


「山西省の麺 その1」を紹介させていただきました。→ポチッ
山西省へ2度目来た機会に徹底的に麺を食べてみました。そのために、今回は同じお店で昼食1回と夕食2回の計3回食べました。
それも3回とも同じお店です。それも麺の専門店ではなくて、この町の高級中華料理で食べました。中華料理はほとんど注文しないで麺ばかり頼んだのには店員さんも驚いていたと思います。
個室にまで入って麺と前菜とビールしか頼まなかったのです。一品888元(14100円)の料理もある中で3元(48円)の麺を主食にしているので当然かもしれません。レストランの名前は「港源貴賓楼」です。前回は「港江大飯店」というお店で食べました。山西省の省都の太原に行く機会があれば、是非とも、こちらのお店に行って麺を食べてみてほしいです。

メニューの麺の部分です。食べた麺をこれから下に紹介いたします。そして一番下にネットで調べた面の作り方を掲載しております。

①

前回も紹介した麺です。この麺はコシのある本当に美味しい麺でした。タレは一番下で紹介している3種類のタレをかけます。これには3種類ともかけました。それぞれが特徴のある美味しいタレです。クリックすると拡大するので拡大した写真も見てください。「お皿に乗せた生地を箸で細かくちぎってとばしながら作る」そうです。

↓タレをかけると

②

この刀削麺は日本でも有名ですね。山西省の特徴の麺です。コシは①の麺ほどではありませんが他の町で食べた刀削麺とは別物でした。今まで他の町で食べた刀削麺はパホーマンスは感じましたが美味しいと感じたことはありませんでした。ここのはおいしいかったです。タレとの組み合わせは抜群です。確かに有名になるかもしれません。こちらの麺もクリックすると拡大した写真を掲載します。

↓タレをかけると

③

一本につながった麺かと思いましたがそうではなかったです。手で伸ばした麺です。他の麺よりは長かったです。うどんに近い麺ですね。これだけは中(4元)を頼みました。この写真の量が中ですが、他はすべて3元の小を選びました。これも3種類のタレで味わいました。これは「生地を引っ張って伸ばして、ねじりながら細い麺に仕上げる」そうです。

↓タレをかけると

④

中国のお酢や中国の高級な酒の原料となる高粱(こうりゃん)と言う穀物の麺です。初めて味わいました。上の麺のようにコシはありませんが味わいのある麺です。タレがおいしいことが改めてわかりました。

↓タレをかけると

⑤

これも小麦粉ではなく豆を使った麺です。コシはないので麺と言う感じではないけれどおいしくいただきました。一つしか頼まなかったので小さな器に取り分けてタレをかけました。

↓タレをかけると

⑥

これだけはタレをかけるのではなくスープ麺でした。麺は小麦粉ですが猫耳と言われる小さな麺です。麺が猫の耳のような形なんです。これは「小さく丸めた生地を指で押して猫の耳のような形に作る」そうです。

①~⑤にかける3種類のタレです。麺もおいしいけれどこのタレが美味しいのです。3種類のタレを紹介いたします。
これは肉のタレです。麺にかけると肉が麺の上に表れます。

トマトを丸まま使ったタレです。生のトマトの酸味があり一番気に入りました。イタリアのスパケッティーのトマトソースのレベルに匹敵する味だと思います。タレの中の黄色ものは玉子です。

あんかけのタレです。これも味わい深いタレでした。

この3種類以外に右下のお酢に香味野菜が入ったタレも出てきます。日本だと醤油のぶっ掛けのような食べ方ですが試しませんでした。今になって試さなかったのが残念でなりません。山西省は中国最大のお酢の名産地でもあります。

ネット上の山西省の麺の紹介文の抜粋です。
山西省は『刀削面(dao xiao mian)』、『尖面(ti jian mian)』など独特の作り方の麺が有名。南橘北枳さんの山西省の麺 その3と山西省の麺 その1にトラックバックしています。
山西省といえば、黄河文明の発祥の地黄河文明と言えば、小麦ということで小麦で出来た麺の本場でもあるんです。
中国では「麺は山西にあり」と言われる。2000年の歴史を持つ中国麺の本場、山西省の省都・太原市を訪れた。
太原の街を歩くと、あちらこちらに麺類の店がある。確かにほかの中国の町よりも多い。地元の人は毎日1食は必ず麺を食べるという。 材料や食べ方にもいろいろな種類があり、山西省には全部で300種類以上の麺があると言われる。
【剔尖麺(ティ・ジエン・ミエン)】 お皿に乗せた生地を箸で細かくちぎってとばしながら作る
【拉麺(ラー・ミエン)】 生地を引っ張って伸ばして、ねじりながら細い麺に仕上げる
【猫耳朶(マオ・アル・ド)】 小さく丸めた生地を指で押して猫の耳のような形に作る
【柳葉麺(リウ・イエ・ミエン)】 平たく伸ばした生地を、包丁で線切りにしていく
【刀削麺(ダオ・シァオ・ミエン)】 山西省の麺の代表格。大根のような形の生地の固まり
の表面を包丁で削り取って作る
これは食べてみる価値があります。食べたら美味しさに驚かれると思います。いい麺でした。
オモシロイものがありますね。やっぱり中国は奥が深そうです~
麺類好きにはたまりません~
猫耳麺は噂には聞いていましたが初めて食べました。イタリアのパスタもいろんなのがあることを思い出させてくれました。
こちらこそ、ありがとうございます。思い切っていろんな麺を食べたおかげで、皆様に紹介できました。
これらの麺は、すばらしくコシのある美味しい麺でした。是非とも食べてもらいたいけれども山西省でしか味わえないのが残念です。
お店のすべての麺を食べれました。中華料理店でメニューに麺が書かれていることは珍しいです。さすが、山西省は麺の本場でした。
全〜部、食べて見たいです・・・
それにしてもいろいろ種類が豊富ですね。
どれも一度食してみたいですよ。
いきなりメニュー選びが厳しいですねw
漢字から麺だろうってぐらいは解りますが、『大』を注文すればいい事以外はチンプンカンプンです^^;
ご訪問有難う御座いました(_ _*)
美味しそうな料理ばっかりで、お腹が鳴りますーww
美味しそうな麺がたくさんありますね。コウリャンの麺は初めて見ました。それにしても高級なお店ですね。
一緒に中国語を習っていた方が、ご夫婦で中国旅行をされた時に
旅行先で看板を見てビックリしたようで、帰って来て私に会った時の
第一声が「猫耳」って知ってる?でした。私は知っていたので、
驚かなかったのですが、彼女は猫の耳まで食べるのかと
思ったそうです。この話、すでにしていましたかね?
どの麺も美味しそうですね。豪華な料理を食べるよりも
その土地土地で有名な麺を食べた方が価値がありそうですね。
高級なお店なのに麺に関しては街の麺と変わらない値段のようです。ネットを見ていると、もしかしたら屋台よりも安いみたいです。
そんなこともあり、高級店で麺を食べることをお薦めします。
本当に美味しいめんでした。本場の讃岐うどんと甲乙つけがたいです。是非とも高松の人に食べに行ってもらって評価してもらいたい気がしました。
なんでしょ、この種類の多さ
中国4000年の奥深さと歴史を感じます
これ全部、頂かれたんですか?
中国を旅する時は胃袋を鍛えてから行きたいですね
はい
全ていただきました。なんといってね麺の旅ですから。
中国の中でも山西省は、麺のルーツとよく言われます。
色々な麺があるんですね~
お昼ご飯の後だというのに唾液が(笑
ほんとに、いろいろありました。最初のころは細長くなかったのでしょうね。蕎麦も最初はソバガキのような食べ方だったそうなのでうどんも、そうなのかもしれません。麺は人類の大発明なのですね。
種類も豊富で全部食べきるのが大変そうです(^^;)
大中小があって、ほとんどを小にしましたが結構な量でした。でも海外に出た時は食べ過ぎは当然のことなので、食べ過ぎは気にしないで食べました。こんな機会はめったにないことですから!
本場の中華料理ですね。
旨そう!
いいものを食べることが出来ました。山西省に来たからこそ、食べることが出来ました。
3種類のタレがあまりにもすばらしいので、どんな面でも美味しくいただけると思います。麺に関しては一番上の麺がダントツに美味しかったです。でもいろいろの麺が食べれてタイ満足でした。
食べて見ないと、旨さが分かりませんからね。。
⑥以外はタレは同じですが、麺によって味わいが違いました。本当に貴重な経験となりました。黒酢を試さなかったことが心残りです。
こんばんは。
仕事でたまに中国に行くのですが、なかなか中国の麺を食べる機会がありません。
今度は是非チャレンジしてみたいと思ってます。
山西省の太原に行かれた時は、是非とも、この麺を食べてみてください。他の地域の麺では日本のラーメンを食べている方には期待外れになってしまう方が多いと思います。特徴的な麺で、お薦めなのが四川省の担担麺と内モンゴルの莜面(ゆうめん)です。
無難なところで3番かしら(^^)
パスタと同様、驚くほど種類がありますね~☆
食べ比べてみたいですね(*^^)v
確かに③が見た目は一番「うどん」に近いです。ただし讃岐うどんのようにコシが強いのは①でした。いずれも美味しくいただきました。
食べ比べのために、他の料理はそこそこに麺をいただきました。
昨日も拝見しましたが
うどん、美味しそうですね。これだけ食べるとお腹が一杯になりそうですね。
この「うどん」は格別です。美食の町、東京でも十分に通じる味でした。