


ハノイの近くの踏切を2つ紹介いたしました。一つはハノイ駅からホーチミンの方向の南に105.4km行った場所で、もう一つがハノイ駅から北に700m行ったハノイ市内の踏切でした。今回、ハノイで泊まったホテルはハノイ駅か650mの位置にあるホテルで、目の前にハノイ~ホーチミンの線路が見えました。是非とも、その線路を走っている列車を撮りたくて窓の近くでカメラを持って構えていましたが、まったく列車が通りませんでした。通る列車の本数が極端に少なかったのです。結局、諦めました。
でも、ある理由により上の写真を撮ることが出来ました。その理由は後で種明かしをいたします。
地図で場所を紹介いたします。赤色マークの位置がハノイ駅です。緑色マークの位置が上の写真の列車の先頭です。空色マークが写真を撮った場所です。あと800m走るとハノイ駅に着きます。
半透明の赤色ラインは上の写真の列車の位置をイメージしたものです。
より大きな地図で 列車の先頭 を表示
動画も撮ることが出来ました。この動画はホーチミンの方角から来た列車です。この動画のプレーボタンをクリックしてもらうと、先ほど種明かしをすると言った列車がほとんど通らないのに写真や動画を撮影出来た理由が判るかもしれません。幹線道路のように車が沢山通る踏切にはゲートや遮断機が設置されていますが、ほとんどの踏切がない上に線路の側は民家の軒先で沢山の人が行き来しているために警笛を鳴らし続けるのでした。つまりホテルの部屋の奥に居ても列車が来たことが判るためカメラを持ち出して撮ることが出来たのです。列車のスピードも遅いため間違いなく撮ることが出来ました。
こちらの写真はハノイ駅を出発して、これから南(ホーチミン方向)に向かう列車です。今回、掲載している写真はすべてクリックすると拡大するように設定しているので是非とも拡大写真を見てください。

列車の最後尾を撮りました。民家の軒先を走っていることが判ってもらえると思います。

私の部屋と反対側にハノイ駅がありました。エレベーターホールからハノイ駅を撮りました。こちらも目の前にあることがわかってもらえると思います。

列車の先頭のディーゼル機関車ですが1800~1900馬力クラスのものだと思います。機関車の向かっていく方向に踏切がありますが遮断機がないことがわかってもらえると思います。

先ほどの動画は南から来た列車でしたが、今度は南に向かう列車の動画も紹介いたします。ベトナムの鉄道は総延長2,600kmのうち2kmを除くほとんどが単線なのが特徴です。1905年に初めて開業してから109年が経ちますが、電化も行われず、昔のままを今に残しているのもベトナムの国鉄の特徴でもあります。
航空写真でも位置関係を説明いたします。緑色マークの位置が上の写真の列車の先頭です。空色マークが写真を撮った場所です。右下の方にはすでに紹介したトンニャット公園が広がっています。
私のブログにご訪問並びにnice!をありがとうございます。
過去に不幸な戦争で傷ついたベトナムですが
見事に復興し繁栄していますね。
元々ベトナム人の方は勤勉なんでしょうね。
鉄道に関しても、これから近代化されて行くようです。道路のバイクや車の交通渋滞は早く解消して欲しいです。ハノイ⇔ホーチミンの新幹線も計画されています。
電車が来ると、ちょっと怖いぞって感じがしますが
実際はどうでしたか?
動画を見るとわかるようにゆっくりと走っていたので、そんなには怖い感じはありませんが、動いている列車の横を平気で歩いているのを見ると、やっぱりヒヤッとしました。
これは走り甲斐がある距離です。平均260km/hで走っても10時間かかる距離です。出来たら楽しみですが、まだ時間がかかりそうです。
うっかり慌てて外に出たら・・・ブルブル
ハノイからホーチミンまで、逆でもいいんですが、
のり通してみたいなあ。
線路が庭のようなものなのかもしれません。家の庭を本物の列車が通るのですから、鉄道ファンにとっては、たまらない家だと思います。
確かに時間が許せるのであれば、魅力的な冒険です。これだけの距離が単線なのもベトナムだけかもしれません。
こんな住宅地の真ん中に電車が通っているのですね。
日本じゃ考えられませんね。
ビックリ仰天ですね。。
まだ、そのまま残っていると言うのもオドロキです。
これだけの住宅密集地の中を走っているとは思ってもいませんでした。これは複線化するにしても大変です。
住宅の軒先から仕切もなく間近を列車が走る光景が見れるのは世界でもハノイだけなのかもしれません。ホーチミンでは少なくとも住宅と線路の間には仕切があると思います。
ピアノの先生の家が線路脇にあったのですが、最初に行った時は地震かと思ったら、なんと電車の通過の振動でした。
今は事故防止のために柵がありますが当時はなくて、格好の子供の遊び場でした。
軒先をかすめて走る列車はハノイだけではなかったのですね。子供たちは楽しかったでしょうね。 遊んでいる姿が目に浮かびます。
拡大写真を見ていただきうれしいです。6階建の細い建物に気が付かれたのですね。私も、ベトナムに初めて来たときに驚きました。