


山西省の太原のうどんのルーツのような美味しい麺を紹介したので、

上の写真は莜面(ゆうめん)というそうです。地元の人に紹介してもらい行きました。原料は麦の種類で莜麦です。莜麦は日本語の検索サイトでは出てきませんが中国語のサイトでは沢山出てきます。右の写真が莜麦です。
莜麦は内モンゴルに生育するオートミール(燕麦 / エンバク 右下の写真)の一種だそうです。日本語だとハダカエンバクになるそうです。飢饉や寒さにも強い品種で、

右の写真はWikipediaから拝借いたエンバクでクリックすると野生種の図を表示します。
日本で麺と言えば上のタイプの細い蕎麦のような麺ですが、ここではいろんなタイプの麺がありました。日本人だから細い麺を沢山注文しましたが地元の人のテーブルでは、他の麺の方が多かった気がします。昔からのなごりではないでしょうか。

手打ちしたものを蒸篭(セイロ)で蒸して出てきたものを下の暖かいスープに付けて食べます。このスープは羊肉から取ったものでなかなかの味でした。
麺はいろんな形がありますが、やはり細い麺にしたものが一番美味しかったですね。他のものはソバガキのような食感です。その蒸篭(セイロ)のまま出てきます。日本蕎麦のセイロと語源的にどんな関係なのだろうと感じました。

この前菜の真ん中に次から次ぎへと出してくれました。
蒸してあるので麺と麺がくっついてしまっているのが難点! ただしスープに浸けてしまえばばらばらになるので食べるときは問題なしです。力いっぱい蒸篭から引っ剥がしてスープに浸けるのです。

追加して別のタイプの莜面(ユウ麺)も出してもらいました。それが下の写真です。

下の写真の右側の麺は、もともとは見た目が蜂の巣(蜂窩)に似ているので、「莜面窩窩」と呼ばれていましたが、それが後に「栲栳」に似ているとされて、「莜面栲栳栳」という名前がついたそうです。こちらのお店では「莜面窝窝」の名前がつかわれていました。莜面で検索すると圧倒的に右の莜面栳栳のタイプの画像が多いのに驚きました。莜面窝窝は山西省でも食べられているようです。写真の中の右側の莜面窩窩または莜面栲栳栳が下のおばさんが作ってくれている麺です。

おばさんがガラス越しに打ってくれています。打ち手は5人くらいで、次から次へと作っていました。この写真は蜂の巣(蜂窩)に似た「莜面窩窩」を作っているところです。

お店の名前はずばり「莜面大王」! 判りやすいです。 この町一のお店のようです。内モンゴルでは別のレストランでも前菜として莜面が出てきます。

店名 莜面大王
住所 包头市昆都仑区白云鄂博路
地図 http://goo.gl/maps/0DcJJ
電話 0472-2510665
営業 11:00-14:00 17:00-21:00

勤務先のモンゴル出身の女性(美人!)に聞いたら、日本に来て蕎麦、うどんが似てるのが印象に残ったと言っていました。
モンゴルは撮りに行きたい所の一つです。
蒸篭に入っているとシュウマイ(蒸篭)に思えるかもしれないでする。麺を蒸篭で作るところが、印象的でした。
麺は美味しい食べ方です。細い麺を発明した人はすごいです。このユウ麺は、モンゴルを感じさせてくれる食べ物でした。
いろんな形の麺があるのに驚きました。いろいろと試すことが出来ました。確かに蜂の巣ですね。他も名前があるのだと思います。
おいしそうです。
内モンゴルに来た事を実感させてもらえる。食べ物でした。その土地の食べ物はいいですね。
麺のお味はどうでしたか。
堺にある老舗の蒸し蕎麦を思い出しました。
味も蕎麦に似ていました。日本の、「めんつゆ」で食べてみたい気がしました。でもやっぱりモンゴルでは暖かい羊のスープが合う気がしました。
初めて見るものばかりです。
羊のスープと聞いて、西安で食べた
羊肉泡馍を思い出しました。
珍しいものを食べた気がします。何種類も食べれたのがよかったです。前菜以外の料理がすべて莜面というのもすばらしかったです。
これがゆう麺ですか。つけ麺のようにいただくんですね。
スープの匂いはいかがでしたか?いつも匂いにやられてしまいます。
言われても羊だとわからないほど匂みはありませんでした。 羊のしゃぶしゃぶの場合も内モンゴルでは新鮮な肉のために羊と気が付かないくらいなので、おそらくダシに使われている材料は新鮮なものだと思います。
珍しい麺を拝見させていただきました☆
同じアジア圏でも
麺は多様ですね~、びっくりの連続です(笑)
朝から珍しい物を見させて
頂きました たべれないのが残念ですが(笑)
ほんと蕎麦そっくりでした。最初は蕎麦のルーツかと思いましたが、野生に近い麦(むぎ)系の麺でした。もしかしたら関係はあるかもしれないですね。
莜面を検索しても日本のお店は出てこないです。やっぱりこれは現地に行くしかなさそうです。内モンゴルではありませんが上海や北京のお店では食べれそうです。 西贝莜面村とか快楽草原莜面人家のレストラン名が出てきました。
モンゴルに麺料理があるんですね~
見た目は日本蕎麦そっくりですね!
モンゴルと言えば、大草原で馬に乗るのが夢です。
珍しい麺ですね。日本では食べられなさそうですね。
でも美味しそうです(笑)
地元の人に教えてもらいました。馬には乗りませんでしたがモンゴルの大草原には行きました。そのうちに写真を掲載したいと思います。大草原は標高が2000mでどこまでも草原がつづく場所でした。
ここに来るまで全く知りませんでした。中国の方に「包頭で有名なお蕎麦を食べに行きましょう。」とだけ言われてここに来ました。ほんと美味しかったです。
蕎麦のつけ麺風ですね。
麺を取るときに、全部そのままくっついてきそうですね。(^0^)
そうなんです。蒸して温かいままなので時間がたつとくっついてきました。冷水にさらすといいのでしょうね。中国では冷たいのは好まれないので、冷水でさらすことを思いつかないのかもしれません。これが改善されると、日本人にとっては、さらにすばらしい麺になると思います。
いろんな形はパスタみたいで。
食べ方はつけ麺みたいな感じですか?
おもしろいです^^
←のムサシ君の子供の頃のお写真、超カワイイです♪
見入ってしまいました(笑)
まさに、つけ麺です。
つけ汁はさらっとめなところが、この麺に合っていました。ほんと素材は違うけれども、麺は和蕎麦でした。
ムサシの写真を見ていただけてうれしいです。現時点で10枚が表示されます。ありがとうございました。
モンゴルって感じがよくします。
改めて多民族国家であると認識できます^^
モンゴル語と漢字が併記してある世界でした。
日本人に顔つきが近い人が多いところでもありました。