

私が入社した会社での最初の勤務地は神戸でした。その時によく行った餃子屋さんが、今回紹介するお店です。お店の名前は夫婦ぎょうざ(みょうとぎょうざ)です。毎週のように「夫婦ぎょうざ」で餃子を食べていましたが、1988年11月3日に組織ごと東京に転勤となりました。数百人になる大掛かりな転勤でした。その後、仕事で神戸に来ることも多かったのですが、時間が無くて食べることが出来なかったため、ずーと食べたいと思っていました。そして、ついに思いを2015年6月19日に実現させました。つまり27年ぶりに食べることが出来たのでした。
1988年に転勤になった時は、結婚して神戸の須磨区に住んでいました。最寄駅は神戸市営地下鉄の妙法寺駅で、家族そろって千葉県の船橋市に引越しました。
実は27年前のお店の場所は、今の場所と違う場所なのです。それは、今から20年前、1995年1月17日の阪神淡路大震災でお店がなくなってしまい、今の場所でお店を再開したという経緯があったのです。元の場所に何度か行ってお店が見当たらなかったので気になっていたのです。今のお店は新開地商店街(━)の東側ですが、震災前は西側にあったのです。お店を紹介します。店名の「夫婦ぎょうざ」は「みょうとぎょうざ」あるいは「めおとぎょうざ」と発音します。

電話 078-575-0660
営業 15:30~21:30
定休 日曜日 ただし臨時休業あり
料理 餃子のみ ただしライス(150円)あり
値段 10個:460円 15個:690円
創業 昭和29年(1954年)
住所 神戸市兵庫区新開地2-5-5 ライオンズプラザ神戸112

店内はカウンター席のみです。目の前で生地を作って具を包んで焼きます。作りたての餃子が食べれます。写真は、ご主人が生地を機械で伸ばしているところです。

今回は3人で来ました。その中の1人は、同期入社で、且つ、同じ課に配属になり、東京にも一緒に転勤になった友人です。今回の3人は翌日6月20日に明石ゴルフ倶楽部で、一緒に芝刈りをする仲間でもあったのです。

こちらのお店は昭和29年創業の餃子専門店です。昭和29年は1954年なので創業61年になるわけです。

さっそく3人共に、2人前(20個)づつ頼みました。見ていると、ほとんどの人が2人前を注文していました。1人前や1.5人前を頼むことも出来ます。

鍋貼児はグォティアル(guotier)と発音します。調べてみると、先代が満州で覚えてきた鍋貼児だそうです。きっと夫婦二人だけでお店をやったので、店名を「夫婦餃子」としたのだと思います。現在は2代目が伝統の味を守っているそうです。

こちらが拡大写真です。我々が知っている餃子の羽はないのですが抜群に美味しいのです。確かに表面の感じは中国の焼餃子に似ていました。でも、中国に今まで98回行きましたが、こんなに美味しい焼餃子を食べたことはないので、日本で研究して完成した究極の鍋貼児のような気がします。もちろん日本でも、これだけ美味しい餃子には滅多にお目にかかれませんでした。
さらに追加で計3人前頼みました。3人前の内、私が2人前食べてしまったので、最初の2人前と合わせて4人前(40個)を食べたことになります。ビールは7本頼んで私は2.5本飲みました。

こちらの餃子(鍋貼児 / 鍋貼)の特徴はタレにもあります。ニンニク醤油と味噌です。一番右の器に入っているのが味噌です。私は酢+ニンニク醤油+味噌のタレでいただきました。ラー油と普通の醤油も置かれています。左から酢、醤油、にんにく醤油、ラー油、味噌です。

これがタレにつけた餃子(鍋貼児 / 鍋貼)です。

こちらの餃子が美味しいのは具にも秘密がありそうです。肉汁もたっぷりと出てくるのも美味しさの秘密なのかもしれません。

こちらが新開地商店街です。懐かしくなって餃子店を出た後に歩いてみました。一番公園よりの右側のお店で、さらに生ビールを飲んで帰りました。
新開地には今回紹介の1954年創業の「夫婦ぎょうざ」以外に1925年創業の豚まん一筋の「春陽軒」や1941年創業の洋食屋「グリル金プラ」や1952年創業の「グリル一平」など、60年を超える老舗が沢山あります。春陽軒の豚まんも味噌だれで食べると書かれていたので、次は是非とも、それらも食べてみたいと思っています。

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27年ぶりとは。。美味しさも格別だったのではないでしょうか~
それにしても、美味しそうな餃子ですね!
3人前とビールが進むのも分かります!
ほんと美味しかったです。初めての人が一人いましたが、その人も美味しいと絶賛していました。10個が460円というのにも安いと驚いていました。
夫婦餃子 素敵な名前のお店ですね~
1枚目の写真も ホっとする暖かさが
漂ってきますね~
きっと満州で覚えた餃子のお店を夫婦二人で切り盛りしたのでしょうね。仲が良かったのだと思います。
阪神淡路大震災を経て、こうしてお店が残っているのは本当に嬉しいものですね。
27年ぶりの餃子、一口目がたまらないでしょうね。
锅贴儿の儿(児)は多分、北京でよく使う語尾に儿を入れるのなのではと思いました。
北京では餃子と言うと日本で言う水餃子で、
焼いた餃子はお店でもなかったと思います。
餃子は赤身ではなく、脂身の多いひき肉を使い、しっかりと混ぜていくのが美味しいそうです。
大震災では大きな被害が出たところなので大変だったと思います。それを乗り越えて再開したおかげで、同じ味を楽しむことが出来ました。
ついに思いが、叶った感じでした。昔のイメージ通り、美味しかったです。
さすが锅贴をご存じなのですね。確かに北京で焼餃子のお店は見なかったです。でも少し前に餃子専門店が出来ていろんな焼餃子がありました。中国も食に関しては急速に変わってきている気がします。
27年ぶりに食べた餃子は懐かしく美味しかったのでしょうね。
皮がもちっとして肉汁がジュワーと溢れてとても美味しそうです!
なんといっても四半世紀以上前ですから
あの美味しさをまた味わうことが出来ました。、今度また、誰かを誘ってみようかと思います。
鍋貼児ですか、存じませんでした。
僕も最初に勤めた会社があった秩父市に行って
みたいお店があります。秩父を離れて27年です(^^)ニコ
偶然ですが30年前の1985年に、秩父にある会社に私が設計およびプロジェクトを担当したプラントを納めました。秩父も思い出の場所なのです。そこで食べ物としてはお蕎麦が印象的でした。
お友達にも恵まれて 幸せですね
餃子の皮にこだわっていますが 写真で見る皮質は
きっとおいしいと思います
ムサシ君 順調な回復 良かったですね
目の前で延ばした皮で、包んで、すぐに焼いた餃子です。長く作り続けておられるようで、見るだけでも値打ちがあります。
何とも言えない美味しさがあります。
おかげさまでムサシも順調です。
場所は少し違えど、思い出の味ですね。。
震災を乗り越えて再起されたのは嬉しいことです。関西は遠いけれども、帰省した時などに昔からの仲間を誘って行きたくなりました。
私、HUNTERS株式会社の永田と申します。
すてきなグルメ写真がありましたので、ご連絡いたしました。
この度、グルメブロガーさんをご紹介するグルメ情報サイト
「umashi」を公開することとなりました。
貴ブログは、数あるグルメブログの中でも記事の内容が心に残るものでした。
ぜひ当サイトに掲載させて頂きたいのですが、いかがでしょうか?
(記事の内容をそのまま掲載し、ブログへのリンクを貼らせていただきます。)
まだテスト段階ですが、
http://umashi.jp/
こちらのサイトでございます。
掲載を了承して下さるならば、お手数ですが
こちらのコメント欄か、私のブログのコメント欄にご返信していただけると幸いです。
またお知り合いのグルメブロガー様で掲載しても大丈夫という方がいらっしゃいましたら是非ご紹介下さい。
貴ブログの発展を心よりお祈りしております。
HUNTERS株式会社 永田
mail:info@hunters.co.jp
【長文失礼致します。】
お誘いありがとうございます。 しかしながら興味がありません。
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