠣を食べる
7日目 オルセー美術館 サント・シャペル セーヌ川クルーズ 他 帰国
こちらが20時20分のお店の写真です。幸いにも泊まっているホテルから歩いて475m(6分)の場所にありました。
翌日の7日目は日本への夜行便(JL416 21:55発 )で帰国するのでフランス最後のディナーでもありました。お店を紹介します。
名前 Le Vaudeville
住所 29 Rue Vivienne, 75002 Paris
電話 01-4020-0462
営業 12:00~15:00 19:00~24:00
HP http://www.vaudevilleparis.com/

冬の牡蠣の季節のフランス料理店では、すべてのお店で、


少ないと言えでも牡蠣がならべられていました。

こちらがお店の写真です。さすがに店内の写真を撮ることが出来なかったので、こちらの写真だけネットから転用させていただきました。4枚の写真で構成いたしました。

メニューの中のOyster Listです。この中からおすすめの下記の2種類を9個づつ、計18個ほど頼みました。
Fines de Claire NO.2 Green Oysters
Special Normandy Grand Cru NO.2 Oysters
又は Special Gillardeau NO.3
NO.2とかNO.3は牡蠣の大きさを示すナンバーです。大きさを明確に数値で示しているところが牡蠣先進国と言えるのかもしれません。
NO.0 150g~
NO.1 110g~150g
NO.2 85g~110g
NO.3 65g~ 85g
NO.4 ~ 65g

フランスでは干潟で牡蠣を大きく養殖した後に、陸に作られたクレール(Claire)と呼ばれる養生田で


上のメニューの中でFines de Claire Green Oystersと書かれていたのはこの牡蠣のことだったようです。メニューに書かれていた説明は次の通りです。
Fines de Claire oysters are matured "claire",former salt marshes containing plankton-rich water.this natural alga gives them their green colour.
下記は地図は牡蠣の養殖で有名なMarennesのクレール(養生田)が並んでいる辺りです。クレールのある景色のストリートビューです。→ ポチッ
やっぱり白ワインなのでお薦めボトルを頼みました。こちらがお店のソムリエのお薦めの白ワインです。銘柄はPascal Jolivet Sancerre(パスカル・ジョリヴェ サンセール)でした。

牡蠣が出てくる前でしたが、パンを食べながらワインをいただきました。

牡蠣が出てきました。レモンの右側の牡蠣と左側の牡蠣で明らかに違うことが分かってもらえると思います。





台の下の器に入っているのは牡蠣用カクテルソースです。私は全てレモンでいただきました。

これは皿に乗っていた左側の牡蠣です。海水がたっぷりあることから新鮮な牡蠣だと感じました。

上の写真はクリックすると拡大しますがクリックが面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。

別の場所の拡大写真です。

右側の牡蠣は単独では撮らなかったのでお皿に盛りつけられた写真から切り取りました。johncomebackさんのコメントに書かれているように、現在のフランスの牡蠣のほとんどがフランス気候に適した宮城の真牡蠣です。一部に広島産の真牡蠣も使われているそうです。
1970年以前はフランスのカキ市場のほぼ100%を占めていたヨーロッパヒラガキが病気により絶滅の危機に瀕した時に救ったのが宮城産の真牡蠣なのです。そのことから東日本大震災(東北大震災)で宮城県が大きな被害を受けた時のフランスからの支援につながったそうです。→ポチッ
1966年~1970年 ヨーロッパヒラガキが病気により絶滅危機
1970年~1980年 宮城県から交配用および食用カキを輸入
1980年~2008年 日本由来のマガキ種がカキ養殖の定番となる。
2011年3月11日 東日本大震災
2011年~2012年 フランスのお返しプロジェクト
2012年~2017年 相互の友好関係が継続

こちらの牡蠣も拡大いたしました。透き通るような不思議な牡蠣で、少しグリーン色が見られることからメニューのところで記載していたFines de Claire NO.2 Green Oysters(クレールで仕上げたグリーンオイスター NO.2)なのかもしれません。

前菜もいただきました。2種類のソースでいろんなものを食べる前菜でした。

料理の拡大写真も掲載します。お洒落な料理です。

メインデッシュは大きな重量感のある蟹にしました。1匹を頼んでそれぞれ半分づつが目の前に出されました。写真はその半分の蟹です。

お店の場所を紹介します。紫色マーク(



1日目D パリ

2日目L モンサンミッシェル

2日目D モンサンミッシェル

3日目L モンサンミッシェル

3日目D パリ

4日目L パリ ルーブル美術館

4日目D パリ

5日目L ヴエルサイユ宮殿敷地

5日目D パリ

6日目L ロワール

6日目D パリ

7日目L パリ オルセー美術館

D:ディナー(夕食) L:ランチ(昼食)
大きな鍾乳洞では有りませんが、鍾乳石が綺麗でした(^_^)v
本場の生牡蠣、実が綺麗ですね!!
これなら、生牡蠣食べて見たいです。
いつもは、焼き牡蠣ばかりです(^_-)
美味しそうですー☆☆☆
素敵さが増しますね^^
パリでは生ガキがポピュラーなんですよね。(TV情報)
陳列が日本と違うのし、何よりも雰囲気がイイ(´-`*)
焼き牡蠣も美味しいですね。新鮮なものは生でも料理しても美味しいです。
味わっていただいてうれしいです。
味もお届けできたらいいですね。
沖縄産の生牡蠣もあるのでしようね。
暖かい海でもきれいな水で育った牡蠣は生でも大丈夫なことをカンボジアの国境に近いベトナムのリゾート地で知りました。
パリで食べる牡蠣はあこがれます。消費量が多いので新鮮なのだと思います。ご指摘のように雰囲気がすばらしいです。
交代で行くしか旅行は行けないのですが、専ら私も娘とです。
牡蠣のエシャレットの入ったワインビネガーのソース、
最初食べた時は酸っぱいなーって思ったんですが、慣れるとあれが美味しく思えるんですよね。
次回は是非レモン以外でもお試しください~
長年の知恵で作られたソースなので、この次は味わってみたいと思います。
nicolasさんのところも交代での旅行組なのですね。
最近ではクロアチアに行ったときだったかしら~昼食に生牡蠣が出ました^^ わが家では夫が嫌いだから、頂くことが出来ません(ー。-
拙ブログへのコメントありがとうございます。
フランスの牡蠣は僕が住む宮城から送られた牡蠣で
絶滅を免れたってご存知でしょうか(*´∇`*)
日本と雰囲気が大違い。。(^0^)
旅の目的が叶って良かったですね。
味は、日本産と比べて、どうなんでしょう。。
気になります。。
店員さんも親切でした。こちらのお店は3度目となります。初めて来たのは、初めて行ったのは、今回のフランス旅行でワインバーを紹介してくれた方に紹介されて一緒に行きました。
メニューに書かれているNO.2とかNO.3とかNO.4が大きさを表しているようです。価格から判断して数値が小さくなるほど大きくなるようです。調べてみると次のようです。本文にも追記します。
NO.0 > 150g
NO.1 110g~150g
NO.2 85g~110g
NO.3 65g~85g
NO.4 < 65g
クロアチアに行って牡蠣を食べられたのですね。40年以上前にフランスに行かれたのもすばらしいです。
私が初めてフランス行ったのは2005年なので、僅か12年のことです。今回が8回目の訪問になります。
パリでも有名な話で、よくその話を聞きました。日本のDNAの牡蠣なのだなと思いながら食べました。
ただしフランスでは牡蠣を池で養殖する独特の牡蠣の養殖方法が行われて、それがパリの牡蠣の味になっているようです。この池はクレール(養生田)と呼ばれ、干潟で牡蠣を大きく養殖した後に、このクレール(養生田)で数か月間、珪藻を与えて養生するそうです。
同時に比べてないので比較は難しいですが、伝統の養殖方法で作られた牡蠣だと思うだけで美味しくいただけました。雰囲気と味を合わせて最高というところでしょうか。
ヨ-ロッパの牡蠣は日本産の種牡蠣
で東北の震災でフランスの支援...
は心温まるエピソ-ドですね
牡蠣によるフランスと日本の関係はすばらしいことだと思います。フランスの沢山の人たちが覚えているエピソードです。
本場でいただく味はまた格別でしょう!
ワインと合いますよね。
やはり白ワインはよく合います。今回のフランス旅行の最後の晩餐を堪能いたしました。
前記事でも紹介した通り、白ワインとシャンパンは牡蠣によく合います。牡蠣もワインも本場のパリで味わえてよかったです。
パリで牡蠣もうらやましいですし、お嬢さんと一緒もうらやましい!
生牡蠣の出し方も素敵ですね。
欧米で生牡蠣がだざれる台は独特です。フランス、アメリカ、オーストラリアは、このスタイルでした。
雰囲気を盛り上げてくれます。