



本記事では、私が座った03Aの席の窓からの景色を時系列的に紹介したいと思います。撮った時の時間も記載いたします。
フライトスケジュールは次の通りです。
5月08日(日) JL415 11:40 成田空港出発
5月08日(日) JL415 17:10 CDG空港到着 (日本時間 翌00:10)
こちらが今回我々が乗った飛行機787です。
全長 56.7m
全幅 60.1m

エンジン推力 32.8t×2
巡航速度 916km/h
最大離陸重量 227.9t
航続距離 14,800km
客席 161名

成田空港63番搭乗口(


飛行機は定刻に近い11時50分に63番ボーディングブリッジを離れました。写真は滑走路へ移動中の写真です。我々の後ろにも沢山の離陸のための飛行機が連なっていました。時刻表示は「11:59(04:59)」は写真を撮影した日本時間を示しており、カッコ( )内はフランス時間を示しています。
11:59(04:59) = 日本時間(フランス時間)

成田空港から離陸する動画も紹介します。1分28秒の動画です。
12:00(05:00)から1分28秒
離陸3分後の窓からの景色です。田植えが終った水田が広がっていました。
12:03(05:03)

遠くに富士山が見えました。焦点距離300mmで撮ってもこの大きさです。今回の飛行コースは離陸した後は富士山から離れていくので成田空港が一番近い(156km)ことになります。離陸して21分後と考えると約163km(宇都宮あたり)の距離から撮影したことになります。
12:21(05:21)

それぞれの山の名前の特定は難しいけれども、女峰山、男体山、横根山、赤城山、長七郎山、白根山、至仏山、武尊山、庚申山などがある地域です。
12:25(05:25)

この湖は中禅寺湖です。右下の山は男体山だと思われます。
12:26(05:26)

高い山々が続きます。
12:27(05:27)

日本海に出るところです。この後、佐渡島の上を通過してロシアに入りました。
12:34(05:34)

日本海に出るとすぐに雲に覆われたためにロシアの海岸を見ることが出来ませんでした。
12:44(05:44)

私には鯛生姜煮をメインとした膳が出されたころの窓の景色です。

14:00(07:00)

日本海を出てから2時間後には雪の世界になった気ました。
15:26(08:26)

短期間の間に雪と氷の世界に変っていきました。
15:28(08:28)

川が凍っている景色です。シベリアらしい景色です。5月ですが、まだ氷の世界でした。
17:12(10:12)

今回は雲が多い景色ですが、時々雲の間にシベリアの景色を見せてくれました。
17:33(10:33)

大きな大河も凍っていました。
19:01(12:01)

離陸した7時間です。
19:03(12:03)

雲の切れ間にこのような景色を見せたくれました。
19:19(12:19)

地形が険しくなってきているようでした。
19:21(12:21)

山々が見えてきました。
19:22(12:22)


クリックすると広範囲を表示するので、沢山の風車を確認できると思います。下の写真は右の写真の一部を拡大したものです。
22:32(15:32)

海峡の手前がボスニア海で、奥がバルト海だと思います。つまり左側の陸地がフィンランドで右側の陸地がスウェーデンです。
22:34(15:34)

ヨーロッパに入り畑は三色のモザイク模様のようでした。黄色は菜の花で、緑は麦畑で、土色はまだ作物が伸びてきていない畑です。着陸の13分前なのでフランスに入っていると思われます。
23:37(16:37)

パリの街に最も近いところを通った時の景色です。ここから7分後には着陸いたしました。写っている駅はVilliers-le-Bel-Gonesse-Arnouvilleです。パリの街の中心から北北東へ16kmの位置です。
23:43(16:43)

その時の飛行機の位置を示したフライトマップです。
23:43(16:43)

パリのシャルルドゴール空港への着陸の動画です。フランスに来たことを最も実感する瞬間です。トータル10分50秒の動画ですが、着地の瞬間は2分25秒です。その後は搭乗口まで移動する映像なので飛行機に乗っている気分を味わってください。
23:43(16:43)から10分50秒
飛行機がボーディングブリッジに到着した時のフライトマップ画面の写真です。フライトは12時間30分の予定でしたが12時間10分と20分早く空港に着陸いたしました。空港には西から着陸いたしました。
23:54(16:54)

パリのシャモモドゴール空港へは西から滑走路に着陸して搭乗口(


Googleの衛星写真での赤いライン(━━)が成田空港とパリ・シャルルドゴール空港を直線で結んだラインです。ただし空港の周辺だけは飛行ルートに近いようにしています。それ以外のラインはあくまでも直線で飛行ルートではありませんが近いところを飛んだと思われます。


━━ 空港間直線ライン 9721km
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成田からパリまでのフライト動画が取れて良かったですよね。
以前はベルトサインが消えるまで撮影は禁止でしたよね。
やはり窓際の席が絶対いいですね。
シベリア上空などの景色が思い出されます。
私がフランスに行った時は、往復エールフランス機だったものですから
その時は離陸時と着陸時は撮影禁止でした。
電波を発する機器以外は離着陸時も使用可能になったおかげで今回のような動画を撮ることが出来るようになりました。成田空港と伊丹空港と上海空港ではすでに動画を撮りましたが、シャルルドゴール空港は初めてだったので値打ちがありました。動画を見て、どの滑走路に着陸して、どのルートでボーディングブリッジに移動したのが判りました。
ほんと一番危険な時間帯ですね。着陸した瞬間は衝撃があります。無事に着陸するとホッとします。
ある文献によると、ボーイング社が調査した1991年から10年間の統計によると世界の航空機の運行中の事故全体から見て、離陸時の事故発生率が17%で、着陸時の事故率は51%だそうです。離着陸合計で68%となります。Wikipediaでは80%と記載されていました。そして航空機事故の発生率は、離陸滑走開始後の3分間と、着陸前の8分間が最も高いそうです。
たまらないです。
それだけ見ていても飽きないと思ったりして(笑
先日息子と羽田空港の見学をしてきましたが
シャルルドゴール空港のほうが大きく複雑で
もっともっと見応えがありそうと思いました^^
成田空港から飛行機に乗った事がないので
空港の辺りはこんな景色なんだとか
途中で見える富士山や雪と氷の世界や三色のモザイク模様の畑・山々
そしてシャルルドゴール空港に着くとこうやって登場口まで行くんだとか
とても楽しく写真も動画も見せていただきました。
動画は飛行機に乗ってる気分になれていいですね!
息子さんは乗物に興味津々の年齢ですね。きっと目を輝かせておられたと思います。
確かにエンジンが見えると飛行機に乗っている実感があります。シェルルドゴール空港の航空し野心を拡大していただくと分かると思いますが洒落たデザインの空港です。これがフランス人のセンスなのかもしれません。
楽しんで窓の景色を見ていただいてうれしいです。ありがとうございます。
動画を撮ると写真では分からないことが発見できます。空港内の移動ルートや飛行機が停止した場所も特定できました。CAの方のアナウンスも飛行機に乗っている雰囲気を盛り上げてくれると思います。
ロシアの風景って そそられるものがあります。
こうしてお写真を拝見するだけでワクワクしちゃいます^^
ありがとうございます。サンダーソニアさんのコメントを知ると喜んでくれると思います。シベリアの景色は格別です。いつも雲はほとんどなかったのですが、今回は雲が多かったです。そんな中でも小売りの世界を見ることが出来ました。
シベリアの景色を撮りたくて100~400mmのズームレンズも持ち込みました。通路側の席をとることが多いのですが、新しい景色は楽しみでなので、新しい場所に行くときは窓側を予約しております。
機内で酒が飲みたくなります。
景色を見ながら一杯はいいですね。
どちらかと言うと料理を見ながら(食べながら)一杯でした。