

ムーラン(木蘭)湖の蝶です。木蘭湖は下の地図に示す場所です。湖の中には島があり、そこには11月1日なのに写真の蝶が沢山いました。上の写真をクリックすると蝶を拡大します。
羽の裏側は意外と地味です。
ネットで調べてみると蝶の名前は「アオタテハモドキ」でした。
ネットで見つけた写真はこちらなので比べてみてください。→ポチッ
です。驚いたことに日本での分布は石垣島がある「八重山諸島」だそうです。日本では南国の蝶です。このムーラン湖は、かなりの内陸の上に、鹿児島と同じ緯度(いど)なのです。中国での分布はわかりませんが少なくとも亜熱帯ではないですね。新たな謎が増えました。
実は、このアオタテハモドキではなく、もっと大きな珍しい蝶がこのあたりに住んでいると聞いて来たのです。残念ながら、その蝶は見ることが出来ませんでしたが蝶が住みやすい環境なのかもしれません。とまっている花は一度紹介したことのある千日紅(センニチコウ)です。

場所は湖北省の省都「武漢」から北に80Kmの位置です。
千年以上昔の中国の伝説の主人公である花木蘭(ファ・ムーラン)が住んでいたと言われている場所だそうです。花木蘭は中国のジャンヌダルクといわれている有名な男装の

元になったのは、京劇で老病の父に代わり、娘の木蘭(ムーラン)が男装して従軍。異民族(主に突厥)を相手に各地を転戦し、自軍を勝利に導いて帰郷するというストーリーです。
ある日、中原侵略を目論む北方騎馬民族、フン族が侵攻してきたため、国中に各家男子一人の徴兵令が下った。これによりファ(花)家も男子一人を軍に入隊させなければならないが、ファ家の男性は高齢で病を患っている父のファ・ズーしかいなかった。父想いの一人娘ムーランは美しく長い髪を切り男装し、父に代わり軍隊に入隊した。物慣れない男装と想像を超える厳しい訓練によって、当初は失敗も多く、仲間達の意地悪もあったが、努力によって力をつけ、周囲の仲間達もムーランに一目置くようになる。行軍を続ける中、ムーランは司令官シャン隊長に淡い憧れを抱くようになる。
しかし、シャン隊長の父、リー将軍が率いていた別働隊がフン族によって全滅した事で、事態は風雲急を告げる。フン族に雪山で襲撃された軍は、ムーランの奇策によって勝利を収めるが、交戦中に負傷したムーランは気を失い、手当てを受ける間に女である事が発覚してしまう。軍規違反だとして処刑を迫る文官に対し、シャン隊長は彼女に「追放」を言い渡し、命を救う。

こうして、大功を挙げたムーランは帰郷、父に誇りと愛情をもって迎え入れられる。そしてシャン隊長も彼女に想いを寄せ、木蘭の花咲く庭に訪ねてくる。
これがムーラン地区(木蘭地区)のGoogle航空写真です。ナイフとフォークのマークのところで昼食をとりました。
緑色マーク

赤色マーク

黄色マーク

紫色押ピン

より大きな地図で木蘭地区を表示
ディズニーのムーランの動画を貼り付けました。liangさんのコメントで花木蘭が出てくる映画を紹介してもらえたので、早速に検索してみました。華流ドラマ「北魏馮太后」でした。
中国版「善徳女王」!中国史上初の女性権力者“馮太后(ふうたいごう)” の波乱に満ちた生涯を描く、大スペクタクル歴史劇です。下の写真が花木蘭役の沈傲君さんです。

魏のホア・フー将軍の娘。一家処刑からフォン・シー(シューイーの実兄)を救った父と共に、郊外で暮らす。父親の代わりに応召して男装し軍人となる。活躍が認められ将軍となる。
アオタテハモドキを見つけた場所の航空写真です。この航空写真の中央あたりに沢山のアオタテハモドキが舞っていました。
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ゆっくり過去記事も拝読したいと思います!
花木蘭も出てくるドラマ「北魏馮太后」、日本語版もあります。
http://www.so-net.ne.jp/adtv/content/ad_SO0000002440.html
お時間あるときにでもぜひ!
アオタテハモドキ、初めて見ました〜 綺麗な蝶ですね(^。^)
又見せて下さい 有り難う。
フン族というのは、厄介な蛮族ですね。中国でも、暴れまわったのですね。ローマ帝国が滅びる原因になったのも、フン族に追われた、ゲルマン民族がローマ帝国内になだれ込んだことが大きな原因になりました。
フン族は昆虫にたとえれば、イナゴの大群みたいなものですね。モンゴルのように国を打ち立てるわけでもなく、略奪・殺戮の限りをやって、奪うものがなくなれば移動する。指導者がいなくなって、ヨーロッパでフン族は霧消してしまいます。
ドラマもあったのですね。追記で紹介させてもらいました。
停まった後は、
ばたばたフライするんですかね。
蝶は舞う。そうですよね〜きっと…!
こちらからもトラバさせていただきます。
ディズニーの「ムーラン」はDVDで見た人です。
花木蘭の伝説は、中国では相当ポピュラーとは聞いていたんですが、
その伝説にまつわる名所・・・たぶんあるはずなんだけど、
日本じゃ意外とそこまでは注目されない・・・という、
いい例かもしれませんねー。木蘭湖って。
しかし、見事なくらい「木蘭」のオンパレードですねー。
名前を探すのに苦労しました。でも探すことが出来てよかったです。最初は単にムーラ湖の蝶のタイトルだけにするつもりでした。
昨日の夜は飲んで遅かったので返事が今日になってしまいました。
きれいな蝶でした。沢山いたのにも驚きました。
1998年公開された長編アニメだそうです。ディズニーのシンデレラのアニメが公開されたのが1950年2月15日なので 今から13年前と比較的新しいです。
フン族に詳しいですね。世界に大きな影響を与えた歴史の流れが見えてきました。
中国には大きな砂漠もあり大きな湖もありと環境の違うところがたくさんあるので、珍しい昆虫も多いでしょうね。
アオタテハ・モドキとの名前のためアオタテハと似ているのかとも思いましたがまったく違うデザインの羽なので驚きました。
洒落のきいたコメントありがとうございました。とまっているときは羽をゆっくりと開閉していました。
こちらこそトラックバックありがとうございました。沢山の鳥の写真を掲載されていますね。
日本では、ほとんど知られていない観光地でした。木蘭天池にはムーランの石像もありました。もちろん観光用に作られた新しいものでした。
やはり地殻移動かしら。不思議。
蝶の名前がわかるまで時間がかかりました。でも紹介できてよかったです。本当に不思議でした。
ムーランは地名もあるのは知りませんでした。
鮮やかな蝶には驚きました。つい写真を沢山撮ってしまいました。 ムーランの地名を紹介できてよかったです。
12月6日・7日で大阪に行く予定で、その際に、
SORIさんが紹介されていた美味しいクッキーのお店に
行くかもしれません。
クッキーはすぐに売り切れてしまうとの事ですので、
行けても、買えるかって感じですが、ケーキも美味しそうなので、
食べて来れるといいなと思っています。
こちらのお店のケーキはなかなかのレベルです。並ばない時間帯に行ってもケーキは買えるのでゆっくりと夙川を堪能願います。
伝説上の人物ですが、中国人(漢族)には今も活きたヒロインなんですね。
素敵な蝶ですね~❤
広い湖で対岸からモーターボートで渡ってきました。リゾート開発中という感じでした。11月に蝶が舞っているのに驚かされました。、
ムーラン伝説は大切にされているようでした。父親思いのお話でが伝説になったようです。
確かに!
ディズニーでありながら中国的な雰囲気が漂っているアニメでした。