

久しぶりにお蕎麦屋・斉藤におそばを食べに木下(きおろし)に来ました。
なぜ「きのした」ではなくて「きおろし」なのかは気になるところですが、それはさておき、少し時間が早かった(11:45)ようで、お蕎麦屋さんは開いていませんでした。そこで木下の駅前を散策することにしました。地下道を通って改札側に出た途端に立派な煎餅屋さんを見つけました。のれんには「元祖 木下名物手焼せんべい 川村商店」と書かれていました。

さっそく、中に入ってみると、おいしそうなお醤油の香りが漂ってきました。お店の中で「せんべい」も焼いていました。目の前で手焼煎餅を焼いているところを見たのは初めてでした。
扇風機が何台も置かれていました。おそらく夏は大変な仕事だと思います。

センベイの種類は一種類のみでした。12枚900円を一袋、買いました。木下駅の周りを散策しながら、さっそく煎餅を食べてみました。醤油味の素朴な煎餅が気に入って帰りにもう一袋買ってしまいました。最初から大きいの買えばよかった。

次に行ったときにはお得な煎餅もありました。もちろん買って帰りました。

場所は成田線の木下駅前です。
木下(きおろし)駅は少し前までは写真のように小さな駅でした。

今の木下駅は立派になりました。でも煎餅屋さんは昔ながらでした。
せっかくなのでお店を紹介しておきます。
店名 川村商店(川村煎餅)
住所 千葉県印西市木下1-626
電話 0476-42-2220
FAX 0476-42-6027

ネットに載っていた川村商店の記事の内容を枠内に紹介します。
平成16年(2004年)の記事に創業75年と書かれていたので今から83年前の1929年創業のお店ということになります。2004年の記事も、古い記事を引用していたら創業は、もっと古くなります。いずれにしても伝統の味だと思います。
川村煎餅店は創業75年余り。木下煎餅の元祖として、厳選された地元のコシヒカリを使い、餅からすべて手作りで炭火で1枚1枚丁寧に手で焼き、お米の甘みと醤油だけの味で、昔ながらの煎餅の味に仕上げてありますので、1度食べたら“あとひき煎餅”と言われています。駅を降りたら一番に目をひくような風情のある外観も魅力の一つです。
少し薄手の煎餅で醤油の味が自然な素朴な味の煎餅です。それが木下せんべいの特徴です。

「元祖 木下名物・本炭火・手焼・せんべい」と書かれています。「べ」の文字が面白いです。

こっちゃんさんからの情報で印西市のイベント作られた木下煎餅がギネスに認定されたそうです。その記事を紹介いたします。
YouTubeに登録されていた動画はこちらです。→ポチッ
【ギネス世界記録に認定】世界初!世界一大きいせんべい
~印西市民まつり実行委員会~
認定記録 直径1.6m(5ft2in)平成24年1月20日(金)、印西市民まつり実行委員会が昨年11月16日(水)に行った「木下せんべいギネスに挑戦」(炭火で世界一大きなせんべいを焼く)で、世界一大きいせんべいとして、イギリスのギネスワールドレコード社よりギネス世界記録に認定されました。
この記録達成は、同メンバーが、生地作りから大きいせんべいを焼く金網、ドラム缶を半分に切ったものを炭火焼に使いと、試行錯誤を重ね手作りしました。
記録挑戦日、直径1.8m、15㎏のうるち米の生地を金網にはさみ数分ごとに裏表と慎重にひっくり返しながら50分かけて焼き上げました。測量結果は、直径1.6m。焼きあがったせんべいは、秘伝のたれを塗り観客と共に味わいました。
古くから親しまれている木下せんべいを更に多くの方々に知って頂き、地域の活性化、印西市の知名度アップにつながっていけばと思います。
認定書(写し)は、印西市役所ロビー・印西市観光情報館に、せんべいのパネルは印西市役所ロビー、記録挑戦時の写真は印西市観光情報館にそれぞれ展示しています。印西市商工会
下の地図の緑色のマークが紹介の川村商店です。こちらのお店以外に2軒ほど木下せんべいを製造販売しているお店が検索できました。その2軒も紹介いたします。マークをクリックすると店名を表示します。これ以外に製造販売のお店があれば教えてください追記したいと思います。
坂戸米菓店 青色マーク
千葉県印西市平岡271
0476-42-7396
関口米菓店 赤色マーク
千葉県印西市発作1230
0476-42-2951
より大きな地図で 木下せんべい を表示
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お取り寄せしたくなりますねえ。
食べたくなりました・・・(>_<)ゞ
美味しかったです。ついつい何枚も食べてしまいます。
煎餅は一種類だけというのが素晴らしいです。今年で創業83年になるようです。連休中にも一度行ってみたいと思います。安い割れ煎があるとうれしいです。
手焼きせんべい、美味しそうですね♪
作っている方のぬくもりを感じられそうですね。
夏はすごく暑いんだろうなぁ~。
素敵な出会いでしたね(^.^)
木下駅がこんなに立派になっていたのですね。
古い駅しか知りませんでしたのでびっくりです。
この煎餅屋さんのせんべいは本当においしそうですね。
「こげせんべい」が美味しそうですね。
田植えの準備で忙しくなっています。
我が家の田植えは5日~6日くらいでしょうか。
木下での紹介がありまして、懐かしいな~と見入ってしまいました。
以前、この木下に歯科医院(きおろし歯科)を作ったな~・・・と思いまして懐かしさのあまり、コメントしてしまいました。
すみません お邪魔してしまいました。
昨日から印西市という名前がイメージ悪いですが・・・
印西市のイベントで作ったおせんべいの大きさがギネス記録を持っているってご存知ですか?
草加市とかのメジャーなところでなく、印西市ってところが良いでしょ(笑)
またお邪魔します。
まだ、熱い時期ではないのに扇風機が沢山あったのが印象的でした。夏は本当に暑いと思います。
時間があるときに散策ををすると思わぬ出会いがあることがありますね。
カメラの試し撮りの時にkazuさんお会いしたので驚きました。これから田植えの準備なのですね。久しぶりにお話が出来てよかったです。
木下の煎餅はお薦め出来るものです。お店も趣がありました。
私も古い駅の印象が強かったので新しい駅が出来たのには驚きました。
木下に縁のある方からのコメントがいただけてうれしいです。木下には評判のケーキ屋さんがあって、よく買いに行ったこともいい思い出です。
印西の煎餅がギネスに認定されていたのは知りませんでした。素晴らしい情報、ありがとうございました。
さっそくネットで検索いたしました。
今年の1月20日に認定されたのですね。ホットなニュースに驚きました。本文に追加紹介させていただきます。
http://www.inzai.or.jp/news/guiness-senbei.html
お店構えもいい雰囲気ですね。
私もお煎餅は大好きです。ほんとお店の雰囲気がいいですね。
煎餅好きとしては、是非行ってみなければ!
草加せんべいと違う食感がいいですね。食べ始めたら、なくなるまで止まらないのが木下せんべいかな。
その時にはお煎餅を買いに寄ってみます。
牛久と言えば、子供のころに聞いた食虫植物のムジナモを思い出します。一度は見てみたいと思っていた場所です。木下街道の名前初めて知りました。正式名は千葉県道59号市川印西線と言うそうですね。
私は一気に沢山の量を食べてしまうので
割れせんべいかこげせんべいを購入したいです。
この煎餅は特に沢山たべれてしまうのでお得なのがいいですね。でも毎日は売っていないようです。こんなに毎日失敗してたら大変です。
焼き立ては美味しいでしょうね~❤
野田の手焼きせんべい屋さんのも一時ハマったんですが、
こちらのも美味しそうです~
手焼きは香りが違いますよね。
不思議とスーパーで買う煎餅とは違いますね。美味しいので安心して買えます。
醤油の町の野田も美味しそうですね。野田とも地理的に近い気がします。
お煎餅やさんの壊れ煎餅は、通りかかるとつい買ってしまいますね。
焼いているところを見るとさらに美味しく感じます。今、上海浦東空港に着きました。11時50分のフライトで帰国します。
昨日、日本に帰って来たばかりなので、私も煎餅が食べたいです。
また、もうご存知かもしれませんがその時はお許しを。
木下を「きおろし」と読むのは、江戸時代に紀州から運んだ木材は、東京湾が遠浅の海だったため、銚子から利根川を遡り、この地でおろしたことに由来します。まさに木を船からおろした場所だから木下(きおろし)になり、木材は木下街道で江戸に運ばれました。土手沿いの国道に銚子屋という旅館が昔ありました。(江戸時代からの)銚子との関係がうかがえます。
ついでに言えば、木下の南には、~新田という地名が多くあります。これは、印旛沼や手賀沼とその周辺の泥地を新田開発した証です。時期は江戸時代中期からです。
過去記事へのコメントはうれしいです。
木下(きおろし)の名前の由来を教えていただき、ありがとうございます。そうだったのですね。
この辺りに詳しいですね。素晴らしいです。