今日はモンサンミッシェルの最後の7つの記事を連続掲載します。
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モンサンミッシェルの大潮の時だけに出会える貴重な風景に出会えました。大潮で干潮の時に広大な干潟が現れて、その干潟を歩くイベントのために沢山の人が集まるのです。特に学校で企画された旅行で来る人たちを沢山見ました。

Dimancheは日曜日で、Maiは5月を表しています。
右の2枚の写真はネットから転用させていただいた

案内板の貼紙には La Maree Arrivera Dans Cette Zone A: と書かれていました。


大潮と言えば満潮時の光景を思い浮かべますが、実は干潮時はいつもより水が引くことから特別なツアーが組まれているようでした。干潮の時間は書かれていませんが満潮と満潮の中間になるとすれば次の時間に近いと思われます。カッコ内数値は潮位です。満潮時刻と潮位はモンサンミッシェルの公式Webページに書かれていたものです。
滞在中(5月9日12時15分~5月10日16時20分)が赤色です。
満潮時刻(潮位) 干潮時刻(推測)
2016年5月08日 09:04(12.95m) 21:22(13.00m) 02:51 15:45
2016年5月09日 09:48(12.70m) 22:04(12.65m) 03:35 14:01
2016年5月10日 10:31(12.15m) 22:45(12.00m) 04:17 13:44

初日の5月9日はモンサンミッシェルの対岸に12時15分に到着して、マイバスの使途が手配していただレストランで有名なオムレツを食べて、宿泊ホテルにチェックインをした後に、連絡バスに乗ってモンサンミッシェルに着いたのが13時50分でした。最干潮の約10分前に来たことになります。そこで見た光景がこちらの写真です。沢山の高校生(あるいは中学生)たちが半ズボンで集まっていました。

水の引いたモンサンミッシェルの周囲の干潟を歩くツアーのようでした。

モンサンミッシェルの頂上である修道院を目指している時に、門の前の広場で出会った泥歩きツアーの高校生たちを、モンサンミッシェルの上からも見ることが出来ました。右から左に歩いています。

修道院を見学し終わって干潟を見ると戻っての泥歩きツアーの人達を見ることが出来ました。時間は15時50分だったので2時間ほどのツアーだったようです。

もうすぐ門の前の広場です。

広場に下りてみると別の人達が歩いている光景も見ることが出来ました。16時23分なので満潮までは、まだ5時間41分あるので安全な時間帯でした。

滞在2日目となる2016年5月10日の朝にも泥ツアーをみかけました。早朝に出発して戻って来る人たちでした。


ネットで調べた範囲ではSt. Lambert High Schoolがありました。St がSaintであれば聖Lambert高校となります。それにしても、きわどい時間でした。5月10日は潮位が+12.15mの満潮になる時刻は10時31分だったのです。それに対してこの時の時刻は満潮の1時間34分前の8時57分で、海水が迫ってきていたと思います。案内板にも海水が迫って来る時刻は9時00分と書かれていました。

やはり急いでいる感じがしました。

やっと、たどり着けた雰囲気がありました。

水位が上がってくる前に、無事に戻れてきて先生もほっとしていることでしょう。

上の泥の干潟を歩いた人たちがファニルス倉庫の手前の右側の洗い場に直行して足を洗っていました。

2日目の昼過ぎは泥ツアーの出発光景を沢山見かけました。
モンサンミッシェルからの景色です。手前の塔はTour du Roiです。

門の前の広場にも、これから出発するグループが集まっていました。

こちらは別のグループです。

泥に入り始めたところです。

かなりの集団でした。

一列になって歩いていました。

列の先頭にはワンちゃんがいました。

そのワンちゃんを拡大いたしました。

こちらの別のグルーブは別の方向に歩いています。

これもまた別のグループです。

上の2つのグルーブを一緒に撮った写真です。広さが判ってもらえると思います。この時14時2分でした。干潮時刻は13時44分で18分経過していました。満潮までは8時間43分あるので十分に安全な時間帯でした。写真をクリックすると、さらに広さが実感できると思います。

今回で連絡道路の方向の写真の中で、海が最も満ちた状態がこちらです。2016年5月10日10時02分なので満潮(10時31分)の29分前です。上で紹介した8時57分の状態から約1時間でここまで潮位が上がるとは想像がつかないと思います。周囲が海になっていることが実感できる写真です。

この2枚の写真を比べてもらうと右の写真ま橋の下が、全て海水となっていることが判ってもらえると思います。
2016年5月09日15時06分 2016年5月10日10時02分
干潮から1時間5分後 満潮の29分前


前年の 2015年3月21日の大潮の写真 潮位+14m ネットから転用

満潮に最も近い時刻に撮った2016年5月10日10時26分の海の写真です。満潮の5分前です。連絡道路が写っていないけれども中州が上の写真より小さくなっている具合から水位が高くなっていることが想像されます。

ネット内に2015年3月21日の大潮の日の動画があったので追加で掲載いたします。
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モンサンミッシェルの界隈って特殊な潮の
流れがあって、ガイドがいないと危険だと
テレビで見た記憶があります。
(遭難した人もいると。)
現地で参加してみたいです。
十数kmの遠浅のため一気に水位が上がるうえに、流れが強いので、昔は巡礼の人が沢山亡くなったようです。
今は満潮、干潮の正確な時間が判ってはいますが、泥の深みもあるそうなので、危険なのは今でも同じだと思います。長時間の泥ツアーを楽しむためには、ここの水の変化や深みを知り尽くしたガイドの人は必要だと思います。
きっと一生の思い出になると思います。
引き潮の干潟ツア-面白いですね
日本ではあまり聞かないツア-ですね
やっと日差しの朝です。
大潮の時にモンサンミッシェルに行かれたのですね。
逆に干潮が大きくてこの様に沢山の人々が遠浅の
海岸を歩き始めているんですね。
数十km遠浅になるとは驚きですね。
貴重な画像をありがとうございます。
テレビで泥ツアーは見たことはありましたが、これほどの人が歩いているとは知りませんでした。修学旅行の高校生が多いように感じました。きっと、この時期に合わせてツアーを組んだのだと思います。
皆さん楽しそうでした。きっと楽しみにして来たのだと思います。
こちらも今朝は明るいです。
フランスでもその様な時は遠くまで歩いて見学ツアー(?)があるんですね^^
楽しそうです♪
偶然にも大潮の時に来ることが出来ました。大潮の中でも+13mの大潮は珍しいので貴重な体験となりました。マイバスの人からもラッキーと言われました。フランス旅行自体は5月8日から5月15日まで、期間自体は確定していましたが、最初にモンサンミッシェルに来たのは大潮のことを娘が知っていてスケージュール決めてくれたからです。
楽しかったと思います。キャーキャーいう歓声が聞こえてきました。ほんとラッキーでした。
凄いですね(^○^)
今回の+13mの潮位では確認できていませんが+14mの潮位の場合はネットの写真のように、橋も水没いたします。
http://i.huffpost.com/gadgets/slideshows/412042/slide_412042_5197878_free.jpg
モンサンミッシェルの周りで泥歩きツアーがあるって知らなかったけど
面白そうですね!
でも、歩くのが大変そうかな!?
今回の写真だと若い人達のグループが多いみたいですね。
ご推察の通り、一般の人もおられましたが、圧倒的に修学旅行生が多かったです。戻ってきた人を見ていると半ズボン近くまで泥だらけで、かなりきついのではないかと思いました。底なし沼のように深く沈むところもあるようです。
水位が上がって行くスピードは速いようなので、余裕のあるスケジュールでツアーを組む必要がありそうです。
パリに行った時に、行きたかったのですが、
行く事ができずに、とても残念に思っています。
いつか行く機会がありますように!
泥ツアーを歩かれている方が多いのに驚きました。結構、面白いし、珍しい角度からの写真が撮れると思います。
半ズボンということは、寒くはないのでしょうか!
はしゃいで、楽しそうですね!
モンサンミッシェル、日本人には人気です。
ほんと、楽しそうです。
見ていると歩きたくなります。珍しい光景に出会えました。
すごく楽しそうでした。
確かに、日本だったら修学旅行でありそうですね。
今日も来ましたよ♪
特に、潮の満ち引きの時間と潮位を詳細に記録されている点が素晴らしいです。写真と照らし合わせながら読むと、その迫力がより一層伝わってきました。
干潟を歩くツアーに参加された学生さんたちの楽しそうな様子も印象的でした。貴重な体験をされたことでしょう。
あっという間に押し寄せてくると。だから必ずガイドさんの
引率のもと引き潮ツアーに参加するようにと。勝手に素人が
行ってなくなる方が多いとも聞きました。
ハラハラドキドキの感じがします。
でも、この時期だけの貴重な体験かもしれないですね。
nice! ありがとうございます。
訪問 ありがとうございます。
大潮の日は全く知らないで、飛行機のフライトを予約したので、全くの偶然だったのです。パリに着いてからツアー会社(マイバス)の事務所に行って初めて知りました。知ってからは、景色のことは期待していましたが、今回紹介の干潟を沢山の人が歩くツアーに関しては、実際に目にして知りました。
そうなんです。遠くから見ていてもものすごい勢いで海水の境界線が迫ってきているのが判りました。確かに人間の足よりも速かったです。まして地面は泥なので余裕を見て陸に戻る必要があると感じました。
時間を知っていても、自分たちだけで歩くのは、まさにハラハラドキドキだと思います。
子供達の後ろに波が迫ってきている下記のURLの写真は、かなり危なかったのだと思います。1分遅れただけでもかなり危険が増したのかもしれません。
https://blog-imgs-91.fc2.com/m/a/k/makurokurosk/IMG_0941-954.jpg
この大潮のときの印象が強く残っていて、切り離された島のイメージが定着しています。
私もモンサンミッシェルでの泥ツアーは印象的でした。したがってモンサンミッシェルのブラシャアップ(主に写真を大きくする)記事の最後に本記事を選びました。