2014年12月10日

ホーチミン廟

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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クリックすると拡大4月28日に訪れた右の写真のモスクワのレーニン廟を前記事で紹介いたしましたが、こんどは6月11日にホーチミン廟を訪れました。帰国の飛行機が23時30分だったため、こちらに来る時間が出来ました。
ホーチミン廟(ホーチミンびょう)はハノイにあるホー・チ・ミンの霊廟です。

ホーチミン廟(ホーチミンびょう)は、広い広場の中にありました。ホーチミン廟の左右にはレーニン廟と同じように観客席が設けられていました。


現存している霊廟は次の4つで、撤去された霊廟は2つです。
上の段の左側の写真のモンゴルのスフバートル廟は2004年遺体撤去され2005年に解体され、右側のブルガリアのディミトロフ廟は1990年遺体撤去され1999年に解体されました。下の段の左側が毛主席紀念堂で、右側が錦繍山太陽宮殿です。年数は建立された年を示しています。ここの4枚の写真はネットから拝借いたしました。
  撤去 1921年 モンゴル   スフバートル廟
  現存 1930年 ロシア     レーニン廟
  撤去 1949年 ブルガリア  ディミトロフ廟
  現存 1975年 ベトナム   ホー・チ・ミン廟
  現存 1977年 中国      毛主席紀念堂
  現存 1995年 北朝鮮    錦繍山太陽宮殿
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ホーチミン廟の正面です。
このホーチミン廟は2年の歳月をかけて1975年9月2日に完成したそうです。兵士によって厳重に警備されていて、一年中冷房の効いた内部の部屋にホー・チ・ミンの遺体がガラスケース中に安置されています。廟の中は軍人により警護されており、クリックすると拡大私語厳禁で立ち止まることは許されないそうです。また、事前にカメラなどを預けておく必要もあるそうです。
初代の主席であるホー・チ・ミン(Hồ Chí Minh / 胡志明)は1890年5月19日に生まて植民地時代からベトナム戦争まで、ベトナム革命を指導し、1969年9月2日に亡くなりました。ホー自身は存命中に自己顕示的行動におよぶことは殆どなく、その死に際しても本人は火葬および北部(トンキン)、中部(安南)、南部(コーチシナ)に分骨を望んでいたそうです。
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全体がわかるようにパノラマ写真を掲載します。この写真もクリックすると拡大します。2010年はハノイに遷都して1000年になることを記念する行事の一環として、公式発表で約4万人が参加の最大規模な軍事パレードが、このホーチミン廟の前で行われました。共産党幹部らはホーチミン廟の上に設けられた席から、行進する兵士や警察官らに手を振っていたそうです。そんな点で赤の広場に似ています。
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広場の前には道路があり沢山のバイクと車がひっきりなしに通っています。上の写真はバイクが途切れる瞬間に撮ったもので、気にせずに撮るとほとんどの写真にバイクや車が写るはずです。
クリックすると拡大pg

レーニン廟と決定的に違うのが訪れる人の数です。
クリックすると行列を表示霊廟を中心に左側(南側)に長い行列が出来ていました。この写真をクリックしてもらうと、そのすごさがわかってもらえると思います。
ホー・チ・ミン(Hồ Chí Minh 胡 志明)は1890年5月19日に生まれて1969年9月2日に突然の心臓発作によって死去し79年の生涯を閉じたベトナムの革命家であり政治家です。植民地時代からベトナム戦争まで、ベトナム革命を指導して、初代ベトナム民主共和国主席、ベトナム労働党中央委員会主席となり、多くの人に、したわれた人です。
クリックすると行列を表示

航空写真でホーチミン廟を紹介します。クリックするとオリジナルの航空写真を表示します。
Iクリックすると行列を表示

バスの数も圧倒されました。一つの場所でこれだけ沢山のバスを見たのは初めてでした。この写真に写っているバスは、ほんの一部です。


子供たちも沢山見に来ているようでした。
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巨大な駐車場の奥からホーチミン廟を望んでいます。
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ちなみにベトナム戦争は1960年12月~1975年4月30日(サイゴン陥落)でした。
posted by SORI at 17:16| Comment(16) | TrackBack(1) | ハノイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
発展している国は 明るいですね。^^
Posted by iruka at 2011年06月13日 21:43
irukaさん こんばんは
子供たちがいきいきとしていました。地方から、こんなにも沢山の人がハノイの観光に訪れているとは驚きでした。
Posted by SORI at 2011年06月13日 23:06
ここを訪れる人は多いのですね。
北京で言うと、毛沢東記念堂のような感じですね。
並ばない中国人が唯一並んでいる場所でした。
入った事はありませんが、毛沢東氏の遺体があるんですよね。
私がいた時は本物ではないとのうわさも留学生の中で
流れていました。
Posted by youzi at 2011年07月02日 00:10
youziさん こんばんは
尊敬されているのはすばらしいです。今の時代を作った人です。
Posted by SORI at 2011年07月02日 21:06
本当だ!すごい人ですね~!
何か特別な日と言うわけではなく、常日頃からこれだけの人々が訪れているんでしょうか?
ベトナムは是非行ってみたい国の一つです。
Posted by Rinko at 2014年12月09日 07:32
凄いバスの数ですね。
ベトナム、一度は行ってみたい国です。
Posted by koni at 2014年12月09日 09:05
Rinkoさん こんにちは
ベトナムはアジアでは一番お薦めの場所の一つです。観光、食べ物、お土産などどれもすばらしいです。
Posted by SORI at 2014年12月09日 16:47
koniさん こんにちは
バスの数、人の数には驚かされました。結局、霊廟内に入るのは断念いたしました。
Posted by SORI at 2014年12月09日 16:48
ベトナム戦争を思い出します。。
悲劇でしたけど、今は未来がありますね。。
Posted by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 at 2014年12月09日 21:03
なんだかなぁ〜!! 横 濱男さん おはようございます。
沢山の人が亡くなった悲惨な戦争でした。乗り越えて来たのですね。
Posted by SORI at 2014年12月10日 04:06
おはようございます!
地元の方々もよく来られるのでしょうね。
すごいバスの数で
駐車場で自分のバスを間違えそう(探すのも大変そう)☆
Posted by ちゅんちゅんちゅん at 2014年12月10日 08:07
おはようございます
駐車場のたくさんの車は観光バスですか?
国旗の赤が印象的ですね・・・・(^^)
Posted by tarou at 2014年12月10日 08:41
ちゅんちゅんちゅんさん こんにちは
観光地には外国人が多かったのですが、ホーチミン廟はベトナムの方が圧倒的に多かったです。おそらくホーチミン氏が国民に尊敬されているのだと思います。
Posted by SORI at 2014年12月10日 13:42
tarouさん こんにちは
はい、全て観光バスです。ベトナム国内から皆か集まってくるのかもしれません。
Posted by SORI at 2014年12月10日 13:43
こんばんは。
折角のパノラマ写真が、クリックしても開きませんでした。縦スクロールのブログに超ワイドなパノラマ写真を大きく見せるのは難しいですね。やはり分割掲載しか手はありませんね。
Posted by sig at 2014年12月12日 17:33
sigさん おはようございます。
パノラマ写真を見てもらえなかったのは残念です。これから工夫させていただきます。
Posted by SORI at 2014年12月13日 06:23
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Weblog: まっくろクロスケ
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