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もうすぐSSブログサービスが終了するということなので14年7ケ月前のドイツの小さな村ロールドルフ(Rohrdorf)の記事を再掲載させていただきました。 
Seesaaブログへの全記事の移動は2月に入ったらすぐに行う予定です。
2010年06月04日 掲載
2025年01月29日 再掲載 閲覧数:2,374 nice!:212 CMT :46
2025年01月30日 閲覧数:2,546 nice!:237 CMT :56

我々が泊まったドイツの小さな村Rohrdorf には、こんなシンボルタワーがありました。村の人たちの普段の生活をシルエットにしている素敵なタワーでした。天辺の風見鶏は風の向きによって方向を変えます。どの写真もクリックすると拡大するのでじっくりと見てみると面白いです。シンボルタワーの向こう側の建物が我々が泊まったホテルです。この素敵なホテルに関しては、次に照会出来るように準備をしております。


この村は観光に力を入れているようです。村自体に観光になるものがあるのではなく近くの山や湖に行く人が、この村のホテルに泊まるのだと思います。この看板から、そんなことが想像できました。この看板の後ろにシンボルタワーがあります。

ネットで、この村のことを探していると、この村の近隣の人が集まったお祭りの動画を見つけることが出来ました。人数から見て、かなり広範囲から人が集まった、お祭りだと思われます。
春分さんのコメントのおかげで、このタワーの正式名がわかりました。メイポール(英語)と呼ぶそうです。日本語では五月柱でドイツ語ではマイバウム(Maibaum)と呼びます。
5月に立てられる背の高いポールで、綺麗に飾られて春の到来を喜ぶ祭りに使われるそうです。我々が、この村のホテルに泊まったのが2010年5月19日だったので、たてられたばかりだったようです。
検索して出てきたネットでのマイバウムの説明は下記の枠内の通りです。
このマイバウムの習俗はミュンヘンだけではなく、バイエルン地方の各地域、そしてバイエルン以外にも南ドイツ、チロル、スイス、アルザスなど、ライン河の沿岸一帯に広く見られます。
この柱は五月一日に町の中心に立てられ、スポンサーは町や村の自治体。 作って立てるのは職業組合、ギルドの人たちで、柱にはギルドに加盟している各職業団体を表したシンボルが取り付けられます。
高さは二十五メートルか三 十メートル。
上方にKranz・緑の輪飾りと、そして青と白の細長い布が何本も 吊りさげられ、柱自体にも青と白の着色がなされます。この柱を立てる儀式は、その日の朝、用意された柱が地域の若い男達によって運び込まれ、指定の場所に固定されると、自治体の責任者やギルドの代表者に よる挨拶が始まり、さらに民族衣装を着た人たちによってフォルクローレの演 奏や踊りが行われ、マイバウムの行事を皆で祝う、といった風です。このマイバウムは秋の収穫祭が終わった頃に取り払われますが、ミュンヘンの ように、飾りだけ取り外して柱をそのまま残しておく地域もあります。
泊まったホテルの3階から

下の写真は右のオリジナルの写真から切り取りました。手前の車が停まっているいるところはホテルの駐車場です。クリックして拡大写真を見ていただくと雰囲気がよくわかっていただけると思います。

泊まったホテルの写真も紹介します。このホテルの3階から撮ったのが上の写真です。

ポールの場所(









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より大きな地図で RohrdorfのMaibaum を表示
冒頭の写真をクリックするのが面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。

ストリートビュー(SV)でポール建てる金具(土台)が設置されている場所を見つけました。右奥の建物が我々が泊ったホテルです。
撮ったこちらの写真から金具(土台)の位置が特定できました。正面中央の建物が泊ったホテルです。この写真からシンボルタワー(マイバウム/Maibaum)切り取ったのが上で紹介した縦長の大きな写真です。

【関連する記事】
そして緑いっぱいの自然、、、こころ穏やかな生活を感じます、、、。
自然な普通の生活が自慢なのですね。すばらしいと思います。羨ましいです。
思い出しました。
私もブレーメンの音楽隊は懐かしいですね。
ドイツの代表的な童話ですね。こんな環境から生まれたような気がします。
niceありがとうございました!
とってもかわいいシンボルタワーですねー。
勤勉な感じがドイツっぽいのかな…?
こちらのページのアイコンとかのイラストも
素敵ですね。こういうタッチ好きです。
生活をシンボルタワーにしているところが村を愛していることの現われなのだと思います。いいシンボルタワーです。
タワーも村もすごくかわいいですね♪
いいな~、ドイツ行ってみたいです!
象徴があるということは、とてもいいことだと思います。
また、タワーのセンスが良いですね!
すばらしいシンボルタワーだと思います。皆さんに紹介したくなったわけです。
なかなか、こんな風景にお目にかかることはないような気がします。幸いに素敵な風景に出会えました。
じっくりと見れば見るほど味のあるデザインだと思います。素朴なのがいいですね。
ご訪問有り難うございます。
素敵な田園風景の可愛らしい村ですね。
ドイツはゴミのリサイクル等、環境に配慮した最先端の国と聞き及んでいます。 いつの日か、一度空気の綺麗なドイツの郊外を、是非尋ねて見たいと思っています。^0^
色々な国々をご旅行出来て、羨ましいです。
コメントありがとうございます。
ドイツへの入国回数は11回になり、延べ滞在期間は数十日になると思います。そんな中で、今回のような小さな村に泊まったのは初めてなので、珍しく感じるものばかりでした。都会や観光地と違う田舎は一味違いますね。いい経験になりました。
違う文化に触れるのは本当に感慨深いものですね♪
職業や生活様式がわかるようです。(^^)
シンボルという言葉に、街の住人の方々の誇りが
感じられます~
シンボルタワー、素敵ですね☆
小さな錫細工にも出てくるようなデザインですね。
こういうの好きなので、いいものを
見せていただきました。
すばらしいアイデアだと思います。村の生活を題材にしているところに村の誇りが感じられました。きれいな村には脱帽でした。
やっぱり、散歩をしてみるものですね。新しい発見があります。
加治屋さんに大工さんに猟師さんなどなどのシルエットが楽しいです。
ご指摘の通りシンボルに自分たちの普段の生活が使われているところに誇りを感じました。 高いタワーにしているところが、またすごいです。
私も初めて、このようなシンボルタワーを見ました。 いい雰囲気ですね。
ご訪問、nice!ありがとうございました(^^)
シンボルタワーとても可愛いですね♪
こんな街が日本にもあったらいいのにな・・・
これからもよろしくお願いします!
こちらこそコメントありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。なぜかシンボルタワーはドイツの街の風景に似合っていました。
いろんなものがあるのだなぁ。
メイポールと呼ぶのですね。やっと名前が判りました。ありがとうございます。マイバウムや五月柱と呼ばれて5月に立てられる背の高いポールで、綺麗に飾られて春の到来を喜ぶ祭りに使われるそうですね。さっそく本文に追記させてもらいます。
御来訪ありがとうございます。
面白いタワーですね。所変われば品変わる。
また、お遊びにどうぞ。
このタワーはなかなかのものでした。いろいろと教えてもらったり調べると伝統的なお祭りで建てられることがわかりました。
村そのものがメルヘンですね〜〜〜
こんな小さな村にも伝統が息づいていました。メルヘンの世界でした。
このタワーのことがコメントをいただいたおかげでわかりました。一旦調べ始めるといろんなことがわかりますね。こんなお洒落なタワーをミュンヘン市から姉妹都市の札幌市に贈られたこともわかりました。ドイツの風景の中のタワーは絵になりますね。
おかげで私も色々わかりました。そういうものがあると知っていただけでしたから。
男子の端くれとしては、五月祭の女王「メイクイーン」も見たかったですね。
色々な職業が飾りになっているような感じですね。
ひきつけるものは、やはりそれだけのことはあるのですね。今回、調べてみて実感させられました。
パピーのクロスケくんかわいいです・・・(^_^.)
子犬時は好奇心旺盛ですからイタズラばかりですよね。
小さな村のメルヘンの世界は日本とドイツは似ているような
気がします。手先の器用さはもちろんですが、美意識の
高さがファンタジーな世界を作り出しているのでしょうね。
この塔を見たとき、初めての世界に入ったような感じがしました。それが小さな村だったのでなおさらです。このような世界に接する機会が今までありませんでした。確かに日本でも通じるものがありますね。
シンボルだけあって大きく、印象強くできているように見えます♪
このようなシンボルタワーがあるのはいいですね。この村の生活の場面を飾りにされていました。
なんか、一個ずつ見ていくと、楽しくなっちゃいますね。
一つ一つに物語があるように細かいですね。普段の生活を表したものだと思います。
一番後ろに拡大写真を掲載させてもらいました。
その地域の特性が表されていて面白いと思いました。
コメント欄に昔のブロガーさんが並んでいて、懐かしく拝見しました。^^
作った人の心意気を感じます。
これを観れば土地の様子が、すぐ分かります。
村のまとまりを感じます。
沢山の方からコメントしていただきました。感謝です。
素晴らしいお祭りだと思います。
飾りに地域の生活が込められているようです。
ほんと、童話のようです。いろんな人の思いが込められているのかもしれません。
ほんと地元の特徴が現れています。ここはアルプスも近く登山のベースにもなっている場所です。
地域の誇りなのかもしれません。偶然ですがポールを見ることが出来て良かったです。