2025年02月17日

メデウ・スケートリンク & 馬など <カザフスタン/アルマトイ>

2025年2月1日にSSブログからSeesaaブログに全記事を移行させました。
Seesaaブログに慣れるために、昔の記事に手を加えてブラシュアップして再掲載させことから始めさせていただきます。今回はカザフスタンの最大都市アルマトイの記事をブラシュアップさせてもらいます。

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

アルマトイ(アルマティ)市内から車で約30分走ると海抜1520~1750mの美しい渓谷があります。そこにはメデウ・スケートリンク(Medeo Skating Rink)があり、その辺りはアルマトイの誇る観光名所のひとつになっているということで、さっそく行ってみました。上の写真はが、そのメデウ・スケートリンクの前を車で通った時に撮ったものです。
メデウ・スケートリンクは1972年につくられスピードスケートの数々の世界記録が生まれたために「世界記録の工場」といわれました。理由は良質の氷と書かれていますが、標高が1700mと高く気圧が低いことで空気抵抗が少ないことが本当の理由なのではないかと私は思っています。

12月から4月の週末はスケートが楽しめるが、スケートをしなくても週末はここを訪れる人々が多いそうです。それはスケートリンク裏にダムがあり、そのダムから美しい山間の自然が見られからだそうです。そのダムからメデウ・スケートリンクを撮りました。写真はクリックすると拡大します。
IMG_9696-960.jpg

そのダムからさらに約3km先にはシンブラン・スキー場があります。ダムからスキー場に向かうゴンドラを撮りました。
カザフスタンでは2011年に第7回アジア冬季競技大会(1月28日~2月6日)が、この町アルマトイ(アルマティー)と首都アスタナで開催されました。スキー関係の競技がこのゴンドラの終点で行われたのだと思います。したがって日本の選手の人たちはアルマトイをご存知のはずです。
 アスタナ(Astana)
   開会式 スピードスケート フィギアスケート ショートトラック アイスホッケイ(男子)
 アルマトイ(Almaty)
   閉会式 アルペンスキー クロスカントリー ジャンプ バイアスロン フリースタイルスキー
   オリエンテェーリングスキー バンデイ アイスホッケイ(女子)
こちらの写真もクリックすると拡大します。
クリックすると拡大

航空写真で説明いたします。青色マーク()の上側がメデウ・スケートリンクで下側の青色マーク(赤の横棒)がダムです。黄色のライン(━━)が上の写真で紹介したスキー場に登るためのゴンドラです。Google地図でゴンドラの長さを見ると6.1kmとかなり長いゴンドラです。ゴンドラのりばが赤色マーク()です。緑色のライン(━━)が左上の方向にあるアルマトイの町から車でダムまで登ってきた道を示しています。写真内のアイコンを数回クリックすると、この位置が判ってくると思います。

より大きな地図で アルマトイでの行動の範囲 を表示
Googleマップでメデウスダム上部(Медеу бөгетіндегі алаңқай/Terrace at Medeu dam)の標高は赤色ライン(━━)の両端部分の等高線なので、その部分の標高を確認すると約1910mでした。


ダムの上では馬に乗せる商売が繁盛していました。ダムの上を往復するのですが、結構、長い距離でした。馬に乗っているのが観光客で、後ろから付いてきている人が、この馬の持ち主です。
クリックすると拡大

この馬に立って乗っている男性は馬の持ち主です。
クリックすると拡大

クリックすると拡大この女性は右の写真のように、手馴れた感じで馬に上手に乗られていました。
この女性は、お客さんなのか馬の持ち主側の人なのかはわかりませんでしたが、一人で長く乗っていたので、この男性の娘さんの可能性が高いと思えました。このダムの上で馬乗せの商売している人は、みな家族のようなものなのかもしれません。


上の女性の小さな写真を拡大いたしました。
クリックすると拡大

馬に乗っているのはカザフ人と思われる小学生くらいの兄弟です。馬を引いている人も中学生くらいだと思います。もちろん馬に乗っているのがお客さんで引いているのが商売をしている人です。
クリックすると拡大

カメラを向けると急に速く走りががら曲乗りをしてくれます。何度もダムを往復してくれるのです。カメラサービスなのでしょうね。
子供の時から馬に乗っていたのかもしれません。曲乗りをしてくれているのは、娘さんと思われる人と立って一緒に乗っていた人です。
クリックすると拡大

沢山の馬たちがいました。馬たちはつながれることもなく自由にしていましたが、不思議なことに馬達もカメラを向けるとポーズをとってくれるのです。
クリックすると拡大クリックすると馬ちゃんを拡大

真中がSORIクリックすると拡大ダムの上では沢山の観光客の人が記念撮影をしていました。
もちろん我々も5000m級のザイリスキ・アラタウ山をバックに記念撮影(右側の写真)をいたしました。私が真中です。観光客の人もきれいな景色の写真を撮られていました。左の写真はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大

こちらが記念写真の背景にする5000m級のザイリスキ・アラタウ山だと思われます。
クリックすると拡大

こちらの車に乗ってダムまで来ました。町のホテルから16.7kmですが約1000m登りました。カザフスタンでは価格の高いベンツやポルシェの乗用車やスポーツカーよりも、この写真のような重くて頑丈な四駆車の方が格上と長くカザフスタンに住んでいる人から説明されました。ナンバープレートの番号は000001です。大切にされている車なのだと思います。
クリックすると拡大
posted by SORI at 08:31| Comment(46) | TrackBack(2) | アルマトイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごい距離のロープウェーですね!
Posted by Ronnie at 2011年08月06日 22:19
Ronnieさん こんばんは
ゴンドラに乗るとすばらしい景色だと想像できました。
Posted by SORI at 2011年08月07日 01:10
頑丈な4輪駆動車が
好まれるのは凄く
いいことですね。
Posted by yoko-minato at 2011年08月07日 11:20
yoko-minatoさん おはようございます。
国土が広く砂漠が広がった国だからなのかもしれません。車の種類が命に関わる時もあるかもしれません。
Posted by SORI at 2011年08月07日 11:33
背が低いお馬さんですね。
サラブレッドではなさそうだし…。この土地原産の品種なのかな?
Posted by シービーちゃん at 2011年08月07日 13:57
シービーちゃんさん こんにちは
昔チンギス・ハーンの流れを汲む騎馬民族の場所がらなので、その土地の馬がいる気がします。
カザフスタンの国旗にはチンギス・ハーンの青地に鷲の旗がイメージされています。チンギス・ハーンはカザフ人の誇りのようです。
Posted by SORI at 2011年08月07日 14:13
ご訪問、ありがとうございました!

皆さん、馬を乗りこなしてますねー!すごいです。乗馬と言うより、楽しんでられますね。私も始めたくなります。
Posted by fam-kaninchen at 2011年08月07日 18:53
fam-kaninchenさん こんにちは
カザフスタンに長く行った人で乗馬に目覚めた人に出会いました。確かに機会は多くありそうです。
Posted by SORI at 2011年08月07日 18:57
みんな、結構馬に乗っているんのですね。
黄河に行った時に、現地の農民と思われる人たちに
馬に乗れとしつこく言われて、うんざりした事を思い出しました。
かなりの金額で、乗りませんでしたが、
彼らにすると大切な収入源だったのでしょうね。
Posted by youzi at 2011年08月19日 20:18
youziさん こんばんは
こちらの人は押し売りはしませんでした。写真を撮っても撮影代を要求されることはありませんでした。やっぱり先進国なのかもしれません。
それよりも皆さんがおおらかなのでしょうね。
Posted by SORI at 2011年08月19日 20:47
6kmものロープウェイはかなりの距離、ちょっと不安な気持ちにもなりそうです。乗り心地はいいのかも知れませんが・・・。
Posted by cocoa051 at 2014年03月23日 14:44
cocoa051さん こんにちは
スキー場まで一気に登るロープウェイです。新しかったです。天山山脈の支山脈にあたる場所です。
Posted by SORI at 2014年03月23日 17:04
観光客とはいえ、馬に乗り慣れているんですね。
この娘さん、さまになってますね。
Posted by リンさん at 2014年03月23日 17:35
馬に立っていてすごいですね。
相当慣れているんでしょうね。
お客さんも楽しそう、自分も乗ってみたいです^^
Posted by 昆野誠吾 at 2014年03月23日 17:43
リンさんさん こんばんは
さすがチンギスハンを国の父と呼ぶ、馬の国です。DNAを感じました。
Posted by SORI at 2014年03月23日 18:03
SORIさん、こんにちは。
ここの観光客は馬に乗り慣れているようですね。
皆さんリラックスしていて楽しそうです。
Posted by PENGUIN at 2014年03月23日 18:04
昆野誠吾さん こんばんは
これこそ、動画を撮ればよかったです。かなりのスピードで走っていました。
Posted by SORI at 2014年03月23日 18:05
PENGUINさん こんばんは
カザフスタンを感じることが出来ました。馬を大切にしている感じがしました。
Posted by SORI at 2014年03月23日 18:16
ゴンドラの長さが、半端じゃないですね。。
お馬さん、前足を斜め前医に出してのポーズ、
決まってますね。。
みんなカメラを構えるので、
覚えてしまったのかな。。
カワイイですね。。
Posted by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 at 2014年03月23日 20:47
なんだかなぁ〜!! 横 濱男さん こんばんは
別の場所でもカメラを向けるとポーズをとってくれました。結構、馬さんは賢いですね。
Posted by SORI at 2014年03月23日 22:23
おはようございます!
曲乗りまで!!
馬は生活の一部、家族みたいな存在なんでしょうね(^^)
Posted by ちゅんちゅんちゅん at 2014年03月24日 07:09
ちゅんちゅんちゅんさん おはようございます。
馬を身近に見ることが出来ました。可愛らしかったです。
Posted by SORI at 2014年03月24日 07:54
素敵な写真ですね~
こんなところで写真が撮れるなんて羨ましいです。
また拝見させてくださいね~

そうそう、新しいブログ、人任せですが ↓
になりそうです。
https://koh24.seesaa.net/
まだ何も書かれていません。
またご連絡いたします。
Posted by HOLDON at 2025年02月17日 08:36
静岡県をいまだ離れたことが少ないわたしとしては、夢のような世界です。
こわがりはいけませんね。
Posted by ハマコウ at 2025年02月17日 09:47
お馬さんが観光地の足になってるのですね。とてもステキです。1時間いくらなのでしょうか?
Posted by 溺愛猫的女人 at 2025年02月17日 10:25
拝読しました。
Posted by 侘び助 at 2025年02月17日 10:28
nice! です
Seesaaブログへのご訪問・コメント、ありがとうございます。
Posted by それいゆ at 2025年02月17日 11:47
HOLDONさん こんにちは
カザフスタンと言えばモンゴルのような砂漠に囲われていると思ったら、緑豊かで標高5000mも近くにある場所なのに驚かされました。
Seesaaブログの入れ物は出来たのですね。後は1015の記事の引越すね。楽しみにしています。
Posted by SORI at 2025年02月17日 15:23
ハマコウさん こんにちは
広大な広さのなのにカザフスタンには海がないですね。そんな意味でも異次元の世界と言えるのかもしれません。
Posted by SORI at 2025年02月17日 15:25
溺愛猫的女人さん おはようございます。
いろいろ融通が利くのだと思います。私の見ている範囲ではダムの上で馬に乗ることを楽しんでおられたようです。遠くまで乘って移動までしてくれるのかは確認しませんでした。
Posted by SORI at 2025年02月17日 15:29
侘び助さん こんにちは
訪問 ありがとうございます。
Posted by SORI at 2025年02月17日 15:30
それいゆさん こんにちは
nice! ありがとうございます。
Posted by SORI at 2025年02月17日 15:32
だんだんとSeasaaに移行完了する方が多くて焦るばかり…。
Posted by あとりえSAKANA at 2025年02月17日 16:20
こんにちは!(^^)!
カザフスタンのアルマトイ、縁遠い地名ですね!
はじめて知りました。
北海道では、観光で馬に乗る機会が有りましたが
それ以来、御無沙汰です。
Posted by ファルコ84 at 2025年02月17日 16:34
あとりえSAKANAさん こんにちは
あと1ケ月半ですね。
やってみると幸いにも思っていたよりスムーズに出来ました。移行申請ボタンを押すまでは、やり方を理解するのも含めて30分くらいで、記事数2910の移行には申請ボタンをクリックしてから6時間35分がかかりました。
Posted by SORI at 2025年02月17日 16:42
ファルコ84さん こんにちは
観光先でいろんな動物に乗るチャンスがありました。馬、ラクダ、像などですが、思い切って乘ったのはラクダだけでした。トングリ砂漠と砂湖の2回です。
https://makkurokurosk.seesaa.net/article/2014-09-13-1.html
Posted by SORI at 2025年02月17日 17:13
トヨタの000001にびっくり。
Posted by 夏炉冬扇 at 2025年02月17日 17:33
僻地では故障しない車が一番なのは分かります、命に関わります
Posted by kenji-s at 2025年02月17日 18:05
ダムの上で行われている馬乗りの様子と馬の姿は、カザフスタンの伝統文化と自然が調和した風景として描かれていて印象的です。
メデウ・スケートリンク周辺の、地理的な特徴や歴史的背景についても理解を助けていただきました。
Posted by いっぷく at 2025年02月18日 00:30
おはようございます!
nice!です。
Posted by shiho at 2025年02月18日 05:29
夏炉冬扇さん おはようございます。
ほんと、驚きでした。簡単には手に入らなかったと思います。
Posted by SORI at 2025年02月18日 06:08
kenji-sさん おはようございます。
そうなんです。飛行機の上から見たら必要性を実感しました。
Posted by SORI at 2025年02月18日 06:10
いっぷくさん おはようございます。
平地ばかりと思ったら、こんな険しい場所があったのに驚かされました。だからこそ観光地になったのかもしれません。
Posted by SORI at 2025年02月18日 06:12
shihoさん おはようございます。
nice! ありがとうございます。
Posted by SORI at 2025年02月18日 06:13
nice!です (^_^)ノ
Posted by Labyrinth at 2025年02月19日 00:36
Labyrinthさん おはようございます。
nice ありがとうございます。
Posted by SORI at 2025年02月19日 04:35
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック

1800mの渓谷には花が咲いていました。
Excerpt: 写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。 すでに紹介したメデウ地区にあるダムの上をゴンドラが渓谷沿いにスキー場に向かっています。奥に雪を頂いている山は7000mを越える山々を持つ天山山..
Weblog: まっくろクロスケ
Tracked: 2011-08-10 05:53

極寒の地に馬達がいました。
Excerpt: 2011年12月1日の午前中にカザフスタンのアスタナからカラガンダまで車で216kmほど走りました。気温は-20℃近くまで下がっており家畜はほとんど見ることはありませんでしたが、上の馬たちを見つけまし..
Weblog: まっくろクロスケ
Tracked: 2011-12-19 12:56
Seesaaブログのコメント設定について・・・
1 コメント入力に関する設定 →ポチッ
2 コメントリスト         ポチッ
3
昨日の記事ランキング
    先週(月~日)の記事ランキング