
フランスのマルセイユの記事を掲載してきたので、今回は右の写真の一番最近のフランス旅行の中でのロアールの城めぐりの記事を順次紹介していきたいと思います。



フランス旅行6日目のロワールの城めぐりツアーで2つ目に訪問したクロ・リュセ城(Château Clos Lucé)の次の訪問地はシャンボール城(Château de Chambord)でした。シャンボール城はロワールの城めぐりツアーの最後の訪問場所でもあります。バスから降りて最初に見えた景色が上の写真です。
家と家の間にあるのがシャンボール城です。城の建物の部分に工事用の足場が見えます。どうやら補修工事が行われているようです。
シャンボール城は現在は、世界遺産「シュリー・シュル・ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」に含まれていますが、1981年から2000年までは単独で世界遺産に登録されていたほどの城なのです。
地図内のバスの駐車場(






━━ 城内見学前の散策ルート(行き)
━━ 城内見学後の散策ルート(帰り)


家と家の間を進むと徐々にシャンボール城が大きく見えてきました。
実はシャンボール城に来るのは2度目でした。
初めて訪問したのは今から約19年4ケ月前の2005年12月4日でした。その時の近い位置からの写真が右です。
その時も同じマイバス社のツアーを利用させていただきました。

民家を抜けて最初に見ることが出来た城の全景です。補修工事は残念でしたが、城の一部だけなのは幸いでした。

上のシャンボール城の建物部分の全景の写真は、この航空写真の左端の少し上から撮ったものです。この航空写真の工事用の足場は現状に近いことから最近撮られた航空写真だと思われます。

高い建物の右側にも回廊のような建物が続いています。

上の航空写真を見てもらうと判ると思います。この写真はクリックすると特別拡大するように設定いたしました。
19年4ケ月前の右の写真に近い構図はです。また訪問することが出来るとは思ってもいませんでした。今回は一眼レフなので写真を沢山撮りました。天気の方は前回と同様に雨模様でした。この写真はクリックすると、いつもより大きく特別に拡大するように設定されています。PCが画面に合わせる表示になっている場合は、出て来た拡大写真をさらにクリックすると拡大します。


建物の真横に来ました。

シャンボール城は沢山の特徴のある塔ががあることが有名です。

この角度からの沢山の塔が見事です。

さらに入口側の方に近づきました。シャンボール城の特徴の一つが多彩な塔が沢山あることですが、なんとその塔の数は365本だそうです。一年が365日と関係あるのかもしれません。

丸い部分が城のコーナーの部分です。シャンボール城の建設は1519年に始まり1547年に完成しました。完成に28年を費やしたことは納得できる壮大な城でした。古典的なイタリアの構造に伝統的なフランス中世の様式を取り入れた、フレンチ・ルネサンス様式が特異な城で、ロワール渓谷最大の威容を誇りますが、元はフランソワ1世の狩猟小屋を始まりとした城でした。その頃のフランソワ1世の、主な居城はブロワ城とアンボワーズ城でした。

完全にコーナー部分まで来ました。右端にフランス国旗が立っている部分が城の入口部分です。こちらはクリックすると幅4倍(面積16倍)に特別に拡大です。

Googleマップによるコーナー部分の上空からの3D航空写真画像です。
正面側に回り込みました。こちらもクリックすると特別に大きく拡大いたします。

今回のガイドさんは説明が熱心なことから、これまでの2ケ所の訪問地のシュノンソー城とクロ・リュセ城では写真を撮る時間が短すぎたことから、この時は事前にお願いしてシャンボール城の正面から城の全景が撮れる場所まで行く時間をいただきました。かなり遠くまで来ましたが24mmの広角でも、まだ全景が撮れません。それだけシャンボール城は巨大なのです。ロワール地方の城の中で最大の城が、このシャンボール城です。こちらもクリックすると特別に大きく拡大します。

やっと正面から全景が撮れる位置まで来ることが出来ました。これが正面からのシャンボール城の全景です。こちらはクリックすると幅が10倍/11.7倍に拡大します。通常の拡大は幅で2倍(面積4倍)で、上の特別拡大が幅で3.5倍なので、10倍/11.5倍がいかに大きく拡大するかが判ってもらえると思います。クリックして出てくる写真はオリジナルのままで縮小しておりません。暗い中での遠くからの手持ち撮影なので手ぶれ機能は働いてはいますが解像度はもう一つです。それでも、このすばらしい城の雰囲気は伝わるのではないでしようか。



中央の部分です。こちらも幅4倍(面積16倍)の特別拡大です。

上の塔群の部分です。左右対称ではないことが判ってもらえると思います。こちらも特別拡大(面積16倍)です。

近づいて撮った塔群です。こちらも特別拡大(面積16倍)です。

こちらが右側です。

そしてこちらが左側です。

城への入口前からの左側の写真です。

こちらが城への入口です。出る時もこちらから出てきました。青いブレザー姿の人がフランス文化・歴史、言語学を熟知したガイドの高橋保さんです。何人かの人が遠くまで撮影に行っている間、持っていただきました。

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シャンポ-ル城には365本の塔
が建ってるんですか
意味ありげな数ですね
28年間もかけて建設したので設計変更も沢山あったようです。365本も建設途中でのアイデアでしょうか。最初のアイデアだとしたらすごいです。
見た時から塔がおもしろい形だな~と思っていました。^^
こと自体が不思議です!
広すぎやしませんかね、まぁ私たち日本人の家の感覚ではないので
しょうが。
そい言えば戦国時代の日本のお城も広いですね(^^;
ロワール地方の城は沢山ありましたね。
このシャンボール城は、大きくて大小さまざまな塔があって見ごたえがありますね。
私は残念ながら、シュノンソー城しか見られませんでしたが、古城は趣があって興味津々ですね。
これはとても大きなお城ですね。
人が写っているとその大きさがよくわかりました。
色々な形の塔がたくさんあるとは思いましたが
365本もあるなんて驚きですね!
見る場所によっていろんな見え方をするお城で
とても興味深く見せてもらいました。
ほんと、すばらしいお城でした。沢山の塔が特徴ですね。塔のほとんどが暖炉用だと思います。それだけ部屋が沢山あるのだと思います。
シャンボール城の敷地面積は52.50k㎡(5250ha)あります。これを囲む塀の長さは31㎞だそうです。
大阪城の敷地の大きさは次の通りで現在の大阪城の32.4倍で、豊臣時代の大阪城の敷地に比べても12.5倍の広さがあります。いかに広いかが判ってもらえると思います。
現在 1.62k㎡(162ha)大阪城公園含む
豊臣時代 4.20k㎡(420ha)
シャンボール城は広くて見ごたえがありました。
お城の数もすごいですね。全べてみるとしたらどれだけ変わるのでしょうね。
アンボワーズ城 アンジェ城 アゼ=ル=リドー城 ブロワ城 ラ・ブルデジエール城 シャンボール城 ショーモン城 シュノンソー城 シャトーダン城 シュヴェルニー城 ランジェ城 ロシュ城 メナール城 モンソロー城 プレシ=ブレ城 ル・リヴォー城 ソーミュール城 シュリー=シュル=ロワール城 タルシー城 トルセー城 ユッセ城 ヴァランセー城 ヴィランドリー城........
見たことがあるお城と思ったら、行ったことあります^^
上りと下りが違う道の塔がありますね~
シャンボール城には部屋が440あり、階段が74あるそうです。国王が狩のために城に来るときは2000人を連れて来たそうです。
有名な螺旋階段です。mimimomoさんもこちらに行かれたのですね。
拡大写真で見応え充分でした。
パリ近郊の観光地では最近は音声ガイドが用意されているところが多いです。ロワールの城では見かけなかったのでガイドの人の話は貴重です。
拡大写真を見ていただいてうれしいです。こちらの城は特別に大きく拡大するように設定したくなります。
寒いので朝がおっくうです。
これからさらに寒くなります。この広さだと暖房も大変だったと思います。
掲載してよかったです。
懐かしく思ってもらえてうれしいです。
Nice‼ ありがとうございます。
nice! ありがとうございます。
ほんと塔が独特です。
訪問 ありがとうございます。ほんと美しいところでした。