
写真は武漢空港から南京空港に向かっている飛行機の中からの写真です。空の色はきれいだけれど地上は霞んでいます。霞んでいるのは雲ではないのです。
中国は経済発展がすごい勢いです。それが中国の空にもあらわれています。ただし、最近は部分的に空気のきれいな場所が出来つつありますが全体的には写真のように雲がなくても地上がきれいに見えないところが多いのです。
今、中国は偏狭の地以外はこのような状態になってしまいました。原因は大気汚染が関係しています。飛行機の上からだけではなくて地上もです。最近は特別な場所以外では澄んだ大気は見たことがありません。都市の近くと言う規模ではなくて、どこに行っても景色は霞んでいます。内モンゴルの大草原のように都市から相当に離れてその先には町がないような場所で初めて空気が澄んできます。
南京は昔から霧が出やすい場所なのでなおさらです。
前置きが長くなりましたが、ここからラッキーの話が始まります。
先日、霧による大渋滞の話をしたばかりですが、今回も霧がらみの話です。
南京空港から60kmの場所を朝の7時に車で出発して南京空港から北京空港を経由して成田空港に帰ってきました。
冬は南京空港の周りは不思議と霧がよく出てフライトがよく遅れます。
前日も湖北省の町からのフライトが3時間半遅れてしまいました。(上の写真の飛行機)
この日は前日よりも、さらに霧が濃かったのです。フライトの出発は10時です。十分に早く出たつもりでしたが濃い霧のため高速道路を徐行運転していましたが突然道路工事現場が目の前に出てくるので何度も急ハンドル!
最初のラッキーはタクシーを使わなかったことです。タクシーだとスピードを出すし、その町の道には詳しいけれど長距離には慣れていないため事故に巻き込まれる可能性がかなり高くなったかも知れません。
そんな中で霧の中から突然高速道路を逆走して車が! それも何台も! それもかわして前に進むと大渋滞! この道に慣れた運転手さんでラッキーでした。誰か事故でも起こしたのかな。?
運転手さん曰く霧のため料金所が閉鎖されたためだろう!と!
実は昨日、同じ運転手さんが南京空港まで迎えに来てくれたのです。その時も高速道路が閉鎖されていて一般道を来たとのこと。前日の経験がラッキーにも生かされました。
高速道路に入る前に閉鎖されれば良かったのですがタイミングが悪い!前にも後ろにもいけない! なるほど危険を承知で逆走する車が何台もいた訳です。我々はそんなことは出来ません。あきらめて待つしかありません。
ただしまずいことに北京から成田までの航空券は中国で買ったチケットで変更が出来ないのです。買ったチケットがパーになってしまう危機が徐々に近づいてきました。
40分ほど待つと少しだけ霧が晴れてきて料金所だけは開きました。ラッキー! ですが少し行ったところで一般道に下ろされてしまいました。高速道路は依然として閉鎖だったのです。
さすがプロの長距離専門の運転手さんで大渋滞の中を抜け道を幾つも通って出発時刻の30分前に到着しました。タクシーだとおそらく1~2時間は遅れた感じです。抜け道マップはありません。相当の経験がある人でないと出来ない芸当です。今までも知らない土地でプロの運転手さんが何度も道を間違える経験があります。ほんとうにラッキーでした。
しかし最大の危機が待っていました。 予想通り北京行きのフライトが遅れているのです。対象の飛行機はまだ南京に到着していないどころか北京をまだ飛び立っていないのです。3時間以上遅れることは確かでした。完全に間に合いません。14時までに北京空港に着かないと日本行きの飛行機にチェックイン出来ないのです。
朝一番に南京空港に待機していた飛行機は少しの遅れで済むけれど遠くから来る飛行機はどうしようもありません。別の飛行機会社の飛行機も同じでした。と思ったら10時55分発の上海航空だけは何故か北京を飛び立ち南京空港に向かっているとの情報!残りの飛行機は取り消しか長時間の遅れなのに! ここでもラッキーでした。
早速に航空券を切り替えよとオリジナルの航空会社に行ったけれど、チケット発券員の人は逃げ出していない! お客さんを取られてしまうので確かに賢い!
思い切って新しく上海航空の航空券を購入しました。南京→北京のオリジナル航空券は1年間有効だし払い戻しも可能なノーマルチケットなのです。これもラッキーでした。
7つ目のラッキーはオリジナルの航空会社のチケット発券員が逃げ出していたことです。発券員がいればみんなが簡単に航空券をエンドース(変更)出来て席は空いていなかったでしょう。おかげでこんな状況下でも席が空いていたことです。
上海航空はやはり一番後ろの席でした。一番後ろ2列は欧米人ばかり、みんな、なんとか航空券を購入したのでしょう。
普通の国内線は簡単なスナックと飲み物!もちろんビールはありません。ところが上海航空は食事はもちろんのことビールも置いていました。ごはんに日本から持ってきた菜めしを振りかけて早速ビールをグビッ! ラッキー!
ただし冷えていないのでちょっとだけアンラッキー!
9っ目のラッキーは中国語の堪能な人が一緒にいたことでした。
この日に帰国出来ないと日本へのチケット(北京→成田→中国)がパーになると一時は諦めていましたがラッキーの中のラッキーのおかげで日本に帰国することができました。
追伸
今回のタイトルのラッキーの中のラッキーの中のラッキーは、あるアニメの中のある人物が話した言葉を使わせてもらいました。
その言葉は
よ…よし!! "空島"を諦めよう!! ははは!! あ~~…!! 残念だなルフィ こりゃ無理だぜ なにせおめエ ラッキーの中のラッキーの中のラッキーの中のラッキーくらいのラッキー野郎じゃなきゃ行けねェって話だ

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「ラッキー!」と思えるようにしたいです(汗)
どんなことでも前向きに考えるようにしています。結果が同じなら気持ちが楽しい方がよいいと思っています。
日本に居ると普通なことも外国だと普通なことを普通に出来ることがラッキーなのかもしれません。
タクシーはスピードを出す人が多くて怖い思いをすることが多いです。60km程度ならタクシーもありえるのですが中国では一日に数百キロは当たり前なので貸切が多いですね。確かに日本に居るのが一番ラッキーかもしれません。
もちろん危ないですね。
ただし、こちらの人は高速道路で逆送はありうると認識しているのでパニックにはならないです。このときは霧でよく見えなかったので、ほんと怖かったです。
下記のアドレスは逆走を経験した時の記事です。
http://makkurokurosk.blog.so-net.ne.jp/2009-10-25-3
友達に聞いた話しでは、彼の親父さんが首都高の出口を見過ごしたのに気付き、バックして出口まで戻ったそうです。
その後、カーラジオから流れて来た玉突き事故のニュースを聞きながら笑っていたとか。。。
日本で見る機会に遭遇したとはすごいです。稀だと思います。確かに日本でも逆走のニュースがありますね。中国ではニュースにならないのだと思います。日本の場合は間違いで走ってしまうのがほとんどですが、わかっていて逆走するのが大きな違いです。早くなくなってほしいです。
ラッキーはいいですね。これからも続けたいです。でも宝くじは当たったことがありません。
大変でしたね~(@_@;)
でも、ラッキーが重なってラッキーでしたね~
この時は、ほんと心配しましたがラッキーが重なって帰国することが出来ました。今までに帰国便に乗れないような危機が、今回も含めて3回ありましたが、なんとか3回ともに帰国することが出来ました。ほんとラーキーでした。
人によって、運が違うんでしょうね。。
しかし、9回もラッキー状態とは、、
パチンコで言えば、大フィーバーが最後まで続いた状態。。。
自分の運が、金運に向いていれば、ラッキーなのに。。。
残念ながら金運だけはないです。
これらのラッキーの内、前半のラッキーは一つでも欠けると帰国できなかったと思います。そうすると大きな損が出たので、ある意味で金運が良かったのかもしれません。
ラッキーってこんなにも重なるものなんですね。
運がいいって羨ましいです。
こんなにラッキーが続くなんてすご~い!
それにしても、高速道路で突然の道路工事現場や
逆走する車があるなんて恐ろしいですね!
海外ではローカルの人で、特に日本語が堪能な人が一緒にいるとすごく安心します。何がおこるかわかりませんからね。
でも、これだけラッキーが重なるものなんですね。
高速道路が閉鎖して、高速道路内で動けなくなった時点で、半分は諦めていました。おかげさまで沢山のラッキーのおかげで帰国することが出来ました。
道路工事現場や逆走する車が現れるのが霧の中なので怖いです。運転手さんは、逆走がありうることがだとわかっているので避けることが出来たのだと思います。慎重運転だったので助かりました。
中国ではローカルの人が必要ですね。今回は帰国するだけなのでローカルの人はいませんでした。ただし学校で中国語を専攻された方が一緒でした。
それにしても高速逆走、命かける程の
ことなんでしょうかねえ・・・恐ろしいです^^;
今までに高速道路の逆走に出くわしたのは、記憶にあるだけで5回です。そのうちに記事を掲載したいと思います。