

世界遺産のフマユーン廟の敷地に接して、真っ白の立派な寺院が見えました。聞くとシーク教(シク教、スィク教、スィック教)の寺院だそうです。シーク教(Sikh)と言えば、あの頭に巻いているターバンです。ターバンはイスラム教でも巻く人がいますが、日常的にターバンを巻くのはシーク教徒なのです。
インド人と言えば、そのターバンを思い浮かべる方が結構おられると思いますが、実はインドではシーク教徒 は全人口の約2%だけなのです。
ネットで調べるとインドの人口に占める各宗教の割合は2007年版ブリタニカ国際年鑑によると次の通りです。括弧内数値は2001年国勢調査です。
ヒンドゥー教徒 73.72% ( 80.5%)
イスラム教徒 11.96% ( 13.4%)
キリスト教徒 6.08% ( 2.3%)
シーク教徒 2.16% ( 1.9%) シク教 スィク教 スィック教
仏教徒 0.71% ( 0.8%)
ジャイナ教徒 0.40% ( 0.4%)
アイヤーヴァリ教徒 0.12%
ゾロアスター教徒 0.02%
その他 1.44%

普通に町を歩いていている一般の人で、ターバンを巻いている人はほとんど見ません。沢山の写真をチェックしましたが、下の写真のように写っていませんでした。

ところが飛行機の乗客の中では結構見かけました。警官や軍人でも良く見かけます。要職つく人が多いのかもしれません。ネット でも「シーク教徒には強い戦士が多くまた裕福な人々が多い。」と書かれていました。納得です。

シーク教徒の人は5つのKを身につけているそうです。下の写真のおじさんはナイフを腰に下げています。

・Kengha...くし
・Kirpan...ナイフ
・Kara...鋼鉄のブレスレット
・Kaccha...ボクサーショーツ型下着

軍の人にも一般よりも遥かに比率が多かったです。

これも警官の人の写真です。

ホテルの入口で対応する人はほとんどターバンを巻いた人でした。ホテルの玄関の人は身長も190cmを超える人がほとんどです。シーク教徒の人は体が大きいのは確かなようです。

沢山の撮った写真を探しても飛行機に乗る人を除いた一般の人が写った写真でターバンの人が入った写真はこれだけでした。一般に歩いている人だけ見ると百人に一人より少ない気がしました。この写真も観光場所であるレッド・フォートなので平均的な比率とは違う気がします。

【関連する記事】
- 謎の美女に遭遇
- 若いビジネスマンに人気の「タンドリー専門店」
- インドのシーフード料理
- シーフード店の陽気な"お隣さん"たち
- 美味しい本格インド料理
- ゴールコンダ城塞(Golconda Fort) ハイデラバード
- 世界遺産 タージマハール
- 世界遺産 アーグラ城塞
- 世界遺産になった駅 チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅
- 世界遺産 エレファンタ島の石窟寺院
- 世界遺産 レッド・フォート ( Red Fort / Lal Qila )
- 世界遺産 フマユーン廟(Humayun's Tomb)
- 世界遺産 クトゥブ・ミナール (Qutab Minar)
- インドのムンバイは久しぶりでした。
- インドのお墓
- 入場料金は地元の人の25倍
- 24年前のデリーの露店 東回りで世界一周
- ヒンドゥー教の寺院 ???
- 日帰り高級ツアー
- ムンバイのホテルにもツインの洗面台
シーク教と言うより、ユダヤ教の方と同じで、もうシーク民族という感じですね(^^)
0.02%でもインドの人口は2011年時点で約12億人ですから
24万人もいることになりますもんねー。
メタル食品の印度カレーですね。さっそくCMの動画を追加掲載させてもらいました。
私もゾロアスター教が気になりました。確かに計算するとかなりの人数ですね。
難しいですよね。それでもターバンがシーク教独自の
装束とは不勉強で知りませんでした!
P.S 読者登録して戴きましてありがとうございました♪
巻いているのではないのですか???
シーク教はインドの中では少数ではありますがインドの宗教なので、ターバンと言えばインドというのは正解です。ただしターバンを巻いている人は少ないのでインドと言えばターバンとは言えないのかもしれません。
一般の人よりは比率は多いけれども警官の人でもターバンを巻いている人は少ないです。したがって警官の正装がターバンということはなさそうです。少なくともヒンドゥー教の人がターバンを巻くことはないと思います。
少数とは言えどもターバンはインドの中の独特のものなので外国人が多く泊まるホテルマンに関しては、わざわざシーク教徒の人を雇っているのではないかと思っています。ホテルマンが数人いる場合は一人だけがターバン姿です。
違うそうですね。
警官でターバンを巻いていたりすると、
一緒に写真を撮りたくなってしまいます。
ホテルの玄関にいる人は190㎝を超える人ばかりなのですか。
圧倒されそうですね。
ターバンの人は世界的に見ればインドで多いけれどインドの中では少数派でした。でも要職に就く人が多くて裕福で、頑丈な体格の人が多いことがわかりました。
東南アジアでもシーク教徒のインド人がドアマンで活躍していたのですね。ライフルを持っていると驚いたでしょうね。
月末の土日は、第63回千葉県民体育大会ヨット競技に監督として出場しますのでダメデスが、あとはずっとあいてます。ことらは乗り手が無くて困っているんです。乗りたい人大歓迎!
ヨット競技の監督をされているとは驚きました。若いころは競技に出られていたと推察いたします。長く続けられてこられたとはすばらしいです。