


寧夏回族自治区の中衛市を訪れたのは次の2回となります。2007年に銀川市だけ訪問したので、寧夏回族自治区への訪問は3回目となります。
0回目 2007年10月25日~10月27日 銀川
1回目 2014年08月28日~09月02日 銀川 中衛 石嘴山
2回目 2014年11月25日~11月27日 銀川 中衛
銀川河東国際空港から中衛市への移動は空港でタクシーを頼みましたが、2度目となの今回は、泊まるホテルに車を頼んで迎えに来てもらいました。
ホテルの運転手さんは前回の時に、お世話になった方でした。泊まったホテルの名前は寧夏新華国際飯店でした。
前回(8月28日)は、到着した日の夕食は羊料理専門店に行きましたが、今回(11月25日)は泊まったホテルのレストランで食事をすることといたしました。お世話になった運転手さんと、運転手さんの彼女も一緒に計7名で食事をいたしました。

名前は判りませんが寧夏ではよく出てきた食材でした。葛に似た食材で似た料理へのコメントでは粉皮ではないかとのことでした。ネットで粉皮を使った料理を検索した結果、似ていました。→ポチッ
粉皮は春雨と同じ原料の緑豆から作られるものが多いそうです。

こちらの料理は寧夏や蒙古独特の食材「砂漠のネギ」です。正式には砂葱(沙葱/シャーツォン)というそうです。これは砂漠という過酷な環境でも育つ野菜で、温かな春や夏に育つものですが、今は冬でも工夫をして「砂葱」を

右の写真が砂漠に生えている砂葱です。砂葱はネギ(葱)の名の通り、ネギ科ネギ属で標高800m~2800mの荒漠地帯に生えています。生えている姿もネギに似ていてネギ属ですが、我々が食べるネギと食感が違うのは表面から水分が蒸発しないような特性からくるものだと思われました。

食感を感じていただくために「砂漠のネギ(砂葱)」の料理の拡大写真を掲載いたします。日本では砂丘や砂浜に生えているオカヒジキを太くしたような食感でした。何も聞いていなければ海藻と間違えるかもしれません。

キュウリとニンジンと大根と長ネギを味噌につけて食べます。長ネギを丸まま生で食べるのは初めてでしたが結構いけましたが、口だけでなく頭がヒリヒリするほどの辛さでした。是非とも試しに食べてみてください。

これは牛タン料理のようでした。タレにつけて食べます。人気がありました。

こちらの料理も拡大いたしました。

小エビの料理です。飾り付けが凝っていました。

ビールは青島でした。

肉とオクラの料理です。ニンニクと唐辛子が入ったビリ辛の料理でした。

こちらも肉料理でした。

羊肉が柔らかく煮込んでありました。寧夏らしい料理でした。

豆腐が入った野菜のいためものです。

この料理は写真を撮り忘れていました。テーブル全体の写真から切り取りました。野菜とキノコの料理です。

料理が沢山、並びました。

一人一人に取り分けられたお粥も出てきました。

料理につけられていた飾りです。さすがホテルのレストランという感じでした。

最後に果物が出てきました。寧夏は西瓜の産地ですが、今は極寒の季節で西瓜は採れないようで西瓜以外の果物が出てきました。中国では温かい地域もあることから一年中、西瓜が出てきますが、寧夏は西瓜の産地であることから、他の土地の西瓜は出されないのかもしれません。

締めは寧夏独特の麺を頼みました。

寧夏回族自治区の中衛市の場所を紹介します。青色マーク(


【関連する記事】
- 酸味のあるトマト味の中華料理
- 地方都市のリゾートホテル 寧夏中衛秀水大酒店
- 寧夏回族自治区の11月の車窓 標高1300mの砂漠地帯
- 東方のピラミッド 西夏王陵
- 中国で高速バスに乗りました。
- 土の家
- 遅い昼食は簡単に! と思ったら
- 過積載?
- タクシーは天然ガスとガソリンの併用
- 硒砂瓜 すいか/西瓜
- 初日は羊料理専門店に行きました。 香山羊羔肉馆
- 国籍不明の戦闘機が飛来
- 巨大温室を利用したレストラン
- 土で出来た巨大温室
- 太陽のエネルギーを大切にする町でした。 中衛市
- 沙坡頭の後の昼食は屋外レストラン 乡村驴肉馆
- 銀川の回族料理
- 中衛市の市街地(都市部)の風景
- 黄河のイカダ下り 沙坡頭
- トングリ砂漠(騰格里沙漠)をラクダで行く 砂坡頭(沙坡头)
食感も海草に似ているんでしょうか?
長ネギを生でお味噌につけて頂くとは!考えたことなかったですね~。
辛そうです。。。^^;
砂漠のネギは食感も海藻に似ています。ここならではの貴重な料理でした。長ネギは1本程度だと耐えられますが、3本食べるとかなり辛いです。お試しあれ!
ネギ好きとしては、このネギ、食べてみたいですね。
美味しそうです。
食べてみたいです。
運転手さんとその彼女も一緒というのが
アットホームというか和やかで素敵ですね♪
見入ってしまいました☆
珍しいお料理ばかり・・・
葱は好きで 生でもいただきますが
辛いという葱 食べたいです!
環境に合わせて進化していくんですね。
料理が多き感じましたが、7名だったら普通の量ですね。
このネギは宁夏回族自治区以外では、新疆ウイグル自治区、青海省、甘粛省、宁夏回族自治区、陝西省、内蒙古自治区で採れます。つまり中国の砂漠地帯が産地なのです。
珍しいネギなので是非とも食べてもらいたいです。
ほんと、生を3本食べると涙が出るほどでした。2本以上食べたのは私だけでした。
サボテンや多肉植物のように内部の水分を外に逃がさない構造に変化したから生き残ったのしょうね。生命はすごいです。
中国では不思議と運転手さん親しくなります。タクシーでも一人で乗るお客さんは助手席の座るケースが多いです。
中華料理の種類の多さには驚かされます。世界で最も種類の多いのが中華料理だと感じました。日本で食べれる料理は、その中の1%にも達しないと思います。
でも、私は道端の露天みたいなお店で食べたり、
売っているのを買ってきて、自分で切って、
具をくわえ、タレも作って食べていました。
粉皮の呼び名はyouziさんに教えてもらいました。ありがとうございました。昔の写真を見ていると何度も粉皮の料理が出てきていました。