


ルーブル美術館で一番人気があるのがモナリザだと思います。そして2番人気なのが今回紹介するミロのヴィーナス(ビーナス)ではないでしょうか。少なくとも石像においては一番人気は間違いないと思います。それだけに沢山の人が集まっていました。おそらく連休中や土曜日や日曜日となると、さらに沢山の人が集まるのだと思います。大きな部屋に一体だけは贅沢な置き方でした。
10年5ケ月前の2005年12月1日にもルーブル美術館をを訪れました。


広い部屋の中央奥に設置されているので、混んでいても全身が見えるタイミングはやってきます。検索数を比較してみました。
"ミロのヴィーナス" 約117,000件
"ミロのビーナス" 約50,600件

この写真のように周囲に柵が作られているので、前に進めば写真を撮ることが出来ます。ただし、周囲に沢山の人がいるので、正面から自分だけを入れた記念写真を撮るタイミングは難しいです。

柵のところからミロのヴィーナスを正面から撮りました。
高さ 203cm
材質 大理石
発見 1820年4月8日
作者 アレクサンドロス(Alexandros)
製作 紀元前130年頃(アレクサンドロスの活動時期)

上の写真はクリックすると拡大いたしますが、クリックが面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。クリックするとさらに拡大いたします。
ミロのヴィーナスは古代ギリシアで制作された彫刻の女性像で、ギリシア神話におけるアプロディーテーの像と考えられています。
ギリシア語 Αφροδίτη της Μήλου
フランス語 Vénus de Milo
英語 Venus de Milo
ミロのヴィーナスの作者は紀元前130年頃に活動していた彫刻家のアンティオキアのアレクサンドロスと考えられていますが、彼の生涯については殆ど分かってないそうです。ただしデロス島から出土したアレクサンダー大王像もアレクサンドロスが造ったと考えられています。
そのミロのヴィーナスは1820年4月8日にオスマン帝国統治下のミロス島で発見され、その後にフランス人によって価値を見出されてトルコ政府から買い上げて、ルイ18世に献上され、ルイ18世はルーヴル美術館に寄付したそうです。

ミロのヴィーナスの顔をじっくりと見たことがなかったので、顔の部分を、さらに拡大いたしました。


ミロのヴィーナスが海外へ渡ったのは一度だけで、それも日本でした。1964年4月~6月に東京の国立西洋美術館と京都市美術館で特別展示が行われました。この時に日本への輸送時に一部破損が生じて展示までに急遽修復された経緯があります。

こちらは正面から見て右側から撮ったミロのヴィーナスです。

ミロのヴィーナスが発見されたミロス島の場所を地図で紹介します。
さすがにミロのビーナスは人気がありますね。
常に周りは人だかりが出来ていました。
後ろに回って見られる事に気づいて、真後ろからも撮ってみましたよ。
私は2010年3月(6年前)に行っていますが、今と同じ位置だと思います。
ミロのビ-ナス大人気てすね
いつも思うのは手がどおいう風
になっていたんでしょうね?
大きな部屋に一体だけ置かれていてもこの存在感!!さすがですね~☆
モナリザのあたりで、ツアーの人とはぐれるほどなので、ミロのヴィーナスあたりも混んでいたことでしょう。真後ろからの写真は貴重で珍しいです。行った人だけが撮れる写真だと思います。
置き場所が移動したのは2005年から2010年の間であったことになりますね。
ミロのビーナスの腕に関しては諸説ありますね。
沢山の芸術家や科学者が欠けた部分を補った姿を復元しようと試みているが、現在のところ、定説と呼べるほど成功しているものはないそうです。
ただし俗説ではありますが林檎を手にしているという話が広く伝わっているそうです。
トルコ政府からミロのビーナスを買い取ったフランス海軍提督ジュール・デュモン・デュルヴィルは見る目が合ったのですね。そうでなければミロのビーナスは、今もトルコにあるかもしれません。
2100年以上前のものに接することが出来るのはすばらしいです。ゆっくりと見ることが出来ました。
ミロのビーナスがこんなに近くで見られるんですね。
写真などではミロのビーナスだけを見るので
その大きさはわかりませんが
SORIさんの写真のように人が一緒に写っていると
大きさがよくわかります!
高さが203cmもあるものなんですね。
フランスは行ったことないのですが、ルーブル美術館は興味あります。
ミロのビーナス、大いに興味あります。
こんなに身近でみられるとは、迫力です。
ほんと、人と一緒だと大きさが判りますね。2100年以上前に作られて、長い年月の間に忘れされれていて196年前に発見されて、世界屈指の芸術品と評価されたと思うとロマンを感じます。
作った人はどんな思いだったのでしようね。
ほんと、身近で見られることはすばらしいです。小さな島であるミロス島にどのような文明があったのでしようね。
日本で見れる歴史的なひと時を経験されたのですね。すばらしいです。預かっているので、何かあってはいけないと思い近づけなかったのかもしれません。
羨ましいです。美しい姿ですね。
1度はルーヴル美術館で、実物を拝んでみたいものです。
トルコ政府の人達は、発掘された石像が他の石像と同じと考えていたから、手放したのでしようね。ルーブル美術館に持ち込まれた時に、碑文が刻まれた台座が紛失したのは非常に残念なことです。
パリに旅行に行ったら、必ず見るものの一つではないでしようか。価値あるものが沢山ある場所でした。