2013年11月09日

空からの桂林


この日は中国ではめずらしく地面の景気がきれいに見えました。上から見た桂林的な景気も紹介しておきます。
この上の写真は桂林の近くの写真です。とんがった山が連なっているのが判ってもらえるでしょうか? これを横から見ると山水画の世界になるのです。

地上からの桂林を紹介いたします。この写真のあたりの川である離江からの景色を以前紹介いたしました。→ポチッ
その時のもっとも桂林的な4枚の写真です。クリックすると拡大写真を表示します。
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桂林だけでなくこのあたり一帯がこのような景色なんです。


こちらは広州近くの景色です。桂林近くの独特の景観はありませんがきれいです。中国はいつもガスっているけれどこのあたりは遠くまで良く見えました。幻想的な景色です。


桂林から広州への中国国内線フライトは、チケット(日本で発券)では9:00発のはずでした。すでに前の記事で紹介したブロッケン現象を見ることが出来たフライトなのです。すばらしい景色に出会えたのに実はちょっと心は焦っていました。朝のはずなのに前の記事でのブロッケン現象の影が真下にあることが不思議なのです。
ホテルを7:00に出発して飛行場に8:00着いてチェックインして搭乗口に行ったところだれも来ていません。不思議に思い搭乗券をふと見ると搭乗時刻が12:00と書かれているではありませんか。さっそく出発時刻を表示板で確認すると12:30でありました。実は日本を離れている間に飛行機の出発時間が変わっていたのです。やばい! 広州からの日本へのフライトは14:40です。今回も国際線のチケットは現地買い格安キップなので飛行機に乗れないと往復分(往が中国→日本 復が日本→中国)がすべてパーになります。多少なら待ってくれるかもしれないので日本の航空会社に乗り継ぎ便が遅れていることを電話しました。最悪でも不可抗力ということで翌日便で使えるように救済してくれることを期待して!
予定通りの12:30発でも乗り継ぎはぎりぎりなのです。少しでも遅れるとアウトです。
なんとか12:25に出発しました。それでも荷物が出てくる時間や空港での移動時間を考えると厳しいのです。
結果はセーフでした。荷物が出でくるまでの時間がすごく長く感じられました。
航空会社の人も搭乗券をすでに用意して持ってくれていた上に、り出国審査の場所まで案内してもらい、なんとか日本行きの飛行機に乗れました。
飛行機が遅れたおかげでブロッケン現象に出会えたのかもしれません。
ある意味で「ラッキーの中のラッキーの中のラッキー」でした。
よ…よし!!  "空島"を諦めよう!!  ははは!!  あ~~…!!  残念だなルフィ  こりゃ無理だぜ  なにせおめエ  ラッキーの中のラッキーの中のラッキーの中のラッキーくらいのラッキー野郎じゃなきゃ行けねェって話だ
posted by SORI at 05:46| Comment(16) | TrackBack(2) | 広西チワン族自治区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
桂林の風景写真を見るたびに「本当に仙人がいそうだなぁ...」と思うんですよw
Posted by hotcha at 2011年02月06日 16:35
hotchaさん こんにちは
桂林はほんとうにすばらしい景観です。確かに仙人が住んでいても不思議は感じないですね。
Posted by SORI at 2011年02月06日 16:40
桂林的な4枚の写真 ホントに水墨画のようでみとれてしまいます^^)
Posted by rtfk at 2011年02月06日 17:42
rtfkさん こんばんは
少し霞んでいるところがいいですね。もっと霧が出ると雰囲気がいいけれども写真は難しくなります。
Posted by SORI at 2011年02月06日 18:11
山水画に出てくるような なかなかの景色ですね。
Posted by 元気にんじん at 2011年02月06日 21:32
前の記事も読ませていただきましたが
桂林の景色は本当に素晴らしいですね。
山水画も見たくなりました。
Posted by PATA at 2011年02月06日 21:42
元気にんじんさん こんばんは
山水画そのままの景色です。日本人には癒される景色だと思います。
Posted by SORI at 2011年02月06日 23:02
PATAさん こんばんは
一昨年の記事を見てもらえてうれしいです。すばらしい景色でした。
Posted by SORI at 2011年02月06日 23:03
上から見ると、また山のカタチが面白いですね。
(新しい記事からさかのぼって見させてもらっています。)
よーく見てみると山のトンガリ部分がまるっとしている山が
ありますよね。なぜ、あんな風になるのか本当に不思議です。
記事の後半部分はどうなるのかしら…!?とドキドキしながら
読ませていただきましたよ。ラッキー中のラッキー中の
ラッキーで良かったですね〜。
Posted by みんこ at 2011年02月09日 12:16
みんこさん こんにちは
上から見ても普通の山々と違い特徴的なのがわかりました。

あの地形が出来るまでを調べてみました。
桂林は3億年前、海の底で、石灰質を多く含んだ物質が少しずつ海底に堆積していき、2億4千万年前頃から海底が隆起し陸地になったそうです。
二酸化炭素を含んだ雨水が、石灰岩の地表を流れ溶かす「溶食」によって石灰岩層には無数の溝や鍾乳洞ができ、陥没や侵食に、地殻変動による褶曲や断層も加わり長い年月を経て円錐状の峰が残るようになったそうです。

飛行機が遅れたのにはハラハラしましたが、思い出でもあります。
Posted by SORI at 2011年02月10日 12:18
SORIさん、調べてくださってありがとうございます。
3億年前は海底だったんだぁ…!
Posted by みんこ at 2011年02月10日 22:42
みんこさん おはようございます。
3億年前と言えば恐竜が出現してくる三畳紀(2億5100万年前~1億9500万年前)より前です。その恐竜が絶滅(6550万年前)した、すこし前の6400万年前は熱帯雨林でもっとも溶食が進んだそうです。
最初の人類である猿人がアフリカに出現したのが約600万年前と考えると長い時間を感じてしまいます。北京原人が出現したのは約180万年前で、約25万年前に現生人類に属する新人が出現したそうです。最初にこの景色を見た人類は何年前なのでしょうね。
Posted by SORI at 2011年02月11日 06:52
桂林、空から見ると別の場所って感じがしますね。
川からの景色は本当に幻想的で、別世界に
迷い込んだようですね。
Posted by youzi at 2011年02月12日 14:21
youziさん こんにちは
上から見ると山と山が意外と離れていることが判りました。これを地上から見ると林立しているように見えてしまうのですね。
Posted by SORI at 2011年02月12日 16:05
上空から見てもとげとげがよくわかります。
なんだか足裏マッサージのイボイボみたいな・・(笑
Posted by 昆野誠吾 at 2013年11月09日 16:07
昆野誠吾さん こんばんは
まさに足裏マッサージのイボイボです。是非とも間近で見てほしいです。
Posted by SORI at 2013年11月09日 18:27
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中国の空でもプロッケン現象
Excerpt: 桂林から広州までの飛行機の中からリング状の虹に出会えました。その現象はブロッケン現象で写真を撮ることが出来たのは2回目になります。1回目はヨーロッパからアメリカへのフライトで、その時の記事はこちらです..
Weblog: まっくろクロスケ
Tracked: 2011-02-06 14:03

これが桂林の景色
Excerpt: 本記事は以前に掲載したものですが、昨日に「空からの桂林」を紹介したことを機会に再投稿いたします。 世界遺産の宏村と黄山など中国の景色をいくつか紹介いたしました。でも日本人の間で最も有名なのが桂林ではな..
Weblog: まっくろクロスケ
Tracked: 2011-02-07 12:42