

東京の最高気温と東京電力のピーク電力の相関関係をグラフにして見ました。予想していた通り最高気温が28℃を越えたところから相関関係が見られます。28℃以下では、ピーク電力への影響ほとんどないと言えます。ただし10℃以下になると上がっていく傾向が見られますがデーター数が少ないのではっきりしません。今度の冬にその傾向はわかると思います。このグラフの最高気温は東京電力の一つの地域である東京の最高気温なので東京電力圏内全体のを現していないのであくまでも傾向を見ています。ばらついているのは、その影響と土曜日と日曜日の休みの日のデーターも含まれているのが影響していると思います。
最高気温と最小電力の相関も緑色で追記しました。
東京電力圏内の電力消費の24時間パターのグラフを3の時期に分けて掲載いたしました。3月26日~4月15日までのグラフと6月4日~6月24日までのグラフと7月2日~7月22日までのグラフですが、消費量が上がった以外に明らかに違いがあります。電力消費量のピークの時間です。気温の上がる13時から16時の間にピークが移りかけてきたことです。これから益々、この傾向は強くなるとともにピーク電力が上がってきます。ただし節電も大切ですが熱中症にならないことの方がもっと大切です。企業が照明を消したり機械を止める12時から13時が一つの工夫のしどころだと思います。我が家ではこれから暑くなってくると、我慢できなくなってからクーラーのスイッチを入れるのではなくて13時までにクーラーで部屋を冷やしておいて13時から16時はクーラーを停止してみるつもりです。これからは単なる節電ではなくピーク時間の節電だと思います。そのためには余力のあるときに電気を使うことも工夫の一つで、そのために平均的な節電は一旦あきらめることが必要になるかもしれません。会社の昼休みも電力のピークになる13時から14時(あるいは13時半から14時半)に変えるのも一つの方法かもしれません。
こちらが最も最近の電力使用量の24時間のパターンです。7月21日と22日の電力消費量は平日にも関わらず少なかったのは気温が低かったからです。

初夏と夏の両方のバターンが含まれています。

3月26日~4月15日の電力消費のパターで朝夕にピークがあるのは暖房と通勤と照明による電力消費の影響だったのでしょうね。
こんなにも違うことを始めて知ることが出来ました。

6月25日に掲載したものと同じ形式のグラフの最新版を掲載いたします。
震災前から最近までの電力の消費量のグラフも更新しました。グラフをクリックすると前回同様に横長のグラフを掲載します。

供給能力とピーク電力と平均消費量と最低消費量のグラフです。最近は節電と企業の操業などのおかげで供給能力に余裕があります。上のグラフ傾向から最高気温が38℃を超えない範囲で且つ努力が続く限りにおいては今年の夏は乗り切れそうです。

上のグラフとこの東京都の最高気温のグラフを比べてみてください。2000年から8月の最高気温は次の通りですが38℃に達した年はありませんでした。37℃を越えたのは1回だけでした。
2000年(34.5℃) 2001年(36.3℃) 2002年(35.8℃) 2003年(33.9℃)
2004年(36.5℃) 2005年(35.8℃) 2006年(35.4℃) 2007年(37.5℃)
2008年(35.3℃) 2009年(33.2℃) 2010年(35.9℃) 2011年(??.?℃)

2011年7月2日掲載 タイトル:過去データーが公開されました。

2011年7月1日から東京電力圏内の電力消費量の過去データーが公開されました。それまでは前日のデーターを毎日、取り込んでいましたが、その必要はなくなりました。さらにデーターを取り込み始めた3月25日より前のデーターも使えるようになったために震災の前の2月18日からのグラフにしてみました。グラフをクリックすると横長のグラフを掲載します。
震災の前後がよく判るように2011年3月7日から3月26日までのグラフも掲載いたしました。過去データー公開サイト→ポチッ

毎日、消費電力のデーターを取り込む必要はなくなりましたが、残念ながら供給能力の過去のデーターは公開されていないために供給能力だけは毎日記録する必要があります。したがって3月25日以前は供給能力データーがありません。
6月29日は震災以降ではピーク消費量が最も高くなりました。最高気温も最も高くなったようです。最高気温が30℃では電力消費量は最高気温に敏感に反応しています。

2011年6月25日掲載 タイトル:電力消費量が急激に上がってきました。

上のグラフは東京電力圏内の電力消費量の推移です。毎日ネットから収集したデーターをExcelに入力して自分でグラフにしたものです。公表されているグラフより切迫感を感じてもらえるのではないかと思い掲載いたしました。
見ていただいて判るようにピーク時の消費量が上がってきています。暑くなってきたのが影響しているのだと思います。このグラフをクリックしてもらうと横長のグラフを表示するので、一日の変化も読み取れると思います。急に上がり始めたので心配になってきます。
こちらは供給能力も一緒に表示したものです。3月のころに比べると供給能力も1000万KW上がってきていますが、ピーク電力も急に1000万KW上がったために計画停電を行っていた2011年3月14日から3月28日の時の余力電力と変わらなくなってきました。ピンクの部分が余力電力です。
消費電力は急に上がりますが供給能力は急には上がりません。まだまだ気温は上がってくるので余力電力はなくなってくるので心配です。気温はある数値を超えると我慢できなくなるのではないてかとクラフを見ていると感じてしまいます。

参考に東京の最高気温と最低気温のグラフを記載いたします。やはり6月21日から急に最高気温が上がり始めました。

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昨日の暑さでもこれだけ消費量が上がってしまうのに驚きました。真夏まで2ケ月をきりました。
92%まで行ったのは計画停電の時ですね。我々の工夫力や真価が問われている気がします。
nice ありがとうございます。
私の弱いデータの収集と分析ですね~
目的、指標、方法、対策…難しいですね。
「最善の努力をする。」 とか「全力でがんばる。」などの言葉ほど信用は出来ないものはないですね。言葉はいくらでも言えます。
結果を示すした行動あるのみだと思います。
本番になったら果たして、電気が足りるのか気になるところですが、
やはり、計画停電が復活してしまうのでしょうか。
再生エネルギー・・も長期的には大事ですが、今の原発の汚染水処理、メルトスルーは直近で危機的な問題です。 マスコミも含め慣れっこ、マヒさせられているのではと危惧します。 政府・東電のトップは終結に向けての毅然とした姿勢が見えない、危機管理ができていないと痛感します。><
一番暑い時間帯、どうやってピークカットすれば良いのですかね・・・
空調を抑えるにしても限界があるし・・・
確かに夏本番の練習ですね。気温との関係が知りたかったので気温のグラフも追加しました。最高気温が30℃以下では消費電力への影響は少ない感じですが30℃を超えると影響が大きく出てくる感じがします。
ネットのホームページで常に消費電力の状態を表示しているのは値打ちがあります。来週は95%まで行くとの予想がされていますが、気温しだいですね。
原発の計画は甘かったですね。放射能がらみは、なかなか終結は簡単ではないけれどもきちっと進めてもらいたいですね。昔の失敗を繰り返すことは避けてほしいと思います。
気温が上がるとすぐに余剰電力が減ってしまうのには驚きです。予想外の記録的な最高気温になった時の消費電力削減の手順を含めたマニアルを決めているのか心配です。
グラフにしてみるといろんなことがわかってきます。初めての経験なので予想できないことも、これから発生してくるかもしれません。
それよりも熱中症が沢山発生しないかが、心配です。これに関しても対策を考えていてほしいです。
都内でもエアコンなしですか。こちら千葉では扇風機が活躍しました。まだエアコンのコンセントは抜いたままです。
自転車を見てもらえたのですね。うれしいです。明日には久しぶりに走ってみようかと思います。
こちらも3日も真夏日が続きましたが、私は水筒に冷水を入れて(水道水と氷)、いつもと同じように農作業をしてましたよ。数時間で水筒もカラになりましたけど・・・。住宅にはクーラーはありません。(愛知・知多半島)
クーラーに頼らない生活は良いですね。会社でクーラーに慣れていると、なかなか家でも手放せないいます。今年はまだ使っていませんが、これから暑くなると大変です。知多半島とはいいところにお住まいですね。うらやましいです。
細かな集計お疲れ様です。
心配になりますね。
生活を見直して解消できるものから取り組んでいますが
できることは限られますね…
ご訪問&nice!ありがとうございました^^
それでは、また!
節電と思っているのですが・・・やっぱりクーラーをつけたり消したりしてしまいました。
こんな事で夏が乗り切れるか心配です!
ありがとうございました。
データー収集は毎日となりデーター収集が休めないのが大変でした。
特にロシアの寝台特急を2夜連続使った時は、家の家族に入力をお願いいたしました。
http://makkurokurosk.blog.so-net.ne.jp/2011-05-04
http://makkurokurosk.blog.so-net.ne.jp/2011-05-10
2011年7月7日からカザフスタンに行く予定なので、その時も家族にお願いすることになりそうです。
今回は32℃に上がりましたが、35℃を超えると心配です。
人間は暑さには弱いですね。13時から16時の間のクーラー使用を押さえるために外出するのも良いかもしれません。
ちなみに私が勤めているビルはガスで冷房しているので停電にならない限りは冷房に困りません。ガスで冷房(吸収式冷凍機使用)している場所は結構あるとおもいます。
でも猛暑が続くと、体力的に厳しくなりそうですね…。
周りに聞いてみますと
家に自分だけがいるときは我慢してエアコンつけないけれど
子供たちが帰ってきたときはつけちゃう
と言っていて
うちもそうなので
ピークが昼下がりから夕方に移ってきているのも
そのためかと思いました。
むしろその前につけておき
あとは扇風機で乗り切るとかの方が
いいのでしょうか。
病院とかお年寄りなどのことを考えますと
停電だけは避けたいですね。
私も昨日は扇風機で過ごしました。7月後半になってくると連日の猛暑になる可能性があります。そのころが厳しいですね。
今後は6月24日のような電力消費のパターになってくるのでしょうね。
短期間は問題ないと思いますが、暑い時間帯を毎日毎日我慢し続けると体調を崩して熱中症になる確率が高くなる方もおられると思います。
13時まではクーラーを利きすぎるくらいにかけて13時以降は扇風機で過ごして、我慢できなくなったら、またクーラーを利かせるのがいいのではないでしょうか。そのころにはピーク電力消費時間は過ぎていると思います。
やっぱり体調維持が最優先ではないでしょうか。
私の場合は体調を壊すことはないとは思いますが、冷房慣れしてしまっているので快適に過ごすために同様な方法(クーラー→扇風機→クーラー)を採用してみるつもりです。
でも節電はします。
ほんとう供給実力は今はどの程度なのでしょうね。気になるところです。
節電を心がけてはいるものの、急激な変化に耐えられなくてとうとう
新しい扇風機を買いました。
徐々に暑さに身体を慣らし、暑さにマケナイ体力作りも心がけようと
思います。
みんなの努力で何事もなく乗り切れるのか、ハプニングが発生するのか、これだけの電力不足が予想されるのは初めての経験なのでなにが起こるかわからないですね。
今、小中学校に行って仕事をしていますが、
パソコン室は締め切っているので、この時期は
中に入るとサウナ状態で、一人でいるからクーラーを付けずに
なんて思っていると、だんだん気が遠くなってくるんです(>_<)
一人でサウナ状態とは! 暑さが伝わってきます。こちらは今、海外のホテルにいるのでクーーはつけっ放しです。今日、日本に帰国します。ホテルを朝の5時(日本時間6時)に車で出発します。時差1時間の国です。
7月と8月がどのような電気の消費量になるのか気になります。節電に努めていても、気温の上昇に勝つのは大変そうです。