


広西チワン族自治区は広州の北西です。
中国の広西チワン族自治区は有名な桂林の離江下りがあるところです。ここには桂林以外に観光スポットが沢山作られています。その中に意外に面白い場所があったので紹介いたします。
女性たちが迫力があったので拡大写真を紹介します。

さらにもう一枚、写真を紹介します。

ジャングルクルーズ(デズニーランド)の"桃源郷"版のテーマパークです。
ここは

右の写真の洞窟も通ります。

乗った小船の中からは、漓江下りのような景色にも出会えます。大きな湖でした。

こちらは男性陣の踊りです。やってる人たちも楽しそう!

原住民にふんした人たちが踊っていた建物の全景です。

最後に原住民にふんした人たちが見送ってくれました。踊りの出演者たちだと思います。


ここ以外にもいろんな建物が建てられており原住民的な人たちだけではなくていろんな民族の人を紹介しているのです。

こちらも別の民族の人たちです。船が通りかかると踊ってくれます。通り過ぎると休憩です。桃源郷の初出は六朝時代の東晋末から南朝宋にかけて活躍した詩人・陶淵明(365年 - 427年)が著した詩『桃花源記 ならびに序』だそうです。

出発地点に戻って陸に上がると、いろんなイベントがありました。左の写真のように一緒に踊ってくれました。
右の写真の一番右の人が船の中から陸に上がって最後まで案内してくれました。



広西チワン族自治区(広西壮族自治区)は中国最大の少数民族チワン族の原住地で、約5万年前の旧石器時代は柳江人、白蓮洞人の活動地域だったそうです。中華人民共和国初期は広西省の名称が使用されましたが1958年3月5日に広西チワン族自治区に改編されました。

機織の作業もやっていました。こちらの有名な織物を作っているのだと思います。
広西チワン族自治区の少数民族は合計で1721万人で自治区の38%の人口にあたります。内訳はチワン族(1,520万人),ヤオ族(147万),ミャオ族(46万),トン族(30万),コーラオ族(17万),マオナン族(7.4万),回族(3.3万),プイ族(2.1万),キン族(2万),スイ族(1.5万),イ族(9712人),満族(9576人)だそうです。
最大のチワン族は中国南部やベトナム北部に住居するタイ系の民族だそうです。言語はタイ・カダイ語族に属するチワン語を話すそうです。

桂林の漓江下りの近くなので景色は桂林のようにきれいです。ここから小船が出発してクルージングをするのです。

角度を変えて、景色が楽しめる写真をもう一枚、紹介します。
この場所の名前「世外桃源」は中国語ですが、日本語に訳すと「桃源郷」になります。桃源郷とは俗界を離れた他界・仙境で武陵桃源(ぶりょうとうげん)ともいうそうです。イメージ的にはユートピアに近いけれども正反対でもあるようです。

Googleの航空写真は不鮮明な場所ですが、この自然の湖を利用して世外桃源が作られて1999年5月1日にオープンしたそうです。オープンして今年で16年目です。
地形図で桃源郷と桂林と漓江下りの場所を紹介します。

━ 桂林市内の漓江遊覧
━ 漓江下り(56km)

写真は漓江下り
世外桃源(桃源郷)の住所广西壮族自治区桂林市阳朔县高田乡(または高田镇)
広西チワン族自治区桂林市陽朔県高田郷(または高田鎮)
飛行機のマークは桂林両江国際空港の場所です。
この時は成田→香港→桂林→上海→青島→北京→成田と6回飛行機で移動する旅でした。桂林では漓江下りをした後に桃源郷に行きました。
広西チワン族自治区の場所を地図で示します。赤色の部分が広西チワン族自治区です。緑色の部分が昆明のある雲南省です。広西チワン族自治区の少数民族で一番多いのはチワン族ですが雲南省ではイ族(11%)です。イ族以外ではペー族(3.6%),ハニ族(3.4%),チワン族(2.7%),タイ族(2.7%),ミャオ族(2.5%),回族(1.5%)で、雲南省だけにしか住んでいない少数民族だけで15あるそうです。

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4枚目の写真を拝見すると中国なのかな?と思いますが、住んで居る人達の姿を見ると中国では有りませんね。
中国は広いのでいろんな民族の人がいます。特に広西チワン族自治区は多いと聞きました。
なんとなく仙人暮らしているような気がします…。
このあたりの独特の景観の山々は山水画を見ているようでした。
こっちのはなんかリアリティがあってとても興味深いですね。
こちらは、なんと言っても生出演ですから!
ですね。学園祭みたいな感じ?がします。
やっている人も楽しそうな感じだし。
見ているだけで圧倒されてしまいました。
桂林は一度は見たい景色だと思います。すぐ近くにあるので是非とも見てあげてください。みんな若い人ばかりでした。ご指摘のように、まさに学園祭ですね。
このようなテーマパークを思いついた人はすばらしいと思います。
雲南省にと言えば昆明ですね。広西チワン族自治区の首府である南寧までしか行ったことがありません。
残念ながら雲南省はインドに行く時の飛行機の上からしか知らないので景色は判りませんが、雲南省は動植物が多く、少数民族も多く雲南省にしかいない少数民族が15ほど存在するそうです。最も多い少数民族はイ族で400万を越えているそうです。
桂林の山々、水墨画みたいで素敵。行ってみたいです。
桂林は本当にきれいな場所でした。桂林の離江下りとはまた違う趣のあるところでした。場所は離江下りの降場から桂林の町に帰る途中にあるので寄って帰る人も多いと思います。
http://maps.google.co.jp/maps?q=%E4%B8%96%E5%A4%96%E6%A1%83%E6%BA%90&hl=ja&ie=UTF8&ll=24.880207,110.412598&spn=0.5519,0.829468&sll=25.078758,110.335007&sspn=0.275506,0.414734&vpsrc=6&brcurrent=3,0x0:0x0,0&t=m&z=10
桂林は中国ねって思いますが、少数民族の生活は
全く違った国の生活に見えますね。
少数民族の人達が自由に暮らせているのはすばらしいと思います。沢山の少数民族があるのに驚きました。
桂林は海と山の景色だけかと思ってました。
ツアーでもショーは見られるのかな?
桂林の風景もバッチリで、なかなかいいですね(^_^)
小船が通ると必ずショーが始まります。ショーが終わるまで、小船は停まっているので最初から最後まで見ることが出来るのです。評判になったようで、ツアーだと漓江下りとセットになっているケースが多いと思います。
まさに、人海戦術テーマパークです。ほんと、驚かされると楽しいショーでした。
本当に、いろんな民族がいるって感じですね~
桃源郷、映像を見てると行って見たくなりました!
素敵なテーマパークですね(^○^)
中国も多民族国家であることがよく解ります。
一言で中国といっても私たちはつい漢民族を
連想しますが。本当はそうなんでしょうけど^^;
それぞれの少数民族、それぞれの民族衣装があることを実感いたしました。祝い事の時に着るのだと思います。
桂林の漓江下りに行った時には是非とも寄ってほしいと思います。朝一番に桂林のホテルを出発すると両方に行くのに時間的にも丁度良いと思います。
赤い色の系統の民族衣装が多いのに驚きました。沢山の少数民族があることに気づかせていただきました。
一緒に踊るのも楽しいものですね。小舟は数キロも走るので、イベントだけでなく、いろんな風景にも出会えます。
そして、テーマパークとは言えども、
現地の人々が守る文化。
とても素晴らしいと思います。
機械が使われていない、人間テーマパークです。確かに温もりがあります。
人数は少なくなってきているようですが、沢山の少数民族が暮らしています。住んでいる場所も見てみたいものです。