


2015年5月27日から6月5日まで中国の上海と安徽省と寧夏回族自治区に行っていました。飛行機の中では色んなお酒が飲めます。長距離便ではシャンパン、ビール、ワインといろんなものを飲みます。近距離便ではビール一辺倒でしたが、最近はシャンパンがほとんどになりました。前回の時に近くの席の人が、良さそうな大吟醸を飲まれていたので、今回の行きのフライトでは、大吟醸を飲むことを出発前から決めていました。
行きの2015年5月27日のフライトは成田9時40分発で上海浦東12時00分着のJL873便でした。搭乗券に書かれている9時20分は搭乗時間です。

食事前の飲み物を聞かれたので、すぐに大吟醸を頼みました。大吟醸は次の2種類あるとのことなので、まずは鶴齢(かくれい)を頼みました。そして食事の時に、もう一つの獺祭(だっさい)を出してほしいことも一緒にお願いいたしました。
鶴齢 純米大吟醸 青木酒造株式会社 / 新潟県
獺祭 純米大吟醸 50 旭酒造株式会社 / 山口県

もちろん原料は国産で、精米歩合が40%です。これは、お米の外側を60%を削りとって米の中心部の40%だけを使ったお酒なのです。つまり精米歩合の数値が小さいほど贅沢なお酒ということになります。原料米の銘柄は越淡麓です。
大吟醸の定義は精米歩合50%以下の白米を原料とする日本酒のことです。吟醸の定義は精米歩合60%以下です。ちなみに本醸造の精米歩合は70%以下です。
純米とつくと醸造アルコールが入っていなくて米と米麹と水だけで作られていることを表しています。

最初に頼んだ通り、食事と一緒に獺祭(だっさい)が出てきました。もちろん食事は和食を頼みました。

メインは煮ものでした。長距離便ではコース料理のようにメイン料理は後から出されますが、近距離便では料理が同時に出てきます。私はいつもゆっくりと時間をかけてお酒を楽しみたいので、温かい料理は温かいうちに食べたいので、メイン料理からいただきます。つまり前菜などは、後から食べるのです。

味比べをしてみたかったので鶴齢(かくれい)は全部飲んでしまわないで、残しておきました。右側が鶴齢で、左側が獺祭です。やはり同時に飲んでみると、味が違うことがはっきりと判りました。どちらが美味しいというのではなく、それぞれに特徴があって美味しいということが判りました。味の傾向は近い感じがしました。獺祭の瓶には「50」と書かれているように精米度合いは50%のお酒でした。獺祭にはさらに精米度の高い39%と23%の精米歩合のお酒も出されていることも有名です。精米歩合23%だと、お米の外側を77%も削り取った原料を使うことを意味しています。

こちらの料理はお酒を最後まで楽しむためにメインの他と二ゆっくりといただきました。もう一本、大吟醸を薦められましたが、飛行機を下りてから、車で400km走るので、飲み過ぎにならないように、我慢をいたしました。

最後はアイスクリームと紅茶です。

いつも飛行機の中ではシャンパンを飲むようになったのですが、この日は飛行機の中では大吟醸を飲むことを最初から決めていたので、飛行機に乗る前の空港のラウンジではシャンパンにいたしました。

食事の初期の段階で、南アルプスがきれいに見えました。

後半は、雲が多くなってきましたが、雲が流れる景色もきれいなので動画に撮りました。是非ともクリックして、飛行機に乗っている雰囲気を感じてください。動画は2分22秒です。
上海浦東空港への着陸の動画も撮りましたので、是非とも見てください。
高い飛行高度から28番ボーディングブリッジ (boarding bridge) に飛行機が着くまでの14分間の動画です。機内放送も聞き取れると思います。
この日のJL873便の着陸から28番ボーディングブリッジまでの移動ルートです。上の動画を見てルートを記入しました。
━ 2015年5月27日 JL873移動ルート
━ 滑走路 3400m 4000m 3800m 3800m


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飛行機の中の至福の時、真似したいです。
純米大吟醸がいただけるんですか。
それならやっぱり、和食ですよね(^^)
今までに一度だけ機内で大吟醸を頂いたことがありました。上海からの帰りにワインなどいろんな瓶を持ってくれた時に純米大吟醸があったので頂いたわけです。銘柄は上喜元でした。
http://makkurokurosk.blog.so-net.ne.jp/2011-09-30
大吟醸はすべて純米と思っていましたが、醸造アルコールを使っていないのを純米大吟醸と言うことを初めて知りました。
アルコールは弱いのでちょびっとですが・・・(笑
新潟の出身なので鶴齢のほうがよく飲みますが
いずれも甲乙つけがたいです。
上空からのアルプスの風景も素敵ですね。
どこまで続いているのかなぁ~!と思っちゃいます。
これからは機内でも日本酒の人気が上って行くかもしれません。これからもいろいろと試してみます。
両方ともにご存じなのですね。これからは研究していきたいと思います。
ほんと、高い位置からの雲海はきれいです。地球を感じさせてくれる景色でした。
飛行機の中で獺祭が飲めるんですね。
昨年から今年に掛けて何度もテレビで獺祭の事をみて
1度飲んで見たいと思ってるんですが・・・結構高くって。
雲が流れる動画見ましたよ~。
とてもきれいだし乗れちゃいそうに見えるんですよね~。
空の上から、雲を見ると「天空の城ラピュタ」のシーンを思い出します。シータとパズーが乗った飛行船が雲に突っ込んで行くシーンです。その雰囲気を取りたいのです。雲に乗るシーンと言えば「ワンピース」の空島のシーンを思い出します。
ほんと、すばらしいです。次回がまた楽しくなります。99回目の中国訪問は7月27日ごろです。
お酒も、食事も最高ですね(^_^)v
雲海の動画、すばらしいです・・・・
まるで飛行機に乗って窓の外を
眺めているようでした(^○^)
大吟醸はお米の
芯だけでつくるんですね
贅沢な日本酒ですね
獺祭は本当に美味しいお酒ですよね~♪♪
この雲の塊に飛行機が突っ込むときの迫力が一番好きです。離着陸の時も動画や写真が自由に撮れるようになったので、そのうちに迫力のある動画を撮りたいと思っています。ただし、チャンスは、そんなに多くありません。
精米歩合が50%以下とは、やっぱり大吟醸は贅沢ですね。精米歩合が味に関係しているとは新しい発見でした。
獺祭が好きな方は、間違いなく鶴齢も美味しいと感じられると思います。どちらもいいお酒ですね。
でも、読み方は分かりませんでした。
機内食とは思えない、メニューが並びますね。
空港のラウンジで出たタケノコも嬉しいですね。
さすが気が付かれましたか。ほんとタケノコはよかったです。さすが成田のJALラウンジの料理の味は一流でした。
そうなんです。でも冷酒のみで熱燗は無かったです。