
場所はエジプトの首都カイロの高級住宅地です。時間は午前7時7分です。
実は車で殺虫剤を散布しているのです。対象の虫は判りませんが蚊や蝿ではないでしょうか。見たことはありませんが日本もDDT(ディーディーティー、Dichloro-diphenyl-trichloroethane)を散布していた時代がありました。
DDTは第二次世界大戦によって日本の除虫菊の供給が途絶えたアメリカによって実用化されたそうです。戦争直後の衛生状況の悪い時代にアメリカ軍が持ち込んだDDTによるシラミなどの防疫対策として初めて用いられたそうです。外地からの引揚者や、一般の児童の頭髪に薬剤(粉状)を浴びせる防除風景は、ニュース映像として配信されたため世間一般の知名度が高くなったようです。日本では化学物質としての危険性が高いことから1971年5月に農薬登録が失効したそうです。
しかし発展途上国ではDDTを止めることでマラリアでの死者が急増したたことと発癌性の危険度も下がりったため発展途上国では見直されてきています。→DDT
いろいろ調べてみるとDDTに代わる安価な殺虫剤がないようなので、あの煙はDDTの可能性が高いことになります。
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車で殺虫剤を散布するとこの様な景色になるのですね…
あんまり見れないことですよね(*^。^*)
また。見に来ます♪
車を写せればよかったのですが、カメラを出している間に離れてしまいました。
昔々子供の頃、どの家にも、車が来てDDTのような白煙をホースで、家の中に、散布して行った覚えが有ります。 こんなには、もうもうと外にまでは出て来なかったですが。
昔の殺虫剤が今でも使われているとは、すごい発明だったのでしょうね。
DDTは社会の教科書に当時の写真が載っていたのを思い出しました。
まだまだ現役なんですね。煙を遠目で見ると本当に火事のようですね。
車の後ろから後方に向かって、ものすごい勢いで出ていました。
暑い国では蚊の伝染病が怖いのだと思います。 DDTは日本では禁止されているけれど世界では使われていることも、調べてみて知りました。
DDTの副作用よりも蚊からの病気の方が怖いのでしょうね。
いろんな国で使われているのでしょうね。
DDTって、母が小さい時に頭から
かけられたって言っていました。
私は蚊に刺されやすいので、北京にいた時も
現地のベープマットのようなものを使っていましたが、
蚊が落ちる前に自分がやられてしまうんじゃないかって
感じがしました。
ベープマットのようなものがないのか、
それくらいでは効き目がないのか、
どんな蚊が出てくるのか、気になってしまいます。
私もインドの田舎町に行った時は気を使いました。怖かったのはマラリアです。外室している時も部屋をガンガンに冷房を入れて日本製の蚊取り線香を24時間焚き続けました。
恐いですもんね。やむなしっ!です。
車が写せなかったのは残念です。気がついてカメラを取り出している間に木の向こう側に行ってしまいました。やっぱりマラリアは怖いです。