


中国は国土が広いことから、海岸線が長いと言えども内陸部の町がほとんどと言えます。青魚は痛みが早いのが理由かどうかわかりませんが、青魚はあまり食べる習慣がありません。そんな中国でも秋刀魚(さんま)が出されることが増えてきました。ただし中華料理ではなく、日本のように焼いて出されます。地方都市の日本料理店では秋刀魚は必ずメニューにありますが、不思議なことに同じ青魚でも鯖(さば)と鰯(いわし)は少ないのです。おそらく秋刀魚に比べて流通量が少ないためだと思います。そんなことから、中国の地方都市の日本食店で鯖の塩焼きが出てきたことが珍しくてコメントに書いたことがあり、是非とも鯖の塩焼きを地方都市で写真を撮って掲載するつもりでしたが、結局は地方都市では食べる機会がありませんでした。そこで上海で食べた鯖の塩焼きの写真を掲載いたします。上海の日本食店では珍しくありません。
鯖の塩焼きを感じていただくために拡大いたしました。

その時にヒラメの活き造りも頼みました。これも上海ではめずらしくありません。ほとんどの日本料理店で食べられるのです。それも食べ飲見放題の中で!
日本とちょっと違うのがエンガワが出てこないことぐらいです。中国では残念なことにエンガワが出てこないお店は多いのです。

こちらも拡大いたしました。刺身が透き通るほど薄く切られています。これが「平目の薄造り」です。

追伸 2016年11月23日
今までに撮った写真を検索した結果、2007年2月27日に安徽省蕪湖市の日本食店「遥の川」で鯖の塩焼きを食べていました。それが下記の写真です。

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皿に乗っている刺身以外の骨や頭の中にエンガワは入っているので、後で味噌汁などに使われます。無駄にはならないけれども、やっぱり刺身として食べれないのは残念です。
これからは魚は資源として見られることになって来るのでしょうね。サンマが人気なのは日本の食文化が中国に影響しているような気がします。
この鯖、美味しそうですね。カボスが添えられているのがいいですね。
取っても美味しそうですね〜
色々な国で美味しいものを食べられるのはいいのですが、美味しいものの取り合いになっているのかというのは悩ましい・・・
やっぱり熱々の焼魚は美味しいです。
サンマの値段に壱番大きく関係しているのは年ごとの漁獲量だとは思います。今は中国でのサンマの人気なのは影響は僅かだとは思いますが、将来は無視できなくなってくると思います。
健康志向のためか、中国だけでなく世界的に魚が人気になってきましたね。ますます、大切な資源になってきました。
そうなんです。
味の好みは違いますね。日本人が塩や醤油に対して、中国の人は、お酢です。