


神戸・北野異人館で「洋館長屋」の次に訪れたのが英国館(旧フデセック邸)です。右のパスポートチケットで最後に訪れた異人館でもあります。

下記の航空写真の中のⒿが「英国館」です。
Ⓖ 坂の上の異人館 旧中国領事館
Ⓗ ベンの家 旧アリソン邸
Ⓘ 洋館長屋 旧ボシー邸
Ⓙ 英国館 旧フデセック邸
Ⓚ 風見鶏の館 旧トーマス邸
Ⓛ 萌黄の館 旧シャープ邸


━━ 2016年3月16日の散策ルート 阪急三宮駅→Ⓐ→Ⓙ→Ⓛ
右から英国館、洋館長屋、ベンの家が並んでいる景観は壮観です。

建物の入口に置かれている車の前でシャーロックホームズ(Sherlock Holmes)が着ていたようなインバネスコートを着ている方がおられたので、お願いして写真を撮らせていただきました。車はエリザベス女王も使っていたのと同型のダイムラーリムジン(Damler DS420 Queen Mother's car)です。

実は、このコートが無料で貸し出してくれていたのです。
説明を見ていると英国館は、やはりシャーロックホームズを意識したコンセプトになっていました。

庭から見た建物です。建物は医師フデセック氏の住居として使われていた建設当時のままに保存されているコロニアル様式の異人館です。

別の角度から見た英国館です。広くはありませんがイングリッシュガーデンを楽しむことが出来ます。

玄関を入ったPassage(廊下)も雰囲気がありました。

最初に目に入ってきたのがバーでした。ここでスコッチウイスキーを飲んでいたのだと思います。

少し人数が多い場合は、こちらでウイスキーを飲んだのだと思います。

さすがイギリスです。別の部屋にもバーがありました。さすがスコッチウイスキーの本場です。驚いたことにこの場所で、英国館の公開時間が終了後にパブ(PUB)がオープンします。20名から70名のパーティーも対応可能だそうです。うれしいことにパスポートチケットを持っている人はテーブルチャージは無料だそうです。ENGLISH PUBの雰囲気を日本で味わえる場所でした。

住所 神戸市中央区北野町2-3-16
電話 078-241-2338
営業 17:00~01:00(L.O.:24:00)
座席 31席 個室あり
定休 日・祝 (要相談)
食べ http://tabelog.com/hyogo/A2801/A280103/28000207/

食べログのホームページに掲載されていた料理の写真を紹介します。
英国館はゆったりとくつろげる空間が多かったです。昼間、こちらの部屋のソファーは見学者が座ることが出来ませんが、夜のPUBでのパーティーの時は、こちらの部屋のソファーはお客に解放されるようです。

暖炉の前は一番くつろげるのかもしれません。館内はバロックからビクトリア朝時代の格調高いアンティーク家具・調度品や様々な絵画・美術品に飾られ、往時の英国人の生活様式がうかがえました。

ベットルームも紹介します。家具のレベルも高かったです。

ほんとくつろげる空間が多かったです。

名探偵シャーロックホームズ(Sherlock Holmes)のロンドン・ベーカー街の部屋が再現された空間もありました。シャーロックホームズは、

トレードマークのパイプを手に持っているので、右に座っている人のがシャーロックホームズだと思われます。右の肖像画にも似ています。そうすると左の人がジョン・H・ワトスン医師の可能性が高いです。

バスルームも公開されていました。

こちらのコートも自由に着ることが出来ました。若いカップルが着て記念写真を撮られていました。こちらの壁にはシャーロックホームズをイメージした額がかけられていました。

広い食堂も当時の雰囲気を再現しているようでした。

こちらがテーブルの上です。

昔は、このバルコニーでお茶を飲んでいたのではないでしょうか。

是非とも雰囲気を味わってください。

庭には井戸もありました。

屋外の雰囲気も紹介します。
本記事で、うろこの家グループのパスポートチケット(異人館巡り8館プレミアムパス)で訪れた異人館の紹介をすべて終わります。下のリストでは7館ですが、うろこ美術館を入れて8館です。英国館の入館料はうろこの家の次に高いのですが、それだけ見ごたえのある異人館だったと思います。うろこの家1050円は、うろこ美術館の入館も含まれているので妥当なところだと思います。

1050円 明治38年 Ⓓ うろこの家 ハリアー邸
550円 明治後期 Ⓔ 山手八番館 サンセン邸
550円 明治後期 Ⓕ 北野外国人倶楽部 フリューガ邸
550円 明治後期 Ⓖ 坂の上の異人館 中国領事館
550円 明治35年 Ⓗ ベンの家 アリソン邸
550円 明治37年 Ⓘ 洋館長屋 ボシー邸
750円 明治40年 Ⓙ 英国館 フデセック邸

パスポートチケット(異人館巡り8館プレミアムパス)は30ページで構成されています。その中で英国館に係わる全8ページを紹介します。2ページづつなので4画面です。最後の画面は異人館共通なので専用は3画面(6ページ)と他が1画面(2ページ)or2画面(4ページ)に対しい1.5倍から3倍も書かれていました。
最初が15~16ページです。タイトルは英國館に蘇るシャーロック・ホームズ(Sherlock Holmesin 英國館)です。

こちらは17~18ページで、「異国情緒あふれるコロニアル様式の異人館」とのタイトルが付けられていました。実は英国館だけ記念スタンプを押し忘れました。18ページの中央の⑥の部分が記念スタンプを押す場所です。

夕刻から始まるイングリッシュ・バブ(ENGLISH PUB)であるKING of KINGSにも25~26ページの2ページが割かれていました。酒飲みにとっては魅力的な企画ではないでしょうか。

最後のページの29~30ページに8つの館の位置が書かれて地図が掲載されていました。 チケットプラザ の正面に英国館があります。

こんな素敵な異人館でお酒が
飲めたら最高ですね~
お庭から見た洋館の窓がとても素敵です❤
見学している時は異人館の中でお酒が飲めるとは知りませんでした。記事を書くために30ページのパスポートチケットの中ををじっくり読んで気が付きました。25~26ページに書かれていました。
このコート姿での館内を歩かれている女性の方が多かったです。このインバネスコートの貸し出しは大人気のようでした。
異人館が多いんでしょうね。中は豪華ですね。
現存している100年以上前の異人館の数に関しては神戸が最も多いようです。よく震災を乗り越えたと思います。
映画の一コマみたいです。
でも、バルコニーでノンビリとコーヒーでも飲みたいです。(^^)
洋館が展示されている場所があるようですね、おしゃれな生活振りが見られて楽しそうです。まるで外国のようですね
他でもあるようですが、もしかして北野外国人倶楽部(旧フリューガ邸)でドレスを着られたのではないでしようか。きっといい思い出になったのではないかと思います。
ぴかぴかでした。よく手入れをされているのだと思います。記念写真にピッタリだと思います。
バルコニーはいいですね。昔はきれいに神戸の港が見下ろせたと思います。
神戸は沢山の異人館および洋館があります。神戸では幕末から明治にかけての西洋館のことを異人館と呼び、大正から第二次世界大戦までの西洋館を洋館と呼んで、合計で約90棟あります。
それぞれの異人館には、それぞれの歴史があるのだと思います。
ホームズのコスチューム姿の子たち、可愛いですね(*^^*)
ほんと可愛かったです。
つい、勇気を出して「写真を撮らせてください。」と言ってしまいました。