パリからのバスツアーのロアールの城めぐりを紹介しましたが、その前日にヴェルサイユ宮殿に行ったので、そのヴェルサイユ宮殿を紹介したいと思います。ヴェルサイユ宮殿は見どころがあったので連続20の記事をブラシュアップして掲載いたします。本記事が2/20です。ちなみにヴェルサイユ宮殿へは泊まったホテルの最寄駅から電車で往復いたしました。



パリ市内からRER(パリ高速鉄道)でヴェルサイユ宮殿に到着するまでを、すでに紹介いたしました。いよいよヴェルサイユ宮殿を紹介したいと思います。上の写真が歩いて来た方向、つまり東側から見たヴェルサイユ宮殿です。両サイドの手前に建物があるために王や王妃などが住んだ本館と言えるヴェルサイユ宮殿の全景を見ることは出来ません。
そこで航空写真でヴェルサイユ宮殿を紹介したいと思います。ヴェルサイユ宮殿の敷地(領地)内には見事な建物が沢山ありますが、王や王妃などが住んだのが紫色に着色した建物です。この建物は巨大でした。
ヴェルサイユ宮殿のすごいところは、宮殿だけでなく領地と呼ばれた敷地です。その領地と思われる部分を橙色(━━)で囲ってみました。着色した面積は10.8k㎡とWikipediaに書かれていた公式敷地面積1070 haとほぼ一致することから、着色範囲がヴェルサイユ宮殿の敷地に間違いないと思います。今回は他のマークの部分も見学したので後日紹介したいと思います。ただし1070haの敷地全体がヴェルサイユ宮殿なので、ヴェルサイユ宮殿の一部を紹介することになります。
公式面積 10.7k㎡(1070ha)
着色面積 10.8k㎡
緩衝地域 94.7k㎡(9467ha)





━━ 庭園内で乗ったミニ・トレインのルート
最も遠くから見たヴェルサイユ宮殿です。偶然ですが2016年9月3日22時からテレビ東京で放送された「美の巨人たち」でマリー・アントワネットが取り上げられヴェルサイユ宮殿が出来来ていました。来週はセーヌ川だそうです。

宮殿の両脇手前の建物が気になったので、上の写真と同じ位置から右側の建物をズームで撮りました。

近づいて同じ建物を撮りました。

同じ場所から左側の建物も撮りました。
この大きな建物の中に、後で紹介するチケット売り場があることを覚えておいてください。

正面も撮りました。金色の門の奥がヴェルサイユ宮殿の有料敷地内となります。

中央の小さな扉の中にチケット売り場があります。

これがチケット売り場の入口です。初めての外国人にはなかなか分からないかもしれません。私は1度ヴェルサイユ宮殿を訪れたことがあるので迷わずチケット売り場に入りました。この建物の中にチケットを買うための行列が出来ているのです。初めての人はチケット売り場が分かりにくいけれども、雨が降っても傘が必要なし、見苦しい行列が見えないメリットはあります。

そしてこれが、これがチケットです。La chambre de la Reineと書かれていることからチケットに使われている写真は王妃の寝室だと思われます。入場料は18€でした。

Aと書かれたところを左方向に進むと有料エリアの入口があります。その前に金色の門などを見てみました。

入口を入ると安全検査場がありました。

金色の柵を通しての宮殿も見事でした。

柵の上の飾りです。

こちらは門の上部の飾りです。

外から見た金色の門の全景です。

有料エリアに入って内側から見た金色の門です。

門に近づいて写真を撮りました。

振向くと宮殿正面でした。

少し前に進みました。

見事な建物なので正面以外の写真も紹介します。

上の部分を拡大いたしました。

左側も紹介します。

再び正面です。

見事な飾りです。建物の内部も紹介したいのですが、沢山の写真がまだ整理できていないので、本記事ではヴェルサイユ宮殿の外部だけの紹介となりました。

今までの写真は宮殿の東側からの写真ばかりでしたが、西側(庭園側)からの写真を紹介します。建物が大きいので宮殿前の広場からでは全景は撮れませんでした。

遠く庭園の方からの写真でヴェルサイユ宮殿の全景を紹介します。クリックすると特別に拡大するようにいたしました。

地上からの写真や航空写真だけでは建物の外観が判りにくいのでGoogleマップの3Dの画像を紹介します。西方向から見た画像です。

反対方向(東方向)から見た3Dです。

348年前である1668年のヴェルサイユ宮殿の絵です。この状態から建物、噴水、礼拝堂、オペラ劇場が追加されて現在の形になったものと思われます。画像はWikipediaから転用させてもらいました。
1624年 ルイ13世の狩猟の館として建てられる
1661年~1665年 ル・ヴォーによる増築
1667年~1670年 ル・ノートルによる造園
1668年~ ル・ヴォーおよびマンサールによる増築
1675年~1682年 セーヌ川にダムを築き噴水工事
1699年~1710年 礼拝堂建設
1753年~1770年 オペラ劇場建設

ラベル:ヴェルサイユ宮殿
【関連する記事】
- 初めての食感のクレープ料理
- ヴェルサイユ宮殿 / ベルサイユ宮殿
- 戦闘の回廊 Galerie des Batailles
- 王の散歩道 L’Allée royale(ロイヤル通り)
- ヴェルサイユ宮殿の屋外レストランでランチ
- 涼みの間(Le salon Frais)の気圧・温度計
- マリー・アントワネットが暮らした村里(Le Hameau / ル・アモー)
- ヴェルサイユ宮殿の緑の中を散策
- 小トリアノン宮殿(Petit Trianon) マリー・アントワネットが住んだ家..
- ヴェルサイユ宮殿の大時計
- 大トリアノン宮殿(Grand Trianon)
- 循環トレインに乗りました。 Le Château de Versailles e..
- ヴェルサイユ宮殿正面からの庭園
- ヴェルサイユ宮殿の歴史回廊と3D画像
- 王女たちの部屋
- ヴェルサイユ宮殿の大階段
- 王の寝室 と 周辺の部屋
- 鏡の回廊 Galerie des Glaces
- 国王の居間群 (ヘラクレスの間 豊饒の間 ヴィーナスの間 ディアナの間 マルスの..
- ヴェルサイユ宮殿の礼拝堂 Royal Chapel
広大な敷地に絢爛豪華な建物
見事ですね
門の装飾も手が込んでますね~
その後、ムサシ君はどうですか?
発作は起きてませんか?
お大事されて下さいね。
今、私のブログにコメント頂いてましたね。
今、気づきました。^^;
フランスは2度行ったのでもう行かないかも?です。
さすがフランス国王の宮殿です。豪華すぎる面はありますが、文化の発展にも貢献したようです。
心配していただきありがとうございます。おかげさまで順調に回復しております。完全復活はもう少し時間がかかると思いますが、近いうちには走る姿も見ることが出来ると思います。
今ではとても作れない。
思い出してもらえたとはうれしいです。掲載した甲斐がありました。
マリーアントワネットの映画があったのですね。マリー・アントワネットが暮らした質素なプチ・トリアノンや里村にも行きました。映画にはプチ・トリアノンが登場したそうですね。
絶対権力の元で作られたのでしょうね。すごいです。
宮殿の豪華な金色の装飾は見事ですね。
庭園の方からの全体も拡大されて素晴らしいです。
我々は時間がなくて、庭園もちらっと見ただけで、遠方からは新鮮です。
写真をクリックしてもらえたのですね。うれしいです。
今回は丸一日をベルサイユ宮殿に使えたのでいろんなところに行けました。マリー・アントワネットが暮らした村里は新鮮でした。
事実を知った時はかなりの衝撃を受けちゃった!!
詳しく書いちゃうとSORIさんの今後の記事内容に迷惑が掛かっちゃうのでこれ以上は書かないぞ!!
ってな事でできればこの事を今後の記事に盛り込んでくださるとうれしいです(笑)
さっそく「ヴェルサイユ宮殿のト〇レ事情」で検索し見ました。沢山出てくるところを見ると有名なようですね。
贅を尽くした当時の生活が眼に浮かぶようです。
↑ベルサイユ宮殿のト○レ事情とは??気になっちゃいました。ちょっと検索してみます。笑
ほんと広かったです。敷地内をを走っているトレインに乗ったのは正解でした。
あちらの方に行かれたのですね。確かに楽しかったです。
でも道に迷ってしまいました。
豪華な宮殿だなぁ~!
行ってみたい。
写真を拝見して、また行きたくなりました。
金色の門の模様が凝っていて繊細で素敵です。
行ってみたいです。
こちらの広さには驚かされました。結構、歩きました。
行かれたことがあるのですね。見ごたえのあるところでした。
金色の門はインパクトがありました。王冠の飾りが凝っていました。
今回はいろんなところを見ることが出来ました。ランチも宮殿の敷地ないのレストランでいただきました。
金色の飾りが多いのにも驚きました。
確かに実物を見る価値がありました。
よくパリは芸術の都なんて言いますが・・・
見るものすべてが芸術です~~
華麗で豪華絢爛 ゴージャスな旅行でしたね
ここは宮殿の町ですね。ほんと芸術の町です。
何故、香水が普及したか
という話を思い出します。
今日も日本はサクラサクです。
1668年のヴェルサイユ宮殿の絵画との比較も、興味深いです。 現在の姿になるまでの歴史を感じますね。 宮殿内部の写真も気になります。
超高齢に、猛国外の旅は無理ですね。
30年も前にフランス旅行に至れたのですね。素晴らしいです。
新しい香水はヴェルサイユ宮殿に住んでいたマリーアントワネットが大きかったと聞いたことがあります。
私にとっても本格的なフランス旅行でした。特にヴェルサイユ宮殿はフランスが感じられるところでした。
nice! ありがとうございます。
パリには何度も行きましたが、この時以外は滞在期間は短く、桜は気が付きませんでした。
いろいろ時になって調べてみました。ヴェルサイユ宮殿は大きくて分かりにくいのて3D画像や地図を使わせていただきました。あまりにも巨大なので歴史が実感できるものを探して掲載させていただきました。自分も知りたかったのです。
家族との最初の海外旅行はイタリアでした。その頃はフランスには興味はなかったけれども、フランスを旅行してみると奥の深さを感じました。規模の大きいものも多かったです。
Nice‼ ありがとうございます。
nice ! ありがとうございます。