


阿蘇に泊まった翌日は湯布院(由布院)に泊まりました。湯布院では「離れ家」の宿に泊まりました。上の写真が本館(母屋)の入口です。入口の近くの駐車場に車を停めると宿の方が出てこられて出迎えていただき荷物を運んでいただきました。心づかいが、最初から感じられるお宿でした。
ここが母屋(本館)のチェックインカウンターです。趣のある雰囲気が、くつろげるお泊まりを予感させてくれました。

離れ家というのは広い敷地の中に個別に建物が建てられており、一軒ごとに個室になっている形式です。
その離れ家それぞれに内風呂と露天風呂がついた、ちょっと贅沢な、お宿でした。
こちらでは8軒の離れ家がありました。つまり一日に8組しか、お客をとらないのです。8軒の離れ家は、この道の両側にあり、我々は一番奥の建物でした。

こちらが離れ家「すみれ」の入口です。このような離れ家に2~3名(2名の人がほとんど)で泊まるのです。

中に入って玄関の広さに驚きました。人数分の洒落た下駄が用意されていました。

こちらが居間です。8畳(たたみ)+板間の部屋でした。

居間の天井は高く、梁にも太い木が使われて雰囲気もよかったです。

ステンドグラスの和風のスタンドにもこだわりを感じました。

居間の奥が寝室で6畳(たたみ)+板間の広さがありました。この離れ家に台所を付ければ十分生活することが出来る広さでした。

離れ家にはプライベートの庭がついています。この奥に見えるのが、後で紹介する露天風呂です。

庭の前のガラス戸には断熱および防音のための真空ガラスが使われていました。ここにも、こだわりを感じました。右の写真が離れ家の鍵です。


お茶うけも2種類が用意されていました。湯布院の銘菓「湯布院の詩」と「わらび餅」です。こちらの「わらび餅」はしっかりとした上等なワラビ餅で美味しかったです。両方ともクリックすると拡大いたします。


前日には晴れていたので傘は母屋(本館)に置かれていましたが、離れ家には傘立てだけでしたが朝を起きると傘が置かれていました。夜に雨が少し降った時に宿の方が置きに来られていました。

庭の前は3畳程度の板の間になっていました。そこには椅子も置かれていました。右側の入口が脱衣場兼洗面所です。

脱衣場から内風呂を見たところです。檜(ひのき)がきれいです。内風呂の左側に露天風呂への引き戸があります。

こちらが内風呂です。たっぷりのお湯がうれしいです。湯船の右端から24時間お湯が流れ出ています。これが温泉である証(あかし)です。こちらのお宿の温泉は地下400mから54℃の弱ナトリウム質の湯(通称:美人の湯)が毎時8.4トン湧き出しており湯布院においても有数の泉質と自認されていました。さらに温度の違う自家源泉が2本あるので、加水加温なしで適温に保たれて温泉が源泉掛流しとなっているそうです。

内風呂の天井も高く開放感がありました。ちなみに湯布院温泉の温泉湧出量は毎時2280トンで全国3位の量で、源泉の数は852本存在し、これは別府温泉に次いで全国第2位だそうです。

こちらが離れ家内の露天風呂です。こちらも源泉掛流しで広さも十分ありました。つい何度も入浴してしまいました。
そして母屋(本館)には貸切の広い露天風呂があります。そちらはまた後で料理も含めて紹介したいと思います。母屋のお風呂も離れ家のお風呂も、すべてプライベトのお風呂なのです。これだけの設備が整っているのには驚かされました。でも一番よかったのが、きめ細かい心温まるこ、心遣いでした。お宿を紹介いたします。
お宿 おやど開花亭
住所 大分県由布市湯布院町大字川上馬場2150
電話 0977-28-8878
HP http://www.kaikatei.info/
予約 3ケ月前より

ネットで見ると評判すこぶる良いです。→ポチッ ポチッ
この温泉に対して湯布院温泉と由布院温泉が使われています。試しに"湯布院温泉"と"由布院温泉"で検索してみました。数的には由布院温泉が多かったです。
Yahoo Google
"湯布院温泉" 約1,080,000件 約 81,100件
"由布院温泉" 約2,120,000件 約 177,000件
追記 タイトル:貸切の露天風呂


湯布院で泊まった宿は離れ家形式で各離れ家には立派な露天風呂と内湯が用意されていました。そして本館(母屋)にも貸切の露天風呂と内湯が用意されているので夕食のあと、さっそく利用させていただきました。一組が40分以内ですが男女別々に利用することを申し出れば合計1時間ほど利用させてもらえます。夕食前は別の人が利用されていたので夕食の後になりました。夕食は18時半から食べ始めましたが時間をかけていただいたので、貸切の露天風呂の利用は21時ごろになりました。
離れ家のお風呂はゆったりしていましたが、母屋の貸切のお風呂はさらに大きくてゆったり出来ました。風が流れ込んでくるので湯気で、もやっていました。貸切の大きな露天風呂でゆったりするのは、ほんと贅沢でした。

脱衣場も檜造りできれいでした。

露天風呂に通じる通路です。露天風呂の名前は「福万の湯」です。

翌日の朝の散歩のあと6時半からも貸切の露天風呂を利用させていただきました。前日は外が暗かったので景色は見れませんでしたが、朝は目の前に景色が広がっていました。ここから下の写真はクリックすると拡大します。露天風呂の水面に、うつった空の色がきれいでした。

露天風呂からの景色です。湯布院温泉(由布院温泉)の湯煙が印象的でした。右側の山は由布岳(ゆふだけ)です。

露天風呂「福万の湯」から撮った由布岳です。由布岳は大分県由布市にある標高1,583mの活火山です。山頂付近は雲がかかって見えませんでした。

露天風呂からの由布岳は朝早かったのでもやがかかっていましたが、晴れると、このような由布岳を見ることが出来ます。この写真は宿を出発するとき(9時50分)に宿の前で撮ったものです。

いろんなところに泊まりましたが「離れ」だけの宿は初めてで、いい経験になりました。お宿の人の温かいこだわりを感じることが出来ました。
昨日、帰ってきたばかりなので、まだ余韻が残っています。明日からまた仕事です。
気楽に温泉に入れてしまうので何度も入ってしまいました。普段では考えられないことです。
湯布院での私の定宿は夢想園です。コバルトブルーのお湯の
庄屋の館もお気に入りですが、今度はここにも泊まってみたいです。
5年目だそうです。湯布院はなんども行かれているのですね。私は初めてのため予約するのに悩みましたが決めては「離れ屋」でした。
私がわからないのが、湯布院と由布院。
何が違うのでしょうかねぇ。
今年の5月に長野県の仙仁温泉「岩の湯」というところに行きました。ここもよかったですよ。
湯布院温泉と由布院温泉の違いを調べてみました。
1955年に由布院町と湯平村が合併したときに両町村の字をとって湯布院町と決めたのが「湯布院」のはじまりだそうです。
現在はさらに挾間町、庄内町と昨年合併し、由布市になりました。
湯布院は観光地としてのネームバリューがあるため、由布市になった今も湯布院の名前が残っているそうです。どちらを使ってもいいみたいです。
今後、みんながよく使うほうに軍配が上がると思います。
もしかしたら"官"が由布院温泉で"民"が湯布院温泉なのかもしれません。
阿蘇に行ったときの記事もまだ掲載していないので順番を悩んでいます。いずれにしても近いうちに料理を紹介します。紹介に値する内容でした。
時間を気にせず、ゆっくりくつろげそ~ ( ^.^ )
朝早く散策するのもいいですね。それと朝のお風呂も気持ちがいいです。
ゆっくりのんびりできそう。。。
母の実家が別府だったので湯布院で宿をとったことがないのですが
一度は泊まってみたい憧れの地です。
まだ夢は叶いませんが、いつか訪問し
ゆっくりと流れる時間の中に自分を取り戻したいものです。
和の雰囲気。いいですね^^
わたしは将来、家を建てるなら一戸建ての和風建築がいいと思っています。
畳の上で伸びるのは至上の幸せ!ワンルームマンションで過ごしていると余計にそう思うようになりました^^;
泊ってみたくなりました^^。
そのとき私も十分生活できると思いました。(^^;)
あのあたりは、別府といい湯布院といい黒川といい、人気の良い温泉が多いですね。また行ってみたくなりました。
確かにいいところでした。私も初めてでしたが気に入ってしまいました。
私も、このような雰囲気のところは初めての経験でした。のんびり出来てよかったです。
このあたりに来たのは高校の修学旅行の時代でした。そのときは別府でした。
私も和風の良さを感じることが出来ました。それにしてもいつでもお風呂に入れるのはいいです。これは、ちょっと個人ではまねが出来ないです。いい経験になりました。
また行きたくなりました。九州もじっくり計画すると沢山見所がありそうであることがわかりました。
ゆったりするのはいいですね。それでも11時までゆったりと出来るのがうれしいです。
すべて離れというのはいいですね。今回は初めての経験でしたが、本当にのんびり出来ました。
こんな静かでおもてなしの心が行き届いているとこに泊まってみたくなりました~
急に寒くなったので温かい温泉いいな~♪
人気のお宿のようです。人気になるとは納得でした。
こちらはお薦めです。
これから寒くなるといいかもしれません。
ワイワイ泊まったことがありますが、みんなで「こういう所は
カップルでしっとりと来たいわねぇ〜」と話したことを
思い出しました。SORIさんも3人連れですね!?
はい3人でした。やはりカップル人が多かったですね。洒落たところなので女性どうし多い気がします。
ゆったりしているので、入る気になるのでしょうね。温泉を堪能させていただきました。
露天風呂はいいですね。開放的な雰囲気でした。
私が泊まった宿の名前は忘れましたが、感じが似ています。
昔は小さな温泉だったそうですが、いまや沢山の方が来られるようになりました。それだけに工夫を凝らしているのでしょうね。
ありがとうざいますm(__)m
記事を書くのとコメントの返信のために時間を要するために、久しぶりの訪問となってしまいました。急に涼しくなってきて驚きです。
いい旅ですね。
うらやましいな~
国内の旅は最近はじめました。それでも一年に一回程度と少ないです。それだけに行く場所や泊まる場所は悩みます。今回もネットのおかげで、いいお宿に泊まれました。
私、兄が別府に住んでるので、
そちらにはよく行くのですが
湯布院の方は行ったこと無いんです。
すごく綺麗で、行きたくなります。
羨ましいなぁ~
別府の温泉も由布岳あたりの恩恵と聞きました。このあたりは温泉が多いですね。お兄さんが別府にお住まいとのことで九州に行く機会が多いいのでしょうね。
湯布院はとってもいいですね。
空楽(父)
湯布院は名前だけではなかったです。行ってみて実感いたしました。
昔、大分出張が多かったのでよく入りにいきました。
記事を読ませていただいて、また行きたくなりました。(^^)
頻繁にいけたなんていいですね。温泉の近くまで行くと、ちょっと足を伸ばしていってみたくなります。
うらやましい(笑)
湯布院大好きです~
素晴らしい宿に温泉
最高ですね~
堪能させていただきました♪^^;
こんな形の宿に泊まったのは初めてだったので感激いたしました。
紹介したくなるお宿でした。温泉旅行は久しぶりだったのでよかったです。
とっても広い露天もついていて、とても寛ぐことが
出来ました。
一方、離れでなくても、伊豆に庭のように広い露天に
貸し切りで入れるお宿もあって、ここもかなり良かったです。
いろんな温泉に行かれているのですね。いいお宿に出会えるとうれしくなります。
って言いながら、一番気になったのは
わらび餅だった私。
お目が高いです。このワラビ餅美味しかったです。